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屋久島から台湾へ。オーダーメイドした結婚指輪をお二人に届ける日。#屋久島でつくる結婚指輪

彼女がピンクゴールドで、彼がシャンパンゴールド。

屋久島も南国だけど、これからお二人が暮らすのはもっと南の島国で、やっぱりこのリズム感が相通じるところだったのか。

お揃いデザインで作った結婚指輪は波のラインで。彼女のリングには小さなダイヤモンドを一粒セットいたしました。

「むっちゃ細いリングが好みなんです。」「では一番小さなダイヤモンドに合わせて作っていきましょう。」

そんなデザイン作りの日々も懐かしく感じながら、海でリングを眺めていたワンシーンです。

台湾まで一番近い海岸からありがとう!

明日は完成編も書きますのでこちらもお楽しみに!

屋久島でつくる結婚指輪

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tel: 0997-47-3547

rainbow days 屋久島日々の暮らしとジュエリーと

むっちゃ寒かった!今日は霰も降った屋久島サウスです。空に虹が架かって寒さが落ち着いたのを合図に、散歩に出かける。

寒い日に散歩をしたり、走ったり、思い切り海で泳いだりするのが好きだ。

空気の中に浮かぶ造形のような。澄み切った空気を少し名残惜しく感じながら、今日も屋久島の2月を眺めている。

虹も、雨も、海も、屋久島の冬にありがとう。“プラチナとムーンストーン”雫ネックレスをつくる日々。#オーダーメイド

屋久島サウスのアトリエです。雫をかたどったプラチナの造形がひと段落した。ご結婚10周年記念のジュエリーなのでホッと一息だった。ついつい完成が待ちきれなくて、ムーンストーンを重ね合わせてみる。

セットするムーンストーンの大きさは3.5mmなので、プラチナの雫は1cmほどだろうか。ジュエリーはキュッと小さい方が大切感があるんだ。もちろん見た目にも美しい造形を作りたいし、でも形の向こう側にある何かを感じたり届けたりすることができるジュエリーって素敵。

そして、ジュエリー作りの間には毎日のように現れた虹も、たくさん降った雨も、つめたかった海も、屋久島の日々が重なり合って出来上がる雫のペンダントは、まさに今ここにある一滴なのだなと思う。

冬の終わりを感じながら少しずつ歩んだ、制作の日々にありがとう。

一滴の雫、屋久島の日々をキュッと凝縮するようなジュエリー作りの日々。#屋久島でつくる結婚指輪

雫の造形は奇跡のようだなと思う。流れる水が一瞬だけその形を留める。ご家族のこれまでとこれからを繋いでくれるような、優しいジュエリーになると嬉しい。

雨上がりの庭先でプラチナの小さな雫を眺めている。

 

 

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一滴の雫、屋久島の日々をキュッと凝縮するようなジュエリー作りの日々。#屋久島でつくる結婚指輪

緋寒桜も散り始めてそろそろ冬も終わりだね、のサインなのか!

時折激しく降る雨に春の気配を感じながら、雫をかたどったペンダントを作っている。植物たちの勢いに負けないように、キュッと気を引き締めていくタイミングでもある。

島に来てからは、自然とともにある暮らしの中でグッと体力がついたような気がする。草払いも大仕事だし、時々大きな魚もさばくし、台風にも備えたり。美しさとハードな環境はいつも同居している。

さすが島暮らしのエキスパートというか、ここで生まれ育った友人は、そんな屋久島の素敵なところをしっかりと心に抱いているところがすごい。屋久島のエッセンスをキュッと凝縮するようなジュエリー作りの日々。

ご結婚10周年の記念には、月と雫と海のイメージと。屋久島の日々を切り取るように小さなペンダントトップを作っている。

オレたちがこの島で分かち合っている優しさと凛とした集中を形に変えるように、今日も作業机に向かっている。

プラチナと手作業から生まれる一つだけの造形。一滴の雫。

オーダーメイドの面白さは作業のずっと前から始まっているのだと思う。大きすぎずに、シックな印象に、そして水と波のイメージで。彼と一緒に作ったテーマを思い浮かべながら、糸鋸でガリガリと。

