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屋久島から北海道のお二人に。島に訪れた春とともに結婚指輪を作り始めよう。

新しい制作を始めることになり、お二人の結婚指輪の素材となるプラチナとシルバーを持って、太陽の下で眺める。

手の中でくるりと角度を変えてみると、太陽の光が金属に反射して、眩しかった。

 

そういえばこんな強い光も久しぶりのことだと、気がつく。

今日の屋久島は強風が吹いて、海も荒れ模様だし!

春一番がやってきたのだ。

 

新しく始まった季節に新しい指輪作りが始まったり。

うまくタイミングが重なると、なんとなく嬉しくなるものですね。

はるか海の向こう、もう一つ海を越えた北海道に暮らすお二人のことを思って、ありがとうの気持ちでいっぱいになった。

 

今日から新章始まります。

 

一足先に訪れた春とともに指輪を作り始めよう。

そして、その春と一緒に指輪をお二人に届けよう。

 

紫陽花の若葉も大きくなってきて!

植物の力強さにはいつも励まされています。オレも頑張らなくっちゃ。

郵便局までの道で、感じのよい光の場所があったので、ここでしばらくほっこり。

ざあざあ音を辿って歩くと、これまた感じのよい小川も見つけました。

 

明日もまた、キラリと光る何かに出会えますように。

一歩ずつ、一歩ずつ、進んでいきましょう。

オレはジュエリー作り続けます。

 

 

 

 

2020年度、しずくギャラリー オープンのお知らせです #屋久島

3月14日 土曜日より、しずくギャラリー オープンいたします!!

 

ギャラリーでは Kei Nakamura Jewelleryのジュエリーと裕子さんの絵画、ポストカードを展示して皆さまをお待ちしております。

新作の発表や結婚指輪の相談会も随時開催いたしますので、ぜひいらしてくださいね。

もちろん、わたしも毎週在廊しております!

どんな出会いがあるのだろう。

今シーズンもどうぞよろしくお願いします。

 

shizuku gallery
毎週土曜日、11時から18時まで
0997-47-3547

 

 

屋久島のかけらを纏うように。ゆらゆら丸い、ゴールドと貝殻のピアスを作りました。

 

海の泡ピアス 18k yellow gold, island shell

 

屋久島の海からいただいた夜光貝とイエローゴールドを組み合わせて作りました。

水中をぷくぷく揺らぐような、

水際にぽこぽこ集まるような、

水の泡をモチーフにした直付けタイプのピアスです。

 

手に取ると、夜光貝がゆらゆらと、海風に吹かれた。

夜光貝はそのものの色彩が美しいので、細かく細工をするというよりかは、ひかりの粒みたいなイメージで、わたしはいつも作っています。

屋久島の海からいただいた夜光貝で作るジュエリーはやっぱり水や潮にまつわるもの。出来上がったピアスやネックレスを海で眺めると、とってもしっくりと感じるのです。

 

今日もまた、海へ。

砂浜にそっと手に取ると、屋久島のかけら、そんな言葉が思い浮かんだ。

波打ち際、

水平線、

水しぶき、

大波、小波、

夕暮れ時、

眩しいひかり、

何でこんなにも惹きつけられるのだろう。

海にまつわるいろいろが大好きです。

 

ずっと長くお使いいただけるように、一つ一つ手作業で、じっくりと作り上げました。

 

海が好きな皆さまに、

丸いかたち好きな皆さまに、

キラリと輝く光が好きな皆さまに(わたしもです笑)

手に取っていただけると最高です。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで

hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

月と丸としずく。夜光貝で4つのジュエリーを作ってます。

かけがえない時間とジュエリーと。特別な引力を感じた、〈ゴールド×夜光貝〉海の月ネックレス。

ぽつり、屋久島の雨音をジュエリーに。夜光貝とゴールドで作りました、雨のしずくネックレス。

屋久島の夜光貝とゴールドで作りました。むっちゃ神秘的、“海のしずくピアス”

 

 

 

