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しとしと雨降りの屋久島サウス、新しいジュエリー作りはシダの葉としずくのイメージで

しとしと雨降りの屋久島サウス。シダの葉としずくのイメージ。今日から新しいジュエリーを作り始めている。

シダの葉の柔らかさ。薄いプラチナの板は糸鋸でガリガリと切り抜いてゆく。

お久しぶり、年に一度出会う花。

島でのジュエリー作りで刺激的なのは、自然のバランスを学びながら作業机に向かえることだと思う。

そろそろ桜の季節も終わりなのか。

そして春のしずくが庭一面をキラキラと飾り始めている。

60歳になってもずっと変わらずお揃い。オーダーメイド、お二人の結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

この激しさは久しぶりだった。いよいよ雨の季節に突入した感のある屋久島です。こんな日は雨音を聴きながらアトリエに篭る。

開放的な晴れた海も大好きだけれど、何と言っても屋久島は雨の雰囲気が心地よい。静かな気持ちに包まれて、優しいタッチでどこまでも作業ができるフィーリング。

快適に、特別に。オーダーメイド結婚指輪作り、何よりも大切にしたいこと。#屋久島でつくる結婚指輪

アトリエでは彼のリングが出来上がって、作用台の上でじっくりと眺めつつ、次なる彼女のリング作りへ。

お二人が選んでくれたデザインはシンプルなスクエアシェイプ のスタイルで。ほんの少しリング幅に変化をもたせつつも、同じようにすっきり細身に仕上げていく。よく考えてみると、一生のうちにお揃いのものを身につけるのは結婚指輪だけかもしれない。たしかに。60歳になってもずっと変わらずお揃いなのも、なんかいいなあ。少し先にある未来の姿をイメージできるのも、ゴールドやプラチナの素敵なところだと思う。

雨が少し小降りになったところで庭先に。南国の気配と。

日に日に色濃くなる緑を眺めている。

さて、次なるは彼女のリングの造形を。タッチを細やかに。

夕暮れ時、造形のひと段落したリングを持って庭に出てみると、綺麗な青空が広がっていました。いよいよ明日には完成だ。一月からイメージを作ってきたお二人のリングが揃うのがとても楽しみ。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

快適に、特別に。オーダーメイド結婚指輪作り、何よりも大切にしたいこと。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。彼と彼女、2本のリングがピタリと合わさると嬉しい。

サイズは違えども、同じ素材とデザインだし、ボリューム具合もとても近しいお二人の結婚指輪。ことに最近はメンズレディースの区別がなくなってきているのも心地よい兆しだなと思う。

彼のリングはほんの少しだけ厚みをつけてしっかり頑丈に。彼女のリングはほんの少しだけ厚みを落としてすっきり繊細に。これまでLINEで言葉や画像を交わしてきたお二人の印象を思い出しながら、微妙な変化をつけて作り進めている。

すっきり細身が好きだから。屋久島の春とイエローゴールド結婚指輪作り。

お二人のリングは出来るだけ金属の無垢な質感を残しつつ仕上げたく、表面は今の表情を残しておく。今日はリングの内側を造形してゆく作業を。

作業を始める前に庭先でふわり。細かくてキューっとしがちなジュエリー作りだけど、ここに自然があるとむっちゃ助かる。今日も屋久島にありがとう。

リングの内側は丸く造形しておく。リングの内側は誰にも見えない、でも自分自身に向かうデザインを実は何よりも大切にしていたい。つけごこち柔らかだと毎日が快適だし、イニシャルや名前、記念日などの彫刻を内側に施すのもお二人だけの合言葉みたいで素敵。大切な言葉やモチーフなどをデザインしてみるのも特別な思い出になると思う。

いつの間にかアトリエの庭中に広がっていたシロツメクサ。春ですね。いかがお過ごしですか?暖かくなってきたので、鉢や庭先に花のタネを蒔いてみるのには良いタイミングかも。皆さまも素敵なフラワーライフを。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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すっきり細身が好きだから。屋久島の春とイエローゴールド結婚指輪作り。

屋久島サウスのアトリエです。お二人の結婚指輪はリング幅をどう設定するかをじっくり検討してきたけど、最終的にファーストインプレッションの直感に従って、細身のスタイルで作ることに決めた。

これからずっとお二人の暮らしとともにある結婚指輪ですものね。LINEで動画を送りあったりしたデザイン作りの日々がすでにもう懐かしい。

いよいよ指輪作りが始まって、屋久島の季節もまた新しくなったような。春のキラキラを散歩道に、窓の向こうに眺めている日々。

シンプルだけど一つだけ、スクエアシェイプ の結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

さて今日のアトリエです。くるりと巻いたリングは両はしを繋ぎ合わせると、信じられないほどに強くなる。まるで出会う二人のようでもあるなと思いつつ。

リング幅は2.0mmと2.3mm。

イエローゴールドが長い歴史の中で親しまれてきたのは、耐久性の他に、この柔らかで煌びやかな色調によるところだと思う。

彼のサイズ、16.7号に長さを合わせておく。

歩いているともう暑い。大きな木陰で一休みして

淡くてキラキラな春を眺めている。

リングになるとどんな表情が現れるのかなあと、ドキドキ。キュッと頑丈なリングになるようにしっかりと溶接作業を進めていこう。使ううちに味わい深くなるリングになりますように。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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シンプルだけど一つだけ、スクエアシェイプ の結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

3月最後の週末は、島に咲き始めた石楠花を眺めた余韻とともに作業机に向かっている。屋久島の春と共鳴していた、k18イエローゴールドで作るお二人の結婚指輪作り。

いつも思うのだけけれど、屋久島の自然は力強さが半端ない。石楠花見物には朝と夕方2度も訪れた。川の流れもエネルギッシュだったし、風にもずっと包まれていたし、帰る頃にはもうすっかり圧倒されていたオレ。でも翌朝に目を覚ますとアタマも体もクリアになっているのだから凄い。癒しとは時としてとても力強いものなのだと思う。

そういえば、ジュエリーを作り始めた頃はインディアンジュリーが大好きで、いつか彼らのように大地を感じながら表現ができればいいなと思っていた日々が懐かしい。

さて、いよいよお二人の結婚指輪作りが始まる。今ここにあることに喜びと感謝を抱きながら。

シンプルだけど一つだけ。スクエアシェイプ の結婚指輪作り。呼吸を整えて。

最初の第一歩はバーナーで火を当てて、ゴールドを柔らかにしておいて、

コンコンコンと金槌で叩いて。昔ながらの手作業のリズムが好きだ。

かなり早い段階で金槌で叩いてリングの角を落とすアプローチは珍しい。実はここが最初のクライマックスでもある。手作業から生まれるオリジナル、きっとお二人とはこのフィーリングを共有しているのだと思う。カッコいい、と感じるものを共感できるのはやっぱり嬉しい。海を越えて大切な指輪作りの声をかけてくれてありがとう。

リングの下地は出来上がった。ここからは身につける心地よさに加えて、心に響く味わいも大切になってくる。有機的な手触り感と洗練の出会う場所を求めつつ、また明日もジュエリー作りです。

屋久島でつくる結婚指輪

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