出来上がりのイメージが見えてきた。友人が奥様に届けるご結婚10周年のプレゼントに、なぜかドキドキしているぞ。ほんの少しの間だけど、こうして素敵な時間にご一緒できるのは何よりも嬉しい。ハッピージュエリーをありがとう。

小さなペンダントは、ずっと付けっ放しにするスタイルも素敵だと思う。ここでは体の一部のようなソフトな質感が大切になってくる。手の中で小さな造形を育むように作業を進めていきたい。

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ご結婚10周年の記念には、月と雫と海のイメージと。屋久島の日々を切り取るように小さなペンダントトップを作っている。

彼とはここのところ朝一番の海で会っている。いつも海の中ではたくさん話すわけじゃないけれど、一緒に波に乗りつづけていると深いところでぐっと繋がっているようなフィーリングがある。

「ちょうどいま、ネックレスを作っているよ」と言ったか言わなかったか。海のリズムをそのままアトリエに持ち帰って作業の手を進める日々。

虹と雨とムーンストーンと。屋久島の友人に届けるご結婚10周年のジュエリー作りの始まり。

ご結婚10周年の記念には、月と雫と海のイメージと。屋久島の日々を切り取るように小さなペンダントトップを作っている。

デザイン作りではアトリエで彼と一緒にコーヒーを飲みながら素材を眺めたり、何気ない話をしたりした。大好きなオーダーメイドのスタイルは10年前に一緒にやった結婚指輪作りの時に始まったような気もする。大切なジュエリー作りの声をかけてくれてありがとう!

さて、今日のアトリエの様子を少し。

プラチナの板をくるりと巻いて、コンコンコン。手作業の音が好きだ。

プラチナは熱に強いし、変色もしない。ずっと付けっ放しにする小さなペンダントにはぴったりの素材だと思う。温泉にも入ることも多い島暮らしにも嬉しい。

火を当てて柔らかに、金槌で叩いたり、芯金に当ててグッと曲げたりしてプラチナの造形は進んでゆく。小さいけれどこの雫が一つの個性を持つように、寸法よりも感覚的なものを大切にしていたい。ちょっとした歪みも含めて愛おしく感じながら、いまここだけにあるカタチを探し求めている。

新しい一週間の始まりです。今週はまた寒さが戻ってくるようなので、皆さまもどうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。ときどき小走りしたくなるほど忙しいこともありますが、甘いおやつでも食べて、まあゆっくりいきましょう。

 

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虹と雨とムーンストーンと。屋久島の友人に届けるご結婚10周年のジュエリー作りの始まり。

雨が降って虹が出て、朝に目を覚ますと新しい花に出会うこの頃。島の友人に声をかけてもらったジュエリーを作るのは今しかない。雨の雫、ムーンストーン、大好きな海のイメージと。

お二人に結婚指輪を作ってからもうそんなにも経ったのか!ムーンストーンの色彩を眺めながら、これまでのいろいろを思い出している。いつもずっとありがとう。屋久島の友人に届けるご結婚10周年のジュエリー作りの始まり。

角度を変える度にブルーが現れたり消えたり、ムーンストーンの表情は動画だとよくわかると思います。

虹も草花も海も、全てが水で繋がっている屋久島、そう、確かに。

散歩道ににスミレを眺めては

咲き始めたレンゲを発見して走り寄る。

島で生まれ育った彼もきっと馴染み深い風景に違いない。日々の何気ない情景を眺めながら、屋久島がキュッと詰まったようなジュエリーを思い描いている。

 

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たった一度きり。オーダーメイドの婚約指輪作りから生まれる世界に一つ感。#屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

屋久島サウスのアトリエです。ミモザの花をモチーフに、イエローゴールドとイエローダイヤを使って婚約指輪を作っているこの頃。彼と一緒にデザインから育ててきた指輪も、いよいよ造形がまとまってきたところで。