ぽつり、屋久島の雨音をジュエリーに。夜光貝とゴールドで作りました、雨のしずくネックレス。

今日はざあざあ雨降りの屋久島サウスでした。

 

3月になって、雨が多くなってきて、

こうなると島の緑もぐぐっと色濃くなってくる。

屋久島が屋久島らしい季節だ。

 

そんな日はアトリエにこもって作業をするのがお気に入り。

雨音に包まれながら作業机に向かっていると、

自然とまた、雨にまつわるジュエリーを作りたくなるのです。

 

 

雨のしずく ネックレス 18k yellow gold, diamond, shell

 

ゴールドのしずく 、重なる夜光貝のしずく 。

そしてダイヤモンドのしずく 、ふた粒。

屋久島の雨音が小さなネックレスになりました。

 

ゴールドのプレートにダイヤモンドをセットして、

磨いておいた夜光貝と組み合わせて、最後にチェーンをつなげる。

ネックレスが出来上がった朝に雨が降り始めた。

 

夜光貝の素敵なところは、

それぞれの色彩が全て違っているところだと思う。

 

屋久島の南部と北部で、取れた場所によって色彩が異なるし、

同じ貝殻でも切り取る場所によって輝きが違ったりします。

 

なので、一つ一つがオリジナル。

夜光貝の輝きや色彩は世界にたった一つしかないと思うと、

手にしたネックレスがとても愛おしく思えてきた。

 

そういえば、常に流れ続ける水が唯一形を作るのが、しずく になる時なのですね。

 

雨の止み間に、

春の始まりに、

この貝殻を使って、

出来上がったジュエリーにもまた今この瞬間を感じるのは、しずく効果もあるのだろう。

 

繊細。けれど、キュッと力強いペンダント。

ささやかな喜びに包まれます。

 

 

月と丸としずく。夜光貝で4つのジュエリーを作ってます。

かけがえない時間とジュエリーと。特別な引力を感じた、〈ゴールド×夜光貝〉海の月ネックレス。

屋久島の夜光貝とゴールドで作りました。むっちゃ神秘的、“海のしずくピアス”

屋久島のかけらを纏うように。ゆらゆら丸い、ゴールドと貝殻のピアスを作りました。

かけがえない時間とジュエリーと。特別な引力を感じた、〈ゴールド×夜光貝〉海の月ネックレス。

ocean moon necklace  18k yellow gold, island shell

 

春のムードに包まれて素敵だったネックレス。

 

月をかたどった夜光貝を太陽の光で眺めると、

その色彩がとっても多彩で!胸キュッと響きます。

 

夜光貝は夜に光る貝と書くからか、

オレンジ色をベースに色とりどりの光を纏う佇まいが、

実際の月とよく似ているなと思う。

月のネックレスはそのシンプルさが大好きで、

今まで何度も作り続けてきた作品。

 

は約1cm弱の大きさで、

繊細なスタイルでつけていただけるペンダントトップです。

 

小さい中にもキュッと確かさが詰まっているといいな、

という想いがずっとあって、

夜光貝の下にはしっかりと厚みを持ったゴールドのプレートを。

同じ形に切り取って、組み合わせて仕上げました。

 

小さければ小さいほどに、ついつい惹きつけられてしまうのはなぜだろう。

 

周りも楽しいし、

何より自分で眺めると、それはもう、うっとり。

 

何とも春めいた心地に包まれるジュエリーです。

 

春めいて、うっとり、

といえば、

今シーズンの営業が始まってさっそく伺った、

はまゆ さんでいただいたチョコレートケーキ。

市場に並び始めたイチゴと鬼塚農園さんのタンカンはいかがでしょう。

夕暮れ時の美し波に乗った思い出もありました。

 

かけがえない時間とジュエリーと。

月のモチーフには特別な引力を感じずにはいられない。

 

 

オーダーメイドのご相談はこちらまで

hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

月と丸としずく。夜光貝で4つのジュエリーを作ってます。

屋久島の夜光貝とゴールドで作りました。むっちゃ神秘的、“海のしずくピアス”

