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島が紡ぐ物語、真夏の結婚指輪相談会 #屋久島でつくる結婚指輪

南の島で出会い、ご結婚されたお二人が、屋久島のアトリエまで訪ねてくださいました。

真夏の結婚指輪相談会。

空がどこまでも澄み渡る、最高に気持ちの良い昼下がりでした。

 

「まだ色々決まっていないので、アトリエに行ってから考えたいです」

そんなふうに、メールでお知らせいただいていたのですが、

実際にサンプルリングを手に取っていただくと、思いがけない出会いや発見があったりして。

その流れを楽しむように、直感に導かれながら、自然体でデザインを育んでいくおふたりのリズムが、とても印象的でした。

 

気がつけば夕暮れどきまで、デザインづくりに夢中になっていたのですが、

その間に、お二人の出会いやお仕事のことも、ゆっくりとお話しすることができました。

 

屋久島よりも、はるか南にある小さな島で出会ったお二人と、こうして屋久島でご一緒できて、

同じ未来を眺め、そのかたちをともに描いていることが、本当に奇跡のように思えました。

今、この瞬間が、いっそう大切なものに思えました。

 

ピンクゴールドとプラチナ。

波のリズム、光のイメージ。

この日、この小さなアトリエで生まれたかたちは、

おふたりが出会い、育まれてきた時間そのものなのかもしれません。

 

相談会を無事に終え(リングの内側のデザインまでコンプリートすることができました!)、最後に庭先で記念撮影をして、サヨナラを。

見上げると、屋久島サウスの山々が爽やかな青空に包まれていました。

遠くからは、ざあざあと波音が聞こえてきます。

 

このようにして、わたしたちの物語は、静かにその始まりを迎えました。

2025年の夏。

一度だけの結婚指輪作りを、皆さま、どうぞあたたかく見守っていてください。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

プラチナの雫。始まりの予感。シンプルで、特別な、おふたりだけの結婚指輪。#屋久島でつくる結婚指輪

イエローゴールドのリングの表面に、プラチナの粒を三つ散りばめて。

おふたりのリング作りも、いよいよ佳境を迎えることとなりました。

 

結婚指輪作りでは、その完成が新しい暮らしの始まりを告げる合図でもあり、

大切な日に向かって、希望がゆっくりと満ちていくように感じています。

 

雨が降っては止み、太陽が現れて夏の強い日差しが降り注ぎ、やがてまた、雨雲に覆われる。

 

数日間にわたる作業の間は、毎日スコールが続いていたけれど、

わたしたちの暮らしもまた、そうしていくつもの始まりを繰り返しながら、少しずつ育まれていくのかもしれません。

 

彼女のリングに散りばめた三つの粒は、彼のリングを作ったときにできたプラチナのかけらを使いました。

ふたつの大きな粒と、ひとつの小さな粒。

それらはまるで、おふたりの絆を繋ぎとめるように、リングにおさまりました。

 

「手作業の多い仕事なので、粒は少しリングに埋めるように仕上がると理想です」

デザイン作りのときに、彼女がそう言ってくれたのを覚えています。

そのようなやり取りも、今となっては素敵な思い出になりつつあります。

 

リングの表面にぽつりぽつりと散りばめられたプラチナは、雨の雫のようで、

作業の合間に庭先で眺めていた植物たちの姿が思い出されて、なんだか嬉しくなりました。

 

そうそう、彼のプラチナリングの装飾についても、語らないわけにはいきません。

彼女のリングと繋がりのあるモチーフを、少し異なるアプローチでお仕立てすることになっているのですが、

それはまた、別のお話で。

シンプルで、特別な、おふたりだけの結婚指輪に仕上がると思いますので、どうぞお楽しみにしていてください。

 

おふたりの指輪作りをあたたかく見守ってくださり、ありがとうございました。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

シンプルなフォルムに響く、ふたりの記憶と島の季節 #屋久島でつくる結婚指輪

シンプルなフォルムに響く、ふたりの記憶と島の季節 #屋久島でつくる結婚指輪

お二人の結婚指輪は、シンプルなラウンドシェイプのフォルムで作り進めている。

丸みのある、やわらかなつけ心地のデザインだ。

時を重ねるごとに、まるで体の一部のように、自然と馴染んでくる。

 

その普遍的なリングに、特別なエッセンスを与えるのは、おふたりの大切な想いなのかもしれない。

 

リングの表面には、これまで育んできた時間をとどめるように、記号のような装飾を施すことになっている。

 

どんな出会いだったのだろう。

いつかお会いした日に、聞いてみたい。

作業机に向かいながら、ふとそんなことを思う。

 

彼のプラチナリングの表面を削り終えると、そのリングをそばに置いて、彼女のリングを削り始める。

サイズの違いに合わせて、幅や厚みをほんの少しボリュームダウンさせながら、バランスをとって、おそろいのラウンドシェイプに仕立てていく。

表面をなめらかに整えたあと、内側にも鉄鋼ヤスリを入れて、柔らかなカーブを施していく。

後戻りのできない一度だけの作業ではあるけれど、伸びやかなラインを描き出すために、思い切りの良いタッチを重ねていかなくてはならない。

 

削り出しの作業がひと段落したところで、リングを持って、近所を散歩することにした。

太陽の光の中で、リングのフォルムを確かめたかったのと、

あと、緑を眺めて目を休めたかったのもある。

 

木々を見上げると、夏の木漏れ日がまぶしくて、ふわりと心が解けていった。

爽やかな緑に囲まれた、島の夏がとても好きだな、と思う。

 

