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シャンパンゴールド、雨、ときどき晴れ。お二人の結婚指輪作りは屋久島リズムの中で。

今のうちにビーチまで出かけておこう。雨、ときどき晴れ。お二人の結婚指輪作りはそんなリズムの中で。

季節だったり、雨や晴れ、月の満ち欠けも。いくつものリズムが重なってできている、ここでの暮らしは音楽のようだなと思う。その一部になって、関わり合ってジュエリーを作りたくてこの島にやってきて、もう10年以上が経つのか。でもずっと新鮮に感じるのはなぜだろう。

屋久島の雨とシャンパンゴールドと。いつものリズム、お二人と一緒の結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

自然を近しく感じるのは、この島の海や花々がジュエリーのモチーフになっているのもあるけれど、ゴールドやプラチナ、シルバーなど、大地から生まれた素材を手にしているのも大きいと思う。

いつも身につける結婚指輪からは金属から伝わってくる温かみだったり躍動を感じてもらえると嬉しい。

 

さて、アトリエではリングの造形作業がひと段落したので。今日はシャンパンゴールドの手触り感を確かめながら。

シャンパンゴールドは黄昏時の光の色。柔らかで眩しい。穏やかな気持ちに包まれつつも希望のイメージが湧いてくる。

2.0mmと細身にスタイルではあるけれど、手に取ると確かな重みに安心できるのはゴールドならではの質感だろう。肌に馴染んで溶け込むように感じるマット仕上げも心地よい。

左側が彼のリング。右側が彼女のリング。優しい質感のシャンパンゴールドは側面をシャープに造形して、すっきりと洗練された印象に仕上げていたい。エスプレッソに砂糖だったり、チョコレートにフランボワーズだったり、スイカに塩、みたいな感じかな。ジュエリーにも幸せを感じる調和を求めている。

あと少し、あと少しなんだ。夏がすぐそこで待っている屋久島です。雨降るうちにしっかり体力つけとかなくっちゃ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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