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幸せな気持ちに包まれる。屋久島からオーダーメイドでお届けする、菜の花のジュエリーたち #屋久島でつくる結婚指輪

ナノハナの指輪 18k yellow gold, diamond

 

ふわり、

あたたかなひかりを纏うように。

菜の花をかたどったゴールドリング。

 

三つのお花と三粒のダイヤモンドを散りばめて、

k18イエローゴールドで作りました。

 

お気にりの菜の花畑に持ち出して

黄色いひかりのドットとともに眺めた風景

やっぱり素敵。

 

屋久島に降り注ぐ祝福のようなジュエリーだと思います。

 

 

こちら屋久島ではなんと!

まだ寒い12月から咲き始めるのです。

 

散歩道に、海岸沿いに、ドライブ中の窓の向こうに、

日々の暮らしの中でとても馴染みの深い菜の花です。

 

なぜだろう、

菜の花畑を眺めていると

喜びがいっぱい溢れていて、

幸せな気持ちに包まれる。

 

そんなフィーリングを皆さまと分かち合いたくて、

これまでもたくさん作ってきました。

 

今日は菜の花をかたどったジュエリーたちのお話を。

 

ナノハナのネックレス 18k yellow gold, diamond

 

小さく一輪。

さりげなくて印象的なネックレスが大好きです。

 

それにしても

イエローゴールドとダイヤモンドの組み合わせは、

普遍的ではあるけれど、

いつも新鮮な喜びに満ちています。

 

いつもの日々にきらりと輝きを与えてくれるような。

 

そして、

耐久性が高くて変色しない素材なので、

お守りのように

ずっとつけっぱなしできるのも嬉しい。

 

 

ナノハナのジュエリーは

サイズを合わせて、

お好きな素材にアレンジして、

ご予算に合わせて、

オーダーメイドでお届けしています。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

ナノハナのピアス 18k yellow gold, diamond

 

野に咲く花を積んで手渡すように。

素敵なプレゼントにお選びいただいた思い出もありました。

 

大切なひとに、

ありがとうの気持ちを込めて、

愛を込めて、

お花をプレゼントする日は何よりも幸せな瞬間に思えます。

 

 

指先に収まるくらいの小さなお花。

 

ピアスはつけていると自分自身では見ることができないのだけれど、

周りにいる人たちを華やかな気持ちにしてくれるところがホントに花のよう。

 

中央にセットしたクリアカラーのダイヤモンドも小さいのですが、

その輝きは眩しいくらいで!

 

小さいほどに気になって、

魅せられてしまう不思議があるのです。

 

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

 

お花好きとして

素敵に思うのは

お花にちなんだお名前をお持ちの方。

 

どんな気持ちなのだろう、

自分と重なり合うような、自然とつながるような、

そのお花には特別な想いがあるのだろうなあと、

羨ましくも思います。

 

結婚指輪の内側には、

彼女のお名前にちなんで

菜の花模様を彫刻いたしました。

 

外側からリングを見ると

とってもシンプルなのですが、

心の奥の方へと響くような装飾と言いますか、

 

日々に豊かな彩りを与えてくれるるのは

ほんの少しのアイデアやひらめきだったりするような気がします。

 

 

風に揺れる菜の花を眺めていると、

なんだかとても優しい気持ちに包まれるのですよね。

 

さりげない、けれども

日々にきらりと輝く喜びを与えてくれる

菜の花が大好きです。

 

この小さな幸せを皆さまと分かち合うことができますように。

 

屋久島からオーダーメイドでお届けいたします。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

海の向こうの皆さまに、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がるまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

 

お二人だけのプラチナリング, 美しい花のような結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

プラチナのリングに力を加える前には酸素トーチの炎に包んでリングを真っ赤になるまで加熱してする。

キュッと固くなっていたプラチナがふわりとその緊張を解く。

プラチナは元々とても素直な金属なので、鉄製の曲面台に乗せて強い圧力を加えるとそれに沿うように曲がってくれる。

なだらかなカーブから段階を経て急なカーブに移行していく。

途中にリングの中心円をきちんと整えながらイメージしていた曲線になるまで少しずつ。

 

およそ目指していた造形にたどり着いたところでそっとリングを薬指に合わせてみる。

彼のサイズが自分の指よりも大きかったので途中で支えながらクルクルと回してみたりする。

大切なつけ心地を試してみたかったからだ。

 

リングを手にしていると、気持ち良い冬の光が差し込んでくる。

ブラインド越しには屋久島サウスの山々が見える。

 

お二人と一緒にこの指輪を作り上げてきた。

秋のアトリエでお会いしてから3ヶ月、あるいはインスタグラムを見てくれていた頃からなのかもしれない。

 

今までずっとありがとう。

お二人とご一緒した時間が生み出してくれたプラチナリングなのだと思う。

 

時間は花のように美しいものだと思うのだけれど、

心や身体性を伴う物作りというのは今はもう少なくなってきている。

それでも同じ何かを感じている仲間がいる。繋がりを信じて作っていこうと思う。

 

リング作りはここでひと段落になるのだけれど、少し時間を置いて新しい目でもう一度眺めてから最後のタッチを加えたいと思っています。

 

島の季節と共にリングを眺めるのもとても楽しみ。

 

