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水面にたゆたう波のような、時の巡りのような。 プラチナとイエローゴールドのペアリング #屋久島でつくる結婚指輪

水面にたゆたう波のような、時の巡りのような。

プラチナとイエローゴールドのペアリング。

ご結婚式を迎えるお二人の喜びと、降り注ぐ祝福に包まれてお作りしました。

 

 

冷たい空気と新しい花の香り。

島に漂い始めた秋の気配を愛おしみながら作業机に向かっていた日々。

屋久島の時間から生まれる、お二人だけの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

そして、お二人の結婚指輪が完成する頃、島はコスモスの花で彩られていました。

 

オーダーメイドの制作を通じ、こうして一度だけの季節をご一緒できることは、何よりもかけがえのない時間のように感じます。

島のリズムに寄り添った、ゆっくりとした指輪作りにお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

偶然のようでいて、どこか必然のようにも思える出会いによって紡がれた、お二人の結婚指輪を愛おしく眺めながら。

 

彼女のリングが1.2mm幅、彼のリングが2.0mm幅

薄くて細い2本の金属を、まるでリボンを巻くように、ふわりとつなぎ合わせて一つのリングに仕立てました。

 

とっても柔らかな印象ではありますが、手にしっかりとした安心感をもたらすのが、プラチナとイエローゴールドの魅力なのだと思います。

 

お二人の暮らしが、美しき調和の中で穏やかに流れ続けていくように。

そのような願いを込めて作りました。

 

プラチナリングとイエローゴールド、重ね合わせてみると、こんなにも大きさが違っていました。

出会うことって、とても素敵です。

 

料理人の彼がピザを作り、キッチンカーでイベントに出かけているというお二人のお話を伺っていると、

なんだか、自分が大阪で暮らし、ジュエリー作り頑張っていた頃を懐かしく思い出しました。

これから、ともに一つの時を紡いでいくお二人のことを、屋久島から楽しみに想っています。

 

いよいよ指輪を海の向こうにお届けする日がやってきて、久しぶりに雨があがりました。

海から吹く風は暖かく、まだまだ半袖で過ごせてしまう11月です。

 

屋久島サウスに咲いたコスモスをお二人に。

いつの日か、お二人で島を訪れてくださいね。

 

ご結婚おめでとうございます。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

幸せな響き。二つでひとつ、蜜柑模様の結婚指が出来上がりました #屋久島でつくる結婚指輪

彫刻をしたのは、お二人が大好きな蜜柑の木の模様です。

豊かに結んだ果実のように、ダイヤモンドを一粒ずつセットいたしました。

イエローゴールドとプラチナのリングをそっと重ね合わせると、そこに初めて、一つの息吹が芽生えました。

 

 

海のリズム、プラチナとイエローゴールドが織りなす柔らかなフォルム。

夏の間、お二人とともに歩んだ指輪作りを、ほんの少し名残惜しく感じながら。

始まりの予感。プラチナとイエローゴールド、緑の中で生まれる共鳴。#屋久島でつくる結婚指輪

 

結婚をして、それまで違った場所にいたお二人が、一緒に暮らすようになる。

どこか似ているようでもありながら、全く異なる部分もあるお二人。

けれども、あるいは、異なっているからこそ、長く一緒にいられるのかもしれません。

ふたつでひとつ、というのでしょうか。

補い合い、励まし合いながら、喜びや、時には困難さえも分かち合い、共に長い道のりを歩んでいく。

 

そのようなパートナーシップへの憧れと願いを込めて、お二人の結婚指輪を作りました。

 

そして、内側には広く大きく。

彼女のリングには蜜柑の花を、彼のリングには果実をデザインいたしました。

こちらも重ね合わせると、ぴたり。一つの模様が出来上がります。

 

リングの内側は、普段目に触れることがないだけに、自分自身の心に向かうフィーリングでしょうか。

お互いの繋がりや想いを大切にする、お二人の響きを感じるリングが出来上がりました。

 

お二人の暮らす静岡も、ここ屋久島も、柑橘の木が豊かに茂り、毎年さまざまな種類の実を味わうことができます。

彼のご家族が鹿児島の島にいらしたり、海にまつわる暮らしにも、不思議なご縁を感じます。

 

ブルーと黄色の煌めくイメージ。

 

形を持たないけれど、確かにここにあるものを大切に思う気持ちで、お二人とは繋がっていたように感じます。

指輪を作るのに、なんだか不思議なことですね。

 

 

始まりのひとしずく

 

 

リングのもう一つのモチーフにもなっている、海にも出かけました。

 

リングを手にとって、そのシルエットを眺めてみる。

 

リング幅は2.3mm、ラウンドシェイプとスクエアシェイプの中間のフォルムです。

リング全体を緩やかにカーブさせ、柔らかなつけ心地に仕上げました。

 

サイズと素材をのぞけば、ぴたりとお揃いデザインの、お二人の結婚指輪です。

 

「どんなお二人なのだろう」なぜだか不意に気になりました。

お電話ではお話しできたけれど、いつの日かお会いできると嬉しい。

 

夕暮れ時、まだまだ強い太陽の日差しを受けて輝くリングが眩しかった。

繰り返し打ち寄せる波。

潮騒に包まれる、なんとも幸せな心地も一緒に、お二人にお届けできますように。

 

 

リングの写真を撮影していると、散歩中の犬が楽しげにフレームインしてきました。

それを眺めながら、みんなで一緒に微笑んでいる。

二人で過ごす、何気ない日々の中に、きっと幸せがあるのかもしれませんね。

 

永くご愛用いただけますように。

 

ご結婚おめでとうございます。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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