4ヶ月ほど前からお声がけをいただいていたお二人と、ついにお会いすることができました。
満開のハイビスカスに包まれた、真夏の相談会でした。
素敵な巡り合いに、屋久島にありがとう!
お二人とも話していたのですが、屋久島に暮らすようになって、たくさんのご縁に恵まれるようになった気がします。
普段なら出会うことがなさそうな方とも、自然体で仲良くなれるのは、さすが屋久島が持つ引力というのでしょうか。
お仕事で島に赴任している彼と、海を渡って彼に会いに来た彼女と、緑の中で指輪作りのお話をしている時間は、まるで夢のようでした。
島を訪れる人は、やっぱり自然が好き!という大きな共通項を持っているので、年齢は離れていたりもするのですが、大切な仲間ができたような気がして嬉しかったです。
午後のアトリエにはハイビスカスの生垣を通り抜けて、太陽があたたかな光を届けていました。
緑に包まれた、なんとも屋久島らしい夏の日でした。
お二人からは、事前にリクエストいただいていたデザインがあって、そのサンプルリングをお試しいただいているところ。
相談会では、もちろんデザイン作りに集中をしているのですが、
その時々に、お互いの暮らしのことやお仕事、出会いについてなどをお話しできるのが楽しい。
このような何気ない言葉もまた、お二人の指輪作りのエッセンスになっていくのだと思うのです。
「今うして、ご縁があって屋久島にいることが、二人の大切な思い出になるように、ここで指輪を作りたかったのです。」彼女がとても爽やかな表情で言ってくれました。
嬉しすぎて言葉が出てきませんでした。
「いえいえ、お二人の夢のお手伝いをさせていただけて幸せです。実はお二人からいただいているものがたくさんある指輪作りなのですよ」と、心の中で呟いていました。
相談会の最後には、来年にまたここでお会いして指輪のお渡しをしましょうと、お二人と約束を交わし、記念写真を撮影してサヨナラをしました。
そのようにして、わたしたちの指輪作りが始まりました。
夏から秋、そして冬へ。
一度だけの季節を分かち合いましょう。
屋久島の光のかけらのようなプラチナリングが生まれると思います。
お二人とともに歩む日々を、皆さま、どうぞあたたかく見守っていてください。
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