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ついつい夢中になってしまう。ラウンドシェイプ 、プラチナリングのつけ心地。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。屋久島から長野へ、お二人の大切な物語を綴るように作り進めている結婚指輪の造形作業がひと段落。何度も作ってきたけれど、ここにたどり着くまでは長い長い道のりだったなあ。シンプルなプラチナリングのアウトラインを眺めて。

シンプルなラウンドシェイプ 、プラチナの結婚指輪は長い歴史の中で、たくさんの人々に愛されていて、今も変わらずそうだと思う。普遍的とは言っても全てが同じではなくて、シンプルだからこそに、作り手のスタイルや世界観が一層反映されるオリジナル感がある。そのシンプルさにお二人の想いや物語も加わっていつも新しいデザインが生まれるオーダーメイドの結婚指輪作りは楽しい。

装飾の土台となるプラチナリングはシンプルで美しく、普遍的なデザインとなっていますので、指輪作りを始めようと思う皆さまはここからイメージを広げやすいと思います。

ずっと長くつけていたいつけ心地。リングの表面には大きく、そして内側にも小さな丸みをつけている。結婚指輪作りでは、見えないけれど自分自身に響く部分を大切にしていたい。

彼のリングは2.5mm。彼女のリングは2.1mm。リング幅で印象が大きく変わるので、お二人とは動画を送りあったりサンプルリングをお作りしたりして、コミュニケーションを重ねてきた。

側面にはほんの少し平面を残していて、つけたときにすっきりとした印象が素敵なので是非試していただきたい。柔らかさと明瞭さと。有機的でもあり、スタイルを感じること。なんだかチョコレートケーキのフランボワーズみたいな感じでもありますね。ついつい夢中になってしまう感覚があると思います。

このままでも手にしたい。でも、お二人のリングには表面に装飾を加えて素敵に出来上がる予定でワクワク。楽しい指輪作りはまだまだ続きます。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

制作編

オーダーメイド、プラチナリングの柔らかさと確かさ #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島から長野のお二人へ。自然のリズムを分かち合う、オーダーメイドの結婚指輪。#制作編

今日から彼女のリングの造形を始める。去年の12月から続いてきたお二人の婚約指輪と結婚指輪作りももう後半なのだなあとグッとくる。デザインの打ち合わせで交換したメールをチェックしていたら、デザイン画だったり、動画だったり、簡単なメッセージとか、30通以上もあった。

お二人が大切にしている水と植物にまつわるリングを雨に包まれた屋久島のアトリエで作っている。雨が降ると作業机に向かって、雨が止んだら散歩に出かけるリズム。

オーダーメイド、プラチナリングの柔らかさと確かさ #屋久島でつくる結婚指輪

海や山々を眺めながらジュエリーを作りたくてこの島に暮らすようになったのだけど、同じように自然のリズムを感じて暮らしている方々と、それも海を越えて、ジュエリーで繋がることができることは何よりも幸せなこと。仲間と大切なフィーリングを分かち合いながら進める指輪作りは楽しい。

さて、彼女のリングはお揃いデザインに仕上げたくて、その隣に彼のリングを置いて眺めながら作っている。

2.1mm ,ラウンドシェイプ ,   シンプルなプラチナリング

均一なかたちとするために、ここは休まず一気に手を進める。

気がついたらもう暗くなっていた。窓の向こうに雨の様子を眺めている。

柔らかなカーブに包まれたプラチナリングと紫陽花と。

よく考えるとまだ5月なんだ。梅雨の終わりはもしかしていつもと同じなのかな?って今日も海で話してたけど、屋久島らしい色彩がまだ当分続くならそれは一興なのかもしれない。長野はどんな梅雨景色なのだろう。海の向こうのお二人のことを思いながら。

軽やかに、すっきりと。このリングのようにシンプルでありたいものです。彫刻模様を施すと装飾が際立つと思うし、歳を重ねるうちに味わい増すリングになるだろう。指先に収まるほどの小さなプラチナリングが長い時間軸をまとい始めている。

