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2.0mm and 2.3mm square in platinum with diamond and sapphire #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum, diamond, sapphire
size:2.0mm and 2.3mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

シンプルなプラチナリング、お二人の特別な結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

屋久島の緑の中でプラチナリングを眺める #屋久島でつくる結婚指輪

 

雨上がり、窓辺でプラチナリングを手にしながらお二人とお会いした日のことを思い出している。

結婚指輪には形の向こう側にあるものを表現したい。

そしてこの島の空気感を分かち合いたい。

 

2023年 春, 屋久島と東京をつなぐ結婚指輪作りが始まりました!#屋久島でつくる結婚指輪

 

あれから屋久島サウスでは春の小花がたくさんが咲いて、百合の花も咲き始めた。

湿度も満ちてきている。

 

 

ぴたりとお揃いのフォルムが素敵。

お二人の大切な想いと屋久島の季節、そしてわたしが出会って一つだけの結婚指輪が生まれる。

 

 

屋久島の暮らしで感じるのは多様性の凄さだと思う。

 

島の緑もプラチナの輝きも、雨の雫も、

わたしの中にある小さな世界の数々が繋がり関わり合いながら、

やわらかに、そして力強く刻まれゆく時を感じながら。

 

雨上がりの山サイド。

 

海サイド。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

雨の日に癒されながら. 屋久島の息吹を感じるお二人の結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

出会い編

2023年 春, 屋久島と東京をつなぐ結婚指輪作りが始まりました!#屋久島でつくる結婚指輪

雨の日に癒されながら. 屋久島の息吹を感じるお二人の結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

雨が降り始めたのに合わせるように再開したお二人の結婚指輪作りもいよいよ後半に。

アウトラインを丸く柔らかに造形をしたプラチナリングにはさらに動きを与えてゆくのだけれど、とても楽しいところ!

 

 

屋久島のアトリエでお二人とお会いして始まった結婚指輪作りなのですが、

そのデザインには島の空気感があるな、といつも思っています。

プラチナの強さ。手の中で感じる結婚指輪作りのお話。#屋久島でつくる結婚指輪

 

作業机に向かって手を動かし始めて感じたのは、ああこれはお二人のために一つ用意されていたリングなのかもしれないな、ということでした。

これまでもプラチナリングをたくさん作ってきたのですが、お二人の想いや暮らしに寄り添うようにデザインをしていくと、全てがそれぞれの個性を持って出来上がります。

それもまたオーダーメイドの面白さでもあるなと思うのです。

 

 

品がよくて、しなやかで力強い、生命を感じるフォルムだなと思いました。

島で出会う植物たちのようでもあるな!と。

 

 

雨が弱まるタイミングに庭先に出てみる。

ずっと心待ちにしていた百合の花が咲き始めていて感激だった。

一年ぶりの甘い香りも素敵だった。

今年は蕾がたくさんついているし、お二人のリングが出来上がる頃には満開になっているかも!

 

プラチナリングの表面には植物の模様を彫刻して出来上がることになっている。

雨の潤いや緑の香りも、お二人が過ごした森の時間を思うと嬉しくなる。

たしかに島の癒しがここにある。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島でつくる結婚指輪。 ひかりのかけら、お二人の想いをかたどるプラチナリング。

 

ハイビスカスの木漏れ日の中で、

屋久島からお二人にお届けする結婚指輪を眺めました。

 

ひかりのかけらみたいで、手にすると希望のイメージに包まれます。

 

ぴたりとお揃いデザインで、

手触り柔らかなプラチナリング。

 

 

毎日眺めていた空も、大きな虹も、

そしてまた咲き始めたハイビスカスも。

 

屋久島の季節に癒されながら

お二人の結婚指輪をオーダーメイドいたしました。

雨も虹も、屋久島の祝福にありがとう。1日の始まりに眺めるお二人のプラチナリング。#屋久島でつくる結婚指輪

 

 

形のある結婚指輪ではあるけれど、

お二人の大切な想いとずっと一緒にあることが出来るなら、

それはとても幸せなジュエリーになると思います。

 

