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おめでとうございます! ご結婚10周年のメンテナンス、お磨き直し #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人から久しぶりにメッセージをいただいて、「あれからもうそんなにも時が過ぎたのかあ!」と胸がいっぱいになりました。

 

長くお使い頂いていた結婚指輪のお磨き直し。

お二人の暮らしに馴染んでいたカタチや表情にも愛着が湧くところではありますが、

リングはここで一度輪郭を丸く整えて、表面にできていた小さなキズは紙やすりで取り除きました。

最後に表面、側面、内側と順番に細やかな磨きをかけて光沢仕上げをさせて頂きました。

ご結婚10周年おめでとうございます!

 

 

実のところ、お二人のリングを十年ぶりに手にすることができて、

この指輪を作った頃のわたし自身の心境やモノづくりに対する姿勢のようなものが、とても明瞭な記憶となって蘇ってきたのです。

それはとても思いがけなくて、喜びに溢れた体験でありました。

 

わたしでさえそうなのだから、

きっとお二人にとっては、ご家族で過ごした十年分の時間が詰まっているに違いない。

そう思うと手の中にある小さなリングが一層愛おしく、かけがえのないものに思えました。

 

いつもありがとう!

永くお使いいただけますように。

 

そしてこれからも、新しいジュエリーとの出会いやご家族で過ごす素敵な時間が日々の暮らしに彩りを与えてくれている。

そのようなご家族の未来を思い描いては、幸せな気持ちに包まれています。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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絆のような結びつき。2023年夏の結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

 

コンビネーションのリングを作るときはなぜだろう、いつも不思議と水平線を眺めているような気がします。

海と空の境界線に永遠の約束を果たされた絆のような揺るぎない結びつきを感じながら。

 

 

作業机にはゴールドとプラチナが並んでいます。

朝早い時間から作業机に向かい、昼間の暑い時間に海で少し泳いでまたアトリエに戻る、夏のリズムでお二人の結婚指輪を作っています。

 

 

ゴールドとプラチナ、二つの金属をつなぎ合わせる、ここが大切なところ。

コンビネーションのリング作りは下準備が何よりも重要で、それに要する時間はとても長い。

 

 

ゴールドとプラチナは炎の中でぴたりと繋がって、その色彩のコントラストに早くもうっとりとしてしまい。

いよいよここからである、と背筋を伸ばす。

 

 

作業がひと段落して窓の向こうを眺めると夕暮れ時のはずなのにまだこんなにも明るかった。

ずっと向こうには飛行機雲も見えた。

それにしてもこの季節特有の力強くて儚い叙情が好きだなと思う。

 

2023年夏の指輪作りだ。

短い間の指輪作りではありますが、一度だけの夏を一緒に楽しみましょう!

 

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豊かな響き. 屋久島からお二人にお届けする“稲穂模様の結婚指輪” #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島に長く降り続いた雨は上がり、朝の光が少しずつリングを包み込みました。

まるで世界が祝福の時を今か今かと待ち構えていたように。

そんな情景を目にするのは何よりも幸せなひと時でした。

 

ピンクゴールドとプラチナでお作りいたしました

“稲穂模様の結婚指輪”

 

緑の中で眺めると、そこに豊かな響きを感じました。

 

 

大阪に暮らすお二人とはメールでたくさんの言葉を交わしたり、サンプルリングをお送りしたりしてデザインを作ってきました。

海を越えてお二人とご一緒した日々が今ではもう懐かしく、愛おしくさえ感じています。

一度だけの季節に、お二人との素敵な出会いにありがとう。

お二人の約束のように。繋がる、コンビネーションの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島からお送りしたサンプルリングをお試しいただいて、お二人からいただいたご感想のメールを開いた時に、なぜかその瞬間にデザインを閃いたのです。

 

彼女のピンクゴールドと彼のプラチナ、お互いの一部分を交換するように作ろう。

そしてそれぞれのピンクゴールドに稲穂模様を彫刻するのはどうだろうか。

 

心の中に浮かび上がるイメージをキャッチしながら歩むオーダーメイドは宝探しのようで楽しい!

