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イエローゴールド、海、花、コーヒーと。屋久島リズムの結婚指輪づくり。

ジュエリーを作って、コーヒとサンドウィッチも作って、夕暮れ時には海まで出掛ける、何気ないいつものひと時が好き。今日はそんな1日。

工程はもう折り返し地点を過ぎたと思う。お二人の結婚指輪の完成が待ち遠しいような、ほんの少し名残惜しいような。島リズムの制作にお付き合いをいただきましてありがとうございます!!

屋久島で眺める、イエローゴールドのゆらめき。手作業で結婚指輪をお届けすること #屋久島でつくる結婚指輪

たしかに、結婚指輪は何気ない日々の暮らしに寄り添うもので、装い豊かなジュエリーとしては少し特殊なものになるのかもしれない。実のところ、付け心地に影響するリングの内側がとても大切な造形だったりもする。

 

お二人は体の一部になるような、優しいフォルムのリングを選んでくれた。日々、たくさんの方々に接するお仕事をされている彼と彼女なのだ。軽やかさと柔らかさと、わたし自身も暮らしの中で大切にしている心地を共感できてとても嬉しい。仲間ができたようで心強くなる。

海を越えて遠く離れてはいるけれど、“好きなこと”“大切なこと”でゆるやかに紡がれてゆく小さな繋がりが、素敵な世界がここにある。

 

さて、アトリエでは彼女のリングの造形作業を。彼のリングを傍に置いて、お揃いになるようにタッチを重ねていった。イエローゴールドの温度感と心に響く輝きと。

 

散歩では一年ぶりの花にも出会えたし。気がつけばサンセットもずいぶん早い時間になったものだ。

島の秋は近い。季節の移ろいが新しい日々を与えてくれている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島の友人にお作りする結婚指輪相談会の日。幸せいっぱいだった日。

海を渡って会いにきてくれてありがとう!そしてお帰りなさい。屋久島の友人にお作りする結婚指輪相談会の日。幸せいっぱいだった日。

久しぶりに会えた彼女と初めてお会いした彼からは幸せムードいっぱい頂けて最高だった。新しい暮らしを迎えるお二人とご一緒できることが素敵なギフトなのかもしれない。

アトリエでは50分ほどの滞在だったのだけど、とても濃密な時間だったように思う。いい感じにイメージをキャッチすることができたし、デザインも膨らみを見せてくれた。

気がつくとわたしもインスピレーション溢れてきて、とても軽やかな気持ちに。お二人はこうして周りの人を励まし気づきを与えてきたし、これからもずっとそうしてゆくのだろうな。交わした気持ちはきっと無くならない。

今は島を離れて暮らしているけれど、繋がりはずっと紡がれてゆくだろうし、指輪作りでささやかなきっかけになれることは何よりも嬉しい。

素敵な結婚指輪になるだろう、今からとても楽しみ。

せっかくの指輪選びなのでちょっと悩んでみたりもしてみたい彼女。実は即決だったけど彼女にずっとペースを合わせてくれていた、むっちゃ優しい彼。全然違っているけれど、だからこそ一つになれるようなお二人で、選んでくれたリングもそんな雰囲気があって、出会うってほんと素敵なことだなと思った。心温まるひとときにありがとう。

そういえばドーナツもそうだし、丸いものってなんだかハッピーになりますね。おめでとう。楽しい指輪作りの道のりをお二人と一緒に歩み始めている。

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屋久島で眺める、イエローゴールドのゆらめき。手作業で結婚指輪をお届けすること #屋久島でつくる結婚指輪

光のようでもあり、梢のようでもあり、イエローゴールドが島の緑によく似合う。造形のひと段落した彼のリングは秋の木漏れ日の中で眺めて。

リング幅は2.3mm ラウンドシェイプのデザインだ。シンプルなスタイルだけに違いがクリアに浮き上がるのは、白いシャツのような、蕎麦のような。小さなキャンバスではあるけれど、そこに確かな考えや意志を込めることができるのは作家ならではの幸せだと思う。

小さなリングはずっとそこにあったようにも見える。そう、この世界の一部であるような感覚。きらきら。

手のひらでゆらゆらと、リングにひかりを回す。アウトラインの曲線を繋がりをしっかりと眺めて確認する。その中にごく微妙な揺らぎを見つけて胸の奥にグッと響いた。手作業ってやっぱり好きだなと思う。このフィーリングは島の自然に近しいような気がする。そこには揺らぎがあって、だからこそ完全に思えるのだ。

不器用なのかもしれないけれど、これからもずっと手の中で作り続けてゆくのだろうな。変わりゆく世界の中で、それでも残り続けることは確かにあると思う。同じような夢を持つ人たちと繋がることができる鍵のようなものになってゆくのかもしれない。それはそれでとても素敵な世界のような気がしている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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偶然のような必然のような。素敵な繋がりにありがとう。#屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

 

偶然のような必然のような。素敵な繋がりにありがとう。#屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

屋久島サウスのアトリエです。庭先には久しぶりにチョウチョが戻ってきた。台風で受けたダメージも癒されつつあるようだ。育まれ受け継がれゆくいのち、今日も眩い希望の中にいる。

少しずつ時間をかけて育まれたり、あるいは時間や距離を隔てて受け継がれていたりする夢や想いのことを考えている。いつもよりも長い時間感覚なのはお二人の25周年の結婚指輪を作っているからなのかもしれない。あの時あの場所で生まれたことが確かに今を作っている、そう思えることを共有できるパートナーがいることはとても幸せだと思う。

結婚25周年にオーダーメイドする、イエローゴールド×ダイヤモンドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

25周年を記念してオーダーメイドしている今この時間もまた次の未来を作っていくのだろう。そう考えるとお二人との出会いがとても貴重なものに感じられた。

偶然のような必然のような。素敵な繋がりに感謝しながら今日も作業机に向かっている。

鉄鋼ヤスリでリングを削り出す作業はバランスがいのち。ここは一気に進めたいところだ。

シャープネスと柔らかさ。曲面を無数の平面の集まりのように考える。

作業を休憩してもまた作っているオレ。カボチャのいとこ煮は水分量がキーポイントだった。ほっくりできるようになってきた。

夜の作業の前に遠くを眺めておかなくっちゃと思って、海の見える場所まで車を走らせることにした。まだ夏めいた空である。暖かな潮風が吹いている。よしもう少し集中できそうだ、屋久島にいっぱい元気をもらえたような気がして、海まで続く長い坂道を歩いて下って、また登ってからアトリエ戻ってきた。

うん、いい柔らかさだ。スッキリとしたエッジも保たれているぞ。1日の終わりに現れた曲線とゴールドのかけら。デスクライトの光を受けてキラキラと輝いていた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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