Blog

ラウンドシェイプの1.8mm幅、光沢仕上げのプラチナリングにはクリアカラーのダイヤモンドをセットする #屋久島でつくる結婚指輪

日中はかなり暑くなってきたので、夜明け前に目を覚ますことが多くなってきた。

まだほの暗いうちにいつものビーチに出かけ、空を見上げると、淡い輝きをまとった三日月が浮かんでいた。

 

 

海では梅雨の名残の波に乗ったり、咲き始めた夏の花を眺めたり、

島の季節に心躍らせながら、お二人のリングを作っている。

光沢仕上げのプラチナとダイヤモンド、お二人の大切な想い。 シンプルで、特別なリングづくり。#屋久島でつくる結婚指輪

 

ラウンドシェイプの1.8mm幅、光沢仕上げのプラチナリングにはクリアカラーのダイヤモンドをセットする。

お二人が選んでくれたのは、サイズは違っているけれど、ぴたりと同じデザインである。

 

はるか昔から広く愛されてきた普遍的なスタイルのリングかもしれない。

けれども、お二人に暮らしに馴染み深くなるように、細やかなアレンジを加えてデザインをすると、それは世界で一つだけのオリジナルとなる。

 

実は、今もメールで、刻印の文字を打ち合わせしていたりして。

リングに息吹が吹き込まれ、少しずつ育まれていくようなリアルタイム感も楽しい。

 

さて、

指輪作りは早くも中盤といったところだろうか。

2本のリングを並行して、1本の鉄鋼ヤスリを片手に、表面の切削作業を進めているところだ。

ここまでは手を休めずに一気に削り出す。

リングの表面に、滑らかで、一つのつながりを持つカーブを描いていく。

 

大胆にタッチを重ねるけれど、削りすぎない。

程よいところでストップをかけるのも、大切な技術の一つであるように思う。

 

きちんとお揃いに仕上がっているだろうか。

2本のリングを重ね合わせ、そのフォルムをチェックした。

 

大きな鉄鋼ヤスリを精密ヤスリに持ち替え、表面を滑らかに整えた後に、次は内側を仕上げていく。

内側はつけ心地に響く、とても大切な造形である。

 

日々、快適にお使いいただきたい。

目には見えないところを、しっかりと頑張る。

 

丸く柔らかな表面に対して、側面にはすっきりとシャープな平面を与えた。

こうすると、細いリングにも豊かなプラチナの質量を感じることができるし、優しさの中にスタイリッシュな印象が加わってくれる。

 

ルーペで曲面と平面のバランスが取れていることを確認して、ノギスを使って細部の数値を計測して、今日のところはここまで。

 

屋久島にありがとう!

明日もきっと良くなる。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

光沢仕上げのプラチナとダイヤモンド、お二人の大切な想い。 シンプルで、特別なリングづくり。#屋久島でつくる結婚指輪

7月。

屋久島サウスに漂う夏の香りに心躍らせながら、お二人の指輪を作っている。

まだまだ途中ではあるけれど、島の緑の中で眺めるプラチナの輝きが美しい。

ハイビスカスはどこまでも白く、コントラストが強いのは、南国独特の光である。

 

 

光沢仕上げのプラチナとダイヤモンド、お二人の大切な想い。

シンプルで、特別なリングづくり。

プラチナと虹と、熱帯の指輪作りが始まりました! #屋久島でつくる結婚指輪

 

あと、オーダーメイドでご一緒するこの夏も、きっと一つの大切な記憶となって、リングと共にあるのかもしれない。

そう思うと、今、この瞬間がとても大切なものに思えてくる。

 

今日も一歩ずつ。

 

海からは暖かい風が吹いている。

 

県道沿いに、ポコポコとひまわりが咲き始めると、いよいよ夏本番が近い合図である。

 

幅1.8mmで揃えた2本のプラチナリングは、鉄鋼ヤスリでその表面を削り落としていく。

まずは最初の角を落としながら一周、片側が終わると逆の角を落としていく。

くるくるとリングを回しながら、同じようなタッチを何度も繰り返していく。

 

やがてリングの表面は柔らかな曲面を纏い始める。

削り落とされたばかりのプラチナの輝きが艶かしい。

作業台に散らばり、デスクライトの光を受けてキラキラと輝く無数の金属片がとても綺麗だった。

 

お二人のリングには、同じタッチを、交互に、同じ力で施していった。

隣り合わせに並ぶさくらんぼのように、お揃い感いっぱいに作りたい。

 