お二人とご一緒した時間から生まれた一つだけの結婚指輪です。

 

 

素材はピンクゴールドとプラチナのコンビネーションです。

 

彼はプラチナが良くて、彼女はピンクゴールドが好きで、でも繋がりを感じていたくて。

こんな気持ち、とってもよくわかります。

 

お二人と相談を重ねて、

お互いに交換する金属を全体の1/8にしたのは素敵なバランスでした。

 

そしてその繋がりを確かにするように、わたしたちはピンクゴールドの部分に稲穂模様を彫刻することを約束したのです。

 

 

じんわりと満たされてゆくフィーリングが好きです。

豊かさに包まれる。

お二人と大切な響きでお繋がることができて嬉しい。

 

 

2本のリングをそっと手に取ってみる。

 

アウトラインはシンプルなラウンドシェイプです。

2.0mm幅と2.3mm幅、丸くて手触りがとても柔らかい。

 

木漏れ日の中でゴールドとプラチナの色彩の違いが一層際立って見えます。

 

印象としてはとても軽やかなのだけれど、手の中にはプラチナとゴールドの確かな重みがあって!

強度もとてもしっかりで、ずっと長く生活に寄り添ってくれる相棒にあるべき信頼感のようなものを感じ取ることができました。

 

 

丁寧に、じっくりと、彼と彼女とはここまで一緒に指輪作りの道のりを歩んでまいりました。

お二人だけの結婚指輪が出来上がったと思います。

 

手作業の多いお二人のお仕事にも優しく馴染んでくれますように。

 

 

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

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なぜだろう、お二人とはきっとまたどこかで会えるような気がしています。

いつか屋久島にもいらしてください。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

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海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

屋久島の夜光貝とイエローゴールドを組み合わせて作りました、 小さな月のネックレス #屋久島でつくる結婚指輪

海の月ネックレス 18k yellow gold, 夜光貝

 

夏がやってきて、空や海を眺めることが多くなったような気がします。

ふと見上げると青い夏の空に浮かぶ月。

いつもの何気ないシーンではありますが、なんだかとても心安らぎます。

 

月のモチーフはなぜだろう、

生まれるずっと前から一緒にいたような不思議な親しみを覚えるのです。

 

屋久島の夜光貝とイエローゴールドを組み合わせて作りました。

小さな月のネックレス。

 

 

 

夜光貝はそれ一つでもうっとりとする美しさがありますが、

ゴールドと組み合わせることによって、その輝きと色彩は永遠に近づくことができるように思います。

 

月の裏側と、チェーンに干渉する箇所にはイエローゴールドを組み合わせて仕上げてありますので、これなら繊細な貝殻を安心して長くお使いいただけるだろう。

 

特に今の季節は素肌に装うことができるのも嬉しいところです。

 

そして、とても繊細なチェーンに通して生まれたのは、

まるで胸元に月が浮かんでいるようなフィーリングかもしれません。

 

 

夜明けの空に浮かぶ白い月を見上げて、曇り空の夜には仄かな灯りを探すように、

屋久島の暮らしの中に月の満ち欠けを眺めながら作りました。

 

 

作業机に向かっている時も、夜光貝の美しさについついうっとりとしてしまいました!

 

 

角度を変えたりゆらゆらと揺れるたびに新しい表情を見せてくれる。

もちろんその個体によって、切り取る場所によっても個別の特徴を持ち合わせている。

自然の中に生まれた一つだけの色彩は特別だと思います。

 

 

出来上がったネックレスはケースに入れて、それを持って海まで出かけました。

浜辺には夕暮れ時の光が優しく降り注いでいました。

 

ありがとう、ただただそんな言葉が浮かんでくる。

素敵な記念日になりますように。

 

アトリエに戻ったらケースにはリボンを巻いて、

この海のずっと向こうにお届けすることにしよう。

 

ジュエリー作りはこれでひと段落ではあるけれど、

ここからまた新しい何かが始まる予感に包まれて、喜びでいっぱいになりました。

 

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2.0mm round in 18k champagne gold and 2.3mm round in platinum #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum, 18k champagne gold
size: 2.0mm and 2.3mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

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お二人の暮らしとともに時を経る。屋久島からお届けするシャンパンゴールドとプラチナの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

お二人の暮らしとともに時を経る。屋久島からお届けするシャンパンゴールドとプラチナの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

 

海の向こうにお届けする結婚指輪が完成した時、

屋久島ではお二人の大好きなヒマワリが咲いていました。

 

夏の光の中で眺めたシャンパンゴールドとプラチナ輝きがとても眩しかった!

