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屋久島から長野のお二人へ、オーダーメイドでお届けする結婚指輪物語、ありがとうの最終編

屋久島サウスのアトリエです。長野にお送りした結婚指輪がお二人と、そしてリンゴとともに里帰り。本当は出来上がってすぐに屋久島に来てくれる予定だったけど、世の中の色々があって今日まで半年かかってしまったのも、今となっては感動的な出会いだったように思う。会いに来てくれてありがとう!

リングが出来上がったのはこの前の6月だったのか。ホント、この一年も色々ありすぎて長く感じすぎて、2回前の6月と勘違いしてしまった。

小さいけれど、永遠のリング。屋久島からオーダーメイドでお届けする稲穂模様の結婚指輪

稲穂模様の結婚指輪を紫陽花の季節にお届けして、ツワブキの花咲く屋久島にリンゴとともに帰ってくる。季節を巡る色あざやかな祝福を感じながら。

そういえば、婚約指輪は水をモチーフにしたダイヤモンドリングだった。長野も屋久島も、いつも水が豊かさを育んでくれている。お二人とは実に繋がりの多い指輪作りだったなあ。

雨上がりの屋久島、しずくとプラチナリング、一粒のダイヤモンド。お二人にお作りした婚約指輪は水のイメージで。

長野の山々に囲まれて暮らすお二人は屋久島の森を歩きたい!と言っていて、なぜかとても誇らしいような嬉しいような。素敵な屋久島時間となりますように。そしていつか長野の雪景色も見てみたい。

少しずつ、一歩ずつ、島のスローなリズムだけれど、こうしてジュエリーの向こう側にあるお二人や自然と向かい合いながら制作ができるのは何よりも幸せなことだと思う。

素敵な出会いにありがとう!

そして改めまして、ご結婚おめでとうございます!!

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

海と月、屋久島の暮らしから生まれた小さなネックレス #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の海からいただいた夜光貝で月を作ったので、ネックレスの名前は“海の月ネックレス”

海と月はいつも隣り合ったリズム中にあって、そのエッセンスを一つのジュエリーにできたのも良かった。屋久島の暮らしから生まれた小さなネックレスだと思う。

夜光貝の切り取る場所や個体によっても、いつも新しい表情を見せてくれるその輝きにずっと夢中になっている。

ケースを開くとまた新しい時間が始まりそうな幸せ感。大切なプレゼントに選んでくれてありがとう!

朝、いつものビーチにて。この日は下り坂の天気だったけど、雨の日だって、雲がかかっていても、実はいつも月は近くにあるのか。

穏やかな明かりがお二人を包んでくれますように。

 

海の月ネックレス 18k yellow gold, island shell

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屋久島の海からいただいた夜光貝で月を作ったので、小さなネックレスの名前は“海の月ネックレス”

屋久島の海からいただいた夜光貝で月を作ったので、小さなネックレスの名前は“海の月ネックレス”

放つのか、吸引力か、月の表面から浮かび上がる色彩は動きの中で一層際立って感じられると思います!

海の月ネックレス 18k yellow gold, island shell

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12月。季節が新しくなったアトリエの響きを感じながら。#屋久島でつくる結婚指輪

庭先には1年ぶりの鳥たちが帰ってきて、夏を彩ってくれたチョウチョとバトンをタッチ。皆さま、12月もよろしくお願いします。

というわけで、今日はまた季節が新しくなったアトリエの響きを感じながら。

ノマドカフェさんのりんごケーキを食べると、もうすぐ冬が訪れるサイン。去年も今年もテイクアウトしてアトリエでいただいているけど、やっぱり美味しい!

寒いけど暖かい、島の爽やかな冬が好きだ。

彼のリングを作り始める前に、窓辺で心を落ち着ける。

目指すところはラウンドシェイプ とスクエアシェイプ の間くらい。彼女のリングを近くに眺めながら、お揃いのアウトラインを削り出している。

去年に旧しずくギャラリーから移設した木がお気に入りらしい。静かで賑やかな季節はまだまだ続く。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

ずっと自然の中で暮らしていきたいから。シャンパンゴールドでお二人だけの結婚指輪を。#制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

ずっと自然の中で暮らしていきたいから。シャンパンゴールドでお二人だけの結婚指輪を。#制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。くるりと曲げて柔らかいけれど、丸くなると堅くなるリングの不思議。何百年と変わらず、劣化の少ないk18ゴールドは結婚指輪には最高の素材だと思う。

ゴールドを数えるときは24進法を使うのだけど、18金は18/24が純金で、後の残りに複数の金属を配合して硬く仕上げている。(合金は2種類よりも3種類と組成の数が増えるほどに硬くなる特徴があります)そして残りの6/24に何を使うかで、微妙な色調や質感が変わってくるのが面白い。

お二人が選んでくれたシャンパンゴールドは肌触り柔らかで、どこか植物的な色調は穏やか目。島の自然への溶け込み具合もすごくて!ついつい庭先でリングを眺めながら制作を進める日々だ。

山茶花やツワブキの咲く大好きな屋久島、大好きなシャンパンゴールドでお二人の結婚指輪を作っている。

さて、今日もじっくりと作り進めている。

悠久の輝きと大地の時間を感じながら、リングのアウトラインを丸く造形してゆく。

金属にも息吹を感じるし、風や海、山々にも。日本の風土から生まれるジュエリーを作っていたい。

海からアトリエに帰ってきて、熱いコーヒーを飲んでまた作業机に。

少しずつ寒くなってきて、里芋も大根も人参も美味しい季節になってきたなあ。お二人は農作業を営んでるからか、美味しいイメージが時々浮かんでくる笑。

初めてお二人からお便りをいただいたとき、「ずっと自然の中で暮らしていきたいと考えているので結婚指輪は自然をモチーフにしたものと考えていました。」と言ってくれたのがとても印象に残っている。

身近にある海に感動をする、暮らしに馴染むデザインを作る、お二人が育てる果物をモチーフに刻む。

とてもシンプルなことが、なかなか複雑に見えてしまうのが今どきなのかなとも思う。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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