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窓の向こうに大きな虹が現れて屋久島の祝福を感じていた、お二人の結婚指輪の制作日

屋久島サウスのアトリエです。窓の向こうに大きな虹が現れて、島の祝福を感じながらお二人のリング越しに眺めていた制作日。

島ではいつもだいたい虹の現れる場所は決まっているのだけど、ちょうどアトリエのすぐ裏手にそびえる山の麓がスタート地点になることが多い。もっと近くに行ってみよう、と思って出かけてみるけど、近づくと見えなくなってしまうのも不思議。

お二人の結婚指輪作りはプラチナリングの土台を作るところまでを書きました。彼女とは屋久島で初めて出会った。もう10年以上も前なのか。

毎朝目を覚ますたびに春が近くなってきている。屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っている。

さて、今日も屋久島の情景とともに作業机に向かっている。リングを受け取りに島に来てくれる日を楽しみにしながら。

彼のリングは19.2号。手のことを知ると、その方の雰囲気がなんとなくわかるようになったのはジュエリー職人ならではかもしれない。手は人の暮らしやスタイルを反映して形取られるのだと思う。

彼にはサンプルをつけている場面を動画に収めていただいた。その印象を頼りに造形のバランスを整えている。しっかりと、そして優しい雰囲気。

プラチナという金属はジュエリー作りにとても魅力的な素材だ。しなやかさと耐久性を併せ持っている。製品になってしまうとキュッと硬くなるのだけど、その奥にある柔らかさを鉄鋼ヤスリ越しに感じながら作業の手を動かしている。金属も私たちに、同じ大地から生まれたつながりを感じながら。

リングの表面に柔らかなラインが現れた。多面的になって色々な角度からの光を反射している。このソフトさの中に、光を感じるような、輝く印象を与えていきたい。周囲の光が共鳴して、その表情に加わるところがプラチナの素敵なところだと思っている。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

シンプルで懐かしかった、いつかのタマゴサンド。そろそろカフェにもいきたいなあーと思いつつも、おうちご飯を楽しんでいるオレ。皆さまはどんな冬をお過ごしでしょうか?また寒くなってきそうですね!どうぞ、あたたかな日々を。

 

毎朝目を覚ますたびに春が近くなってきている。屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っている。

雨上がりの屋久島サウスです。なんだか驚くほどに暖かくて、植物たちも春めいてきているような気がするけど、いかに。

植物たちの季節をキャッチする力はすごい。百合の葉もこんなにも大きくなってきているし。一日の成長は気がつかないくらいささやかだけど、気がつけばもう追いつけないくらいに立派になっているのだから。日々を小さく積み重ねていく。大切なことはいつもここで学んでいる。 

毎朝目を覚ますたびに春が近くなってきている。屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っている。

屋久島から大阪へ。お二人に届ける結婚指輪を降り始めた雨とともに作り始める。

今日はファーストタッチとして、リングの土台を形成するところを。ケーキ作りで言うところのスポンジ作りの基礎工程を、ここはひたすら精度を上げて進めていく。

プラチナ素材をくるりと巻いて、寸法に合わせて糸鋸で切断して、酸素トーチにかけながら両端を接合する。何度も繰り返した作業だけど、同じ日はないのだなと毎回のように思う。精度を求めつつも生まれてくる手作業の歪みのようなものに、心地よい趣を感じながら。

高温を纏ってオレンジ色に輝くプラチナを静かに眺めている。

彼のリングが2.5mm幅で彼女のリングが2.3mm幅。これまでラインでお話ししたり、サンプルリングを届けたりしてデザイン作りをご一緒したお二人は、同じ素材で同じデザインを選んでくれた。2本のリングが近しい雰囲気を纏うように、一つ一つの工程を交互に作り進めようと思っている。二人三脚みたいに歩調を合わせながら。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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月曜日がやってきました。今週も伸びやかに参りましょう。

春よこい。もう少し冬のままで。もつ鍋も食べたいし、そろそろジェラートも気になってきているし、日本ならではの楽しみでもありますね。みなさまも美味しい日々を。素敵なジュエリーライフを。