きらきらと輝く未来を創造するようなオーダーメイドの日々もまた愛おしくて、

お二人とご一緒できることが嬉しくて、喜びが溢れて、

わたしも幸せな気持ちでいっぱいでした。

 

 

さて、

屋久島の祝福とともに。

 

 

一つが二つであるようで、

二つが一つのようなプラチナリング。

木漏れ日の中で静かに輝いていて、光そのもののようにも見えました。

 

もちろん、

わたくしのデザインのというのもありますが、

この小さなリングを創り出したものは

きっとお二人の絆だったのかもしれません。

 

とても素敵なお揃い感。

 

 

リング幅は彼女の2.3mmと彼の2.6mm

全体に緩やかなカーブを与えた柔らかなフォルムです。

 

ぴたり

同じ角度で重ね合わせてみる。

 

しっかりと重みのあるプラチナではあるけれど、

波のような軽やかさを感じるのは

表面に施した切り込み模様のリズムなのかもしれません。

 

大好きな屋久島の海を想いながら

穏やかな心地で作った結婚指輪です。

 

 

そしてそして!

切り込み模様に合わせて変化させた表面仕上げは三人のこだわりでありました。

 

光沢仕上げは周りの緑を映していて

マット仕上げは島の空気に柔らかに溶け込んでいるように見える

 

お二人との指輪作りで生まれた表情が

わたしもお気に入りなのです。

 

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

 

シンプルなプラチナリング、お二人の特別な結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

 

お二人のプラチナリングはとてもシンプルに出来上がりました。

でもそれは特別な結婚指輪でした。

 

オーダーメイドで生まれた一つだけの煌めきを屋久島の緑の中で眺める幸せ。

 

 

春の小花にも出会えた指輪作りの始まり。

雨もたくさん降った潤いの日々だったな。

指輪が出来上がって、アトリエの庭先にはハイビスカスがいっぱいになりました。

屋久島の光の中で眺めるプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドの制作を続けていると、季節がそれに歩みを合わせるように移り変わってゆく。

そんな時間もまた愛おしく思えてきます。

お二人との素敵な出会いにありがとう。屋久島の季節にありがとう。

 

木漏れ日のきらきら、ときおり強く吹く潮風、

出来上がったばかりのお二人の結婚指輪は島の祝福とともに。

 

 

シンプルで、特別で、

これはわたしも大好きな感じであることに改めて気がつきました。

お二人との結婚指輪作りでは、分かち合っていた大切な繋がりがあったように思います。

 

昔ながらの手作業でしかりと丈夫に、つけ心地柔らかに、

サイズをぴたりと合わせてオーダーメイドいたしました。

お二人の暮らしにずっと寄り添ってくれますように。

 

 

雨が上がりのアトリエには一年ぶりに蝶々もやってきた。

 

 

なんだか急に暑くなってきた。太陽の光が強く差し込んできている。山々を分厚く覆っていた霧が晴れたようだ。

そしてふと足元に目を戻すと、なんと白いハイビスカスが咲いていて驚いた。

 

早くも夏の気配なのだろうか。

 

お二人とご一緒した指輪作りの色々をしみじみ思い出しながら。

リングをそっと手の中に並べて眺めてみる。

 

 

「リングには天然石をセットしたいのです!」と、デザイン作りに始まりにお二人は伝えてくれました。

そしてお互いの好きなカラーを一粒ずつ選んでくれました。

 

彼女はクリアカラーのダイヤモンドをリングの側面に。

彼はブルーのサファイアをリングの内側に。

刻印の字体やレイアウトのバランスも相談を重ねてきたところだったので、

わたしも出来上がりがとても楽しみだったのです。

 

石をセットして刻印を施したお二人のリングは

少しずつ違ってはいるけれど、とても親密で揃わないところがなかった。

なんだか喜びが溢れてきてグッときました。

お二人の大切な時間にご一緒できて幸せです。

 

 

リング幅は彼女の2.0mmと彼の2.3mm。

重ね合わせると、もともと一つだったものが二つになったようにも見えました。

クラシックなスタイルで例えるなら、それは運命なのかもしれません。

 