 

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オーダーメイド、プラチナリングの柔らかさと確かさ #屋久島でつくる結婚指輪

 

雨音に包まれながら一日作業を続けて、少しずつ息吹を帯びてきたプラチナリングの柔らかさと確かさ。

角ばったリングを鉄鋼ヤスリで少しずつ丸く造形。プラチナのきらめきが綺麗。

百合の余韻を楽しみながら

夏の兆しを感じている。

一滴の雫から始まって、波紋が広がってゆくイメージ。

柔らかな曲線が現れたプラチナリング。次の工程を始める前に庭先で眺めて。

毎日お揃いのものを纏うのって結婚指輪くらいなのかも。左手の薬指は一番弱いところでもあると聞いている。補うように。繋がるように。

見えないけれど感じる部分を美しく造形していたい。

優しさと洗練の出会う場所を目指して歩み続けている。

 

おまけ

さっと湯がいたスナップエンドウは、炒めておいた玉ねぎとベーコンと一緒にさっと炒めて塩胡椒。シンプルに、そして大盛りでいただきました。家にいることが多くなる雨の季節はお料理にもってこいですね。みなさまも美味しい日々を。素敵なジュエリーライフを。

 

 

制作編

結婚指輪はつけ心地優しく。シンプルなラウンドシェイプ のプラチナリングをつくる。#屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

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結婚指輪はつけ心地優しく。シンプルなラウンドシェイプ のプラチナリングをつくる。#屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

屋久島サウスのアトリエです。梅雨の入り口はアトリエの窓越しに深まる緑を眺めながら、お二人の結婚指輪を作っている。雨のリズム、プラチナと静けさと。

婚約指輪から結婚指輪へと、デザインのベースになっているのは水と植物にまつわる物語。屋久島の雨もいい感じにムードを盛り上げてくれている。激しい雨音に包まれると心が平らになってゆく。

お二人の物語をデザインに、屋久島の雨と共に結婚指輪作りが始まる日。

結婚指輪作りで大切なのはやはりサイズ感だったり、ボリューム具合だったり、日々のフィーリングに関わるところだと思う。お二人とはサンプルリングをお作りしたり、動画を送ってもらったりしてデザインに微調整を加えてきた。指輪をつけて外す動画とかってあまり撮らないですよね。ここまでずっと長くお付き合いいただいてありがとう。

今日はそんな細部のイメージをプラチナリングに施してゆくところを。

彼のサイズは15号。14.8号から造形をスタートしてつけ心地柔らかく、そして目的地点に着地する。

揃った2本のリングは山々を背景にしてアウトラインをチェックする。長野に暮らすお二人も、こうしていつも山々を眺めているのかなあ。まだお会いしたことはないけれど、いつかきっとお会いできそうなお二人との繋がりを思いながら。

紫陽花が日に日にたくさんになってきていて少し慌てる。毎日毎日、少しずつ、進み続ける。

シンプルなラウンドシェイプ のプラチナリング、2.5mm幅。つけ心地フレンドリーなバランスだ。普遍的なデザインではあるけれど、シンプルが故にスタイルの表れやすい造形作業はいつもチェレンジに満ちている。お二人と、屋久島と、わたしと、今を写すようにタッチを重ねてゆこうと思っている。物語の数だけ指輪が生まれるのだと思う。

 

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お二人の物語をデザインに、屋久島の雨と共に結婚指輪作りが始まる日。

屋久島サウスのアトリエです。庭先に咲き始めた紫陽花がきれいで、雨が上がるタイミングにうっとり眺めている。そして、てんとう虫にも出会う。今日はお二人の結婚指輪作りが始まる日。

アトリエにこもって作業を続けていると、雨が激しく降って止んで、また柔らかに降って、そこには一定の周期があって、そのリズムが自然を育んでいることがよくわかる。お二人とデザイン作りで分かち合ってきたのも、巡る水のイメージだ。