 

屋久島から大阪へ。お二人に届ける結婚指輪を降り始めた雨とともに作り始める。

 

屋久島から大阪へ。お二人に届ける結婚指輪を降り始めた雨とともに作り始める。そういえば、まとまった雨は今年初めてなのか。

屋久島がご縁で出会った彼女の結婚指輪作りを始めようとしたところに、この雨は素敵なタイミングだった。

しとしと雨降りは屋久島が屋久島らしくある時間だと思う。庭先の緑がどんどん濃くなっていく。これは島の祝福なんだなということがスッと入ってくる。おめでとう。大切な結婚指輪作りの声をかけてくれてありがとう。

雨の日は重たいけれど、背中を押されるように励まされるし、水の音に包まれているからか平らな気持ちに包まれる。お二人にはそんな優しい指輪を作りたい。

窓の向こうに、散歩道に広がるしずくの世界に魅せられながら、出会ってからこれまでの色々や、こらから始まるお二人の時間に思いを馳せている。

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日々の暮らしが好きだから!オーダーメイドでお届けする、ピンクゴールド、細くて繊細な結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。毎日つけるものだし、約束のようでもあるし、結婚指輪は日々の暮らしに寄り添ってくれるジュエリーだと思う。何気ない、いつもの暮らしが愛おしい。

屋久島よりもずっと南の島でこれから始まるお二人の時間を思いながら、今日も作業机に向かっている。

二人で過ごす、何気ない日々の風景が好きだ。

お二人のキラリと輝く瞬間と、このリングが共にありますように。 

ここでリングをバトンタッチして、彼女のピンクゴールドを眺めている。庭ではハイビスカスも咲きはじめたのかあ。

赤で思い出した、美味しかったトマトソーススパゲッティのレシピも挟んでおこう。

・玉ねぎみじん切りをたっぷりのオリーブオイルで炒める。塩をしてしんなりと。

・玉ねぎ柔らかくなったところでニンニクのみじん切りを加えて、さらに炒める。

・強火にしつつ、ホールトマトを1缶投入。ホールトマトは裏ごししていればベターです。

・気持ちオリーブオイルを足してさらに強火で煮詰めていきます。

・水分が飛んだところで、塩、胡椒、蜂蜜で味を整えて。

・パスタを入れる前に多めの茹で水で伸ばしてバターを入れてぐるぐる。

・パスタは6割ほどの硬さであげて、水分多めのソースで、麺にソースをからませるようなイメージで煮詰めていきましょう。あと少しです!

・アルデンテ近くなってきたところで、パルメジャーノレッジーナを少しふりかけて、ぐるぐるして、出来上がり。お好みでさらにチーズや胡椒などをふりかけて召し上がれ。

さて、彼のリングの印象が新鮮なうちに彼女のリングを手にとって。

お揃いのアウトラインを造形していこう。k18ピンクゴールド。細くて繊細なスタイルだ。

デザイン作りでは彼女の好きなスタイルがあって、それに合わせるように造形を進めた彼のリングがあって、彼のリングを横に眺めながら彼女のリングの造形を進めている、この繋がり感。二人で暮らすことは一歩ずつ足を踏み出してゆくことなのかもしれない。

はみ出さないように、少しずつピンクゴールドを削り出しながら、静かな気持ちに包まれている。

夕暮れ時、作業がひと段落して庭先へ。柔らかにラウンドしたピンクゴールドのリングが西日を浴びて褐色に輝いている。

 

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制作編

屋久島リズムで結婚指輪を作ること。シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ 、波のリズム。

屋久島リズムで結婚指輪を作ること。シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ 、波のリズム。

屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドのリングを庭先で眺めながら、いよいよ始まる造形のイメージを盛り上げている。どきどき。

お二人とは屋久島と関東、そして台湾を結んでサンプルリングを送ったり、メールでデザイン作りを進めてきた。パイナップルの南国お菓子もありがとう!