時々思うのだけれど、リングが寄り添いあって、二つで一つになるような佇まいは、どこかお二人に似ているのかもしれない。

オーダーメイドの指輪作りでは、私たちが出会い、共に暮らしていく時間がモチーフになっているような気がする。

 

とてもシンプルではあるけれど、お二人の特別なリングになると思う。

確かな繋がりを感じられるフォルムを作り出していきたい。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島ノースにお住まいのお二人と、結婚指輪の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

急に夏がやってきたみたいな陽気に包まれた日。

咲き始めたハイビスカス。

彼女が大好きな花をモチーフにする、ピンクゴールドのリング。

 

屋久島ノースにお住まいのお二人と、結婚指輪の相談会でした。

 

出会うことって本当に素敵です。

アトリエまでお越しいただきまして、ありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

プラチナと虹と、熱帯の指輪作りが始まりました! #屋久島でつくる結婚指輪

庭先ではツユクサをたくさん見るようになってきた。

7月間近になりそろそろ梅雨明けかな、というのにも関わらず、島はまだまだ蒸し暑く、湿度の高い日が続いている。

 

それでもこの島暮らしならではの熱帯の雰囲気が心地よくて、情緒深い風景を窓の向こうに眺めながら日々作業机に向かっている。

アトリエではちょうど新しい指輪作りを始めているところだ。

 

屋久島よりもはるか南に浮かぶ島からメッセージが届いたのは、まだ梅雨が始まる前の頃、爽やかな青空に包まれた5月のことだった。

はるか南の海から新しい季節が贈られてくるような、爽やかで嬉しい便りだったのをよく覚えている。

 

デザイン作りでは、海を越えてメールでたくさんの言葉を交わしたり、サンプルリングをお送りしたりした。

お二人と一緒に育んできたイメージが、今から小さなリングという形になると思うと、むっちゃ感慨深い。

いつもありがとうございます!

 

お二人が選んでくれたのは、同じプラチナで、ぴたりと同じデザインだ。

その素材となる細いプラチナを、木槌でコンコンと叩いてくるりと巻いた。

そして酸素トーチの炎に包み込み、約1000度まで温度を上昇させる。

 

そのようにして、私たちの指輪作りはいよいよ最初の第一歩を踏み出した。

とても静かな始まりだったように思う。

 

作業がひと段落をした夕暮れ時、

窓の向こうには色の濃い虹も見ることができた。

夏の訪れを予告する空だ。

 

きっとこのリングが出来上がる頃には、島は完璧な夏の色彩に包まれているだろう。

それまでのグラデーションに富んだ季節の変遷と、指輪作りの道のりを、ワクワクした気持ちで思い描いていた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

特別な日にジュエリーを贈りたい。プラチナとゴールド、ダイヤモンドでつくる、シダの葉の指輪” #屋久島でつくる結婚指輪

シダの指輪を作って、妻の誕生日をお祝いしました。

久しぶりのサプライズも楽しい!

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

オーダーメイドの結婚指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

お二人だけの指輪を大切にお作りさせていただいております。

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、

もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。

 

 

誕生日が1ヶ月半ほど先に迫ってきている。

今年のプレゼントはどうしようか。

 

そのようなシチュエーションに、いつもながらではあるけれど、ワクワクしてしまいます。

 

一緒に旅行をしたり、食事や買い物に出かけるのも素敵ですし、

たまにはサプライズでプレゼントを届けてみるのも盛り上がりますよね。

 

その瞬間、二人が世界の中心にいるみたいに、幸せな気持ちに包まれます。

 

プレゼントには、妻がずっと好きでいてくれた“シダの指輪”をつくることにしました。

アトリエが隣同士なので、ここは気づかれないように要注意です 笑

 

シダの指輪 18k yellow gold, platinum, diamond

 

葉っぱのイエローゴールドに、リング部分のプラチナを組み合わせたコンビネーションリングです。

 

今回は特別な日のプレゼントということで、

五粒のタイヤモンドを散りばめるように仕上げたのですが、

動きに呼応するように変化するダイヤモンドの煌めきは、動画だとより胸に響くかと思います。

 

価格もご参考いただけますと幸いです。

シダの指輪 18k yellow gold, platinum, diamond ¥230.000 +tax

 

Kei Nakamura Jewelleryでは、皆さまの暮らしに寄り添うジュエリーをお届けするため、ご予算に合わせた制作も承っております。

お気に入りのデザインの価格や、素材と価格の関係について、詳しくご説明させていただきますので、メールにてお問い合わせいただけますと幸いです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

ジュエリーのオーダーメイドでは、わたくしが始まりからお届けまで、

皆様をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!