婚約指輪は一滴のしずくをイメージして作った。

雨上がりの屋久島、しずくとプラチナリング、一粒のダイヤモンド。お二人にお作りした婚約指輪は水のイメージで。

一滴しずくから始まって、そして大きく育ってゆく、お二人が大切に抱いているストーリーがここにある。いよいよ結婚指輪作りが始まる。

プラチナに反射して煌めくオレンジ色の光

一番硬い配合を選んで精製したプラチナはしっかりと力をかけて形成する。むっちゃ硬い!でも自然の中で活動することの多いお二人の暮らしにフィットしてくれると思う。

くるりとリング状になったところで、今日の作業はここまで。外ではまた雨が降り始めたようだ。リングはとてもシンプルな造形なので、細やかなタッチの一つ一つが大切になってくる。一歩ずつ、少しずつ、作り進めていこうと思う。

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wave ring in 18k pink gold and platinum #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum, pink gold, diamond
size:1.5mm-2.0mm and 1.3mm-2.0mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

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波のリズム。屋久島のリズム。ご結婚5周年にお届けする、オーダーメイドに結婚指輪。#屋久島でつくる結婚指輪

波のリズム。屋久島のリズム。ご結婚5周年にお届けする、オーダーメイドに結婚指輪。#屋久島でつくる結婚指輪

お二人の結婚指輪が出来上がった朝に雨がピタリと止んだ。早くも梅雨本番の屋久島サウスです。これは素敵なタイミングとばかりに、庭先でリングを眺める。ピンクゴールドとプラチナ、屋久島の柔らかな空気感と。

去年の秋から始まったお二人との指輪作りだったけど、冬を越えて、春に、そしてとうとう梅雨入りに!いつも島の情景とともに作業を進めてきた。島リズムの制作にずっと長くお付き合いいただきましてありがとうございます!

補うように。共に歩むように。ピンクゴールド×プラチナ、お揃いの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

「シンプルな中に、柔らかい感じと優しい雰囲気があってすごく好きです。」

サンプルリングを手にとって、彼女が伝えてくれた言葉をよく覚えている。屋久島でいつも包まれているフィーリングだと思う。

さて、いよいよお二人のもとに結婚指輪をお届けする時がやってきた。ご結婚5周年におめでとうの気持ちを込めて、指輪作りの最後でもあり新しい始まりでもある節目を満開のランタナとともに。

彼のリングはプラチナ、彼女のリングはピンクゴールド。お二人とも2.0mm幅で軽やかなシルエットだけど、手に取ると金属の重みがしっかりと伝わってくる。有機的に感じるのはマットな表面に屋久島の緑が映り込んでいるからだろうか。

リングをぐるりと囲む切り込み模様は波のリズム。屋久島のリズム。

デザイン作りでは途中ひらめきがあって、彼のリングを細く仕上げたのもよかった。出来上がるとこんなにも近しい2本のリングになっているのが偶然のような、必然のような。

うん、きっとよくなる。お二人のリングを手のひらに、希望に包まれた昼下がり。

思えば、世の中のいろいろもあって、全てが新しいトライの中での指輪作りでしたね。お二人とご一緒できたことは大切な時間となっています。楽しい指輪作りをありがとうございました!おめでとうございます!!

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屋久島時間、プラチナリング、手作業のリズム。お二人と結婚指輪をオーダーメイドすること。

屋久島サウスのアトリエです。今日はリングの造形がひと段落する日。リングに柔らかなカーブを与えていく、その前にプラチナが一度真っ赤になるまで火をかけて。

手作業で進めるジュエリー作りはゆっくりとしたペースになるのだけど、火をあてたり、木槌で叩いて曲げたり、また火をあててヤスリでガリガリと、昔ながらのリズムでここまで進んできた。途中思いがけぬ梅雨入りもあったりして、島がいつもムードを盛り上げてくれていたなあ。

大切な出会いにありがとう。屋久島の季節とともに作る、お二人だけの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