ひまわり畑は視界のずっと向こうまで広がり、世界は喜びに溢れていました。

 

 

夏の始まり。屋久島よりお二人に。

ご結婚おめでとうございます!

 

 

雨の季節を通り抜けてここまでやってきた。

島リズムで歩むオーダーメイドにご一緒いただいてありがとうございました!

 

美しき屋久島の情景とシャンパンゴールドとプラチナの出会いに私自身もずっと癒されていた指輪作りの日々でした。

プラチナ×シャンパンゴールド、シンプルなラウンドシェイプの結婚指輪作りだから大切にしたいこと #屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドの結婚指輪作りでは、指輪をお届けするまでの数ヶ月をお二人とご一緒することになるのですが、

その間にはお引越しがあったり、新しい暮らしが始まったり、デザイン作りや制作とはまた別のいろいろがあって、そんな人生の素敵なイベントに指輪作りを介してお二人とご一緒できるのは何よりも幸せなことだなと思うのです。

 

昨日はちょうどお二人のご入籍日でした。

指輪も予定通りお手元に届いてよかった。

 

おめでとう。ありがとう。

海の向こうを想い、あたたかな気持ちに包まれながら今このお話を書いています。

 

 

左側のシャンパンゴールドが彼女のリングで、右側のプラチナが彼のリング。

シンプルなラウンドシェイプの結婚指輪です。

 

素材や表面仕上げの表情は違っているけれど、いや、違っているからこそなのでしょうか。

手の中で一層お揃い感が際立って見える喜びがありました。

 

 

リング幅は2.0mmと2.3mm。

すっきりと細身で、とっても軽やかであります。

 

けれども指先には二つのリングの重みだったり丈夫さがしっかりと伝わってくる。

プラチナとゴールドの素敵なところだなと思います。

 

陽光の中でこんなにもそれぞれの表情が豊かに見えたのは、リングに施した表面仕上げのマット仕上げと光沢仕上げの変化によるところも大きいかもしれません。

 

快適な着け心地となるように、同じデザインでありつつも、それぞれのリングに微妙な調整を加えてお作りいたしました。

シンプルな結婚指輪だからこそ、大切にしたいことがありました。

 

 

リングの内側に彫刻した文字についてはお二人と一緒に何度もテストを繰り返して、その度に洗練されていく過程も楽しかったなあ。

そのようにして生まれたリングにはお二人の響きのようなものを感じることができました。

 

 

いよいよ新しい時間の始まりですね。

お二人の暮らしとともに時を経て味わい深くなる結婚指輪だと思います。

 

何気ない日々が静かな喜びに溢れますように。

 

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

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お二人だけの結婚指輪作り、夏の中にふた粒のひかりを眺めた。#屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人のプラチナリングの造形がひと段落した時、

夏の日差しがアトリエの庭いっぱいに降り注いでいた。

光と影のコントラストが強い光。

その中でリングのシルエットを眺めてみたいと思った。

 

 

数ヶ月の間ではあるけれど、同じ季節を分かち合いながら歩む結婚指輪作りは喜びに満ちている。

お二人と春のアトリエでお会いしてから新緑の季節が過ぎ、激しく降り続く雨が長い期間島に滞在して、やがてそれが去ると屋久島サウスには色とりどりのハイビスカスが咲き始めた。

2023屋久島、夏の始まりとお二人の結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

 

実のところ、ここからさらに二つ三つの工程を経てお二人の結婚指輪は出来上がりとなるのだけれど、

もうこの時にお二人の結婚指輪だけが持つ響きのようなものを感じ取ることができたと思う。

確かにここ生まれつつあるオリジナルの兆しを幸せいっぱいで眺めながら。

 

 

まるで森林浴をしているみたいで気持ちよさそうに見えたプラチナリング。

島の緑の中で2本のリングが響き合っている。

 

 

 

ガラストレーの中でリングをそっと揺らしてみる。

プラチナリングはコロリとポジションを変えて昼間の光を反射する。

夏の強い光がリングの表面に造形した流線の輪郭を明瞭にする。

 

