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手作業が有機的な質感をつくる。南国 屋久島でつくるプラチナ、スクエアシェイプ結婚指輪。

屋久島のチョウチョ、ハイビスカス 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪 場面2 屋久島のチョウチョ、ハイビスカス 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

ここ数日でチョウチョがたくさん飛ぶようになってきた。

それにつられて、ハイビスカスを見上げる時間が長くなった。

眺めていると、彼らにもコースのようなものがあって、

ぐるりと回って何度も戻ってくるんです。

 

アトリエもそうだけど、島の特に南部では生垣にハイビスカスを植えるのが主流で、

窓の向こうにいっぱいのハイビスカスを眺めては、

今年もまた、ああここはやっぱり南の島なんだなあと実感していました。

 

今指輪を作ってるお二人もサウスに滞在してたと聞いたので、

ハイビスカス南国風味だったのだろうか。

そんなことを思いながら、今日も指輪作り進めていました。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナの指輪 屋久島でつくる結婚指輪 

表面を金槌で力一杯、何度も何度も叩いて凸凹を施したプラチナリング 。

指輪に表情を与える大切作業だったので、

うまくいってホッと一息。

 

一度だけの作業は緊張感あるけど、

一つだけの模様が出来上がって、最高に嬉しかった。

 

このままではまだ荒さが残っているので、

ここから細部に手を加えてスッキリ、美しく仕上げていこう。

 

 

お昼ご飯 屋久島日々の暮らしとジュエリー

お昼ご飯はニンジンのきんぴら丼といたしました。

 

シンプルなきんぴらを作っておいて、ご飯の上に海苔を散らして、きんぴらを。

さらにその上に温泉たまごをのせて、そこに醤油を少し。

ランダムに混ぜていただくのがヤング流であります。

(温泉たまご乗せシリーズは得意とするところなので、続編もお楽しみに♪)

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島緑バック プラチナの指輪 屋久島でつくる結婚指輪

そして、いよいよメンズのリングが完成!

手作業が有機的な質感を作ってくれました。

スクエアシェイプ のスタイリッシュな指輪です。

 

出来上がったばかりのプラチナリングを窓側の光で眺めていると、

降り始めた雨のしずくがリングに宿った瞬間。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島、雨の日、ジュエリー作り。おふたりの大切な景色。シンプル スクエアシェイプ、結婚指輪の個性とは。

屋久島、雨の日、ジュエリー作り。おふたりの大切な景色。シンプル スクエアシェイプ、結婚指輪の個性とは。

今朝の雨はなかなかすごかった!

部屋の中にいても

ザザザーっと激しい音が鳴り響いていて、

まるで水の分厚い膜に包まれてるようだった。

いやいや、ホント、今年はよく雨が降る屋久島であります。

 

でも、島の雨は穏やかな気持ちにさせてくれるのはなぜだろう。

ざあざあ雨音を聞きながら作業机に向かっていると、

ワクワクしている自分に気がついた。

雨が降ると、ジュエリー作りですね。

 

platinum and 18k yellow gold bimetal ring

 

プラチナとゴールドを組み合わせたコンビネーションリング。

お二人が旅で訪れた屋久島で出会った景色があって、

素敵だったその時間を映すようにと、

結婚指輪を作り進めています。

 

こちらは先日出来上がったレディースのリング。

このキラキラ感がお揃いになるようにと、イメージをしっかりと抱きつつの、

今日からメンズのリング作りが始まりました!

 

platinum900

 

レディースのリングはゴールドとプラチナのコンビネーションでしたが、

メンズはシンプルにプラチナ単一の素材を選びました。

 

スクエアシェイプ 、リング幅3.0mm、サイズ13.2号。

 

シンプルなスクエアシェイプのリングといっても

それは様々なスタイルがありまして、

シンプルであればあるほどに、作り手やデザインに関わる人の個性が浮き上がって出来上がるものなんです。

 

シンプルなスクエアシェイプ のリングは、

ケーキでいうとショートケーキだし、

中華でいうと焼き飯、というのは今までも何度も言ってまいりましたが、

シャツでいうと、白シャツなのかもしれません。

 

