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水のゆらめきに憧れて。すっきり細身、お揃いのプラチナリング作り #屋久島でつくる結婚指輪

散歩道には蓮華が咲いていたし、朝露も春特有の潤しさを纏い始めている。窓を開くとふわりと緩んだ空気がアトリエに漂ってきて心地よい。

それにしても南の島ならではの早い春である。

 

宝石を纏っているみたいにキラキラだった朝に癒されて一日の作業を始めることにした。

 

 

屋久島から12キロ先の島に暮らすお二人と同じ季節を分かち合いながら結婚指輪を作っている。

音、手触り、ゆらめき。島の暮らしでいつもどこかに感じている水に憧れて。

プラチナとゆらめきと。水にまつわる結婚指輪作りの始まり #屋久島でつくる結婚指輪

 

さて、アトリエです。

お二人が選んでくれたのはぴたりとお揃いのデザインである。

すっきりと細身のプラチナリング。ゆらめきの装飾。

シンプルであるが故に、そこには印象的な雰囲気が生まれる可能性が大きくなる。

手作業の確かさがジュエリーに個性のようなものを与えるのだと思う。

 

くるりと巻いたプラチナはお二人のサイズに合わせてその両端をカットした。

今回の指輪作りのために配合をしたプラチナはとても硬い。

 

リングの両端をぴたりと合わせて高温の炎に包んで繋ぎ合わせる。

炎を扱う大胆さはもちろん必要ではあるが、なにしろとても小さく繊細なリングである。

足元を確かめながら夜道を歩くように、注意深くタッチを進めなくてはならない。

 

作業の合間には目を休めるために遠い空を眺めた。

何もないのがここでの暮らしの素晴らしさでもあるように思う。

 

2本のプラチナリングは鉄鋼ヤスリを使って表面にある荒をざっと削り落として、一日の終わりには端正なフォルムに整えることができた。

その佇まいを作業台の上に眺める。

まだまだ土台ではあるけれど、その内側にはこれから造形するべき姿を見ることができた。

わたしたちが一緒に作り上げたイメージが形になるつつあることが実感できて喜びがこみあがてきた。

 

思い出してみると小さな作業机の上では実に色々な出来事が起こっていて、その度に一つ一つハードルを越えていくような一日ではあったけど、金属を扱う手作業はまるで生き物と対峙しているようで面白い。

作業はとてもスムーズに流れている。

指輪作りはもう中盤といったところだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

プラチナとゆらめきと。水にまつわる結婚指輪作りの始まり #屋久島でつくる結婚指輪

夜明けの海に出かけたのは島に寒波が訪れて北西の力強い波を運んできた朝のことだった。

空は澄み渡り、キリリと研ぎ澄まされた空気が漂っていた。

 

海水は思いのほか冷たく感じられたけれど、海を泳いで何本か波に乗るうちに体と頭がクリアになってくる。

新しい制作を始めるには最高のタイミングだったように思う。

 

プラチナの輝き。水面のゆらめき。海のある暮らし。

水にまつわる結婚指輪作りである。

 

 

大地や海が織りなす響きのようなものに触れることができると、心癒される。

お隣の島に暮らすお二人とは島のリズムで繋がっているように思う。

屋久島-口永良部 アトリエの庭に咲いた山茶花に包まれて、結婚指輪の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

ありがとう。

大切な気持ちを分かち合うことができる喜びに包まれながら、最初の第一歩を。

日々の暮らしの中に出会う何気ない喜びの、その中の一つにこのリングも含まれると素敵だろうと思う。

新しい暮らしを始めてむっちゃ頑張っているお二人にお届けする結婚指輪作りだ。

きらりと輝く時間を生み出すように、一つ一つのタッチを丁寧に重ねていきたい。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島でつくる結婚指輪。お二人にオーダーメイドでお届けする、杉の葉模様のプラチナリング

杉の葉模様を彫刻したプラチナリング。

 

屋久島からお二人にお届けする結婚指輪が

木漏れ日の中で輝いていました。

 

まるで森林浴をしているみたいで、

眺めているだけで爽やかな気持ちに包まれました。

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

オーダーメイドの指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

お二人だけの指輪を大切にお作りさせていただいております。

 

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、

もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。

 

 

デザイン作りが始まってお届けまでは約3ヶ月ほどでしょうか。

短い間ではありますが、お二人とご一緒できる日々もまた宝物のように思えます。

 

指輪作りに寄り添っていてくれた屋久島の季節もお二人を祝福しているようで。

ありがとう、おめでとうの気持が溢れていて。

わたしも幸せな気持ちに包まれました。

 

リングの表面にお揃いで彫刻した杉の葉模様。

お二人にリクエストをいただいて光沢仕上げにしたのもよかった!