これまでいくつもの指輪を作ってきたけれど、オーダーメイドの作業からは全てがオリジナルのデザインが生まれるのが面白い。この距離感だったり、島の季節だったり、実は彼女のご家族とは少し長いおつきあいだったり、そんな色々が重なり合ってこの指輪作りがあるのだと思うと、全ての瞬間がとても貴重に思えてくる。

細い糸で始まったつながりを、紡ぐように作業机に向かっている。あたたか気持ちに包まれながらの制作の日々だ。

屋久島から南の島に届ける[シャンパンゴールド×ピンクゴールド]結婚指輪作りの始まり

シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ 、波のリズム。彼と作ったリングのイメージをしっかりと抱きつつ、一度きりの造形を始めよう。

シャンパンゴールドの削り心地は柔らかい。同じk18ゴールドでもこんなにも性質が違ってくるのか。結婚指輪の素材を選ぶときは、手に取るときのフィーリングが頼りになってくると思う。

ここまで一気に進める。削り出しは行きすぎると戻れない作業なので、ふわりとしたタッチを意識しつつも、気持ちの良いラインを表現するために刀で切るような思い切りの良さも大切にしたいところだ。

作業の合間に、海へ。いつもここでたくさんを学んでいる。

水のラインを心に刻んでおく。

 

お二人の指輪はシンプルなラウンドシェイプに流れるようなアウトラインを与えて仕上げていく。冷たい金属にあたたかな質感を加えてゆく作業だ。海で眺めた情景だったり、体で感じた波の強弱だったり、島のリズムを形に変えてゆきたい。

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屋久島から南の島に届ける[シャンパンゴールド×ピンクゴールド]結婚指輪作りの始まり

屋久島サウス、海沿いに広がる菜の花畑にて。これから始まる結婚指輪作りの素材を手に取る。このキラキラ感。眩いくらいだった、金色の光に癒されながら。

ゴールドを使ってジュエリーを作っていると、光のかけらを手にしているように思うことがある。ピンクゴールドとシャンパンゴールドの色合いの違いは動画で眺めるとわかりやすいです。

それにしても、ここ最近は島つながりのジュエリー作りが多い。海と近い感じや軽やかなリズムだったり、近しい手触りや肌触りをテーマに抱きながらジュエリー作りができるのは心強い。なんと言っても島は手作業の多い暮らしだから、指輪に大切な丈夫さのこともよくわかるし笑。

屋久島よりもずっと南の島に届けるジュエリー作りの始まりだ。時折強く吹く、でも暖かなこの風を感じながら、お二人の結婚指輪を作りたいと思っている。

さて、アトリエです。今日もまた、昔ながらの手作業でコツコツと作っている。

ゴールドの作業温度は800度前後と、比較的低い。柔らかな炎で焼き鈍していると、不思議と気持ちも優しくなってくる。ゴールドの性格みたいなものを手触りとして感じられるような質感を大切にしたい。ゆっくりと造形を進めていこう。

左側がシャンパンゴールド、彼のリング。右側がピンクゴールド、彼女のリング。造形のひと段落した2本のリングを並べて、その色彩の違いを眺めている。

このままそっとしておきたくなるような、なんとなく愛おしく思えてきた。今日はここまでにしよう。

 

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寒い日が続きますね。みなさま、この冬をいかがお過ごしですか?

それぞれのスタイルありますが、みんなが素敵な時間を過ごされますように。

新月堂さんで買ってきたエクレアとコーヒーのおやつはホッコリでよかった。

2年ぶりの屋久島ノースへ。Kiinaさんでお持ち帰りした品々は? ルーペとピンセットを持たない日。

よく考えると2年ぶりだった。アトリエのある屋久島サウスからノースへ。永田エリアまで車を走らせて、小旅行気分にはしゃいでしまう。

道中にkiinaさんにも寄ることができた。ルーペとピンセットを持たないで過ごした1日の思い出。

久しぶりにフィジカルな場所でメニューを選びつつ、忘れかけていた臨場感を思い出している。

今日のキッシュを二つ、スコーンを6個、チョコブラウニーを二つ。

島の中でもお持ち帰りのチョイスが増えたのは嬉しい変化だったと思う。ついついアトリエに篭りがちな作業を、ふわりと癒してくれてありがとう。

それにしても今年は寒い。堤防を歩きながら鳥の姿を追いかけつつ。

さらに深まりつつある冬を眺めている。

1.1mm-1.7mm and 1.2mm-1.8mm wave ring in 18k champagne gold #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k champagne gold
size:1.1mm-1.7mm and 1.2mm-1.8mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