そして、ここから細部に個性を与えてゆくのですが、

その道具となるのが鉄鋼ヤスリ1本。

道しるべとなるのは、お二人からいただいたお手紙や、お二人と一緒に作り上げたイメージを置き換えた、たくさんの数字。

 

この暗号めいた数字を眺めてたら、

これまでお二人と一緒に進めたデザイン作りの時間が思い出されて、

屋久島があって、お二人がいて、わたしのジュエリーがあって、

出会いというのは不思議なものだなあと、

今この一瞬がかけがえなく感じました。

 

今日の雨上がり。

一瞬、雨が弱まったのを見計らって庭に出てみると、

チョウチョもたくさん集まってきた。

雨は降りますが、もう屋久島は夏本番!

 

すっきりと、しっかりと、

プラチナリングは抱いたイメージ通りに造形が進み、

レディースのリングと同様、表面にキラキラ模様を施すために金槌を手に取った。

 

そして、続きはまた明日のお楽しみに!

これがいよいよ最後の大作業となって、

なんだかグッときています!

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島の夏。一度っきりの作業、世界に一つだけの模様。ハンドメイド結婚指輪作りの面白さとは。

 

*おまけ

夕方遅くなるまで作業を続けてしまうのですが、

まだ晩御飯には早いけど、小腹が空いちゃった!

おやつ的なもので、でも、しょっぱいものが食べたい時ってありませんか。

子供の頃の記憶だと、

アメリカンドックみたいな味。

今日はパンケーキミックスを使ってキウリのサンドを作ってみました。

万能の優等生、“田舎パンケーキミックス”を我が家では愛用しておりまして、

こちらを水で溶いて、フライパンを二つ用意して、そこで薄ーく焼きます。

 

片面焼いてひっくり返したら、片方に取りけるチーズをぱらり。

チーズが溶けるまでにキウリをスライスしておいて、

チーズが溶けた頃合いを見て生地をフライパンからおろし、

そこにスライスしてチーズを並べて塩胡椒。

もう片方の生地を上からのせて、完成です。

 

“田舎パンケーキミックス”は

水だけでといて、いつもよりもやや強火で短時間焼いたらパリッと香ばしく仕上がりました。

4つほどの大き目サイズに切って、がぶりと召し上がれ。

 

 

 

黄昏時、夕焼け色だったピンクゴールド。 “wave ring” 屋久島の海をモチーフに結婚指輪を作りました。

お二人の結婚指輪が出来上がったら、その指輪を持って海に行こう!

ずっと前からそう決めていた制作がありました。

 

彼女のリングに小さなダイヤモンドをセットして、

長く続いた指輪作りもいよいよ完了!

夕暮れ時、いつものビーチに出かけたんです。

“wave ring ”18k pink gold, diamond 

 

波のリズム。緩やかなカーブ。ダイヤモンドの輝き。

ピンクゴールドで作りました。

彼と彼女、お揃いデザインの結婚指輪です。

 

波打ち際でリングを手に取ると、

やはりというか、

とても自然に海にマッチしていて!

 

「水がテーマで、流れを感じるようなデザインの結婚指輪を作りたくて」

2月にお二人がしずくギャラリーに来てくれた時、

彼女がそう伝えてくれたんです。

 

あれから春が過ぎて、いよいよ夏になったのだなあと

短かったけど楽しかった、指輪作りののいろいろを思い出していると、

どんどん日が深まってゆき

あたり一面がオレンジ色に染まった。

黄昏時、

夕焼けのような淡赤色だったピンクゴールド。

2本のリングがまるで屋久島の部分みたいだった。

 

わたしも大好きな海をモチーフにした“wave ring”は、これまで何度も作ってきたのですが、

お二人のスタイルやおこに見に合わせてお作りすると、

新しい指輪が出来上がって、いつも新鮮な喜びがあります。

 

彼女が1.9mm彼が2.2mm

有機的で流れるようなアウトラインは自然のリズムにぴったり。

 

すっきり細身でも、

しっかりとした存在感があるのがゴールドの魅力であります。

 

リング真ん中から左右に広がる切り込み模様が見えますでしょうか。

ポジションや大きさ、お揃い具合。

細部のスタイルにはこだわりました。

 

つい先日までそうだったのに、

3人で打ち合わせを重ねた日々がもうすでに懐かしく感じます。

 

そして、彼女のリングには一粒のダイヤモンドをセット。

海の飛沫なのか、夏の光なのか、

この石にはどんな想いが込められているのだろう。

今度お会いした時に聞いてみよう。

 

楽しかった指輪作りにありがとう。

おめでとうございます!