ぽつり、屋久島の雨音をジュエリーに。夜光貝とゴールドで作りました、雨のしずくネックレス。

屋久島のかけらを纏うように。ゆらゆら丸い、ゴールドと貝殻のピアスを作りました。

屋久島の夜光貝とゴールドで作りました。むっちゃ神秘的、“海のしずくピアス”

海のしずくピアス 18k yellow gold, shell

 

屋久島の夜光貝とゴールドを組み合わせて作りました。

海からいただいた夜光貝でしずくをかたどったので、海のしずくピアス。

 

ゴールドのしずく、もう一つ小さなゴールドのしずく、

そして夜光貝の小さなしずくが連なるスタイルです。ゆらゆら。

 

今日は久々に青空が広がったので、屋久島サウスの海に出かけてみた。

浜辺で出来上がったばかりのピアスを手に取る。

 

角度を変えると、夜光貝の色彩もまた変化する。

表情豊かな色彩にしばらく見とれてしまう。そしてまたゆらゆら。

 

夕暮れ時の海の雰囲気とよくマッチしていたのは、

もちろんここで生まれた素材を使っているから。

小さなしずくを指の上に乗せていると、

屋久島のかけら感がジワジワ伝わってきた。

 

うん。これならどこにいても、いつも、ピアスと一緒に海や島のことを感じることができるだろう。

 

わたくしごとになりますが、

昔から旅をするのが大好きで、

その先々で貝殻や天然石を使ったアクセサリーを買い求めては、たくさん収集していたんです。

でも、お気に入りのブレスレットやネックレスを旅先で付けっ放しにしてテンションが上がるのだけど、

いざ日本に帰ってくるとなんとなくズレを感じてしまって、、、

なかなか使う機会が減ってしまうことに気がつきました。

 

旅先などの大自然でも、日本の街の暮らし中でも、

どちらでもフィットするジュエリーがあればいいのになあ。。

今思うと、

その時抱いたフィーリングが、現在のジュエリー作りのきっかけになっているように思います。

 

夜光貝にはゴールドを組み合わせて、繊細に、そしてシックに。

ゴールドの輝きと貝殻の色彩がパッと浮かび上がるように、シンプルなデザインで仕上げました。

 

海でも、

街でも、

日々の暮らしの中で、

そして大切な記念日にも、

たくさんのシーンで活躍してくれると嬉しいです。

 

夜光貝は岸から素潜りで、10メートルほどの深さまで潜ると手にすることができるという。

夜に光る貝、と書く不思議なネーミングもまた、むっちゃ神秘的だと思う。

いつものビーチにて。

 

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

月と丸としずく。夜光貝で4つのジュエリーを作ってます。

かけがえない時間とジュエリーと。特別な引力を感じた、〈ゴールド×夜光貝〉海の月ネックレス。

ぽつり、屋久島の雨音をジュエリーに。夜光貝とゴールドで作りました、雨のしずくネックレス。

屋久島のかけらを纏うように。ゆらゆら丸い、ゴールドと貝殻のピアスを作りました。

屋久島でつくる結婚指輪、アップデート2020作品集

ホームページ、結婚指輪のラインナップをアップデートいたしました。

これまでの作品に加えて、2019年夏から2020年春先までの指輪いろいろをご覧いただけます。

一つのデザインが生まれて、バトンを渡すようにリレーして、また新しいデザインが生まれ続ける結婚指輪作り。

屋久島でつくる結婚指輪、最新版です。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

同じような何かを見たことない!屋久島の夜光貝 ジュエリー作りに今もずっと夢中です。#動画編

春のひかりが心地よかった日。

磨き上がった夜光貝を持って庭に出てみる。

生垣のそば、ソテツの影の下でそっと手を開くと、

オレンジ、ピンク、ブルー、グリーン、マゼンタ、イエロー、、、

艶やかな色彩がパッと弾けた!

