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屋久島のアジサイとプラチナリング 。 雨の季節に作り進めたお二人の結婚指輪が出来上がりました。

アジサイの花とプラチナリング 。

宮崎から屋久島まで、

お二人が海を渡ってしずくギャラリーに来てくれてから、約4ヶ月が経ちました。

そうだ、きっとこれだったんだ!お二人だけの指輪選び。屋久島しずくギャラリーで結婚指輪の相談会でした

 

冬を通り抜け、春が来て、

雨の季節に作り進めたお二人の結婚指輪が出来上がりました。

 

作業中、屋久島はアジサイの花でいっぱいだったなあ。

 

ちょうど今が最後のアジサイ見頃で、

出来上がったばかりの指輪を持ってお気に入りの場所に出かけたんです。

金槌を叩いて凸凹の表情をつけた表面に

夕暮れ時の光が反射してキラキラだったプラチナリング 。

 

彼のリングと彼女のリング。

今回はお揃いのデザインですが、

微妙にリング幅を変えてデザインしました。

彼女のリングにはダイヤモンドもセットしました。

 

お二人それぞれにフィットするスタイルにアレンジしたのですが、

デザイン作りでは

お仕事柄、人と直に接するが多いので、柔らかいアウトラインにしましょう!

という共通のテーマがありました。

あと、表面の凸凹感。

これも外せませんでした。

「手作り感がかなり好きです」

とお二人揃って声をかけてくれたんです。

 

一緒に作ったイメージがカタチになるって嬉しいものですね。

あの場所で、お二人とお会いした時間がぎゅっと凝縮されたような、

そんなジュエリー作りだったなと、

あの日のあれこれが思い出されました。

なんだか懐かしい気持ちに包まれました。

長い間、指輪作りにお付き合いいただきましてありがとうございました!

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

2.0mm and 2.3mm platinum with hammered texture

 

リングの裏側に手書きフォントで刻印を。

仲良し感がアップして、

なんだか羨ましかった笑

6月がお誕生日だった彼女の大好きなアジサイをお二人に。

そうこうするうちに、もう夏がやってきますね。

おめでとうございます!

楽しい指輪作りをありがとございました!

 

 

制作編

紫陽花とプラチナリング 。シダに夢中!シダモチーフのジュエリーいろいろ。屋久島 森歩きの回想記。

素敵な色合い!“海のしずくピアス” 屋久島の夜光貝とゴールドで作りました。

海のしずくピアス 18k yellow gold, 夜光貝

 

屋久島の夜光貝で作ったしずくとイエローゴールドのしずく 。

海のしずくピアス。

 

オーダーメイドのご相談いただいて

今回はゴールドをつるりと仕上げると、

一層キラキラ感が増して。

作業机の上で、出来たばかりのピアスをついついゆらゆらとして遊んでしまった。

夜光貝は角度によってその色彩が変化するのが素敵で、

屋久島に暮らすようになってから、

何度も何度も気に入って作ってるんです。

 

モチーフはいつも決まって、しずくや月。

やっぱり貝殻を使ったジュエリーなので、

海にまつわるデザインになるのはとても自然なことなのだろう。

夏の装い。

爽やかに。

ゆらゆら、キラキラ

どこかに出かけたくなる

そんなジュエリーかもしれません。

 

 

ゆらゆらすると嬉しい!

キラキラすると嬉しい!

 

オーダーメイドのお問い合わせ

hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島の空のように、おおらかに作ろう。夕焼けのような淡赤色、k18ピンクゴールド結婚指輪作り。

 

まだまだ雨の続く屋久島サウスです。

6月の海は

水色、グレーのグラデーションのようでもあり、

新しく始まる指輪作りの素材ピンクゴールドが

その中で一層際立って見えた。

 

ついに屋久島へ。ホームタウン鹿児島で、自分たちだけの結婚指輪を作ること。

こちらは三月の屋久島。

お二人がしずくギャラリーに来てくれた時、

指輪の相談会が終わって散歩に出かけて、

その時の海と空が印象的だったんです。

 

