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サプライズのプレゼントでも大丈夫、婚約指輪サイズお直しのオーダーメイド術 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。2年前にしずくギャラリーに来てくれたお二人には婚約指輪と結婚指輪をセットでお作りしている。3月にお届けしたエンゲージリングは少しサイズをお直しして、ほっと一安心。ミモザの花をモチーフにした、シャンパンゴールドのリング。

花束を手渡すように、彼がプロポーズのタイミングで婚約指輪を届けた日のことは鮮明に覚えている。

もしかすると、サイズはピタリと合わないかも。サプライズのプレゼントの場合は一緒にサイズを測ることができない不安があると思う。彼とは後からでもサイズ調整ができるように、加工の余白があるデザイン作りを進めてきた。(たぶん当日彼も焦らなかったと思う笑)

こうやってお二人の素晴らしいドキドキ感にご一緒できるウェディングリング作りはいつも幸せだ。

プロポーズの日には、彼女の大好きな花を手渡すように。ミモザの花をモチーフにしてお作りしたエンゲージリングのお話 #屋久島でつくる結婚指輪

デザイン作りがきっかけで庭先に植えたミモザの苗も順調に大きくなっていますよ!

あと、もう一つ嬉しかったのは、ちょうど今調整を重ねている結婚指輪とのマッチングを楽しめたこと。いつもはデザインを一緒に作るのだけど、出来上がった婚約指輪は先にお届けすることが多いので、素敵なタイミングでもあった。

結婚指輪は素材をプラチナとシャンパンゴールドにして、本番の制作がこれから始まるところ。ドットの集まりの婚約指輪と8角形のデザインは文様パターンのようでとても相性が良い。小さなリング手にしながら、屋久島の暮らしの中で感じる柔らかなリズムとお二人の物語を思い描いている。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

6月に控えた結婚式を前に結婚指輪のお磨き直しをする日 #屋久島でつくる結婚指輪

海の向こうに暮らすお二人からお便りが届いた。そして、お二人の結婚指輪は久しぶりの里帰り。6月に控えた結婚式を前に指輪のお磨き直しをする日。

あれからもう2年も経つのか。しずくギャラリーでお会いしたお二人。お二人とは指輪の打ち合わせをして川沿いで記念写真を撮ったり、バス停まで一緒に車で走ったり、サイズを測り忘れてて帰りのフェリー乗り場でもう一度待ち合わせたりした。一緒に過ごした何気ないいつもの屋久島時間は今とてもとても貴重に感じられる。

東京から初夏の屋久島へ。しずくギャラリーで結婚指輪の相談会でした。

「山歩きの影響で少し傷があって。。」彼女が書いてくれたメッセージ。

大丈夫です。小さな傷は紙やすりを使ってクリーンナップしてゆく。リングの表面と側面。少しずつ消えてゆく小さな傷たちに確かな時間を感じながら。

リングの円形を確認して、ほんの少しだけ、木槌でコンコンコン。これもOKだ。最後に内側に光沢を持たせてつるりと仕上げよう。

彼女には小さく、彼には大きく、シダ模様を彫刻したスクエアシェイプ の結婚指輪。新品のようにお磨き直ししたけれど、以前よりもお二人っぽさが増しているような。お二人の暮らしとともに長い時間軸でお使いいただけるのが結婚指輪の素敵なところだと思う。

でもまだ始まったばかり、これから年月を経てもっと指輪に傷がついたりもするだろう。それもまたお二人の時間のようで趣深い。そしてまたお磨き直しやりますので、いつの日か屋久島にも遊びに来てくださいね。

おめでとう。屋久島よりお二人に祝福を。

 

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ついつい夢中になってしまう。ラウンドシェイプ 、プラチナリングのつけ心地。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。屋久島から長野へ、お二人の大切な物語を綴るように作り進めている結婚指輪の造形作業がひと段落。何度も作ってきたけれど、ここにたどり着くまでは長い長い道のりだったなあ。シンプルなプラチナリングのアウトラインを眺めて。

シンプルなラウンドシェイプ 、プラチナの結婚指輪は長い歴史の中で、たくさんの人々に愛されていて、今も変わらずそうだと思う。普遍的とは言っても全てが同じではなくて、シンプルだからこそに、作り手のスタイルや世界観が一層反映されるオリジナル感がある。そのシンプルさにお二人の想いや物語も加わっていつも新しいデザインが生まれるオーダーメイドの結婚指輪作りは楽しい。

装飾の土台となるプラチナリングはシンプルで美しく、普遍的なデザインとなっていますので、指輪作りを始めようと思う皆さまはここからイメージを広げやすいと思います。

ずっと長くつけていたいつけ心地。リングの表面には大きく、そして内側にも小さな丸みをつけている。結婚指輪作りでは、見えないけれど自分自身に響く部分を大切にしていたい。

彼のリングは2.5mm。彼女のリングは2.1mm。リング幅で印象が大きく変わるので、お二人とは動画を送りあったりサンプルリングをお作りしたりして、コミュニケーションを重ねてきた。

側面にはほんの少し平面を残していて、つけたときにすっきりとした印象が素敵なので是非試していただきたい。柔らかさと明瞭さと。有機的でもあり、スタイルを感じること。なんだかチョコレートケーキのフランボワーズみたいな感じでもありますね。ついつい夢中になってしまう感覚があると思います。

このままでも手にしたい。でも、お二人のリングには表面に装飾を加えて素敵に出来上がる予定でワクワク。楽しい指輪作りはまだまだ続きます。

 

 

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制作編

オーダーメイド、プラチナリングの柔らかさと確かさ #屋久島でつくる結婚指輪