同じような何かを見たことない。

夜光貝に今もずっと夢中です。

 

 

制作編

屋久島で出会った夜光貝でつくる、月としずくと丸のジュエリー 。海辺でルリハコベが咲き始めた!

 

屋久島で出会った夜光貝でつくる、月としずくと丸のジュエリー 。海辺でルリハコベが咲き始めた!

いつものビーチで春のきらめきに出会った。

海辺では春の小花、ルリハコベが咲き始めていた。

 

すぐ近くの原っぱまで歩いてみたのは、ピンと閃いたからなのです。

小さくて可憐なのに、濃いブルーが、端正な輪郭が、キュッと強く主張しているのが魅力的で、海風そよぐ中、ついつい原っぱにゴロンしてしまった。

 

ちょっといいことあった昼下がり。

ふわり、3月もよろしくお願いします。

 

さて、春の開花に胸を高揚させてアトリエに戻り、ジュエリー作りを始めることに。

いま、しずくギャラリーの展示のために、夜光貝のジュエリーの制作を進めております。

いよいよ3月の14日からオープンとなりました。

しずくに月に丸。

鉄鋼ヤスリを使って大方のアウトラインを整え終わった。

 

すっきり綺麗にフレームに収まって入るけれど、

いやいや作業中は粉だらけになって大変だったー。

 

すっと削ることができるけど、硬くて強い。水にも強い。

磨けば輝くこともあって、金属との親和性がとても高い夜光貝。

屋久島で出会った大好きな素材をジュエリーにして、みんなと分かち合うことができればいいなと思ったのは、とても自然なことだった。

 

果たして、ここから磨きをかけると、美しい色合いが現れるだろうか?

いつもながらに最後の磨き上げ作業への期待でドキドキしながら、

いよいよラストタッチです。

夕暮れ時、友人が畑で収穫してアトリエに持ってきてくれたバナナを最後に。

今日もありがとう。

明日も正直に。爽やかな一日を。

 

 

制作編

屋久島の桜とフラワーリング 。色とりどり、夜光貝のジュエリー作りにうっとり。

 

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屋久島の桜とフラワーリング 。色とりどり、夜光貝のジュエリー作りにうっとり。

flower ring  silver,18k yellow gold, diamond

 

心を奪われた桜の思い出シリーズ。

今回は指輪と桜。

 

この日、裕子さんがつけていたリングはお花が指を包むスタイルで、

ぐるりと一周ダイヤモンドをセットしたエタニティーリング でした。

 

幅広タイプのデザインではありますが、

ゴールドのリングにシルバーのお花、ダイヤモンドの組み合わせがとても軽やかで、

 

ふわり、どこかにお出かけしたくなるような。

春先にぴったりのフィーリングを見つけました。

 

さて、アトリエです。

 

屋久島サウスは二日連続の雨降り。

もわっと湿度を感じるようになってきた。

 

そういえば、三月が始まったのですね!

いよいよ始まる雨の季節にキュッと気を引き締めて、同時に楽しみな気持ちでもあって、ドキドキ。

月としずく、丸い形、昨日の作業で切り取った夜光貝を手にとって、

さらに造形作業を進めています。

手にした道具は鉄鋼ヤスリを1本。

 

柔らかなカーブをつけて、光が回るように、繊細に、頑丈に、コロリと、すっきりと。

抱いてるイメージを現すように手を動かし続けました。

まずは、丸。

削り進めると、鮮やかな色彩が現れましたよ!

 

角度を変えると色が現れては消えて、濃くなったり薄くなったり。

自然界の万華鏡のようだった色とりどりにしばし魅せられる。

 

このままでも綺麗だなあと思うのですが、

まだまだこれから!

 

夜光貝のジュエリーはつけても素敵だし、自分で眺めても楽しいし、

そして、作るわたしもまた、うっとりなのでありました。

 

制作編

月、丸、しずく。屋久島の夜光貝をかたどってジュエリーを作ろう!