今度は海の季節に屋久島にいらしてくださいね。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドのご相談はこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

制作編

雨音聞きながら結婚指輪の相談会。そして海へ。屋久島スタイルでマリッジリングをつくること。

始まり編

お二人の指輪を今、作りたい!屋久島の深い緑と雨とピンクゴールド 今日から結婚指輪作り編です。

summer! ring! summer!

朝の木漏れ日も、食べごろになったパッションフルーツも、夕暮れ時仲間と入った海も、

気がつけば、島全体が夏色になっていた。

夏になれば、お気に入りのこれ!ってありますよね。

みなさま素敵な週末を!

ハッピージュエリーでいきましょう。

 

お気に入りの木漏れ日。

出来上がったばかりのコンビネーションリング。

 パッションフルーツは半分に割ってそのまま食べたり、

朝のスムージーに入れてみたり、

夜はバニラアイスクリームに乗せて食べてりしています。

毎年友人が畑から採れたてを持ってきてくれるんです。

いつものビーチ。7時を過ぎてもまだまだ波に乗れた日。

夏は作業を終えて、1日の終わりに海に行くのがお気に入り。

ジュエリー作りで生まれた端材は溶かして、あたらに配合して、

次のジュエリー作りの素材となるのですよ。

ハッピーが広がりますように!

 

屋久島の夏。一度っきりの作業、世界に一つだけの模様。ハンドメイド結婚指輪作りの面白さとは。

朝、海に出かけると、

子供達が集まってスイカ割りをやっていた。

ああ、もう夏なのですね!

今年はまだ屋久島も長い長い梅雨の中にあるけれど、

もう7月も半ばに差し掛かりました。

 

ここはオレもとばかり、

海からの帰り道に鬼塚農園さんに立ち寄って

小ぶりのスイカを買い求めた。コンコン。

 

今年最初のスイカを半分、裕子さんとペロリといただいて、

からの今日の指輪作りです。

屋久島で出会った水面と夕焼け空

お二人の時間を映すようにと進めている結婚指輪作り。

 

彼女の指輪はコンビネーションのデザインとなるのですが、

そのベースとしまして、プラチナとゴールドの2本を作りました。

こちらはそのうちの一本。

 

リングの表面をピカピカに磨き上げて、

金槌の表面も同じくピカピカにして、

ここからがいよいよ本番となるところであります。

 

プラチナリング の表面を金槌でコンコン、コンコンと叩いて

さらに何度も何度もコンコンと力一杯叩き続けると、

表面に有機的なデコボコ模様が現れた。

一度っきりの作業。

世界に一つだけの模様。

ハンドメイドの面白いところって、

微妙な揺らぎも含めて、その瞬間すべてが装飾になるところだと思う。

 

お二人が屋久島で出会った水のキラキラもそうなのかな。

今、ここにしかないものって、

儚いのにどうしてこんなにも力強いんだろう。

 

出来上がったプラチナリング とゴールドリング を重ねてみる。

 

このリングを二つに分割して、ここは大胆に!

2本のリングをつなげるイメージ。

ここからさらに慎重な作業は続いて、

途中、キュッとなりすぎたので、

庭のハイビスカスを眺めてふわりとしていたら、

チョウチョもふわりとやってきた。

今日もありがとう屋久島。

そしてそして、

1日の終わりにコンビネーションリングが生まれましたよ!

ここまでお二人と一緒に作り上げたイメージが初めて形になって、

最高に嬉しかった瞬間。

 

初めて生まれたデザインは、

もちろん初めて作るデザインで、

制作の過程は大冒険みたいな道のりだけど、

進むこと自体に満ち足りた時間を感じています。

一歩一歩いこう!