そして、

いよいよお二人の結婚指輪作りを始めます。

あの日から

デザインの詳細作り、サンプル作り、サイズ合わせ、素材の配合、

などなどを経て、3ヶ月ほどの時間が流れました。

一番最初にしたのは素材を加工しやすいように柔らかくすること。

お二人のために配合したピンクゴールドが真っ赤になるまで

バーナーの火で包み込んだ。

 

その様子を動画にも納めてインスがグラムにアップしたのがこちら。

撮影から超簡単な編集を経てsnsにアップするまでの道のりが、

ここ最近はホント早くなったものです。

 

さて、

柔らかになった表面を鉄鋼ヤスリで削り出して、

それをくるりと巻いたピンクゴールド。

同じk18ゴールドでもほんの少しだけ配合を変えると、

こんなにも色味が変わる。

ゴールドはやっぱり魅力的だと思う。

ピンクと呼ぶけれど、

この夕焼けのような淡赤色は男性にも素敵にフィットするだろう。

 

これから造形を重ねて重ねる度に

お二人と一緒に作ったイメージがカタチになるのがとても楽しみ!

柔らかに作ろう。

屋久島の空のように、おおらかに作ろう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

いつものビーチ

 

 

6月もあと10日となりましたね。

夏近づいてきて忙しムードになる前に、

ケーキでもいただいてゆっくりいきましょう。

 

屋久島サウス、尾之間はペイタさんのバナナタルトレット。

屋久島に来てからの大好物で、

今まで間違いなく100個以上は食べただろう笑

ペイタさんのおじさん、お母さんの素敵な笑顔の余韻とともにいただくおやつ。

 

イエローゴールド ×ダイヤモンド×シルバー ツワブキの指輪 

material: platinum900, 18k yellow gold, yellow sapphire

size: 0.8mm flower, 2.3mm diamond

Delivery time is within 1 months.

Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。

ご注文からお届けまで約1ヶ月。

 

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com

tel: 0997-47-3547

小さくてもふわり!広い気持ちに包まれた。“ツワブキの指輪” 屋久島の花をオーダーメイド ジュエリーに。

素材もアウトラインも、同じデザインで揃える。楽しむ。屋久島で生まれた、お二人だけの結婚指輪

オーダーメイドマリッジリング 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナリング  屋久島でつくる結婚指輪

2.0mm and 2.2mm wave ring in platinum

 

完成いたしました!

プラチナの結婚指輪。

すっきり細身、柔らかなwave、有機的な質感。

 

今回は素材もアウトラインも、同じデザインで作りました。

わたくしなんかは一緒のものを持つのってなんとなく気恥ずかしく感じるものですが、

結婚指輪だと、お揃いを楽しむことができて嬉しい!

 

お二人の幸せを分けていただきながら指輪作りができたこと、

本当にありがとうございます。

 

指輪を作ってる間、アトリエのある屋久島サウスではハイビスカスや夏な花々が咲き始めた頃で、

つい二日ほど前、庭では大きなハマユウがポン!と花を咲かせたんです。

屋久島のハマユウ 手に結婚指輪 プラチナ 屋久島花とジュエリー 屋久島でつくる結婚指輪

大好きなハマユウが咲いたのが嬉しくて、

出来上がったばかりの指輪を持って、庭に出てみた。

 

結婚指輪にフォーカス 屋久島のハマユウ 手に結婚指輪 プラチナ 屋久島花とジュエリー 屋久島でつくる結婚指輪

朝のハマユウとプラチナリング。

 

柔らかさを纏う。

ハマユウの甘い香りに包まれてペアのマリッジリングを眺めていたら、

そんな言葉を見つけました。

 

まだ指輪作りが始まった頃に、

どんなスタイルの指輪が理想ですか?

とお二人に聞いてみたところ、

暮らしになじむような、付け心地良いリングをイメージされていたようで、

「すっきりとしながらも、丸くて柔らかなリングが好みです」

と伝えてくれました。

 

わたしの中では、

その言葉が長く続いた指輪作りのテーマとなっておりました。

 

仕事が終わって遅い時間に何度も打ち合わせお付き合いいただいたのも、

今となっては楽しかった思い出です。

 

実は彼女、

3年ほど前にしずくギャラリーに来てくれたことがあって、

その時に指輪のことを知ってくれたのがきっかけで、

今回指輪作りの声をかけてくれて。

あの時の出会いから、長い時間が紡がれていたのだと思うと、

全ての瞬間が奇跡のようで、かけがえなく感じました。

 