この後に行う仕上げ作業によって、全ての細部は手を繋いで一つの光の粒のようになるだろう。

いや、お二人のリングなので、ふた粒の光に違いない。

 

繊細で軽やかな雰囲気に仕上げたお二人のプラチナリングだ。

けれどもそこには確か質量があって確かな強度が備わっている。

 

小さなリングの中には実にさまざまな造形を施したように思う。

それらは一つになり、きっとそこに有機的な広がりを生み出してくれるだろう。

小さくて精巧な苔の世界に宇宙の広がりを感じるように。

 

 

突然雨が激しく降り始めたので慌てて部屋に戻る。

そんなリズムも一年ぶりのことだ。

やっぱりここは南国なのだなあと、なぜだか嬉しく思う。

 

 

雨は10分かそこらで上がった。

ハーフタイムは終わってまた1日が再開する。

今日も屋久島は美しい。

 

 

ここから少しの間インターバルを置くことになりますが、今までには無かったお二人だけのリングが生まれつつありますので、出来上がりをぜひお楽しみに。

またここでお会いしましょう。

 

 

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2023屋久島、夏の始まりとお二人の結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

 

流石に暑くなってきた!屋久島サウスのアトリエです。

これからは早朝からの制作へと生活のリズムを変えていかなくてはならない。

そして昼下がりの暑さのピークまでに作業を終えて、夕食の支度をしてから海に出かけてひと泳ぎをしよう。

 

屋久島の自然に出会うフォルム。

お二人の結婚指輪作りはいよいよその造形作業が最終段階となりました。

 

この夏にどれだけのジュエリーをつくることができるのだろう。

そう考えると、今この瞬間がとても貴重なものに思えてくる。

夏の始まりにありがとう。

お二人との素敵な出会いにありがとう。

 

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制作編

屋久島の自然に出会うフォルム。お揃いプラチナの結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の自然に出会うフォルム。お揃いプラチナの結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

 

日中は本格的な暑さを感じるようになってきた屋久島サウスだけれど、

アトリエの窓の向こうを眺めると山の方にはまだ雲がかかっている。

まるで温水でできた薄い膜に包まれているような屋久島特有の湿度を体全体に感じながら。

 

 

あの頃は春の小花がたくさん咲いていた。

4月のアトリエにお越しいただいたお二人の結婚指輪作りは彼女のリングの造形がひと段落したところまでを書きました。

プラチナリングに響く、屋久島を感じる結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

 

もちろん、たくさんの言葉を交わしながら作り進める結婚指輪のデザインではある、

けれども、お会いすると一瞬で理解できるというか、お二人の印象をすっと受け入れることができるように思う。

作るべきリングの姿がとても自然に私たちの前に現れてくるのが、いつまで経っても不思議なところでもある。

 

ふわりと優しい雰囲気を持っているお二人だ。

お仕事柄、手を使って人と触れ合うことも日々たくさんあるだろう。

手触りが限りなくソフトに、優しくなるよう作り上げていきたい。

 

そして春のアトリエを包んでいた陽光のように、お二人を、そして周りの人たちを癒す小さなひかりのようなリングになると嬉しい。

 

さて、今日も作っている。

 

彼女のリングは1.6mm-2.3mm幅だったので、彼の2.3mm幅と近しいボリューム具合ということになる。

ここ最近は男子女子でデザインの境界線が薄くなってきていて本当にいい感じだなあ。

以前までのあれはなんだったのかなと思ってしまうくらいに 笑。

やっぱり自由であるとお互いの好きに近づいていくことができるのだ。

 

 

それでも日常生活の中にあるフィジカルな違いは意識していたい。

 

彼のリングにはしっかりとした厚みを持たせて造形をしてリング全体に強度を与える。

指のサイズも体の大きさも違っているお二人なので、つけた時にお揃いに感じられるように、リング自体のボリュームをコントロールする。

彼女のリングをすぐ隣に置いて時々それを眺めながらプラチナリングを鉄鋼ヤスリで削り出していく。

少しずつ、少しずつ、目の前のリングに表情や温かみのようなものが生まれつつあることがわかる。

金属の塊のその奥に出来上がりを想像しながらタッチを繰り返す創作活動は、木の中に動物や人の姿を見出す彫刻作業のようでもあるな、と思う。

 

 

庭先にチョウチョが集まってきたら夏本番の合図。

 

 

水の巡りのような、あるいは雲を運ぶ風のような。

島に暮らしていると時々、自然の中にあるリズムや流れが具現化されたものに出会うことができるのだけれど、それは時間そのもののフォルムなのかもしれない。

 

楽しい作業はまだまだ続きます!

