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花束を手渡すように。彼女が大好きな花をかたどるエンゲージリング “ガーベラの指輪” #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人とご一緒したオーダーメイドで、

はじめてのかたちに出会うことができました。

 

彼女が大好きな花をかたどったエンゲージリング。

ガーベラの指輪。

 

 

花をモチーフに作っているだけで元気になれる。

春の色とりどりがとても綺麗だった。

心躍る制作の日々にありがとう。

屋久島の花々を眺めながら花をモチーフにジュエリーを作る幸せ。ガーベラをかたどる婚約指輪。

 

たしかにガーベラをモチーフにジュエリーを作ったことはこれまでなかったかもしれません。

彼女から初めてリクエストをいただいた時に、実は少し悩んでしまった。

この複雑な造形をうまく作り上げることができるのだろうか、と。

 

それと同時にワクワクしている自分がいることにも気がついたのです。

きっとこれはチャンスでもありチャレンジでもあり、そしてギフトなのだ。

 

お二人との出会いがあって、かたちのない何かからかたちのあるジュエリーが生まれてくるまでの時間もまた喜びで、ずっと夢中になっていました。

大切な想いから始まるオーダーメイドのジュエリー作りはいつも新しい発見に満ちています。

 

さて、

出来上がったばかりの小さなリングは島の緑の中にそっと置いて眺めてみる。

 

 

k18イエローゴールドとダイヤモンド。

とてもシンプルな素材の組み合わせが彼女もお気に入りなのです。

 

花びら全体は約10mmほどととても小さい。

手に取るととても繊細で、精巧なジュエリーに仕上がっています。

 

それでも華やかに感じるのはガーベラの持つ個性だろうと思うのです。

ダイヤモンドは静かで、そして力強く輝いていて、

深い緑の中で本当にそこに咲いている花のように見えました。

 

そしてその花を摘んで大切な人に手渡すように。

ああこれは幸せなひとときだな、と喜びが込み上げてきます。

 

どんなお二人なのだろう。いつかお会いしてみたい。

海のずっとずっと向こうに想いを巡らせつつ。

 

 

横から眺める佇まい。

 

細身のリングを合わせてあるので、つけ心地軽やかで楽しい。

カジュアルなシーンにも、もちろんフォーマルなシーンにも

これならきっとたくさんお使いいただける!

 

エンゲージリングはどうしても重たい印象になってしまいがちなところがあるので、

そこは一番気を付けていたところかもしれません。

せっかくの記念のリングなので、登場回数多いと嬉しいですよね。

 

そのようなフィーリングも彼女と意見があったところなのかな、と一人思っています 笑。

 

 

花のある暮らしが大好きです。

 

あるいは私自身が癒やされているのかもしれません。

島の花々に出会い溢れる喜びを分かち合うことができればと、

ジュエリーを作り始めたきっかけはそうだったように思うのです。

 

雨の日も晴れの日も、朝も夜だって、

ふとした瞬間に、この喜びを手の中に見つけていただけると嬉しい。

 

 

屋久島からタイにお住まいのお二人に。

 

デザイン作りの間は彼女とメールでたくさんの言葉を交わしてきたのだけれど、

「バンコクは日々変わり続けていて凄いです!」と言ってくれました。

 

たしかに、こんなにも距離が短く感じられる垣根のなさが最近はある。

それでも、私たちはいつも心の奥の方で誰かと繋がっていることを変わらず求めている。

 

今だからこそ色彩を持って生き生きと表現される、大切にしたいことがあるのかもしれません。

 

 

またいつか屋久島にもきてください。

できれば山々や花を眺めながら一緒にコーヒーでも飲みましょう。

 

おめでとうございます!

楽しいジュエリー作りをありがとうございました。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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