太陽の光を眩しく跳ね返すようでもあり、島の緑を深く写し込むようでもあり。

プラチナはさまざまな光の下でその表情を豊かに変化することができるのです。

 

有機的な質感はやっぱり手作業から伝わる何かがあるのでしょうか。

すっきりとシャープなデザインのはずなのに、とても柔らかなのですよね。

 

 

はるか昔から広く愛されてきたスクエアシェイプのデザインではあるけれど、

このリングはきっとお二人の雰囲気に近しいに違いない。

 

屋久島と東京で海を越えて3ヶ月ほどご一緒できて、お二人とはこれまでたくさんの言葉を交わしてきました。

サンプルの着用具合を動画を送っていただいたり、サイズの調整を重ねたりもしてきました。

そうして出来上がるジュエリーは、あるいはお二人のかけらのようでもあると思うのです。

 

それでもいつかお会いできると嬉しい。

 

 

指輪が出来上がるのはゴールのようでもありますが、

ここから新しい時間がスタートする楽しさもありますね。

 

おめでとうございます。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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3.0mm and 3.5mm round-square in yellow gold and silver #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k yellow gold, silver
size:3.0mm and 3.5mm wide

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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受け継ぐシルバーとゴールドのコンビネーション, 屋久島で育ったお二人の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

プラチナの強さ。手の中で感じる結婚指輪作りのお話。#屋久島でつくる結婚指輪

 

お久しぶりです、深い雨の屋久島。

きっと植物たちはたくさん水を得て喜んでいると思う。

霧に包まれた山々が美しかった。

 

 

夏の花? アトリエの庭に咲きはじめたのは白いハイビスカス。

 

 

山々を海を越え屋久島と東京を紡ぐように、お二人の結婚指輪を作っています。

彼のリングには鉄鋼ヤスリでタッチを加えて柔らかに造形したところまでを書きました。

 

ハイビスカスとプラチナリング、三人で一緒に歩むオーダーメイドの道のり #屋久島でつくる結婚指輪

 

たくさん雨が降る日は植物たちも喜ぶし、アトリエでの作業も気持ち良く運ぶ。

ざあざあ雨音に包まれていると心が平たくなってゆく。

 

さて、

今日から彼女のリング作りにバトンをタッチをして。

 

ヤスリを片手に、数時間ほどだろうか。ここまで休まず一気にやってきた。

一つの繋がったラインを作り出したいので、その間はコーヒーも飲まないし、もちろんスマホだって手に取ることはない。ドアの呼び鈴も聞こえない。

 

それにしても、相変わらずプラチナの輝きに魅せられてしまう。

明暗のコントラストが高いのはプラチナの特徴だ。

身につけていると嬉しくなる。安心する。

大地から生まれたものを手にする喜びがあるのだろうか。

金属っていつまでも不思議。

 

 

造形作業がひと段落したところでリングを炎に包んだ。これが最後の火入である。

酸素トーチの炎の中でプラチナリングは真っ赤に温度を上げる。

作業温度が1000度以上なのもプラチナの強さの秘訣!

 

そしてプラチナの手触りは実はとても柔らかい。

硬質であるというよりかは、プラチナの場合はそのしなやかさや粘り強さが耐久性を高くしている。

力を跳ね返すというか吸収するような柔軟性。

それは包容力のようなものなのかもしれない、身につけていると家族に守られているような安らかな気持ちに包まれる。

強さって色々あるなと思う。

 

これは感覚的で職人的なのだと思うけれど、炎から取り出すとプラチナの緊張がふわりと和らいでゆくのが伝わってきた。

ここからリングに動きを与えていく大切なところだ。

ドキドキと高鳴る鼓動を落ち着かせつつ、今日はここまで。

 

 

ハイビスカスとプラチナリング、三人で一緒に歩むオーダーメイドの道のり #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島サウスのアトリエです。

丸くて柔らかい、そしてすっきりシャープな印象と。

お二人と一緒にイメージしたデザインが形になってゆく喜び!