 

制作編

屋久島で出会った水面と夕焼け空。プラチナ×イエローゴールド コンビネーションの結婚指輪作り。

いつでも月を感じていたいから。屋久島の夜光貝とゴールドで作った“小さな月のネックレス”

海の月ネックレス 18k yellow gold, 夜光貝 ¥54.000.-

 

屋久島の海からいただいた夜光貝とゴールドを組み合わせて

小さな月のペンダントを作りました。

海の貝殻で月をかたどったので、海の月。

 

出来上がったペンダントトップにゴールドの細いチェーンを通してゆらゆらしてみると、

ブルーやマゼンタ、グリーンにオレンジ、黄色、

夜光貝の色彩が角度によって移り変わって。。ああ。。

 

夜光貝は夜に光る貝、と書きますが、

わたくし個人的には、月の雰囲気にとても近しく感じています。

 

できるだけすっきりと、月のエッセンスだけを身に付けたい。

わたし自身もそうだけど、

月好きの皆様だったらそう思うだろうな。

このネックレスを作るにあたって、

シンプルさはとても大切にしました。

 

夜光貝の月の裏側にはゴールドのプレートが重なっていて、

そのゴールド部分を細いゴールドチェーンが通り抜けるようにデザインすると、

月が浮かび上がるように出来上がりました。

 

月の大きさは約8mm。

小さいけれど、ゴールドの重みがしっかりあって、

存在感を感じられるこのネックレス。

 

周りに見えるように、装飾的に身につけても素敵ですし、

見えなくても、ずっと自分のためにつけていたくなりそう。

こうすると、ずっと月を身近に感じられますものね。

 

このネックレスを作ってる時、屋久島はずっと雨降りで、

月を空に見ることはできなかったのですが、

月って、実は見えなくてもずっと近くにあるものなんだと、

夜光貝の月を眺めたり、

雨の向こう側の月を想ってみたり、

そんな風に過ごした時間も楽しかったです。

moon light in rainy day 

 

いつでも月を感じていたいから。

嬉しいメッセージをいただいて、

オーダーメイドでお作りいたしました。

屋久島から優しい月明かりが届きますように。

 

 

 

 

オーダーメイドのご相談はこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

制作編

月の輝き感じる、小さくて特別なジュエリーを♪ 屋久島の貝殻を使った、三日月のネックレス作り。

屋久島で出会った水面と夕焼け空。プラチナ×イエローゴールド コンビネーションの結婚指輪作り。

屋久島で出会った水面と夕焼け空。

おふたりの大切な景色がありました。

 

「たゆたう水面のように。

夕日を抱いたオレンジ色の空のように。

素敵だった時間を写してくれる指輪があればいいと思って。。」

お二人が声をかけてくれたのがきっかけで、

この結婚指輪をつくることになったんです。

 

 

プラチナとk18イエローゴールドのコンビネーションリング作り。

最初の第一歩。 

くるりと丸めたゴールド、プラチナに火を当てて、

リング状に造形しています。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールドリング 屋久島でつくる結婚指輪

ゴールドは約800度。

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナリング 屋久島でつくる結婚指輪

プラチナは約1100度。

二つの金属は融点が大きく異なるため、

バーナーの種類も使い分けて火をかけていきました。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールドリング、プラチナリング  屋久島でつくる結婚指輪

作業をしていると、削り心地や質感も、もちろん色合いも、

ゴールドとプラチナは大きく違っていて、

違っているからこそ組み合わせてつくると、

そのコントラストが大きく表現できるのだろう。

 

違っているからこそ、補い合って一つになれる。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールドリング 屋久島でつくる結婚指輪

まずはゴールドのリングをピカピカに磨き上げて、

さらにプラチナのリングもピカピカに磨き上げた。

 

屋久島の緑バック オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールドリング 屋久島でつくる結婚指輪

きらきら仕上げのプラチナとゴールド

 

磨き上がった2本のリングを庭に持ち出してみると、

光沢を帯びたゴールドとプラチナの表面に

屋久島の緑が映ってました。

 

それはまるで鏡のようでもあり

互いが共鳴しているようにも感じられた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

 

