冬を抜けて、空もふわり、軽やかになってきた。日が長くなってゆくのはとっても嬉しい!!
屋久島サウスのアトリエより。皆さま、素敵な週末を。
冬を抜けて、空もふわり、軽やかになってきた。日が長くなってゆくのはとっても嬉しい!!
屋久島サウスのアトリエより。皆さま、素敵な週末を。
雨上がりの朝を眺めてから今日の作業を始めることにした。やっぱりだけど、屋久島はとても目に優しい。庭先のメンバーは微妙にまた新しくなっていて、水仙の花もぽんと咲いていたし、そして百合の葉っぱもこんなにも大きくなっていた!
静かで穏やかになることができたし、その力強さに感動した。
プラチナリングの造形作業はスムーズで、手を加えるたびに海のリズムを帯び始めてきてグッときた。とても柔らかな手触り感だった。
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hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
制作編
2月も後半になって、なんとなく名残惜しく感じつつあるような。スカッとして爽やかだった冬を思いながら。今日は海のリズムで。
屋久島の深い冬を抜けて春へと続く時間の中で、お二人の結婚指輪を作っている。冷たく重たいウネリも咲き始めたスミレやレンゲもタンカンの甘酸っぱさも。ご近所さんのお二人と一緒に眺めている、屋久島の日々にありがとう。祝福にありがとう。
案外知らない人もたくさんいるし、2年ほど会わないことはよくある。小さな島での暮らしだけど、指輪作りでお二人と同じ季節を分かち合うことができるのはとても貴重なことだと思う。
最近観た映画のことだったり、地元の魚話だったり、森の近くのカフェのことだったり、デザインとは違う何気ないいつもの会話がお二人の指輪を生み出してゆく。それが川の流れのように感じられて、スッと腑に落ちる。今を信じる気持ちに満たされて作業の手を進めている。
彼女のリングは素敵に仕上がってきている。イメージが形になりつつあるぞ。
さあ、リズムよく彼のプラチナリングを造形してゆこう。
彼のリングは彼女のリングと同じ、すっきり細身のシルエット。細くて小さなキャンバスの中では装飾と同じく丈夫さや耐久性も重要なファクターになってくる。
「海の近くで生まれ育って、海が大好きで」彼が言ってくれたシンプルな言葉が印象に残っている。眺めることもあるし、その中にいることもある、海との距離感を大切に思いながら。
月の周期、水の揺らぎ。重なり合うリズム。
海のある暮らしには本当にいっぱい助けられているところがあると思う。
今日にありがとう。
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シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ、すっきり細いシルエット、春の気配、シロツメクサ、
ゆっくりと、そして確実に過ぎてゆく時間の中にいる。お二人の結婚指輪作りも折り返し地点へ。今を大切に作っていこう。
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屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドとプラチナと、素材もデザインも少しずつ違っているのだけど、並ぶとなんかそっくりだよね、となるように作りたいお二人の結婚指輪。今日は彼女のリングを丸く削り出す作業を。鉄鋼ヤスリ1本を片手に作業机に向かうところから。
きっと今日が寒さのmaxか。その中で確かに膨らみつつある春の気配と一緒に指輪作りの道のりを歩んでいる。
静かだけど、躍動を感じるんだよな春の始まりは。レンゲの花も咲くしタンカンも最高だし。島のあちこちに待ちきれないムードを感じる。
朝一番はやっぱりこれ。夜はチキンや白身魚をサッとソテーしてオレンジソースなんかも良いですね!(ガーリック、塩胡椒、醤油、タンカン)
ゴロリと寝そべりつつ、今年もありがとう。
ああ、むっちゃ爽やかな朝!日差しも差し込み始めたし、風も思考もクリアに澄み切っている。
さあ、今日も作っていこう。
彼女が選んでくてたのは、すっきりと細身、ラウンドシェイプのデザインだ。作るほどに、つけているほどに愛着が広がってくる。シンプルなスタイルはとても奥が深い。ケーキならイチゴのショートケーキか、服だったら白いシャツなのか。
じっくりじっくりと磨き上げると、つるりと柔らかなラインが現れた。ルーペ越しにはまだ荒い金属の粒子が見えて、それがいっそう鉱物っぽさを際立たせている。ゴールドもやはり大地から生まれてきたものなのだ。すごく心癒される。
自然と近しくなれてなんだか心強いような気もするな。
指輪がずっと人々に愛用されているのがよくわかる。
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