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雨も虹も、屋久島の祝福にありがとう。1日の始まりに眺めるお二人のプラチナリング。#屋久島でつくる結婚指輪

造形がひと段落した朝、祝福の雨も虹もありがとう。1日の始まりに眺めるお二人のプラチナリング。

この季節の色彩が一番好きかもしれないなあ。屋久島の秋と共に歩んでいるお二人の結婚指輪作りの道のりを、ここで少し振り返りながら。

プラチナリングの幸せな響き。秋の屋久島でお二人の結婚指輪を作る。#屋久島でつくる結婚指輪

お二人の結婚指輪にはこれから内側に大切な記念の刻印を打ち込んで、表面仕上げを施していよいよ完成となるのだけれど、雰囲気もグッと深くなって仕上がってくるので、その前だと造形のエッセンスがわかりやすいかと思う。

お二人のお気に入りだったサンプルリングをオリジナルにアレンジして生まれたデザインだ。

面白いは、参考にさせていただいたデザインもまた誰かのリングにインスピレーションを受けて生まれたものだったりすること。そう考えてゆくと、もう10年以上もわたしたちのイメージは繋がりバトンを渡し続けていることになるのか。

ほんと、若葉に宿る雫のような奇跡かもしれない。今ここに生まれたお二人のリングをしっかりと眺めていきたいと思う。

似ている2本のプラチナリンングが寄り添っている。波のリズムのようでもあるし、水の流れなのかもしれない。

庭先や散歩道でもそう。似ている仲間たちはいつも寄り添い合っていて楽しい。

雫の佇まいが好きだ。

小さくて限りない、始まりの予感、希望に満ちていた朝。

重ね合わせてみたら、ぴたり。

お二人とは海を超えて、ずっとメールでお話をしてきたけれど、いつの日かお会いできるだろうか。そんな未来を思うのも胸が躍る。

見上げると日は山極を超えていて、ミストの合間から太陽の光が差し込み始めてきた。朝のシャワーみたいで気持ちよかった。

こんな時は決まって虹も現れるのでは、と思いぐるりと空を見渡してみる。

10月の虹。お二人にもお届けしたい虹。

リングが出来上がるまではあと少しのお楽しみに。

空気が澄んでいて、空を見上げたくなるこの頃ですね。どうぞ素敵な秋の日々を。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

happy jewelry, happy wedding #屋久島でつくる結婚指輪

幸せな未来をつくる時間は、じんわりと静かな喜びに溢れていました。今日は結婚指輪の相談会の日。お仕事終わりにアトリエまで来てくれてありがとうございました!

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プラチナリングの幸せな響き。秋の屋久島でお二人の結婚指輪を作る。#屋久島でつくる結婚指輪

ひらめくことがたくさんある。今日もまた夜明けの薄暗い時間から作り始めていた。

一人なのだけれど一人ではない感覚が好き。屋久島の季節に、そしてお二人の物語にインスパイアされる制作の日々だ。

たしかに、ご依頼をいただいて始めた結婚指輪作りだけれど、それは同時に与えられているのだなあとしみじみ思う。

プラチナリングを秋の空に掲げて #屋久島でつくる結婚指輪

窓の向こうを見たらようやく朝が焼け始めた頃だったので、窓を開け放つと冷たい空気が思い切り良く押し寄せてきて部屋中に広がった。屋久島にしては湿度が少なくて、こんなにも爽やかな日もウェルカムなのだけど。

きっと3分とかそれくらいかな。始まりを体感することができて嬉しかった。

台風でどうなるかなあと思っていたけれど、ポコポコと現れ始めたサザンカの蕾!そうなのか、もう今年の残りを数え始める頃なのだ。お二人のリングが出来上がってお届けする頃には、きっと新しい花が咲き始めているだろう。もう作業も折り返し地点を過ぎたからだろうか、少し先の未来を眺めてワクワクしている自分がいる。

彼女のプラチナリングは鉄鋼ヤスリでガリガリと削り落として、表面にざっと荒い番手のヤスリをかけて彼のリングとピタリとお揃いのアウトラインに仕上がった。

ああ、出会うことってなんだかとても素敵。小さなリングに共鳴するリズムや流れが、お二人が出会ったことの印のように思えてきた。この幸せが響き合ってどこまでも広がってゆけばいいなと思った。今日も素敵なフィーリングに包まれてありがとうの気持ちでいっぱいになった。

 

 

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プラチナリングを秋の空に掲げて #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスの夕暮れ時。造形のひと段落したプラチナリングを秋の空に掲げて、アウトラインをチェック。櫛を通したような雲がスーッと流れてゆくのをご近所さんと一緒に眺めていました。

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島の秋をいっぱいいただいて、お二人の結婚指輪を作っている。#オーダーメイド #プラチナリング

屋久島の秋をいっぱいいただいて、お二人の結婚指輪を作っている。#オーダーメイド #プラチナリング

屋久島から海の向こうに暮らすお二人にお届けする結婚指輪作りはプラチナリングを削りだす作業に。リングに漂う緩やかな流れやリズムみたいなものを、作り出すというよりかはその中に見出すというアプローチ。手に取ると、もうそこにはっきりとしたイメージがあった。

プラチナには炎を当てて柔らかにして、くるりとしてリングにするところまでを書きました。そして秋めいてきた屋久島の日々も。

お二人の大切な想いと幸せな結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

目を閉じると自然とシルエットが浮かび上がってくる、デザインが生まれるまでも楽しい時間だった。お二人とはメールを何度も送り合ってきたし、サンプルリングのサイズを細かく調整もやってきた。台風の合間を何度も行き来した夏のデザイン作りだった。

大波で船も時々止まったりして、ゆっくりと進む島のリズムでしたね。これまでずっとありがとう。

そしてリングにスーッと流れが巡るまでタッチは止まらない。うん、いい感じだぞ。

作業がひと段落したところで海まで車を走らせた。水面もキラキラと輝いて秋の気配を装っている。

ずっと遠くを眺めて目を休めておく。

咲き始めたサキシマフヨウと柔らかな褐色の光。道端に普通に咲いている花々にいつも癒されるのはなぜだろう。

島の秋をいっぱいいただいて、アトリエに戻って作業の続きを。大きなリズム、小さなリズム。彼のリングを綺麗に整えることができた。

彼女のリングにもピタリと重なるラインを描いておいたので、素敵なお揃い感が生まれるだろう。リレーのようにバトンタッチを繰り返しながら造形を進めていこうと思っている。

一つが二つであるような気もするし、二つが一つのようでもある。小さなリングではあるけれど、そこに絆が生まれつつあるように思えてドキドキする。

 

 

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