 

 

屋久島旅でお会いしたのがちょうど1ヶ月ほど前だったから、出来上がってお届けするまでは2ヶ月と少しになるだろうか。

ゆっくり島リズムの指輪作りにお付き合いをいただきましてありがとうございます!

手作業でつくること。お二人と、結婚指輪との長いお付き合い。#屋久島でつくる結婚指輪

 

あれから庭先では春の小花がたくさん咲いて、ハイビスカスも元気になってきた。

あんなにも繊細なのに、植物たちはゆっくりだけれど休まない力強さがすごい。

1ヶ月でこんなにも世界が変わるのだ!と日々植物と接しているとそのダイナミックさにインスパイアされてしてしまう。

よし、オレもしっかり前に進んでいかなくっちゃ、と。

 

 

ニワゼキショウ、だったかな? 道端に何気なく咲いている小花が好き。

 

 

鉄鋼ヤスリで削り出しを終えて大きな番手の紙やすりでざっと表面を整えると、プラチナリングの表面に柔らかな曲面が現れた。

そのアウトラインを太陽の光で眺めてみたくなった。

ちょっと日差しが強すぎるかなと思ったけれど、ありがたいことにハイビスカスの木陰ができている。

そこに佇んでリングを手にすると、これは間違いなく一つだけのものなのだとグッときた。

 

太陽光の光は包み込むように、ありのままの造形をよりはっきりと写し出してくれた。

しっかりとした丈夫さの中にも繊細さを多く感じられる、彼のリングの印象だった。

なんとなくご本人の雰囲気とも似ているかな、と思ってみたり。

 

 

三人で一緒に歩むオーダーメイドの道のりだ。

着くべき場所ははっきりとしている。

きっとよくなるだろう、そう強く思えた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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手作業でつくること。お二人と、結婚指輪との長いお付き合い。#屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島サウスのアトリエです。お二人の結婚指輪はプラチナで、ぴたりとお揃いのデザインで作っている。

金槌でコンコンと叩いてリング幅に抑揚をつけてゆく、昔ながらのゆっくりとした手作業である。

 

 

お二人の大切な思いや、屋久島の森を歩いた時間も。

形のないものが形になりつつあります。

屋久島の時間, お二人の結婚指輪作りが始まる朝に #屋久島でつくる結婚指輪

 

たしかに、道具は使いやすく最新の技術でアップデートされているけれど、

基本的な手順だったり段取りは何百年前からずっと変わっていないのかもしれない。

 

ヨーロッパの古いジュエリーで今もまだ残っているものはやはりプラチナやゴールド、ダイヤモンドを使ったものが多くて、耐久性にも、文献で眺めるとその精巧さには今でも驚かされてしまう。

 

傷がついて磨き直して、サイズを調整したりしながら、少しずつ自分の暮らしに寄り添うものになってゆくところが金属の素敵なところだと思う。

わたしも作っていられるうちは、さまざまな調整をして、お二人とお付き合いをして、時折リングに再会できるかもしれない、そう考えると嬉しくなる。

 

いつもよりも少し長い時間を感じながら。

今日も一つ一つ。

 

プラチナは炎の中で柔らかくして、造形を加えて、硬くなるとまた炎に包む、そんなリズム。

 

くるりとリングになって二つ並ぶと、なんだかほっこりする。

 

まだ角ばっているけれど、プラチナに細い部分と太い部分があって、

最後の仕上がりで柔らかなつけ心地を与えてくれるところを最初に用意をしておく。

 

 

しばらく雨が続く予報だったので、夕暮れ時には海に出かけてきた。

7時ごろでもまだ明るい!日も長くなってきて、いよいよ夏なのだなと愛おしく思う。

 

打ち寄せて、引いて、また打ち寄せる。

波音が海の香りが心に響いて癒された。

そんなリズムを感じる指輪を作りたい。

 

今日にありがとう。

 

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屋久島の時間, お二人の結婚指輪作りが始まる朝に #屋久島でつくる結婚指輪

 

春の風吹く屋久島サウスです。たまに今がとても儚く感じることがある。

雨上がりの森に佇んで長い時間軸を感じる幸せ。

大きな木を見上げて、思い切り深呼吸をして。

 

 

彼と彼女と屋久島と、そしてわたしがいて、奇跡のような結婚指輪作りでもあるなと思う。

お二人はハイビスカスが咲き始めた春の始まりにアトリエに来てくれました。

素敵な巡り合いにありがとう!

