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自然とつながるフィーリング。シャンパンゴールド、屋久島からオーダーメイドでお届けする結婚指輪。

屋久島の緑に、夏の光にとけていきそうだったシャンパンゴールド。なんだか自然と近しく感じる結婚指輪。ここにずっとあったようにも感じながら。

「シャンパンゴールドの色がイメージがぴったりで」

はじめてお二人から届いたメッセージを覚えている。

「そうそう、僕もそうなのです!有機的な風合いが大好きで」

大分に移り住んで、自然にまつわる暮らしをしているお二人とは、水や大地、植物たち、季節の巡りとともにあるフィーリングで繋がっている。

 

海に行ったり川で泳いだり、遠く離れてはいるけれど、同じ夏を分かち合いながら歩んだ結婚指輪作りだったなあ。夏休みの結婚指輪作り、でしたね。ここまでずっとありがとう。

シャンパンゴールドが大好きです!木々や草花の風合いを感じる、お二人だけの結婚指輪作り。 #屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドの結婚指輪はどこかお二人の雰囲気に似て出来上がるように思う。デザイン作りではたくさんの言葉を交わしてきたので、大切な事だったり日々のことも、少し近しくなれたような気もするし。

いつかお会いできるかなとワクワクした気持ちに包まれながら、庭先でシャンパンゴールドのリングを眺めたひと時を振り返ってみたい。

とても暑かった昼下がり。木陰に潜り込む。

落ちたばかりの葉っぱを拾ってお二人のリングを乗せてみる。島の緑を鏡のように写していたシャンパンゴールドのリング。リング幅は1.8mmと細くてとても軽やか。2本仲良くアウトラインが柔らかにカーブしている。葉っぱの質感と近しい滑らかな光沢感はマット仕上げによるもので、角度を変えるたびに優しい表情を見せてくれた。

つるりとプレーンな表面なので、手作業の多い日々の暮らしでも快適にお使いいただけるだろう。小さな傷ができたらまた磨き直すとリフレッシュできると思う。きっとこれからも色々な物語があるだろう、ご家族の時間に寄り添う指輪となると嬉しい。

さて、屋久島から大分までは1日で指輪が届くのか。リングをケースに収めてご家族と歩んできた指輪作りの色々を思い出していたら、晴れ晴れとした気持ちに包まれた。

ふと裏山を眺めると、少し秋めいてきたとはいえ、まだまだ暑さの続きそうなもくもく雲が広がっていた。

 

楽しい指輪作りをありがとうございました!

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

夏のひかりにとけていきそうだった、屋久島でからオーダーメイドでお届けするシャンパンゴールドの結婚指輪

屋久島から海の向こうではあるけれど、同じ九州に暮らすお二人にお届けする結婚指輪。そういえば、九州に移住したのもわたしと同じくらいの頃なのかも。自然に包まれるフィーリングでお二人とは繋がっている。

シャンパンゴールドの有機的な輝きは太陽の光の下で眺めるとグッと響いてくると思います。

夏のひかりにとけていきそうだった、木漏れ日の下でお二人のリングを手にとっていたひと時を。

屋久島でつくる結婚指輪

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海、きらめき。屋久島の夏とともに作る、波模様×プラチナの結婚指輪 #制作編

今年はなんだか水が冷たくなるのが早いような。いつものビーチは夏の終わりの空気感に。胸の奥にきゅーっと響いてくる、このきらめき感を覚えておきたい。

お二人の結婚指輪は海とひかりにまつわるデザインなのも素敵なタイミングで、この夏もたくさん海に通いながら作業机に向かっているなあ。お二人とはデザインのインスピレーションをメールで伝えたり、海を越えてサンプルリングを送りあったりしながらここまでやってきた。島リズムのジュエリー作りにお付き合いいただきましてありがとうございます!

プラチナの魅力。お二人の暮らしにずっと寄り添う結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪

当たり前かもしれないけれど、少しずつ少しずつ、休まずに進み続けるところが季節の恩恵のように思う。

屋久島の夏と歩調を合わすように、プラチナリングの造形も進んでゆく。スローな時間軸に心ほっこり。静かな気持ちに包まれる。

そして秋にお二人とお会いする日を楽しみにしつつ、今日も作っている。

鉄鋼ヤスリを片手にリングの表面に切り込み模様を施してゆく。

波のリズムのような、睡眠のリズムのような、繋がり繰り返すイメージが好きだ。

2.0mmの均一幅。カーブするアウトライン。切り込み模様のプラチナリング。彼女のリングとは全くお揃いのようだけど、少しずつ細部が違っている。繊細さの中に強さがある。

二つを隣り合わせにした時に、持っているものを渡して足りないところをもらって、そして一つになるようなイメージを抱きつつ。いよいよ終盤へと差し掛かった造形作業を深い集中とともに進めていきたいと思っている。

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島リズム、暑い夏に作るお二人の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

夏の続き。長く続いた雨がピタリと止んで、海に通う日々。いつものビーチには変わらずスローな時間が流れている。

このリズムに包まれてジュエリー作りを続けてゆこう。今日も屋久島にありがとう。

暑い夏に作るお二人の結婚指輪。小さいけれどどこまでも広がりを感じる喜びがある。

屋久島でつくる結婚指輪

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プラチナの魅力。お二人の暮らしにずっと寄り添う結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。プラチナは鉱物なのでいつも均一なはずなのに、その日によって質感に変化を感じる不思議。それはきっとわたしのコンディションによるものなのだろうけれど、まるで生きているようにも感じてしまう。

強くしたり弱くしたり、タッチに微妙なリズムをつけながら、彼女のリングを形作っている。

繊細なリングとなるお二人のプラチナは硬い配合を選んで。くるりとリングとなるところまでを書きました。

屋久島の夏を大切に過ごしながら、お二人の結婚指輪を作っています

くるりと曲げることもできるし、リングになると強固になる。削り落として曲げたりもできる。何と言っても、柔らかくて硬いところが金属の魅力だと思う。

きっとこれから始まるお二人の暮らしに、ずっと長く寄り添ってくれるだろう。素材の持つ長い時間軸に合わせて、普遍的な造形を施して行こうと思っている。

さて、今日も爽やかな夏日和だ。

仕上がり予定は7号サイズ、リング幅は1.3mm-2.0mm  最初は小さなサイズから、そして大きなボリュームから、目標に向かって少しずつ歩んでいく。

作業の合間、いつものビーチへ。眩しかった午後の日差し。波打ち際に子供達の声も。

一日の終わりに造形がひと段落したリングを眺める。とても繊細で小さなリングなのに、きりりとした躍動が伝わってくる。この存在感はプラチナの持つ力なだなあと思う。

ここからは彼のリング作りにバトンをタッチしよう。少しずつ違っているけれど、補い合って一つになるようなリングになって欲しい。わたしたちよりもずっと長く在り続けてくれるのだからと思うと、安らかな気持ちに包まれる。

 

 

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