海から吹く強い風は暖かく、春がすぐ近くまで来ていることを告げている。
ご結婚おめでとう、屋久島で咲き始めた菜の花をお二人に。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
海から吹く強い風は暖かく、春がすぐ近くまで来ていることを告げている。
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シダの指輪 18k yellow gold, platinum
大好きなシダの指輪。初めて出会った表情でした。
リクエストをいただいて、葉っぱをイエローゴールドで、リングはプラチナでお作りました。
屋久島サウスに降り注いだ雨のしずくと。
4年近く前に結婚指輪をお作りしたお二人が屋久島のアトリエに来てくれました。
こうして長いお付き合いができるのも、オーダーメイドの大好きなところです。
初めてお会いできてむっちゃ嬉しかった!
お二人の想いから始まるジュエリーづくりはいつも楽しい。
想像以上に素晴らしい未来が待っているような気がして胸が高鳴ります。
「イエローゴールドの葉っぱとプラチナのリングで」
と彼女がリクエストしてくれたから。
今までにはなかった新しいデザインと巡り合う事ができました。
それは艶やかな金色の葉をもつシダの指輪なのでした。
深い緑の中に浮き上がるゴールド。
思わずうっとりでした。
金色といえばどこかキラキラすぎる印象があるかもしれませんが、
こうして植物を形取ると、自然の中にとても良く馴染みます。
ゴールドもプラチナも大地から生まれたものですから、
この柔らかな響きをお楽しみいただきたかった。
屋久島の暮らしの中で馴染み深いシダの葉にいつも癒されています。
そういえば、シダの葉はお正月のお飾りにもなっていておめでたい。
葉っぱの大きさや幅の広いところで約7mmほど。
その中心を支えるプラチナのリングは1.2mmと繊細な作りになっていますので、
印象的な造形ながらも手のなかでとても軽やかに感じられました。
こんなにも繊細なのに丈夫にお作りできるのが、
硬く耐久性の高いプラチナもイエローゴールドの素晴らしいところ。
ふわりと軽やかに、そして力強く、
憧れはいつも庭先の植物にあるように思います。
何気ないいつもの日に。
嬉しいお出かけの日にも。
お二人の暮らしに長く寄り添ってくれますように。
シダの葉っぱをくるりと指に巻くように。
オーダーメイドでお届けするシダの指輪は
金属素材や天然石をお好みにアレンジしてお作りしています。
サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、
こちらにご連絡を頂けますと
細やかな対応をさせていただけるかと思います。
もちろん、ご予算についてのご相談も承っておりますので、
リクエストやご質問などありましたらお気軽にお声がけください。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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こころみたされる。屋久島からオーダーメイドでお届けする “シダの指輪”
屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています
インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!
想いを届ける大切な日を
応援できるのが嬉しい。
屋久島に咲く花をかたどって婚約指輪をお作りしました。
タンカンの花の指輪
プロポーズに合わせて彼と一緒にここまで歩んできたので、指輪が出来上がって喜びもひとしおです。
愛情あふれる日々にありがとうございました!
デザイン作りでは海を越えてサイズゲージをお送りしたり、何度もメールを交換したり。
島の南部にはサキシマフヨウの花が咲き、空に広がる鱗雲が秋の訪れを告げました。
そのようなオーダーメイドの日々もまた、今となっては素敵な思い出です。
ミカンの花の婚約指輪 ありがとう、ここまでご一緒してきたオーダーメイドのいろいろを思いしながら #屋久島でつくる結婚指輪
婚約指輪は出来上がったのだけど、
お二人にとっては実はこれからが始まりなのですね。
このリングがお二人の暮らしに寄り添ってくれますように。
屋久島から想いを込めてお届けしました。
イエローゴールドと、プラチナ、ダイヤモンド。
普遍的な素材の組み合わせを選んだのは、
これから先ずっと長くお使いいただけるように、という願いがあったから。
エンゲージリングに抱くイメージはやっぱり永遠なのですね。
プラチナでかたどった5枚の花びらは約8mmほど。
リングも細身に仕上げてあるので、結婚指輪とのマッチングもお楽しみいただけると思います。
「大切な記念のジュエリーなので!」と、
彼と相談を重ねていつもよりも大きめのダイヤモンドをセットしたのもよかった!
ミカンの花、細身のリング、大きなダイヤ、光沢仕上げ。
実は初めて挑戦したデザインだったけど、眺めていると本当に素敵で!