リングは鏡のように屋久島の緑を映していて、思わずうっとり。

 

細やかなリングの表情をお二人のお好みにアレンジしてお作りできるのも、

オーダーメイドの素敵なところだと思います。

 

彫刻模様のベースとなったのは、柔らかなラウンドシェイプのデザインでした。

 

表面の半分は模様にして、あと半分を無地に仕上げてあるので、

場所によって表情が新鮮に感じられるのも嬉しい。

 

お二人の暮らしとともにずっと長くお使いいただけるように、手作業でじっくりと仕上げました。

使ううちに味わい深くなり、体の一部分のように感じていただけると思います。

 

きっとお二人も自然が大好きなのだろうなあ、と遠くを思うひと時。

いつか屋久島でお会いできると嬉しく思います。

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島のひとひらを纏うように、

お二人の想いを彫刻模様に施して。

これまでにたくさんの結婚指輪が生まれてきました。

 

大好きなシダ模様

 

リングの内側には彼女のお名前にちなんで菜の花模様を彫刻しました

 

りんご模様はいかがでしょうか?

 

皆さまと幸せなジュエリー作りのひと時を分かち合うことができれば幸いです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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結婚指輪のオーダーメイドにつきまして #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

 

島民にも優しくて愛されているホテル、サンカラさんで季節のフルーツたっぷりのタルト #屋久島日々の暮らしとジュエリー

島民にも優しくて愛されているホテル、サンカラさんで季節のフルーツたっぷりのタルトをお持ち帰りしました。

確定申告中の数字いっぱいの頭でしたが、むっちゃ癒されました。

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屋久島に咲く季節の花をかたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

爽やかな春。

装いも軽やかになって、ジュエリーを纏って出かけたくなるこの頃です。

 

色とりどりの花は眺めるだけでも幸せになりますが、

屋久島に咲く季節の花に憧れて、小さなネックレスを作っています。

 

 

そして今日は、

春の花をモチーフにしたジュエリーを三つ集めてみました。

 

三月の花、ルリハコベ。

四月の花、タンカン。

五月の花、百合。

 

庭先に、散歩道に出会う花をモチーフにネックレスを作ろうと思ったのは

屋久島に暮らしてすぐのことでした。

 

つけぱなしでも大丈夫なサイズ感で、

お花の個性が表現できると嬉しいなと、

長い時間作業机に向かい、

 

1cm弱の小さなペンダントが出来上がりました。

 

3月の花、ルリハコベ。

いつもの散歩道に咲く小さな小花です。

 

このブルーはやっぱり

 

ルリハコベのネックレス platinum, 18k yellow gold, sapphire

 

サファイアがピッタリだったのです。

 

素材は花びらのプラチナとの組み合わせですが、

ルリハコベらしい額の部分をゴールドで細工してアクセントを加えました。

 

シルバーでもお作りできるのですが、

つけっぱなしすることを考えると、

やっぱりプラチナ、ゴールドが変色なくて安心なのですよね。

 

お守りのように、ずっと長くお使いいただけるジュエリーを作りたかった!

 

植物の繊細で精巧なフォルムは肌触り柔らかでした。

 

ミカンのネックレス 18k yellow gold, diamond

 

ミカンのネックレス。

屋久島の名産タンカンの花であります。

 

 

清楚で甘い香り。

ゴールドでもプラチナでお作りしても美しい。

 

ミカンのネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

さりげなくて、でも特別で。

屋久島のかけらのようなネックレスは、

金属や天然石の種類をお好みにアレンジして、

お作りしています。

 

チェーンの長さもご自由にお選びいただけますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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百合のネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

五月になると屋久島の里を華やかに飾る白い百合。

 

毎朝庭先に開花を眺めながら、

じっくりと手作業で仕上げました。

 

もちろん自然の中でも、

とても上品なのでフォーマルなシーンでも、

たくさん活躍してくれる、

わたしもお気に入りのネックレスです。

 

 

屋久島の季節にありがとう。

 

ゴールドだったり、プラチナだったり、

冷たい金属でつくるジュエリーではありますが、

花々の香りに包まれるような、あたたかい幸せを感じています。

 

 

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屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

紫陽花、梅雨くさ、ひまわり

紫陽花、ツユクサ、ひまわり、屋久島に咲く季節の花かたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

プルメリア、サキシマフヨウ、コスモス

コスモス、芙蓉、プルメリア、秋の屋久島に咲く花に憧れて小さなネックレスを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドでお二人だけの結婚指輪をお届けしています。

 

海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!