この続きはまた別のお話で。

出来上がりはもう少し先のお楽しみに。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

シンプルな日々、お二人に寄り添う結婚指輪を作ること #屋久島でつくる結婚指輪

出会い編

屋久島の秋から冬へ、お二人との結婚指輪作りが始まります #屋久島でつくる結婚指輪

シンプルな日々、お二人に寄り添う結婚指輪を作ること #屋久島でつくる結婚指輪

山の裾野を越えて海の向こう側、水平線からオレンジ色の光が広がっている。温もりを帯びたその光は徐々に世界を明るくし、一日の始まりを告げる。

車のバックミラー越しにその情景を眺めていたのだけれど、思わず車を路肩に停めてドアを開き屋久島サウスの空を見上げた。

夜明けの空気が冷たい。けれどもその中には温度を持った息吹のようなものが徐々に広がりつつあるのを感じられる。

また同じように一日が始まろうとしている。

 

いつものビーチでは仲間と一緒に波に乗った。

そしてアトリエに戻って熱いカフェオレを二人分作ってフレッシュな気持ちで作業机に向かう。

ただそのシンプルな出来事に感謝の身持ちでいっぱいになった。

 

 

お二人の結婚指輪づくりはこれから第二幕へ。

日々の暮らしへ、柔らかなプラチナリングへ #屋久島でつくる結婚指輪

 

彼女のリングと彼のリングはお揃いのプラチナでお作りするのだけれど、実のところ細部のデザインは少しずつ違っている。

サイズはもちろんだけれど、その他にもリング幅や表面のラウンド具合などをそれぞれのお好みに合わせてデザインをした。

やっぱり毎日身につけるものだから、日々を快適に感じられることが一番かな、と思う。

 

一緒に何十年もお使いいただけますように。

お二人の結婚指輪をお作りできることは私にとっての宝物だと思う。

 

さて、今日も作っている。

 大きな鉄鋼ヤスリが2本と精密ヤスリが2本、小さいものはいつもどこにあるかわからなくなってしまうので、ルーペは同じものがいくつかある。あと、リングにはラインをけがいて寸法に沿ってプラチナを削り落としていく。

 

作業の途中に庭先でリングのアウトラインを確認しておく。

ときどき立ち止まってクールダウンをしておく。

 

彼のリングは表面を丸くカーブさせておきながら、側面にはしっかりと平面を残して仕上げるイメージだ。

彼女のリングと同じように柔らかさを感じられるし、すっきりとシャープな印象もある。しっかりとボリュームを取るともできるので、タフにお使いいただけると思う。

 

それにしても、オーダーメイドでデザインが生まれるプロセスはとても興味深い。

相談会でお二人とご一緒した時に、彼も彼女が何気なく手にしたサンプルリングがとても近しいデザインだったのをよく覚えている。

リングを形作るものは、あるいはお二人が共に過ごした時間や分かち合った想いなのかもしれない。

リングを眺めていたら、西陽が差し込んできて、プラチナリングとポツリと咲いていてたランタナを強く輝かせた。

もう少しで夜がやってくる、そしてまた新しい始まりを繰り返していく。そのようなシンプルな日々を、大切な人と一緒に迎えることができればいいと思う。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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日々の暮らしへ、柔らかなプラチナリングへ #屋久島でつくる結婚指輪

夢中になってタッチを積み重ねていた作業から、ふと我に返って一息をつくとプラチナリングはこんなにも丸くシェイプされていた。

全体をなめらかなカーブで覆う造形作業では途中で手を止めるわけにはいかない。

そのような集中状態にあるとしばしば没頭しすぎてしまうこともあるので、ときおり目の前でパンと手のひらを叩くように自分自身を解いてあげるように気をつけている。

なんと言っても、アトリエでは朝から夕方までずっと一人なのだ。

静かに作業机に向かっているようではあるけれど、内側では実にいろいろな事が起こっていてとても賑やかだったりもする。

 

 

一人での作業ではあるけれど、向かう場所がはっきりとわかっているから歩いて行ける。

いつもオーダーメイドに寄り添っていてくれるお二人にありがとう。

耐久性と愛おしさと、プラチナが持つ時間について #屋久島でつくる結婚指輪

 

新しい何かに出会う事ができるオーダーメイドのジュエリー作りはいつも楽しい。

お二人とのデザイン作りにもまた発見があったように思う。

挑戦できる日々は素晴らしい。

 

いつもはどこかにシャープな印象を残して仕上げるのだけれど、彼女のリングはどこまでも柔らかに仕上げたい。

リングからはフラットな面を一切取り除いて全てを曲面で構築することにした。

 

表面と側面と、そして内側を鉄鋼ヤスリで丸く造形した後に、思い切りよく力をかけてアウトラインをカーブさせるとリングに更なる動きが与えられた。

新しくアプローチしたカーブのバランスもいい具合だ。

小さなリングには川から海へと注がれる水のように静かで力強い動きを感じる事ができた。

 

ここからは紙やすりに持ち替えて細部を整えるように磨き上げていくことにしよう。

つけ心地に響いてくる大切な作業だ。

日々快適にお使いいただけるように、時間をかけてじっくりとタッチを重ねていきたい。

初めて大地を踏んだのがようやく夕暮れ時になってからだったけれど、そんな日もある。

ずっと遠くを眺めて深呼吸。

今日も屋久島にありがとう!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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