2023年 春, 屋久島と東京をつなぐ結婚指輪作りが始まりました!#屋久島でつくる結婚指輪

 

アトリエでは素材のサンプルを手に取って選んだり、リングのアウトラインをデザインしたりした。

そしてお二人は次の日に森を歩くということだったので、そのフィーリングをキャッチしてデザインに反映させましょう!と約束をしてその日はさよならをした。

すでにもうわくわくだったのをよく覚えている。

 

 

そして1っヶ月ほどが経って、始まりのときがやってきた。

島は鮮やかな色彩に満ちた新緑の季節になった。

 

 

お二人が選んでくれたプラチナを作業台に用意して、まずは最初の第一歩を。

 

最初の一滴があって、波紋が広がってゆく。

あるいは時間は細かく区切ることによって永遠に近づいてゆくのかもしれない。

今この瞬間を、指輪作りの喜びを分かち合いましょう!

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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幸せでした。屋久島の友人にお作りしました、ご結婚5周年のペアリング。#屋久島でつくる結婚指輪

 

五年ぶりのリング交換に感動でした!

お二人の大切な節目にご一緒できるジュエリー作りはいつも幸せに満ちています。

屋久島の友人にお作りしました、ご結婚5周年のペアリング。

 

 

数ヶ月ぶりに買い物途中に出会ったり、車ですれ違いざまに手を振ったりも出来る、

柔らかで、そして頼もしい繋がりが屋久島流でもあります。

 

何気なく、結婚指輪をお届けしたお二人に会えて、楽しく話できるのは最高に嬉しい。

 

おめでとう。いつもありがとう。

ガジュマルの森で催された結婚式を懐かしく思いながら。

屋久島の祝福!小さな森の結婚式に行ってきました。 結婚指輪作りとその夢の続き。

 

屋久島で生まれ育った彼と、森が大好きな彼女とに。

五年前にお作りした結婚指輪にはリングの表面にシダ模様を彫刻したのだけれど、

今回は島の印象を内側に施すことにしたのです。

 

お二人の心持ちも少しずつ変わっていくし、わたしの作業のタッチもアップデートされているはず。

きっと今この瞬間を映すものに出来上がるだろう。お二人とご一緒して生まれる指輪がとても楽しみだった。

 

 

春の小花が咲くとお二人の結婚記念日を思い出すかもしれない。

木漏れ日の祝福いっぱいだったアトリエの庭先にて。

 

 

散歩道にも、森の中でも、何気なくそこにあって、いつも見守ってくれているようなシダの葉っぱ。

軽やかで自由な雰囲気が大好きです。

お二人とは島の暮らしを大切に思う気持ちで繋がっているのだなと思うのです。

 

 

彼のリングは3.0mm幅。彼女のリングは1.9mmから2.3mmに抑揚をつけて

柔らかなラウンドシェイプに仕上げました。

 

表面は有機的にマット仕上げにしたのもよかった。

緑を背景に2本のリングを並べると島の情景にスッと溶け込んで見えました。

 

手作業の多いお仕事だったり島暮らしなので、

つるりとした表面はメンテナンスに向いているのが頼もしい。

 

小さな傷がついてまたお磨き直しをして、そうやって長い時間をかけて自分たちだけのものになってゆくのが金属の素敵なところだと思います。

 

ずっと長くお使いいただけますように。

 

そして時々、ふとどこかで出会った時に育ったリングの様子を見せていただけると嬉しい。

 

 

思えば、あれからしずくギャラリーもアップデートされましたね。

お二人と指輪作りをご一緒して、結婚式を懐かしく思い出して、

本当に凝縮されていたこの五年を振り返ることができました。

まだ5年しか経っていなかったのか!と思ったのが正直な感想だったかもしれません。色々ありすぎて!