 

おまけ

冬の間、大根にずっとハマってて、

うまい、うまい、そして、もう少し!もう少し!と創作を重ねた煮物料理がついに納得の仕上がりに!

お鍋いっぱいだった大根を二人でさらりと完食するほど美味しすぎた。

 

土を感じて、滋味溢れる、シンプルさ。

 

ひとまずの完成となりましたので、最後にレシピを置いておきます。

鉄の鍋でつくる、大根と鶏肉の無水煮込みです。

 

・大根は乱切りに。鶏肉は一口大に。椎茸は手で裂くように細かくいたしました。

・まずはごま油で鶏肉を、少し火が通ってきたら大根を投入、塩を少しして、ざっと炒めます。ごま油はたっぷりがポイント。

・炒めた大根と鶏肉を鉄の重たい鍋(Staub)に入れて蓋をして、一番弱火にかけて待つこと20分ほどでしょうか。蓋を開けると大根の水分がたっぷり出て火が5割ほど通っているとO.K.

・ここで一旦火を止めて、昆布を投入。蓋をして15分ほどウェイティング。昆布を取り出して、ペーパーフィルターに鰹節を入れて投入。ここで再び火をかけて、沸騰寸前に鰹節を取り出します。

・そして醤油をひと回し。一番弱火で10分ほどじっくりと煮込んで最後にざっと天地を変えて蓋をして少し待ちましょう。

 

ゆっくり時間のかかるお料理でしたね。

粗熱がとれたら、たっぷりよそって召し上がれ。

 

 

月、丸、しずく。屋久島の夜光貝をかたどってジュエリーを作ろう!

二月最後の日はしとしと雨降りでした。

朝、庭に出るとモワッと湿度に包まれる。

屋久島が屋久島らしくある季節がやってきた。

こちらは11月にしずくギャラリーにきてくれたお二人の結婚指輪。

いよいよ海を渡り、彼と彼女が暮らす鎌倉にお届けすることになりました。

 

寒かった冬を越えて、季節は春に。

 

こんなにも大きくなったユリの葉越しにプラチナリングを眺めていると、

お二人との指輪作りのいろいろが思い出されてグッときた。

屋久島旅の思い出、お二人とつくる、オーダーメイドの結婚指輪。しずくギャラリー編

 

 

荷物を無事見送って、ホッと一息。

そして、今日のジュエリー作りを始めました。

今日は夜光貝をひたすら糸鋸で切り抜き続けるぞ!と決めていた日。

厚みが5mmほどの分厚い貝殻のプレートに鋸刄をあててフレームを上下させる。

しっかりと力を入れて、ゆっくりと。

途中、何度も折れる刃を入れ替えてはまた進む。

シンプルな作業を数時間続けると、貝の粉で作業着が真っ白になってしまった。

 

こんな時はやっぱり海です。

 

ちょうど南からのウネリが届いていたので、いつものビーチに。

30分ほど波に乗って

夜光貝の粉も洗い流すと、

まっさらな状態にリセットされました。

 

うん。

アトリエに戻って続きを進めよう!

 

しずくと丸と月。

かたどった夜光貝が、一日の終わりにずらりと並びました。

 

きっちりと同じように、端正に削り揃えたつもりだけど、

そこにどうしても生まれる誤差があって、

そんな不均一性が案外お気に入りなんです。

手作業ならではのフィーリングだろう。

微妙な揺らぎがとても心地よく感じます。

 

月はネックレスに、

丸はピアスに、

しずく型はピアスとネックレスに。

 

手を加えるたびに、夜光貝が輝きを放ち、少しずつ息吹を帯びていく。

ゆっくりと進んでゆく時間もまた、ハンドメイドの素晴らしいところだと思う。

 

この喜びがジュエリーとなって、皆さまに届きますように。

 

今日もありがとうございました。

屋久島サウスのアトリエより。

咲き始めた桜の余韻に包まれて。

 

 

制作編

2020年屋久島、ノースの桜とサウスの海。夕暮れの海と夜光貝の色彩について。やくのさとさんでお買い物。

 

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