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お二人と屋久島の季節と、出会い繋がって、一つだけの結婚指輪が出来上がりました

屋久島サウスのアトリエです。お二人と、屋久島の季節と、一緒に歩んだオーダーメイドの時間が出会い繋がって、一つだけの結婚指輪が出来上がりました。

ゴールドとプラチナのコンビネーションリングで、シダ模様とキラキラ模様のリング。

秋のアトリエでお会いして始まった結婚指輪作りだったので、冬を丸ごと過ごす穏やかな制作になるのだろうなと思っていた。動画を送り合ったり、サンプルリングをお試しいただいたり、ずっとご一緒いただきましてありがとうございます!

春の屋久島、結婚指輪作り。 ゴールドとプラチナ、夕暮れ時の海のように。

そして春。爽やかな青空や海の煌めき、若葉の緑も、小さな花々も、屋久島の祝福と共に出来上がった指輪をお二人にお届けしたいと思う。

お二人の新しい始まりに少しだけご一緒できる、こんなに幸せなジュエリー作りがある。

お二人が繋がり、ふと屋久島を感じ、かたち向こう側に大切な時間が積み重なってゆくと嬉しい。

さて、雨も上がったようだ。

長くお待ちいただきましてありがとうございました!

シロツメクサの近くでリングを手に取ってみた。春の日差しを受けて煌めきを携えている。その光がいっそう眩しく感じられるのは、彼女のリングに施したテクスチャーによるものだろう。手の中で角度を変えるたびに輝きがリングを揺らぎ、泳いでいるように見える。まるで彼のリングに彫刻したシダの葉を照らしているようで、小さな世界がここにあるように感じられた。

雨の日も晴れの日も、どんな場所にいても、ふと柔らかな緑を感じられる瞬間があると素敵ですね。ずっとお使いいただけますように。

屋久島サウスのアトリエから、この山々を超えて、海を越えて、お二人にお届けいたしますね。そして次はリングと一緒に同じ道を辿って島に遊びに来てください。またいつかお会いできるような気がしています。

ご結婚おめでとうございます。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島から海を越えて、お二人にお届けする結婚指輪が出来上がりました!雨上がり、眩しい光の中で眺めたひととき

屋久島から海を越えて、お二人にお届けする結婚指輪が出来上がりました。ゴールドとプラチナのコンビネーションリングで、シダ模様とキラキラ模様のリングでもあります。雨上がり、眩しい光の中で眺めたひとときを。

秋の屋久島にお越しいただいてから、そのずっと前にもしずくギャラリーに来てくれてから、今まで本当にありがとう!

春の屋久島、結婚指輪作り。 ゴールドとプラチナ、夕暮れ時の海のように。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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宮古島ー屋久島、オーダーメイド結婚指輪制作記。自然のリズムと繋がること

毎朝ノースの海に入ってから爽やかに始めていたお二人の結婚指輪作りの日々を思い出している。いよいよリングの造形もひと段落となることに。不思議と呼吸を合わせるように、季節外れの台風うねりも静かになりつつある。

海に囲まれた小さな島では、どうしてもというか、自然と潮の時間に合わせる暮らしがある。一層のこと太陰暦を採用してみるとしっくりくるのでは?と思ったりもするのだけれど。

「今夜は明るいけれど、満月なのかな?」と、屋久島から遥か南の宮古島に暮らすお二人も語っているのかもしれない。彼と彼女とは自然のリズムで繋がっているのだと思う。

 

ゴールドとプラチナで作り出される波のライン、お二人の大切なお花も。お二人の何気ない暮らしが小さなリングになってゆく時間にご一緒できてとても幸せ。

宮古島ー屋久島、オーダーメイド結婚指輪制作記。花と海と空、お二人だけの景色

 

さて、指輪の全体像が完成するまではあと少しのお楽しみとして、今日は仕上がったリングの佇まいをゆっくりと眺めていこう。

k18イエローゴールドからプラチナに、プラチナからk18イエローゴールドに。こうして重ねてみると、一つのオブジェクトから二つのリングが生まれたようにも見える。彼女はラウンドシェイプで彼はスクエアシェイプを選んでくれた。モニタ越しにお会いして、お二人にお作りしたサンプルリングをお試しいただいた日のことは記憶に新しい。

夜明けの空のオレンジ色はイエローゴールドに似ているような気がするし、昼間の海にはプラチナの煌めきを感じるような。

2.2mmラウンドシェイプ。3.ommスクエアシェイプ。繊細なスタイルだけれど、そこには確かな重みがある。お互いが分かち合うその質量に心安らかになる。変色しない安定的な素材だし、プレーンな表面仕上げはメンテナンスに優しいのも嬉しいところだ。ずっと長くお使いいただけるリングだと思う。

お二人のリングが出来上がる頃にはもう夏近しなのかも。そろそろ島も暑くなってきたなあ。多彩な緑を携えて力強く、そして静かに佇む山々を、眩しい光の中に見上げている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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宮古島ー屋久島、オーダーメイド結婚指輪制作記。花と海と空、お二人だけの景色

屋久島サウスのアトリエです。いよいよシロツメクサも満開になってきた。晩春、ということだろうか。庭先に、散歩道に出会う花々に癒されながらお二人の結婚指輪を作っている。

お二人が暮らす宮古島では屋久島とまた違った植物に出会えるのだろうか。南国調の陽気な花とかも咲いているのかな。一足先に季節の巡りをキャッチする、遥か南の島に思いを馳せながら作業机に向かう時間は色鮮やかな印象に包まれている。

宮古島ー屋久島、オーダーメイド結婚指輪制作記。大地と一つになるフィーリング

そうこうするうちに百合も紫陽花も開花が始まりつつある。植物たちの力強い歩みに並んでジュエリー作りを進めてゆこう。

そうなのだ、お二人のリングもお花がテーマになっているのだから。

手の中に彼女のリングと鉄鋼ヤスリを1本。造形を始める前に深呼吸をする。

リングの表面を丸くするところまで、ここからは手を止めないで一気に走り抜けたい。

リングの表面にゴールドとプラチナの柔らかなグラデーションが現れた。きらりと輝くものに心惹かれるのは何故だろう。削り落とされたばかりの質感に生きているような感じを覚える。生きていることは揺らいでいることなのかもしれない。手作業から生まれるこの有機的な揺らぎは、何事にも代え難い貴重なフィーリングだと思う。

さて、いよいよ作業も折り返し地点をターンした。同じ素材のスクエアシェイプとラウンドシェイプではあるのだけれど、お二人の結婚指輪は二つ並べて一つになるような、あるいはもともと一つだったような、強いつながりを感じられるように仕上げてゆきたい。

花も海も空も、お二人の暮らしの中にある情景が、キュッとリングの中に収められ、育まれている。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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