 

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1.7mm-2.2mm and 1.5mm-2.2mm, wave ring in 18k pink gold #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k pink gold
size:1.7mm-2.2mm and 1.5mm-2.2mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

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屋久島と響き合う、光沢仕上げのピンクゴールド、ぴたりお揃いのお二人の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島と響き合う、光沢仕上げのピンクゴールド、ぴたりお揃いのお二人の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

 

ピンクゴールドを夕暮れ時の光の中で眺めるととっても素敵。

お二人にお届けする結婚指輪も、屋久島の海も、本当に久しぶりに差し込み始めた太陽の光を受けてキラキラと輝いている。

新しい始まりの予感に胸の高鳴りを抑えることができなかった!

 

 

相談会を終えてアトリエから一緒にバス停まで歩いたのも、今では懐かしい思い出です。

デザインとは違った暮らしのいろいろをじっくりと話すことができたのも良かった。

あるいは、そのように紡がれる細やかな言葉の数々がお二人の結婚指輪を形作ったのかもしれないな、と思うのです。

 

お二人との素敵な出会いにありがとう。

ゆっくり屋久島旅の中で生まれたデザイン。お二人との結婚指輪作り、最初の第一歩。#屋久島でつくる結婚指輪

 

紫陽花, , アトリエを囲む木々, ピンクゴールド.

屋久島の鮮やかな色彩に包まれるジュエリー作りにはいつも癒されています。

ピンクゴールドのリングに屋久島の森を歩いたお二人の響きを感じ取ることができた #屋久島でつくる結婚指輪

 

たしかに、形のある結婚指輪作りではあるけれど、作っている時も、出来上がった小さなリングを手にする時も、そこには何か一つだけの雰囲気のようなものが漂っているように思うのです。

 

それはお二人の大切な時間だったり、想いだったり。

屋久島の自然の中に感じている“伊吹”のようなものに似ているのかしれません。

 

空気の中には漂う自然の神秘のようなものがあって、

よく耳を澄ますとそれは聞こえてくる。

そのようなフィーリングをきっとお二人も知っている。

 

そうした時間を三人で大切に掬い取って、

じっくりと紡ぎ合わせるようにオーダーメイドして、

お二人の結婚指輪が出来上がりました。

 

 

リング全体を包み込む柔らかなカーブ。

光沢仕上げのピンクゴールド。

ぴたりとお揃いのお二人のリングです。

 

確かな質量を持ったリングではあるけれど、まるで夕暮れ時の空気に溶けていきそうに、どこまでも透明だったのがとても印象的でした。

 

屋久島と響き合っている。

 

こうして重ね合わせて一つにすると、まるで遥か遠い場所から打ち寄せてきた波のようにも、空からこぼれ落ちてきた光のしずくのようにも見えました。

 

 

リングに伸びやかな動きを感じるのは、リングの中央に描いたラインによるものかもしれません。

その曲線は尾根のように境界となってリングを一周巡り、時には低く、時には上昇し、小さなリングに豊かな表情を与えてくれている。

 

指輪は自分で眺めることができるのも嬉しいところですよね。

光の角度や具合によって見て取ることができる変化が楽しくて、指元でくるくると遊んでしまいそう!

 

 

こうして重ね合わせると、なんだかグッときてしまう。

出会うことって本当に素敵です。

 

ぴたりと同じデザインではありますが、

アウトドアでの活動が大好きな彼のリングはしっかりと丈夫に。彼女のリングは繊細で柔らかく、ずっとつけていられるように。

微妙な寸法を調整してお二人の暮らしに寄り添うようにオーダーメイドいたしました。

 

お二人にずっと長く寄り添ってくれますように。

 

 

いよいよ梅雨も明けた感のある屋久島です。

指輪が出来上がって、晴れ間が広がって、新しいステージの幕が上がったようでもありますね。

 

お二人がまた屋久島に来るときは、リングとピアスと一緒に島に里帰りしてください。

 

ご結婚おめでとうございます!

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

 

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