彼と彼女とは冬の屋久島で婚約指輪を贈った日の次の日にお会いした。お二人の時間がキュッと詰まった結婚指輪をお作りしたい。

リングのアウトラインを決める大切な工程。直線だったリングに少しずつ大きく、カーブを与えてゆく。お二人とは浜辺でリングを手にしたり、サンプルリングをお作りしてデザイン作りを続けてきたので、出来上がりのイメージがしっかりと胸の中にある。

指輪作りの間に今日も百合の花のゆらゆらを眺めている。

3人で歩む結婚指輪作り。

ここまでは形のないイメージだったのでリングが息吹を帯びると嬉しくなる。ほんの少しタイミングが違っていたらまた別ものができているのかもと考えると、いまこの瞬間がとても大切なものに感じられる。出会うことって素敵だなと思う。

お二人のリングがここで揃って、さて。最後の仕上げ作業を経て出来上がりはもう少し先のお話に。

今年は涼しげな梅雨入りだなあと思っていたら、まだ5月も半ばとは!皆さま、いかがお過ごしでしょうか。そろそろ紫陽花も楽しみになってきましたね。

こちらはしばらく雨が続きそうです。

 

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大切な出会いにありがとう。屋久島の季節とともに作る、お二人だけの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

気がつけばバナナの葉も大きくなってきている。今日は雨が一休みの屋久島サウスです。

お二人とお会いしたのは冬の屋久島で、菜の花が咲いていたりしてなんともふんわりムードだったけど、指輪作りを進めているいま、梅雨の時期はまた違った色彩にあふれている。

夏の気配も感じ始めた屋久島サウスのアトリエで、冬にお会いしたお二人の結婚指輪を作っている #屋久島でつくる結婚指輪

さて、日を追うごとに熱帯風味を増す屋久島の季節とともに、今日もお二人の結婚指輪を作っている。

ジュエリー作りでは案外数字と仲良し。細部にわたる寸法を解凍してゆくとお二人と一緒に作ったイメージが柔らかな手触り感を持って現れる。お二人のこれまでとこれから、そして屋久島で過ごした時間も。

リングの内側、見えない部分の造形を頑張る。

アトリエから続く道を通り抜けて、今日は海にも行けた。さあ、そろそろ作業も後半だ。なんだか名残惜しいような気もしつつだけど、残りの指輪作りの時間も楽しんでいきたい。

今みたいなときだからこそよくわかる。大切な出会いってあると思う。

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夏の気配も感じ始めた屋久島サウスのアトリエで、冬にお会いしたお二人の結婚指輪を作っている #屋久島でつくる結婚指輪

九州南部では梅雨明けの宣言が発表されたようだけど、島の暮らしではハイビスカスの開花具合が雨の季節の合図。

一雨降るたびに熱帯味も増してくる。

夏の気配も感じ始めた屋久島サウスのアトリエで、冬にお会いしたお二人の結婚指輪を作っている。庭先では百合も咲いたし紫陽花も咲き始めた。

お二人と屋久島で過ごした思い出とオーダーメイド、プラチナの結婚指輪作り

さて、アトリエではお二人が選んでくれたプラチナを使ってリングの造形をさらに進めていく。スクエアのようでもあって、柔らかなラウンド具合も感じられるアウトライン。鉄鋼ヤスリ片手にタッチを加えるたびに、少しずつ息吹を帯びてきた。

 

彼のリングは表面を柔らかにラウンドさせて、次の工程が始まる前に庭先で深呼吸。

そしてまた作業机に向かって、鉄鋼ヤスリを木槌に持ち替えて、コンコン、コンコン。気がつけば周りも暗くなってゆく。

1日の終わりに造形がひと段落。プラチナリングが纏った柔らかなラインを眺めている。お二人と一緒に作ってきたイメージがここでようやく形になり始めた感じ。大切がいっぱい詰まったリング。あたたかな気持ちが込み上げてくる。

雨の合間に庭先をチェックしつつの、次は彼女のリング作りにバトンをタッチしよう。そしてまた雨が降り始めたようだ。シダ先にしずくが宿っては落ち流をリズムよく繰り返している。

 

 

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