ゴールドの小さな装飾を思い思いに並べては繋いで、遊ぶような感覚で作業机に向かってきた。

ミモザの花をかたどって。オーダーメイド婚約指輪作り、屋久島の日々。#屋久島でつくる結婚指輪

彼女が好きなミモザの花をモチーフに、と彼にリクエストいただいた指輪は、黄色いドットが散りばめられているような抽象的なスタイルと仕上がるイメージを抱いている。

ダイヤモンドを使った宝飾品でありながらも、クラフト感だったり確かな手触り感を持たせて仕上げることがポイントだと思う。

婚約指輪は結婚指輪と重ね合わせてつける時もあるし、結婚式が終わるまでは一つだけでつける場合もあるかもしれない。すっきりとした造形を保ちつつも、キュッと印象的なジュエリーに仕上げたい。

それにしても、島でミモザの花を見れる場所ってあるのだろうか。台風などがあってなかなか島で育てるのは難しイメージがあるけれど、この素敵さに今回の制作で目覚めてしまった。どうしよう。案外アトリエの裏庭あたりに植えてみると上手く育ってくれるような気もしている(希望)。

リングがブクブクと洗い流されているシーン。

ここで造形がひと段落。お二人とのオーダーメイド作業はたった一度きりで儚さも感じるけれど、世界に一つだけ感に出会えるのは幸せなこと。

そうこうするうちに、もう週末がやってきたのですね。今週はむっちゃ早かった!皆さまもどうぞ素敵なジュエリーライフを。

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ミモザの花をかたどって。オーダーメイド婚約指輪作り、屋久島の日々。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。一日一日、少しずつ、造形が積み重なってゆくのは楽しい。

イエローダイヤモンドの大きさに合わせて作った石枠とゴールドの装飾を散りばめて、お気に入りの形を探して夢中になる感覚は子供の頃からずっと変わっていないような気もする。

思うと、ここまでの時間は手作業だけじゃなくて、彼とデザイン作りをしたり、メールや インスタグラムのメッセージでイメージの交換を続けてきた。彼がリクエストしてくれたミモザのモチーフは、当初葉っぱメインだったりもしたけれど、何度もデザイン画を描いているうちに花を抽象的に表現したくなってきた。お二人だけの指輪のイメージが少しずつ育っていった日々をよく覚えている。

まるで小さな息吹を大切に育ててゆくような、制作の日々。

2月の屋久島いろいろ。大地のリズムと今日の結婚指輪作り。花束を届けるようにジュエリーを贈ること。 #屋久島でつくる結婚指輪

さて、今日も細やかに作業の手を進めている。

小さなゴールドたちはバーナーの火で温度を上昇させてつなぎ合わせていく。始めてのデザインだけど、作るべきスタイルはずっと記憶の中に抱いている。ずっと長く温めてきた(実際には心の中で本当に作っていた)ジュエリーをこうして形にできるのは嬉しい。

ここ最近は婚約指輪を作るフィールドを与えていただいて、不意に心の中にある膨大なデータと繋がったというか。導かれる道に進むことは、時に自分の判断よりもダイナミックに人生を動かしてくれるものなのだと思う。いつも表現に接してくれているみんなの声に注意深くありたい。

作業の合間、昨日とは少し色合いの変わった空を眺めながら、今日もまた春の気配を感じている。

繊細に、でもしっかりと。次に始めるリングとの組み合わせ作業もバランスを整えていきたい。手の中に黄色い光の粒を散りばめるようなイメージを抱きつつ。今日はここまで。

 

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菜の花のネックレス、菜の花のピアス #reuseddiamond #yellowgold

material: 18k yellow gold, diamond
size: 5mm flower for earrings, 7mm flower for necklace

Delivery time is within 1 month.
Make by custom, One-of-a-kind  .