大切な想いから生まれたジュエリーはいつも新しいのだなあ、と
胸の奥にグッと響くものがありました。
大切なひとに花を届けるように。
オーダーメイドでお届けする婚約指輪は
天然石やや金属素材をお好みにアレンジして、
お作りしています。
サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、
こちらにご連絡を頂けますと
細やかな対応をさせていただけるかと思います。
もちろん、ご予算についてのご相談も承っておりますので、
リクエストやご質問などありましたらお気軽にお声がけください。
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サキシマフヨウの花いっぱいに囲まれたアトリエより。
楽しいジュエリー作りをありがとうございました!
またいつの日かお二人で屋久島にいらしてくださいね。
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しとしと雨降りの日が続いている。
春を思わせる暖かな雨だ。
海の前にあるアトリエでは湿度を帯びた潮風が強く吹き付けていて、窓越しにゴロゴロと波の音が聞こえてきた。
もう少しすればお二人が日本に帰ってきて新しい暮らしを始めることになっている。
春にお届けをできるように結婚指輪を作り進めている。
さて、二月の始まり。
島に暮らしていると、ところどころに季節が移りゆく兆しのようなものに出会えることがある。
アトリエの庭先では百合の株がポコポコと姿を現し始めていてむっちゃ驚いた。
百合の株は腰くらいまで丈を伸ばし、ゴールデンウィークごろには優雅な花を咲かせることになる。
どこかのお城に飾っていそうなくらいに完璧で美しい白百合だ。
少しずつではあるけれど、休むことのなく進み続けている。
そのような植物たちの姿を見るといつも励まされる。
今日も作っていこう、と。
いよいよこれがお二人の結婚指輪作りのラストタッチである、
そう自分に言い聞かせるように作業机に向かった。
表面を丸く削り出したリングには緩やかなカーブを仕上げて仕上げるので、酸素トーチの炎に包んでプラチナを柔らかくしておく。
プラチナの作業温度は高い。リングが真っ赤に熱を帯びる。
同じ金属で同じデザインの指輪なのにこんなにも手触りや扱いが違っているものだなと、いつもながらに面白く思う。
今頃ボストンには雪が積もっているだろうか。
なぜだか不意にお二人のことを思い出した。
リングの造形がひと段落した頃、山のずっと上の方に虹を置いて雨雲は遠ざかっていった。
そのタイミングに庭先で出来上がったシルエットを眺めておく。
柔らかさと。力強い輝きと。
2.0mm幅のラウンドシェイプ、緩やかなカーブを纏ったデザインである。
ぴたりお揃いのデザインで作った彼女のシャンパンゴールドと。
ありがとう!
最後にリングの内側に刻印を施して、お二人のリングは出来上がりとなりますが、
この続きはまた別のお話で。
シンプルで特別で、お二人だけの結婚指輪をご覧いただけると思います。
完成編はもう少し先のお楽しみに!
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彼のリングを作り始めるその前に海まで出かけました。
いつものビーチで眺めた雲も、打ち寄せる波もが春めいてます。
浜辺を裸足で歩いて仲間と一緒に何本かの波に乗ったら気持ちが新しくなりました。
彼女のシャンパンゴールドから彼のプラチナへ。お二人の指輪作りはバトンをリレーしたところです。
ジュエリー作りの細やかな作業の周辺に、ふわりと和らぐことのできる自然があるのは島暮らしで助かるところだなと思います。
今日も屋久島に癒されながら。
指輪作りでは案外数字もたくさん出てきます。
リングを鉄鋼ヤスリで削り出す前にはその表面に細いガイドラインを描いておいきました。
0.5mmのところ、0.9mmのところ、といった具合にポイントを定めてぐるりとラインを囲む。そしてそのラインを超えないように、角度を変えながら手を動かしてゆくのです。
シンプルでアナログな手法ですね。
機械みたいに精巧ではないのですが、そこには心地の良い歪みというのでしょうか。手仕事ならではの温度感が生まれるように思います。
やっぱりこれが好きだなと思います。
お二人は相談会の時にアトリエに来てくれたのですが、その2階が作業場になっていて、ほぼ一日をここで過ごしています。
リングにガイドラインを描いたら、あとはタッチを積み重ねてゆく。ただただ心を真っ白にして。
そんな時間が何よりも心安らぐのは屋久島の空気感のおかげだろうと思うのです。
まだ二月が始まったばかりなのに、屋久島サウスにはふわふわと暖かな空気が漂っています。
リングの表面は滑らかにカーブするように造形しました。側面には若干の平面を残しています。
こうすると柔らかさの中にシャープな印象も感じていただける。わたしのお気に入りのフォルムなのです。
この次は内側を丸くする作業であります。
ルーペ越しのその細部を眺めながら、屋久島の春に包まれるような安らかなつけ心地を思い描いています。
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