 

変わりゆくもの、変わらないものの中で、常に新しい今があるわけだけれど、

まあお互いにリラックスして島の暮らしを一緒に歩んでいきましょう。

 

おめでとう!

これからもよろしくお願いします。

 

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受け継ぐシルバーとゴールドのコンビネーション, 屋久島で育ったお二人の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

 

お使いだったリングを受け継いだシルバーと、イエローゴールドを組み合わせて出来上がったお二人の結婚指輪は、屋久島の雨の中で眺めました。

今、この瞬間だけなのがオーダーメイドの素敵なところでです。

 

深い緑の中で艶やかに輝いて、しとしと雨の音や香りにも響き合っていて、美しい。

屋久島で育った結婚指輪だなと思いました。

 

 

雨が降って、春の花が咲いて、始まりのイメージを感じる制作の日々だったなあ。

屋久島の季節にありがとう!

ずっとお二人の暮らしに寄り添ってくれる、親密な結婚指輪をオーダーメイドすること #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人からは数年前にオーダーメイドした結婚指輪を見ていただいて指輪作りの声をかけていただいたのです。

思えばあの時から始まっていた、見えないけれど細い糸のような、幸せな繋がりでした。

しずくギャラリーでご一緒して楽しかったひと時を、なんだかとても懐かしく思い出したのです。

 

これは偶然なのだろうか、必然なのだろうか、

春のたんぽぽの綿毛を思わせるような、ふわりと軽やかで素敵な巡り合いに導かれ、

お二人の大切な結婚指輪をお作りさせていただきました。

 

 

表面は落ち着いたマット仕上げで、内側は光沢仕上げ、

そしてお二人が選んだ言葉を彫刻いたしました。

 

フォントはお二人が選んでくれて、文字幅やサイズもこだわりの中で生まれたもので、

素敵な雰囲気にわたしも一瞬で魅せられました。

とてもおしゃれな彼と彼女なのです。

 

 

リング幅は彼女の3.0mm幅 彼の3.5mm幅。

しっかり幅広のスタイルがオブジェのようでもあって、我ながら見惚れてしまった!

 

スクエアシェイプのように見えるけれど、

実は表面も内側も柔らかにカーブを描いています。

 

優しいつけ心地と、すっきりとした印象。

ずっと長くお使いいただく結婚指輪なので、

内側に響くところと外に向かうところ、どちらも大切にしたかった。

 

こだわりのキュッと詰まったデザインではあるけれど、

つるりとシンプルな造形ですので、

メンテナンスも簡単なのが嬉しい。

お使いいただくうちに味わい深くなるリングだと思います。

 

 

二つのリングを重ね合わせてみると、ぴたり。

なんだか嬉しくなる。

 

お二人と相談を重ねてゴールドリングに組み合わせたシルバーの割合を揃えたのもよかった。

思いつかない場所に辿り着くことができるオーダーメイドの作業は宝探しのようで楽しい。

 

ゆっくりと島リズムの制作ではありましたが、

慣れないオーダーメイドの作業にお付き合いいただきましたありがとうございました!

 

 

さあ、雨も上がりました。新緑の屋久島サウス!

いつかお二人にもここに来ていただきたい。

写真をライフワークにされている彼だから、360度もうカメラが手放せずに困ってしまうと思う 笑

 

 

アトリエの庭先にて。

手のひらにそっとリングを重ね合わせてみる。

全ての事象に生まれたての太陽の光が投げかけられてある。

 

ありがとう、おめでとう、

シンプルな想いがただただ込み上げてくる。

 

ゴールドやシルバーがこんなにも緑や花々に響き合うのは、きっと全ては同じ自然の中に生まれたもだからなのだろう。

ふとそんなことを考える。

 

あるいはわたしたちもその中にあるのかもしれないな。

そう思うと希望のイメージに包まれた。

爽やかな未来が見えたような気がした。

 

 

少しの間でしたが、お二人とご一緒できて楽しかった。

離れていても交わすことができる想いがたくさんあると思います。

なんとなく、彼と彼女の雰囲気に似ているような気がした白い花をお二人に。

 

 

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