ギャラリーでの出会いがあって、お二人のイメージがあって、わたしのデザインがあって、

ハイビスカスに、ハマユウに、プラチナリング に、

屋久島で生まれた、お二人だけの結婚指輪だなと思う。

 

そしてそして、

この指輪作りにはまだ続きがありまして。

なんと、お二人はこの指輪を受け取るために

屋久島に来てくれることになっているのですよ。

 

もうすぐ出来上がる婚約指輪とともに、この指輪をお渡しするのが楽しみ。

お二人にお会いできるのがとっても楽しみ。

長く続く素敵な時間にありがとう!

角度2 オーダーメイドマリッジリング 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナリング  屋久島でつくる結婚指輪

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

朝 海に入ってから結婚指輪を作った日。スッキリ細身で優しい付け心地のプラチナリング。屋久島のアトリエに咲いたハマユウ

 

婚約指輪、リメイク編

家族の繋がり感じるリメイクジュエリー。屋久島 夏色“エンゲージリング”作り。

 

屋久島の青い空とオパールとアジサイ。日々の暮らしにキラリ!石を抱いたジュエリーとは

 

青くて広い空が広がった日。

少し先に始まるジュエリー作りで使うオパールを眺めていると、

今日の空をキュッと閉じ込めたようだった。

オパールは小さなしずく型のネックレスになるのですよ!

しずく=水=オパールって連想してると、

オパールの色はアジサイのブルーにも似ていたり。

全てのもともとが同じに感じるのが不思議です。

そう思うと石って小さな地球のかけらのようですごいです!

 

オパールのことをメキシコではオパロといいまして、

ウォーターオパールはアグア デ オパロ

ファイヤーオパールはオパロ デ フエゴ

と呼ばれているんです。

オパールを眺めてると、

もともとは石が大好きで世界を旅してた頃に意識が戻っていき、

メキシコでのオパールやターコイズ、琥珀に、遺跡にタコスに路上のアクセサリーに、

あの時のあれこれを思い出してしまった。

 

石を見ると、何かを思い出したりするの面白いところですよね。

日々の暮らしの中にキラリとした瞬間があって、

そこに一緒に石を抱いたジュエリーがある風景って素敵だなと思います。

 

朝 海に入ってから結婚指輪を作った日。スッキリ細身で優しい付け心地のプラチナリング。屋久島のアトリエに咲いたハマユウ

こちらは昨日のしずくギャラリー。

ギャラリーのオープン中だというのに、

この日はiphoneのsmsがやたらと賑やかで、

 

「明日の朝は波が良さそうだ」

「今がマックスだけど、明日の朝もサイズが残るのは間違いない」

などと仲間の間で噂が広がっていた。

 

そして今朝、

海に行くと、やっぱり形の良い波が打ち寄せていて、

昨日の大波の噂を聞いたのだろうか、

久しぶりにイサジロウもやってきていた。

イサジロウというのは、しまじろう+イサム(本名)から来たニックネームだとか、そうでないとか。

 

ここで1時間ほど波に乗ってからの、

今日も結婚指輪を作るため、アトリエに戻ることに。

何だか空が新しくなっていて、また夏に一歩近づいたように感じられた朝でありました。

アトリエの庭で咲き始めた大きなハマユウを横目に

作業机に向かい

プラチナリング の表面を洗い紙やすりで削り始めた。

この黒い紙やすりは120番という相当洗い番手のもので、

磨く、というよりかはガリガリと削り落とす、といったフィーリングの方が近いと思う。

余分な角を落とすように、カリガリ、カリガリ、

目指したのは丸くて柔らかな付け心地。

スッキリ細身で、優しい付け心地。

デザイン作りではお二人と何度もメールやお電話で言葉をかわしてきたけれど、

きっとお二人の雰囲気とこのリングの雰囲気はぴったり重なるような。。

 

お二人は大阪からしずくギャラリーに、指輪を受け取りに来てくれることになってるので、

揃ってお会いできるのがとても楽しみなんです。

さらに造形は進み。進み。

波のような流線型をリングに与えましたよ!