始まり編

屋久島ー京都、しずくギャラリーのモンステラに囲まれて結婚指輪の相談会。今年最初のパッションフルーツ!水面の表情を描く結婚指輪作り。

屋久島ー京都、しずくギャラリーのモンステラに囲まれて結婚指輪の相談会。今年最初のパッションフルーツ!水面の表情を描く結婚指輪作り。

朝のうちあれだけ激しく降っていた雨が、

お二人がしずくギャラリーに到着した途端、ピタリと止んだ。

屋久島しずくギャラリーの庭 モンステラ 結婚指輪の相談会 屋久島でつくる結婚指輪

相当な植物博士でもある彼は、

ギャラリー庭に到着してすぐ、川沿いのモンステラ群を見逃さなかった。

「川に降りてもいいですか?」

「もちろん!滑らないように気をつけてくださいね」

とお二人が素敵な木陰を見つけたワンシーン。

 

今日は京都から海を越えて来てくれたお二人と結婚指輪の相談会でした。

夏の日差しが眩しかった。

屋久島の緑バック ゴールドリング、シルバーリング 結婚指輪のサンプルリング 屋久島でつくる結婚指輪

今日のインスピレーション。

「ほんの少し指輪の話してきました」

と言ってくれたお二人でしたが、

お気に入りのデザインを見つけるまでがほんと早かった!

 

彼と彼女それぞれの好みがあって、

それをまとめて一つにするテンポがよくって、

いつもこんな調子でリズミカルに選択して、一緒の時間を進んでいるのだろうなと思った。

 

聞くと、屋久島入りの際に飛行機のトラブルがあって、

お二人は急遽、迷うことなく、高速船にスイッチして屋久島まで渡ってきたという。

 

二人って素敵です。

一人の時よりも、二人でいる時の方がずっとスムーズになることがいっぱいある。

 

 

屋久島しずくギャラリー 窓に映る屋久島の植物 屋久島でオーダーメイドマリッジリングの相談会 屋久島でつくる結婚指輪

お二人の大好きなモンステラに囲まれての結婚指輪の相談会が終わって、

次はサンプルリングを京都に送る約束をして、

地元のトビウオ関係のお昼ご飯を食べに行くお二人を見送って、

少しの間、

オレも川辺でゆっくりすることにした。

 

そういえば、次に始まるジュエリー作りの素材も持ってきてることだし!

 

川水のキラキラ オーダーメイドマリッジリングの素材 プラチナ、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

水面のゆらゆら。

ピントを変えて 川水のキラキラ オーダーメイドマリッジリングの素材 プラチナ、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

プラチナとプラチナ、そしてイエローゴールド 。

こちらはこれから作る結婚指輪作りの素材となるものでして、

彼と彼女、2本のリングだけど、3種類の素材を使って作ることになっているんです。

お二人の指輪作りのテーマが水面のキラキラだったこともあって、

ここでの時間に心地よいインスピレーションをもらうことができました。

 

しばらくのんびりしていると

ご近所のカンノさんがとれたてのパッションフルーツを持ってきてくれて、

大喜びでアトリエに持って帰り、

屋久島のパッションフルーツ 屋久島日々の暮らしとジュエリー 

早速、二つの割ってスプーンですくっていただきました。

 

ムッチャ酸っぱい!でも甘い!!

パッションフルーツの香りに夏のテンションをさらに感じ、

これから始まる指輪作りのワクワクをさらに高めた。

 

さあ、いよいよだ。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド、プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

まずは最初の第一歩。

プラチナとゴールドをくるりと巻いて、

リング状とし、

場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド、プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

お目当のサイズとなるように糸鋸で長さを調節してゆきます。ガリガリ。

 

こちら二つの素材で作るのはレディースのリング。

「屋久島を訪れた際に印象的だった水面の表情を描くようなリングをイメージしています」

初めてお電話いただいた時、彼女がシチュエーションを詳しく伝えてくれました。

瞬間、なんとなくその場所のことがわかりましたよ!