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屋久島の季節とともに結婚指輪を作ること。お二人に届けるシャンパンゴールドのリングを、咲き始めた椿の花とともに。

屋久島の季節とともに結婚指輪を作ること。お二人に届けるシャンパンゴールドのリングを、咲き始めた椿の花とともに。

秋から冬へ。屋久島の季節を分かち合うように作り進めてきた結婚指輪。二人とお会いしたのは山茶花の咲く頃だった。

同じ屋久島に暮らすお二人に届けるシャンパンゴールドのリングを、咲き始めた椿の花とともに。

同じ島に暮らす仲間と一緒にジュエリー作りをできるのは、軽やかなスタイルが気に入っているし、暖かな日は自然に囲まれて相談会をできるのも嬉しい。山茶花の咲く公園でお二人と待ち合わせてサンプルリングを手に取った日がもう懐かしくて!せっかくなので出来上がったリングも軽やかに、暮らす島の北側まで持ってお二人に会いに行こう。

自然に囲まれてお話ししたい。山茶花咲く屋久島サウス、結婚指輪の相談会。#屋久島でつくる結婚指輪

制作中はツワブキの花も咲いた。秋から冬へ。屋久島の季節を分かち合うように進めてきたお二人の結婚指輪作り。

優しい光を手に取るような心地に包まれる、シャンパンゴールド、結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

さて、これからお届けするお二人の結婚指輪を椿の花とともに眺めている。

屋久島サウスの川沿いにて。赤の佇まいと川のせせらぎに日本的な美しさを感じながら。

緩やかな流れを感じる動きだったり、自然を感じるタッチだったり、お二人の指輪には屋久島のエッセンスがキュッと詰まっていると思う。

細くて柔らかなライン、シャンパンゴールド、一粒のダイヤモンド。彼女がずっと抱いていてくれたイメージが形になって嬉しい。いつもインスタグラムを見てくれていてありがとう。

同じシャンパンゴールドを使って同じデザインで作った彼のリングを重ね合わせる。リングの表面に島の風景が共鳴して、緑が染み込んでいくように見える。柔らかな木肌のような質感や色合いはシャンパンゴールドならではのものだろう。小さな自然を手のひらに感じつつ。

二つで一つ感たっぷりになるよう、わからないくらいに、ほんの少しずつ寸法を変えて仕上げたのも良かった。意識したわけではないけれど、二人が似たものを選んだ瞬間って、なんだかとても嬉しくなる。出会うことって素敵だなと思う。

これからたくさん繰り返されるだろう、お二人の幸せの場面にご一緒できた時間にありがとう。

クローバーの茂みに思いがけず見つけた四つ葉をお二人に。

ご結婚おめでとうございます。

同じ島でも北側と南側で離れているけれど、またどこかの公園で、郵便局で、ふと見かけたときは声をかけてくださいね。

楽しい指輪作りをありがとうございました。

 

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屋久島に咲き始めた椿の花とお二人に届けるシャンパンゴールドの結婚指輪

お二人の結婚指輪には赤い花が似合いそうだなと思っていたのは、初めてお二人にお会いしたのが山茶花の咲く公園だったからかもしれない。

2020年から作り進めてきた結婚指輪が出来上がった日。新しい一年が始まって、今、屋久島では椿の花が咲き始めています。いつもジュエリー作りとともにある、屋久島の季節にありがとう。

まずは短いワンシーンを。同じ島に暮らすお二人と分かち合ってきた屋久島の印象とともに、出来上がった指輪をご覧いただけると嬉しいです。

屋久島でつくる結婚指輪

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