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大好きな植物とジュエリーと。大切な繋がりの中で結婚指輪をオーダーメイドすること。#屋久島でつくる結婚指輪

夜明けもずいぶん遅くなってきたと思ったら、今年もあと1ヶ月半になるのか。それでもまだまだのんびりムード流れる屋久島サウスです。

アトリエでは咲き始めた冬の花々とともにお二人の結婚指輪を作っている。朝に目を覚ますたびにポコポコと新しい姿を見せてくれる、とても静かだけれどワクワクする日々だ。

お二人とは大好きな植物のいろいろで指輪を作ることができて嬉しい。遠く海を越えて声をかけてくれてありがとう!いま、この広い世界だからこそ大切にしたい繋がりがある。

屋久島のカラフルな冬。プラチナ&シャンパンゴールド、結婚指輪作りの始まり。

それにしてもこの多様化した日常の中で、互いの違いを敬うことは今の時代に与えられたギフトではあると思うけれど、広い広い海の中で同じ喜びを分かち合うことのできる仲間と出会えることは何事にも代えがたい有り難さだと思う。

そして何よりもパートナーと出会うこと。小さくて、何気ない暮らしにある確かな手触り感の中にあるお二人を思いながら、あたたかな気持ちで今日も作業机に向かっている。

こちらは彼女のシャンパンゴールド。ゴールドを加工する際の炎は800度ほどで、ふわりと柔らかい。

彼のプラチナは1500度ほどの高温で作業を進めてゆく。両はしをつなぎ合わせて一つになると、その瞬間にリングは固く強くなる。

出来上がるリングがお二人の暮らしとともに、どのように変化してゆくのだろう?60歳になる頃には?いつもよりも少し長い時間感覚の中で作業をするのは自分が小さくなれたような気がして心地よい。長い時をかけて使うものだ、ゆっくりと流れる金属の時間に身を委ねつつ、お二人の結婚指輪を作っていこう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島のカラフルな冬。プラチナ&シャンパンゴールド、結婚指輪作りの始まり。

今年の冬はいつもよりも少し早いように思う。屋久島サウスではもうツワブキが咲き始めているし!カラフルな季節の訪れになんだか少し得した気持ちになるし、妙にそわそわとしてしまうし。

そして、周りを見渡すとツワブキも山茶花も蕾いっぱいで、これから勢いを増してくるのがよくわかる。

シャンパンゴールドとプラチナを手にとって新しく始めた結婚指輪作りは冬の花々に包まれて進んでゆくのだろうなと胸が高鳴っている。

海や水は今までたくさんジュエリーのモチーフになっているけれど、花や葉っぱ、植物の印象も大好き。お二人とは植物大好きな気持ちで繋がっていると思う。お気に入りの植物モチーフを2本のリングに散りばめて、おおらかな優しさで包み込んでくれるような結婚指輪をつくりたい。

まずは最初の第一歩。昔から変わらない手作業のリズムで。

今日も雨が降ったり止んだりの屋久島サウス。これは一年のうちでもかなりクッキリ感の高い虹だと覆う。

祝福の余韻。彼のプラチナと彼女のシャンパンゴールド。

さあ、いよいよ始まりだ。これまでお二人と一緒に作ってきたイメージが形になる瞬間を前にできるのは、作り手ならではの幸せだと思う。

雨上がりの庭先ではツワブキがたくさんの蕾を抱えて弾けそうになっている。素敵な予感が満ち溢れている。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島の秋から冬へ、季節の移ろいに心を傾けながら、お二人の結婚指輪を作っている #屋久島でつくる結婚指輪

島に暮らしていると海の情景が一番身近だったりする。水の色が深く暗くなって、光が強調されるようになると冬がやってくる合図だ。朝一番にいつものビーチで波に乗ったけど、水もずいぶんと冷たくなってきた!

屋久島の秋から冬へ、季節の移ろいに心を傾けながら、お二人の結婚指輪を作っている。

波と浜辺のような、海と夕焼け空のような、お揃いの結婚指輪をオーダーメイドすること #屋久島でつくる結婚指輪

ゴールドとプラチナを組み合わせて作るお二人の結婚指輪は水平線がモチーフになっているので、朝の海も良いリズムだったなあ。心地よい波の余韻に包まれながら、今日は大切な仕上げの作業を。いよいよこれでリングの造形作業もひと段落となる。

ゴールドとプラチナが作る境界線。リングはキュッと小さい、でも二つの金属が出会って生まれたラインに果てしない力強さを感じながら。

毎日つけていただく結婚指輪だから、つけ心地や肌触りを大切にしていたい。見えない内側の部分をラウンドさせて柔らかにしよう。

いよいよお二人がリングを手にとってくれる日が近づいてきた。結婚という大切な節目に指輪作りを介して長くご一緒できるオーダーメイドの作業はいつも楽しい。幸せな気持ちに溢れている。

リングが届いてすぐに、なんとお仕事で海外に渡ることになっているお二人の新しい日々を思いながら、完成に向けて細やかなタッチを繰り返している。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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波と浜辺のような、海と夕焼け空のような、お揃いの結婚指輪をオーダーメイドすること #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。お二人に結婚指輪をお届けする頃には、きっとアトリエの山茶花もいっぱいになっているだろう。作業の始まる前に、庭先で大きく深呼吸をして。

お揃いの素材、お揃いデザインを選んでくれたお二人だけど、微妙な寸法を変えて繊細さや強度を調整しながら作っている。彼のリングを造形してホッと一息のところまでは書きました。

山茶花とイエローゴールドとプラチナと。色鮮やか、屋久島冬の結婚指輪作り。

彼女のリングは一回りリング幅を細くして、つけ心地軽やかになるように厚みをほんの少し抑えて作るのが今日の大切なところ。作業の手をゆっくりと、そして確かに進め続けてゆく。

同じだけれど少し違っている。でも少し違っているからこそつけたときに同じに感じることができる。

波と浜辺のような、海と夕焼け空のような、二つの金属が作り出す境界線に力強さを感じながら。

海からの帰り道。

鳥の羽ばたき待ちからの、アトリエに。なんとも昔話みたいな屋久島リズムが今日も流れている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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