私が思い描いたのは、

キラキラと儚くも、とても力強さに満ちた、温かみのあるシーンでした。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

最後に今日のキラキラを。

七夕!初めての屋久島旅。しずくギャラリーで結婚指輪の相談会

七夕の日。

今日は愛知から海を渡ってお二人が来てくれた。

晴れました!屋久島。

なんだかほんと久しぶりに晴れ間を見たような。

 

お二人は昨日霧のヤクスギランドを歩いて、

雨で水量たっぷりの大川の滝を訪れて、

夜は銘店パノラマさんに。

そして今日、朝一番でスマイリーさんでゆったり朝食というそれは素敵な屋久島時間をお過ごしになられて、

その流れでしずくギャラリーに来てくれたんです。

 

初めての屋久島で、お天気最高で、

お会いした瞬間、お二人から弾むような嬉しさが伝わってきた。

「指輪作りのために屋久島旅をプランニングしました!」

そう言ってくれた。

 

お二人に試していただこうと用意したサンプルリング。

プラチナにイエローゴールド 、ピンクゴールド、シャンパンゴールド、

中にはゴールドとプラチナのコンビネーションなんてのもあります。

 

角っとしたアウトラインがあって、丸く柔らかなアウトライン、キラキラ叩き模様。

結婚指輪の相談会ではできるだけシンプルな素材とデザインおサンプルを揃えておいて、

それを囲みながらお二人のデザインのイメージを少しずつ膨らませていくことにしているんです。

 

全ての指輪をお二人にアレンジして、オーダーメイドで作っているので、

実はこれといった定型の指輪デザインはなくて、 

その時々のインスピレーションに任せて

3人で一緒に指輪作りを進めてゆくのが屋久島流であります。

でも、何もないところからデザイン決まるのかな?

って、最初はお二人も感じていたようだったけど、

でも大丈夫でした。

 

ずらりと並んだ素材のサンプルを前にすると、彼女の手がすっとゴールド細身のリングに伸びたのが不思議。

それをつけてみると、まるで最初から決まってたように彼女にフィットしていたのが印象的でした。

 

今日のインスピレーション。

 

細身でスッキリ

表面の叩き模様

お揃いのアウトラインに

彼がプラチナ、彼女がゴールド

柔らかく、でも甘くなりすぎない

 

これから作るお二人の指輪に、

3人で抱いたのはこのようなテーマでありました。

まずは最初の第一歩です。

 

お二人はもう少し屋久島を旅して、

さらなるインスピレーションを求めるとのこと。

どんな指輪が生まれるんだろう。

楽しい指輪作りが始まりました!!

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

相談会が終わって、記念写真やりましょう!と

彼が彼女にハイビスカスの花を渡すシーンを撮ってたら、

不意に彼がムッチャ感涙していて、

彼女も、そしてわたしも、

ほっこりあたたかな気持ちに包まれたワンシーン。

 

月の輝き感じる、小さくて特別なジュエリーを♪ 屋久島の貝殻を使った、三日月のネックレス作り。

屋久島の海 そら 屋久島海とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

ここのところ、ずっと波が続いている。

小さいけれども、つるりと綺麗な波。

 

今朝もいつものビーチに向かうと、

いつもの仲間も集まってきた。

みんな海好きだねーなんて言いながら、

まずはここで1日の始まりを。

昨日たっぷり降った雨の水が川から流れてきて、冷たかったー。

 

海からの帰りにパンドシュクルさんによると

あまりにお腹空きすぎてて、

思わずたくさん買いすぎてしまったのはいつものことであります笑

 

白身魚サンドとキーマカレーナンをお昼ご飯として、

おやつとしたのがこちら。

ジュエリーのアトリエ おやつの時間 パン、コーヒー 屋久島日々の暮らしとジュエリー

クリームとチョコのデニッシュをいただいて、

また作業机に戻る。

オーダーメイドジュエリーの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ 月形の貝殻 屋久島の夜光貝

月の輝き。月の色彩。

夜光貝で削り出した三日月を眺めてると、

シンプルな形からとても力強さを感じた。

月ってやっぱり特別な存在だなと思った。

 

この月の唯一感を、シンプルに、ストレートに表現したい。

ネックレスにして身に付けると、

月が浮かび上がるように。

 

 

 

 

制作編

雨の日にも月を感じたいたいから。ゴールド×屋久島の夜光貝、月のネックレス[制作編]