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約1ヶ月。

お問い合わせ
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ご家族がお使いのダイヤモンドを受け継ぐように。小さく一輪、菜の花をかたどったリメイクジュエリーが出来上がりました #屋久島

2月の屋久島いろいろ。大地のリズムと今日の結婚指輪作り。花束を届けるようにジュエリーを贈ること。 #屋久島でつくる結婚指輪

それにしても、2月の屋久島ってこんなにも暖かだったかな。海まで出かける途中、思い立ってお気に入りの場所に立ち寄り、咲き始めたスモモの花を眺める。

もう一つ、島ではタンカンの季節も始まっていて、収穫や出荷など、ワイワイと爽やかな賑わいを見せている。

海からの帰り道にカメラバックいっぱいにタンカンをいただいて、さっそく。今年も島の恵みにありがとう。嬉しさのあまり思いがけず、食べきれないほどの数をカットしつつ笑

さて、アトリエです。島で始まった開花のムードとともに、今日も花モチーフの婚約指輪を作っている。

屋久島に春の始まりを感じながら、イエローゴールドとイエローダイヤを使って婚約指輪を作る日々 #屋久島でつくる結婚指輪

始まりの印象もあるし、花束を贈るように届けることができる花のリングはエンゲージリングにはぴったりのイメージだと思う。

デザイン作りでは、彼が花のイメージを伝えてくれて、それにいくつかのデザイン画で応えたりしてきた。キャッチボールのように交換してきた想いが、日々形になっていく喜びは何事にも代えがたい。

イエローダイヤモンドとイエローゴールド、色合いは黄色系のグラデーションのイメージだ。石枠は3個ほどにしつつ、あとの2個は埋め込むようにセットしていこうか。思いつくまま自由に作業を進めている。デザインは決まってはいるものの、このあたりの余白は大切にしていたい。

ゴールドの破片にバーナーで火を当てて、小さな丸い粒を作っている。大きさを変えて、10個ほど。一瞬で形を変えてしまう金属と向かい合う時間を、ときおり儚く感じてしまうことがある。と思えば何百年も使うことができる果てしない感覚も同時にあるのが面白い。金属特有の時間軸。大地のリズムの中で、今日も手を動かし続けている。

 

 

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屋久島に春の始まりを感じながら、イエローゴールドとイエローダイヤを使って婚約指輪を作る日々 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。2月は春の始まりを感じながら、イエローゴールドとイエローダイヤを使って婚約指輪を作り進めているこの頃。モチーフになる花も、そろそろこちらで咲き始めるようなのだけど、黄色い花をイメージするだけで気持ちが晴れやかになる。

婚約指輪には彼女が好きなミモザの花をモチーフにして欲しいのです!と彼が伝えてくれた。とっても素敵なジュエリー作りだと思う。お二人のイメージと屋久島の季節が出会って、どんな指輪が生まれるのだろう。ドキドキ。

屋久島サウスに大きな虹。イエローゴールドとイエローダイヤモンド、オーダーメイド婚約指輪作りが始まる日。

大きな変化の中にあるこの頃で、変わったことといえば婚約指輪の制作が多くなってきたこと。なぜかはわからない。でも、今だからこそ、ジュエリーで生まれる繋がりを大切にしたい。ありがとうの気持ちいっぱいで今日も作業机に向かっている。

イエローダイヤモンドは大小大きさを変えて5個ほどセットする。その土台となる石枠を、ここはひたすら精度を高めて造形していきたい。

夕暮れ時の散歩道。冬の名残。オレンジ色の光。

小さな森を抜けて、なんとかこの時間に間に合った。

1.8mmのダイヤを囲む石枠を作っていると、むっちゃ小さいはずなのに、なぜかしっかりと大きく感じてくる。指輪になってつけた時にキラリと印象的な存在を感じさせてくれるのは、金属と天然石ならではのオーラのように感じている。

植物モチーフだし、ダイヤモンドを使うし、結婚指輪との組みわせをもあるし、そう考えると、エンゲージリングの姿は繊細に洗練されていくのだと思う。

 

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新しい一週間が始まりました。季節の変わり目で心もとない日もあるかもですが、時には風に任せて、ふわりと過ごしていきましょう。

今日もありがとうございました。