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手作業でじっくりと。屋久島から種子島のお二人にお届けする、オーダーメイドの結婚指輪 #制作編

屋久島から向こう岸、種子島に暮らすお二人の結婚指輪はじっくりと手作業で作り上げてゆく。

何世紀もの間受け継がれてきたヨーロッパの伝統がこの小さな島のアトリエにたどり着いたと思うと果てしない気持ちになる。

今日はその工程の断片を、昔ながらのリズムで。

サイズは11号よりも、ほんのりと大きめに仕上げる。初めてお会いしてお二人とここまで一緒に歩んだデザイン作りの道のりも楽しかったなあ。

火を当ててゴールドを柔らかにして、叩いて曲げて、また火を当てる。金属は鍛えながら造形すると表現するけど、なるほど。

2022年の緋寒桜にこんにちは。車の窓越しに、温泉の駐車場で、ところどころに春の気配を感じ始めている。

コンコン。コンコンコン。

彼女のゴールドを、ほんの少しだけシルバーを多めにバランスをとって配合したのは今回のポイント。ライトなレモン色は春の光のようで元気になる。

ここ屋久島でも、お二人が暮らすお隣種子島でも、ツワブキだったりハイビスカスも、山茶花、桜の花も、寒い冬なのに花々の色鮮やかに満ちていて、やっぱりここは南の島なのだなあと、ほっこりする。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

制作編

お二人と海にまつわる物語。シルバーとゴールドで、あたたかな結婚指輪を作ろう!

お二人と海にまつわる物語。シルバーとゴールドで、あたたかな結婚指輪を作ろう!

少しだけ時間が空いた制作を再開することになって、気分を新たにするために海まで出かけてきた。キラキラ真冬の情景。寒いのは得意というわけじゃないけれど、屋久島の冬が大好きだ。

海の海は冬になり周りのトーンが沈むことによってその輝きを増す。この海のすぐ向こう側、種子島に暮らすお二人も、きっと毎日眺めているだろう。お二人とはこの海の情景を分かち合いながら結婚指輪作りを進めている。

お二人にお会いしたのは冬の始まりのこと。二つの小さな島は近いようでなかなか遠くもある。海を渡って屋久島に来てくれてありがとう。

屋久島から種子島にお届けするサンプルリング。この冬を分かち合いながら、お二人と歩む結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

あの時、海の前でご一緒した時間だったり、お二人の思いだったりが、今こうして少しずつ形になりつつある。もし違うタイミングで、別の場所でお会いしていたり、晴れていなかったりしたら、少し違ったデザインになっているのかもと考えると、お二人のリングが小さな奇跡のようにも思えてくる。

出来上がった彼のシルバーと、これから作り始める彼女のイエローゴールド。波打ち際で手に取ると午後の光に溶けていきそうに。

お二人はとてもシンプルなリングを選んでくれたのだけど、そのシンプルさの中に私たちがいつもの暮らしで眺めている島の光を感じられるような、あたたかな結婚指輪を作りたいと思っている。

さあ、楽しい時間の再開です!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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指先に収まるほどの愛おしさ。ご誕生1年の記念にとお声がけいただいてベビーリングを作っている #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。春に向けて庭先では小さな草花たちが姿を現し始めている。新しい始まりのイメージにはいつもワクワクする。喜びはいつも、たとえ自分の周りのことであっても、頑張っていこう!と励ましてくれる。

今日は海の向こうから届いた、お二人の始まりにまつわるジュエリー作りのお話を。

指先にちょこんと収まるほどの愛おしさ。ご誕生1年の記念にとお声がけいただいてベビーリングを作っている。

結婚指輪をお届したお二人にベビーリングをお作りできる喜び #屋久島でつくる結婚指輪

お二人に結婚指輪をお作りしてからもう2年が経とうとしているのか。徳之島から屋久島にお越しいただいてギャラリーで相談会をした、穏やかだった時間が懐かしい。あれからほんと世界ではいろいろあったけれど、こんな時だからこそ大切にしたい繋がりがあると思う。お二人にはご出産のご報告をいただいて本当に嬉しかった。お嬢様の大切なリング作りをおまかせいただいてありがとう。

桜×ピンクゴールド。屋久島から徳之島に暮らす友人に届ける結婚指輪。#完成編

「ベビーリングでは自分達の指輪の時以上の思いを詰め込みそうです。笑」

彼女からひさしびりにメールが届いてベビーリングのご相談をいただいた時、実はすぐにリングの出来上がりがイメージに浮かび上がっていた。

「お二人のリングの一部を分け合ったような、同じピンクゴールドを使った、同じシダ模様のリングはいかがでしょう。彼女の印象に合わせて、コロリとした雰囲気にすると素敵だと思いました。」

お二人とは2度目になるデザイン作りだからか、とても息のあった歩みだったのをよく覚えている。

小さきものは愛おしい。今回は鋳造という工程を経てシルバーの原型がピンクゴールドに置き換わった。いつもよりもタッチが多くなる工程だけれど、ゆっくりと時間を感じながら作業の手を進めるのも良いものだろう。ご家族の時間が育まれてゆく、この凝縮された時間軸。幸せなひと時を海を越えたアトリエで感じながら。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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お昼休みのアトリエより #屋久島日々の暮らしとジュエリーと

じっくりと焼いて、塩胡椒のお料理が好きだなあ。イタリアの職人さんだったらワインとか合わせているのかもだけど、ここはハトムギ茶とともに。今日もシンプルに。味わい深く。

かぼちゃとジャガイモは薄くスライスをして、少量の油を引いたフライパンに並べます。その上に小さく切ったブロッコリーを乗せて塩胡椒。弱火にして蓋をしておきつつ、鶏肉を隣のフライパンで焼いていきましょう。今日はもも肉だったので油は引かなくて大丈夫でした。火をかけて塩胡椒、小さく切ったニンニクも一緒にぜひ!

鶏肉が焼きあがる頃にはお野菜も蒸し焼きにされていい頃合いのはず。熱いうちに召し上がれ。

 

屋久島の季節とお二人の結婚指輪作り、動画編 #屋久島で作る結婚指輪

プラチナリングの造形がひと段落してホッと一息。毎日のように現れた虹を眺めては作業机に向かっていた冬の日々を動画で振り返っています。お二人の物語と、屋久島の季節にありがとう。

お二人は去年の秋に屋久島に会いにきてくれました。

屋久島に会いに来てくれてありがとう!!今日は結婚指輪の相談会でした。

デザイン作りでは、巡りや流れ、そして水がお二人との合言葉だった。

循環と繋がりも。

去年の秋に屋久島でお会いしたお二人のストーリーと、一緒に過ごした時間から新しいデザインが生まれました。

ここからさらに深めていく造形をお楽しみに!

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

屋久島から東京へ。秋から春へ。お二人だけの結婚指輪をオーダーメイドすること。