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一度だけ、一つだけ。プラチナ×シャンパンゴールド、叩き模様の結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。いつもは集中しすぎて表には出にくい工程だけど、今日は一度きりの手作業をここで分かち合いたい。

お二人の結婚指輪はプラチナとシャンパンゴールドで作り進めているのだけど、シンプルなスクエアシェイプのリングにコンコンコンと金槌で叩き模様を施すスタイルだ。

シャンパンゴールドとプラチナと屋久島と。お二人の結婚指輪が少しずつかたちになりつつある

金属のリングには鉄や木できた道具たちを使って表情を与えている。一度だけ、一つだけのテクスチャをつくる場面では日本古来ののスタイルで作る。先輩の職人さんから受け継いだ、昔ながらの工具たちだ。

 

さて、姿勢を正して、心を静かにして最初の第一打を与えてゆく。

動きとともにいつも新鮮な表情を、日々の暮らしの中でキラキラと光のかけらのように感じられると最高だなと思って、このリングを作り始めた。

リングの表面に鏡のような平面がいくつも重なり合っている。お二人の結婚指輪は端正なスタイルとは裏腹に、その向こう側に実にたくさんのタッチを施してたどり着くジュエリーなのだ。

 

そういえば、リングのきらきら感は雨上がりの優しい輝きにも似ているような。お二人と歩んできた結婚指輪作りもいよいよゴールが見えてきている。そしてまた、島では雨の日々が続きそうだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

アトリエの窓越しにずっと雨を眺めていた #屋久島日々の暮らしとジュエリーと

海からの風がそれは強く吹き付けて、潮を空気中いっぱいに舞い上がらせて、雨はもちろん凄い。久々にアトリエから出れなかった。

島はこれから本格的な雨の季節へと入り込んでゆく。植物たちの勢いに圧倒され始めるのもサイン。モワリした日が多くなってきて、雨の間隔が少しずつ短くなってゆく。

こんな日々は雨音に耳を傾けながら、静かな心地に包まれて制作にググッと入り込めるのである。

おやつの準備もオーケー。

さあ、集中してゆこう。

シャンパンゴールドとプラチナと屋久島と。お二人の結婚指輪が少しずつかたちになりつつある

屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドとプラチナと、お二人の結婚指輪が少しずつかたちになりつつある。くるりとした2本のリングを作業台の上に眺めながら、同じ九州同士だけど海を越えて遥か遠くに暮らす彼と彼女のことを重ね合わせている。

実のところ、結婚指作りは海を越えてのオーダーメイドがかなり多い。送り合った言葉だったり、お二人が送ってくれた写真を道標にして作業机に向かっている。

私たちにとって最初の宝物。幸せが広がる、お二人の結婚指輪作り。#制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

言葉が紡いでくれる、想いとカタチの関わり合いがあると思う。オーダーメイドの作業を行うときには、ときには言葉を頼りにする方がダイレクトに想いをジュエリーに変えてくれることもある。

たしかに少し時間のかかる作業ではあるけれど、お二人とは歩みをそろえながらここまでやってきた。そして島のスローな時間もしっかりと寄り添ってくれている。なかなか慣れない作業の付き合いいただいてありがとうございます!

 

そんな屋久島リズムの結婚指輪作り。今日もじっくりとやっていこう。

窓の向こうに激しい雨音を聞きながら、どんどん作業に入り込んでゆく。そうか、もう雨の季節が始まるのだ。

しなやかさと、耐久力。強さにも色々あるけれど、この永続性がプラチナの持つ力だと思う。

そしてあと、きらめきも。

くるりと硬く造形されたリングを雨上がりの桜の木下で眺める。プラチナとシャンパンゴールドが春の光に包まれて喜んでいるように見える。あたたかな色彩の調和に癒されて、ああ春がやってきたのだなと、ほっこり思う。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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私たちにとって最初の宝物。幸せが広がる、お二人の結婚指輪作り。#制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

雨上がりの庭先でプラチナとシャンパンゴールドを眺める。これからお二人の結婚指輪作りが始まる。今回の制作ではわたしにとって初めてで、嬉しい出来事もある。

お二人の結婚指輪が出来上がるまでのスケジュールを相談していたら、お二人が、「指輪が出来上がる日を私たちの結婚記念日にしたいので、その頃になったら教えてもらえますか?」と尋ねてくれた。

「嬉しい!もちろん大丈夫ですよ!」と言ったら、

「私たちにとって最初の宝物になるので、完成の日に入籍しよう!となりました!完成の日を調整していだくようなわがままをお願いして。。」と優しい気遣いをしてくれた。

いつもそうやって幸せが広がっているのかな、お二人の周りには。

光栄すぎて、胸にグッとくる。こうしてジュエリー作りから始まる不思議だけれど確かに感じるつながりを大切に日々を暮らしてゆきたいと、強く思う。

 

雨も上がって空も爽やかに澄み切って来たことだし、アトリエの窓を開け放って山々を眺めながら深呼吸をして、いよいよ作業を始めることにする。

バーナーの炎でシャンパンゴールドを包み込むと、とても綺麗。火の中で金属はとても柔らかい。

「2020年4月のインスタグラムにあったこのリング」と、わたしも気がつかないくらいに制作風景の中に小さく写っている指輪のデザインをリクエストしてもらってからお二人と一緒に育んできたイメージが、いま初めてかたちになりつつある。

こうしてシャンパンゴールドを削り落としてゆくと、歩み始めた感がすごくある。なんだかとてもワクワクです。今日にありがとう!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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2.5mm Moebius ring in 18k yellow goal and champagne gold #めぐりの指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

material:18k yellow goal , champagne gold
size:2.5mm wide

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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お二人の大切な言葉、一つだけの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