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屋久島から海のリズムを届けたい。イエローゴールド×プラチナ、コンビネーション結婚指輪作り

夏がすぐそこまで近づいている屋久島サウスです。6月は水平線をテーマに結婚指輪を作っているのだけど、訪れるいつものビーチでは海の様子も少しずつ南国調に。冷たい水の心地よさと、太陽が反射する水面の輝きと。

水平線に掛かる雲の様子を車の窓越しに、散歩道で眺めて梅雨明けを予想するのが最近にタスクになっている。小さな島の暮らしでは海のリズムが近い。そんな海のリズムがジュエリー作りに影響を与えるのはとても自然なことだったように思う。

お二人の結婚指輪はゴールドとプラチナを、緩やかなラインを描く水平線のように、波のようにつなぎ合わせて作っている。お二人と大切な事柄を共感できるのは嬉しい。遠くに暮らす仲間がいるようでどこか心強くなる。

屋久島から楽しい時間をお二人に。ゴールド×プラチナ、コンビネーションの結婚指輪作り。

さて、アトリエです。

もうここで折り返し地点を過ぎたのか。春のビーチで会ったお二人と作ってきたイメージがいよいよリングの土台となったので、今日はその造形と色の重なりを。

プラチナとイエロゴールド。重なり合い、緩やかなカーブを描くライン。

左側彼女のリングと右側彼のリングは同じリング幅2.6mmで作った。金属のポジションは実は上下が逆に。彼女のリングは厚みも小さくてつけ心地繊細だ。同じようで少しずつ違っている、並べるとグッとお揃い感がある。

手作業から生まれるなんとも言えない味わいが好きだ。複雑な工程を必要とするコンビネーションのリングには特に作り手の色が濃く反映されると思う。いつも眺めている柔らかな屋久島の情景を写すように作業を進めていこう。

仲良の良い結婚指輪。2本のリングを眺めながら、お二人とこれまで一緒に歩んできた指輪作りのいろいろを思い出している。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

出会い編

屋久島で過ごすスローな時間。結婚指輪の相談会は自然の中で。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島から楽しい時間をお二人に。ゴールド×プラチナ、コンビネーションの結婚指輪作り。

もうプルメリアが咲き始めているとは!確かに重たい暑さを感じるこの頃の屋久島サウス。

ノマドカフェさんのチーズケーキはお持ち帰りも最高。アトリエで涼しげに頂くと心地い季節になってきた。ビジュアルも美しいし、美味しさはまたグレードアップしてて幸せ。

屋久島の季節や美味しいものに癒されながら、お二人の結婚指輪を作っている。結婚指輪の相談会でお会いした頃はタンカンをお裾分けできた。それからビワが実って、今はスモモ。からの島バナナ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツの流れは毎年嬉しい。

そういえばフルーツモチーフはタンカンのピアスを作っていたけれど、今回は久々のタンカンモチーフがワンポイントで登場することになっていてドキドキ。フルーツのイメージはいつも幸せな気持ちを運んできてくれる。

どこか懐かしい。“プラチナ×ゴールド” 海や空、大地を感じる結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

さて、アトリエです。今日も作っている。

お二人が素材に選んでくれたプラチナとイエローゴールドは波のラインを描きながら隣り合わせになっている。見る場所によって配色の印象が変わったりする。

反対側も。くるくると手の中で遊んで楽しいリングだ。どこを眺めてもいつも新しい。

窓の向こうの景色もまた新しくなったような。夏が近づいてきて色濃くなってきた空と山々がその境界線にグッと力強さを与えている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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どこか懐かしい。“プラチナ×ゴールド” 海や空、大地を感じる結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。金属を手にとっていると、たまに大地のフィーリングが伝わってくることがある。プラチナもゴールドも土の中にあったもので、その手触り感や色合いにどこか懐かしいような響きを感じるのだろう。

お二人の結婚指輪は空や海、大地が織りなすラインをイメージしながら作っている。とてもしっくりとくる。大切な思いや情景は印象となって、いつも私たちのすぐ近くにあるのだと思う。

ゴールド、プラチナ、ハイビスカス。屋久島の季節とともに結婚指輪を作ること。#オーダーメイド #マリッジリング

彼のリングと同じデザインの彼女のリングは、ほんの少しだけ微調整を加えながら、変化を持たせて仕上げようと思っている。目には見えない、感じる部分の造形を頑張る。

案外、指輪作りでは数字を使うことが多い。o.1mm単位で寸法をとって、リングにラインを落とし込んでゆく道具たち。

計算機械で完全なデータを作ったり造形したりできるこの頃ではあるけれど、ここは昔ながらの手作業にこだわっていたいところだ。均一性と歪みの出会う場所をいつも求めている。

この辺りで工程も折り返し地点を過ぎたのか。なんとなくお二人にお会いした日のいろいろを思い出しながら。

それにしても、作業中に眺める金属片のキラキラは綺麗。輝きは金属の持つ1番の魅力だとお思う。オレも光り物好きなタイプです笑 お二人の指輪にはさりげなく、輝きを散りばめて仕上げる予定。お二人との結婚指輪作りで初めて生まれたデザインなので、今からとても楽しみ。

屋久島でつくる結婚指輪

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ゴールド、プラチナ、ハイビスカス。屋久島の季節とともに結婚指輪を作ること。#オーダーメイド #マリッジリング

屋久島サウスのアトリエです。お二人の結婚指輪作りが進むにつれて、島に夏が近づいてきている。

季節の移り変わりを感じながら作業を進める結婚指輪作りはいつも楽しい。お二人と屋久島の浜辺でお会いしたのは菜の花咲く頃だったなあ。それからユリが咲いて紫陽花も咲いて、気がつくと庭先にハイビスカスを眺めている。今日も屋久島にありがとう。

前半の大切なところ。ゴールドとプラチナをつなぎ合わせる作業は激しく降る雨の中で。

プラチナとイエローゴールドの水平線。屋久島の雨と共につくる、一つだけの結婚指輪。

さて、ここからはリングを丸く、柔らかに。お二人の暮らしに馴染むように、造形作業を進めてゆく。角ばって重たいプラチナとゴールドが軽やかなリングとなるステップを少し眺めてみよう。

鉄鋼ヤスリで思い切りよくリングの表面に角度を重ねてゆくのだけど、プラチナとゴールドで素材感が全然違う!必要な力加減だったり、ヤスリから伝わる手触りも。全く素性の異なる金属がこうして隣り合わせに組み合わさるのだから、歴史が積み重ねる職人技はすごい。

プラチナとイエローゴールドと仲良くなりながら、タッチを進める。

一気に削り出して丸みを帯びたリングを太陽の光の下で眺めている。プラチナとゴールドの融合感。お互いが響き合うフィーリングが好きだ。

リング幅は2.6mm 。シンプルなラウンドシェイプ 。島でお会いしたお二人とはその後、サンプルリングをお届けしたり、LINEで動画を送りあったりしてデザイン作りを進めてきた。今こうして3人で作ったイメージが形になりつつある。その瞬間に立ち会えるのはオーダーメイドならではの幸せだと思う。

次は彼女のリングにバトンを渡そう。同じ素材、同じアウトラインではあるけれど、彼女のリングはより繊細つけ心地と仕上げたい。表には出てこない、見えない部分に微妙な調整を加えながらタッチを加えてゆこうと思っている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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