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槌目模様、お揃いプラチナでつくる結婚指輪と屋久島の祝福。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。大阪に暮らすお二人にお作りした結婚指輪が出来上がり、咲き始めた桜の木の下で眺める。始まりのムードに包まれる瞬間だ。

叩き模様を施したプラチナリングの表面に屋久島の色が映って、光を跳ね返して、キラキラだった。

お二人の結婚指輪は、叩いたり、火を当てたり、削ったり、昔ながらの手作業で仕上げている。窓の向こうに冬の情景を眺めては、作業机に向かう日々だったなあ。美しく、スローに流れていた屋久島時間にありがとう。

朝の木漏れ日のようなキラキラ感。プラチナリング、槌目模様、一つだけの結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

今年最初のまとまった雨降りと共に始まった指輪作りだったけど、いよいよ指輪が出来上がると雨が止んで緋寒桜がちらほらと咲き始めたのもなんだか感動的で!

そして、目に見えない繋がりって本当に素敵なことだと思う。もう10年以上も前に彼女と屋久島で出会っていたことも、毎年楽しみにしていたのが実はおばあちゃんが植えた桜だった話も。春の予感とも重なり合って、島の祝福を感じずにはいられない。ほっこりなのです。

彼のリングは2.5mm幅。彼女のリングは2.3mm幅。同じプラチナ素材を使ってお作りした、お揃いのプラチナリング。

小さなリングなのに、手に取るとしっかりと確かな重みがあって、キュッと冷たくって、プラチナの質感って心地よい。これからはお二人の時間と一緒にあるのだなあと手の中でリングを眺めつつ、少し先の未来を想ってオレもワクワク。

 

そういえば指輪作りの間は虹がいっぱいだったなあ。

アトリエに戻ると、窓の向こうにまたまた大きく見えた虹をお二人に。

ご結婚おめでとうございます!

このリングを受け取りに彼女が島に来てくれる日を待ち望みつつ、

実はこれからもう一つのジュエリー作りも。楽しい時間はもう少し続きます。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

婚約指輪編

想いを受け継いで、つくる。屋久島の森とダイヤモンド、オーダーメイドの婚約指輪 #屋久島でつくる結婚指輪 #リメイクジュエリー

屋久島から大阪へ。出来上がったばかりの結婚指輪を咲き始めた桜とともに届けよう。#屋久島でつくる結婚指輪

出来上がったばかりのプラチナリングは咲き始めた桜とともに。1月なのに驚くほどに暖かだった昼下がりのワンシーンです。キラキラと光を反射させたり、島の情景を映したり、その表情を常に新たしくさせるところはプラチナの素敵なところだと思います。屋久島ではところどころに感じ始めた春の気配とともに、大阪に暮らすお二人に結婚指輪をお届けしよう。

屋久島でつくる結婚指輪

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朝の木漏れ日のようなキラキラ感。プラチナリング、槌目模様、一つだけの結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。これから最後のタッチを加えるプラチナリングを手にして、朝の木漏れ日のようなキラキラ感のイメージを抱いている。

リングの表面をキャンバスに見立てて、その小さなスペースにどのような表情を与えることができるかをいつも考えている。有機的な質感、きらびやかさ、シンボルだったり、光だったり。屋久島で出会う情景にインスピレーションを求めながらリングに細工を施していく作業は、指輪を洗練させるタッチでもあるし、自然へと戻すタッチでもあるのが面白い。

 

もう10年近くも前になるだろうか、屋久島で出会った彼女がご結婚することになってお作りしている結婚指輪。ここまではシンプルなプラチナリング作り。

雨のち晴れ。屋久島サウスからノースへ。#屋久島でつくる結婚指輪

さて、ここからは一気に進めるハンマーワークの時間だ。コンコンコンと、力一杯に金槌でプラチナリングを叩いていく。

最初の第一打目。波紋を起こす一滴の雫のように。 

思い切り叩いて歪んだリングの円を整えている。そして、また叩く。

同じテクスチャーをもう2度と作ることができない手作業での工程は大切にしていきたい。お二人だけの時間があるように、お二人だけの結婚指輪があると素敵だと思う。一通りハンマーで叩き終わったリングが作業台のライトを受けて、細やかな光をあたりに放っていた。

こちら屋久島は明日からぐっと寒くなりそうなので、灯油ストーブやら、毛布やら、カレーライスやら笑、そんな冬支度の時間も楽しいものですね。皆さまも、寒くも暖かな日々を。キラリと輝く瞬間をキャッチできますように。

 

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雨のち晴れ。屋久島サウスからノースへ。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。長く続いた雨が上がったので、作業の手を止めてノースへ向かう。ノースは快晴で驚くほどに暖かだったのも屋久島流だ。この小さな島から溢れている多様性にガツンと強く癒されている。そういえば、1月にノースサイドの海に入ったのは初めてだったな。久々に集まった仲間と過ごせた楽しいひと時にありがとう。夕暮れ時まで乗り続けた波の印象に満たされつつ、ジュエリー作りの続きへと繋げていきたいと思っている。明日はいよいよ最後の仕上げ作業だ。

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窓の向こうに大きな虹が現れて屋久島の祝福を感じていた、お二人の結婚指輪の制作日

窓の向こうに大きな虹が現れて屋久島の祝福を感じていた、お二人の結婚指輪の制作日

屋久島サウスのアトリエです。窓の向こうに大きな虹が現れて、島の祝福を感じながらお二人のリング越しに眺めていた制作日。

島ではいつもだいたい虹の現れる場所は決まっているのだけど、ちょうどアトリエのすぐ裏手にそびえる山の麓がスタート地点になることが多い。もっと近くに行ってみよう、と思って出かけてみるけど、近づくと見えなくなってしまうのも不思議。

お二人の結婚指輪作りはプラチナリングの土台を作るところまでを書きました。彼女とは屋久島で初めて出会った。もう10年以上も前なのか。

毎朝目を覚ますたびに春が近くなってきている。屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っている。

さて、今日も屋久島の情景とともに作業机に向かっている。リングを受け取りに島に来てくれる日を楽しみにしながら。

彼のリングは19.2号。手のことを知ると、その方の雰囲気がなんとなくわかるようになったのはジュエリー職人ならではかもしれない。手は人の暮らしやスタイルを反映して形取られるのだと思う。

彼にはサンプルをつけている場面を動画に収めていただいた。その印象を頼りに造形のバランスを整えている。しっかりと、そして優しい雰囲気。

プラチナという金属はジュエリー作りにとても魅力的な素材だ。しなやかさと耐久性を併せ持っている。製品になってしまうとキュッと硬くなるのだけど、その奥にある柔らかさを鉄鋼ヤスリ越しに感じながら作業の手を動かしている。金属も私たちに、同じ大地から生まれたつながりを感じながら。

リングの表面に柔らかなラインが現れた。多面的になって色々な角度からの光を反射している。このソフトさの中に、光を感じるような、輝く印象を与えていきたい。周囲の光が共鳴して、その表情に加わるところがプラチナの素敵なところだと思っている。

屋久島でつくる結婚指輪

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シンプルで懐かしかった、いつかのタマゴサンド。そろそろカフェにもいきたいなあーと思いつつも、おうちご飯を楽しんでいるオレ。皆さまはどんな冬をお過ごしでしょうか?また寒くなってきそうですね!どうぞ、あたたかな日々を。