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ミモザの葉っぱ、雨上がり。イエローゴールドとダイヤモンドでつくる、一つだけの結婚指輪。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。ミモザをモチーフにした結婚指輪は葉っぱから花の造形へ。バランスをとりながら、思い思いにタッチを重ねている。なんだか幼い頃を思い出す物作りに心が踊る。ずっと作業机に向かっていたい!

結婚指輪はシンプルなリングのスタイルでお作りすることが多いのだけど、彼女は葉っぱそのものをかたどったデザインを選んでくれた。彼のシンプルなスタイルと歩調を合わせながら、二つで一つになるような出来上がりを思い描いている。違っているからこそ近しくなれるような繋がりがある。

お二人と屋久島の季節をともにする、ミモザをモチーフにする結婚指輪作り。

さて、今日もまた作っている。お二人と一緒に作ったイメージがここにきて一気に形になりつつある。

葉っぱにはお花を模したイエローゴールドのドットを装飾して。ダイヤモンドはバランスをとりながら、最後に2粒か3粒セットしようと思っている。きらめく雨上がりの印象。

それにしても宝飾の作業は細かくて!ルーペで覗き込む作業が多くなってくるけれど、ここからがつけ心地に響く大切なところ。静かな気持ちで細やかなタッチを繰り返していきたい。

 

みなさま、素敵な週末を。こちらの空もずいぶんと秋めいてきています!

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

お二人と屋久島の季節をともにする、ミモザをモチーフにする結婚指輪作り。

屋久島サウスのアトリエです。植物の儚さも魅力だけど、金属の佇まいを留めるところもまた素敵だと思う。小さな小さなゴールドの葉っぱを前に、お二人の暮らしに寄り添う何十年を思いながら。

お二人の結婚指輪はミモザの葉っぱをモチーフにして作っている。春先に植えたミモザの葉っぱを眺めてスケッチをしたり、手に取ったりしながらの制作だ。屋久島と東京、海を越えて遠くに暮らすお互いだけど、“好き”を共有できることは何よりも嬉しい。

ミモザの葉っぱをかたどって。婚約指輪と合わせるイエローゴールドの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

最初にメールをいただいたのはまだ夏の始まりの暑い頃で、涼やかな森を歩いたりしていた頃だったなあ。それから3人は10月の挙式を目指して指輪作りを歩んできた。島リズムの制作にお付き合いをいただきましてありがとうございます!

指輪をお届けする頃には島も秋めいているだろう。今日の指輪作りは広がりつつある新しい季節の気配とともに。

また少しずつ冷たくなってきたような。今日もまた雨。

気がつくと生垣にいっぱいだった山茶花の蕾に驚きつつ。

葉っぱの土台となるリングは上から見ると細く、ベースはしっかり太さを持たせて作っている。長くお使いいただく結婚指輪なので、丈夫で安心なフィーリングに包まれていただきたい。

宝飾品の端正さも好きだし、クラフト感のあるアートも好き。一期一会で与えていただいたジュエリー作りなので、一瞬一瞬を大切にしながら好きを形に変えてきたい。素敵さをアップデートしていきたい。

かぼちゃの味わいはほっこりと深くなってきた。夕食はかぼちゃを鶏肉と合わせて煮物にして、オクラを梅とあえてみよう。水ナスは夏の名残を感じつつ、そしてあたたかに、お味噌汁が良いかも!

皆さまも美味しい季節の変わり目を。明日もまた、ジュエリー作りです。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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ミモザの葉っぱをかたどって。婚約指輪と合わせるイエローゴールドの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。庭先からいただいてきたミモザの葉っぱ。何気に手に取った2枚だったけど、お預かりしている婚約指輪との出会いも素敵だったので同じ大きさで作ることにしよう。

それにしても、軽やかで繊細でそして強くて、植物の成り立ちは本当によくできている。強い風を受けながらかわす、しなやかさがある。自然の中で出会う優しさと強さを、いつも金属の中に探し求めている。

結婚指輪作りの素材となるゴールドは金槌で叩いて有機的なテクスチャーを作っておいた。

屋久島の雨、光と葉っぱ。自然をテーマにオーダーメイドするお二人の結婚指輪 #制作編

さて、今日はゴールドの板を葉っぱの形に切り抜いてゆく作業を。糸鋸を作業台の上に用意して、息を静かに整えて。

この糸鋸ももう10年くらい使っているのか。何かを生み出すのには案外数少ないもので十分だったりする。お二人とも手作業で癒しを与えたり描いたりされているので、手から生まれるフィーリングは同じだろうなあと海の向こうを思いながら。

雨の雫は今回の結婚指輪作りにも登場する。今日も屋久島にありがとう。

すぐ近くまでやってきている秋を眺めながら。

ゴールドでかたどった葉っぱは小さくてキュッと重たい。うん。きっと良くなる。

夕暮れ時は海へ。この残暑感はいつまで続くのだろうか。夏と秋の気配が交互に体を通り抜けてゆく。シーソーのようにゆらゆら。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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ツワブキのネックレス #platinum #yellowsapphire #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum, yellow sapphire
size: 8mm flower 

Delivery time is within 1 month.
Make by custom, One-of-a-kind  .

こちらの作品はサイズと素材をお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。ご注文からお届けまで約1ヶ月。

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プロポーズに小さなお花のネックレスを。屋久島までありがとう!彼と一緒に過ごした日の思い出。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の雨、光と葉っぱ。自然をテーマにオーダーメイドするお二人の結婚指輪 #制作編

屋久島サウスのアトリエです。久しぶりの雨に元気をもらって、新しい結婚指輪作りを始めている。小雨になると庭先に出て雨足が強くなると作業机に向かう、なんとなく懐かしいリズムだな!と喜びを覚えながら。

お二人の好きなことだったり大切なテーマはありますか?とデザイン作りの時に聞いたところ、自然だったり、葉っぱだったり、光や雨の印象を伝えてくれた。

ああ、これはまさに屋久島の暮らしで馴染み深い情景でもある。素敵な出会いにありがとう。20年ほど前に屋久島を訪れた彼女の印象とお二人のこれからと、そして屋久島の季節とが、小さなリングとなって出会うことができるだろうか。私もずっと楽しみだった制作がいよいよ始まることに。

今日はそのファーストタッチを。

去年の今頃にしずくギャラリーから持ってきた根っこはもうこんなにも大きくなっている。一年ってすごい。いろいろなことがありすぎて、特に長く感じた一年。

シダの葉に宿る雨の雫の印象を覚えておこう。

さて、ゴールドの板を真っ赤に、真っ赤に熱して柔らかくしてから作業を始める。

硬い金槌を使って有機的な質感を。力強いタッチで柔らかな肌触りに。今日もまた昔ながらの造形に魅せられている。

雨上がりに深まる色彩を眺めて。

一度だけで後戻りできない作業だったけど、生まれる造形もまた一つだけのものだなあと、しみじみ。お二人のリングは葉っぱに包まれるような柔からかな印象のデザインなので、ふわりと包み込むようなタッチでこの先の造形を進めていきたいと思う。ときどき雨を眺めたり海に出かけたりしながら、心もふわりとしていたいと思う。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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