ふと、雨の気配を感じて、急いでアトリエに戻る。

これからいっとき、激しく降り続くのだろう。

 

なんだかワクワクする、と言ったら、きっと不思議に思われてしまうかもしれない。

雨音に耳を傾けながら、静かに指輪作りを進められることが、ただ嬉しかったのだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

一度だけの夏、一度だけの結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

 

海、月、花。 屋久島の大好きを集めてジュエリーを作りました。#屋久島でつくる結婚指輪

しずくのしずくネックレス  platinum, diamond

 

海、月、花。

屋久島の大好きを集めて、ジュエリーを作りました。

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

 

オーダーメイドのジュエリー作りは、

ゆっくりと時間をかけた手作業となりますが、

一つひとつ心を込めて、大切にお届けしています。

 

屋久島で生まれた小さな輝きを、

皆さまと、分かち合うことができれば幸せです。

 

海の月ネックレス 18k yellow gold, 夜光貝

 

屋久島の海からいただいた夜光貝とイエローゴールドを組み合わせて仕立てました。

三日月をかたどった小さなネックレスです。

 

 

ひまわりのネックレス silver, 18k yellow gold, シトリン

 

山の裾野に広がるひまわり畑。

風に吹かれてゆらめく花々は、まるで黄色い光のようで、眺めているとなんだかとても元気になります。

 

ペンダントの中央には、黄色くて透明感のあるシトリンをセットいたしました。

その周りをk18イエローゴールドで囲むように仕上げています。

 

ユリのネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

白百合の清らかなイメージには、やっぱりダイヤモンドがよく似合います。

 

花びらの中央には、花弁を模したイエローゴールドの粒が抱くように、クリアカラーのダイヤモンドをセットいたしました。

 

サイズは約10mmほどでしょうか、

とっても繊細なペンダントトップです。

 

皆さまの暮らしに長く寄り添うジュエリーとなるように、

天然石や金属素材をお好みにアレンジし、

屋久島からオーダーメイドでお届けしています。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡をいただけますと、

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

もちろん、ご予算についてのご相談もお気軽にどうぞ。

リクエストやご質問がございましたら、ぜひお声がけください。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、お気軽にご連絡いただければ、きめ細やかな対応をさせていただきます

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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tel: 0997-47-3547

 

長くご愛用いただき、お磨き直しを経て、また長くお使いいただく。

そのようなリズムを繰り返すうちに、ジュエリーは味わいを増してゆきます。

時の流れもまた、ジュエリーにとって一つの装飾となり、世界に一つだけの特別なものへと変わっていくのかもしれません。

 

実は、このようなメンテナンスの作業を介して、皆さまと関わらせていただけることが、わたし自身の大きな喜びとなっております。

心を込めてメンテナンスさせていただきますので、何かあればいつでもお気軽にお声がけいただければ嬉しいです。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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tel: 0997-47-3547

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

一度だけの夏、一度だけの結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

プラチナの作業温度は約1300度にも達し、非常に高温な環境で工程が進められます。

リングが真っ赤に輝くまで温度を上昇させたところで、融点の低いプラチナを流し込み、両端をしっかりとつなぎ合わせていきます。

元々硬く配合したプラチナなのですが、一つのリングとなると、その強度が驚くほど高くなる。

 

その揺るぎない確かさのようなものが、これから新しく始まるおふたりの暮らしに寄り添うものとして、心に安心をもたらせてくれるのかもしれません。

 

長くお使いいただく結婚指輪なので、しっかりと丈夫に仕立て上げていきます。

 

 

一度だけの夏、一度だけの結婚指輪づくり。

夏色の光と音のなかで。#屋久島で作る結婚指輪

 

作業は始まったばかりなのですが、おふたりには四月の初めにご連絡をいただいて、これまで数ヶ月をかけて、デザイン作りをご一緒してきました。

なので、ここからの数日間は、わたしたちが育んできた時間の集大成のようなもので、今までイメージしてきたひとつひとつが実際の形になっていく、かけがえのない瞬間であるように思います。

 

いつもありがとう。

日々をともに愛おしみましょう。

 

昼過ぎから、雨が降り始めました。

激しく降ったかと思えば、緩やかになったりを繰り返す、南国の夏ならではの雨です。

 

雨足が少し穏やかになったタイミングを見計らって、傘を片手に庭先に出てみると、植物たちは生き生きとしたムードで、その中にいるだけで、なんだか心が躍りました。

 

ここは夜になるとお店も閉まってしまうし、静かすぎるくらいの場所ではあるけれど、

島の自然に包まれた暮らしは本当に刺激的で、そこからたくさんのものを受け取っているような気がします。

 

その癒しをジュエリーに変えて、みなさまと分かち合うことができれば、素敵だなと思うのです。

 

彼女のイエローゴールドと彼のプラチナリング。

手のひらに乗せてみると、ぴたりと重なり合って、なんだか嬉しくなりました。

島の色彩とふたつのリングが、静かに響き合っています。

 

気がつけば、雨は上がり、また強い日差しが降り注ぎ始めました。

空には、神話の世界に登場するような大きな雲が、ゆっくりと漂っています。

蝉たちは合唱を再開し、チョウたちも飛び交い始めました。

それを合図にするかのように、わたしもアトリエに戻ることに。

キッチンで冷たい麦茶をマグカップに注ぎ、新しくなった心持ちで、また作業机に向かう。

 

このようにして、夏のジュエリー作りは続いていくのでありました。