うまくいって一安心。

一歩ずつ、少しずつ、お二人と一緒に作ったイメージが形になるのが嬉しかった。

打ち合わせから始まって、婚約指輪作りへ、そして結婚指輪作りへと続くこの時間も

いよいよ終盤に差し掛かるのだなあ。

何だか少し名残惜しいような気もしたり。。

あと少しの作業のことを思うと、

明日という時間がとても貴重な、掛け替えのないもののように思えた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

雨とアジサイとプラチナが叙情的でした。淡色、6月の屋久島と6月の結婚指輪作り。

屋久島の花にずっと夢中。ヒカリのかけらのようだった[ツワブキのネックレス]

ツワブキのネックレス pt900, yellow sapphire

 

屋久島に訪れて初めて出会ったツワブキの花。

もう10年以上経つけれど、

冬に咲く黄色い花にずっと夢中です。

小さなネックレスにすると、

まるでヒカリのかけらを手にしたみたい。

屋久島の暖かな冬を想いながら、

プラチナとイエローサファイア で作りました。

 

 

 

指輪編

小さくてもふわり!広い気持ちに包まれた。“ツワブキの指輪” 屋久島の花をオーダーメイド ジュエリーに。

雨とアジサイとプラチナが叙情的でした。淡色、6月の屋久島と6月の結婚指輪作り。

雨とアジサイ 屋久島の花 屋久島花とジュエリー 風 オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション

朝から島の北側まで向かう用事があったので、

激しく降る雨の中、

今日は車を止めて窓越しにアジサイを眺めることにした。

 

ハイビスカスやツユクサは雨が降ると花をシュッとしぼめてしまうけれど、

アジサイはずっと華やかなままなのがいい。

六月といえば、やっぱり雨が似合うアジサイなのだ。

六月の誕生石の真珠やムーンストーンも

この雨の情緒にマッチして素敵ですよね。

この淡くてしなやかな雰囲気は日本独特の美しさだなあと思う。

 

アジサイ 屋久島の花 屋久島花とジュエリー 風 オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション

アトリエに戻ると、雨もすっかり止んでいて、

ふわりと暖かな風も吹き始めた。

屋久島の花 屋久島花とジュエリー 風 オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション

この週末、こちら屋久島は晴れの日となるようですが、

皆さまはどのようなご予定ありますか?

そういえば、ジューンブライドということで、

結婚パーティーなどもあるかもですね。

 

わたしの方は1組、完成したい結婚指輪があって、

ずっと作業机に向かう予定です。

お二人は今月末に大阪からしずくギャラリーに来てくれることになってるんです。わくわく。

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

platinum wedding rings, work in progress

 

奥に見えるのが彼のリングで、

手前が彼女のリング。

 

今回はお二人ともにプラチナで、

さらに同じアウトラインのお揃いデザインなので、

メンズ、レディース、メンス、レディースと、

二つの指輪を交互に作り進めることにした。

こうするとペア感ぐっと増すんです。

場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

鉄鋼ヤスリで角ばった表面を削り出しています。

 

「全体的に丸くて柔らかな感じが二人とも好きです」

サンプルリングを作ってお二人にお届けして、

伝えてくれた感想を参考にデザインに微調整を加えて、

動画を撮ってサイズを確認し合って、

そんなペースで進めてきたデザイン作りのことをふと思い出して、

ほんの少し前のことなのに懐かしく感じていました。

 

おやつの時間 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのアトリエ

今日はサウスの銘店、パンドシュクルさんのパンをおやつとし、

さらに作業を進め、進め、

リングにフォーカス 屋久島の山々 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 プラチナリング  屋久島でつくる結婚指輪

夕暮れ時には、プラチナリング の表面に柔らかなアウトラインが現れた。

昨日は海だったので、今日は山サイドでその表情を確認してみた。

 

ここからさらにヤスリをかけて柔らかにしてゆこう。

その次に彼女のリングを同じ道を辿って作り進めよう。

 

うん、きっと明日もよくなる。

 

屋久島の山々 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 プラチナリング  屋久島でつくる結婚指輪

屋久島でつくる結婚指輪

 

始まり編

南国風味!屋久島のハイビスカスとプラチナ結婚指輪作り