material: platinum
size:2.0mm wide
Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.
こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
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森の中でお二人の結婚指輪を眺めたひと時。シダの葉のシルエットがプラチナリングにすっと落ちてきたような印象。
出来上がったばかりのプラチナリングをお二人に重ね合わせながら屋久島の森を旅をしていた、今日はそんなお話を。
初夏の屋久島ではお二人がアトリエに会いにきてくれた。
2022年の夏を丸ごとかけた結婚指輪作りだったなあ。これまでずっとありがとう!そしてまた新しい始まりですね!
森だったり、庭先だったり、シダの葉は屋久島の暮らしの中でとても馴染み深い。ふわりと軽やかでどこまでも自由なフィーリングが好き。
お二人にとって大切な屋久島、ここで生まれたリングだ。ふとした瞬間に島の風を感じていただけますように。
耳を澄ますとすごくたくさんの音に包まれていることに気がついた。けれどもとても静かなのはなぜだろう。心が平らになってゆく。
仄暗い森の中、木々の合間から差し込む光の中でプラチナリングを眺めてみる。丸いアウトラインが纏う光沢が柔らかい。有機的な手触り感はマット仕上げによるものだろう。島の緑によく似合っている。表面に彫刻したシダ模様もぴたりとお揃いのプラチナリングだ。
時折強い光がスポットライトみたいにリングを照らし、思いがけず強い輝きにどきりとする。森のざわめきを感じる。大地の鼓動がここにある。もしかするとこのプラチナリングもまた、この大地の一部なのではないのだろうか。そう思わせる何かを感じずにはいられなかった。
森に佇んでいると気がつけば鹿も集まってきた。どうやら波長があったようだ。
2.0mm round in platinum with fern pattern
大きなもの、小さなもの、確かにこの島で生まれたリングだと思う。
森を抜けて、眩しい光に包まれた。おめでとう。新しく始まるお二人の暮らしがキラキラした輝きに溢れますように。
そしてアトリエに。雨が降ったり止んだりの屋久島らしい1日だったな。あれから3ヶ月か、お二人にここでお会いした日が懐かしい。
指輪作りの間には台風も来たし、LINEでやばいです!とか伝え合ったりしたのも良い思い出だ。お互いのタイミングが重なり合って始まった偶然の繋がりだったけけれど、それが不思議と確かなものに感じられる。今だからこそ大切にしたい、そう強く思える出会いだったように思う。
そういえば、お二人はどんなきっかけで屋久島が好きになったのだろう、今度あったら聞いてみたい。
濃密だった指輪作りの日々にありがとう。出会いを紡いでくれた屋久島にありがとう。
ご結婚おめでとう!いつかまた屋久島に!
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hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
シンプルなラウンドシェイプのプラチナリングなのだけれど、シダの葉模様を彫刻すると、ふわりと緑の香りや風のざわめきを感じてしまう。
出来上がったお二人の結婚指輪を森の中で眺めたひと時。気がつくと鹿も集まってきた。
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制作編
出会い編
結婚指輪作りはじっくりと時間をかけての手作業となるので、デザインから始まって指輪が出来上がるまでの道のりもまた一つの物語のような気がします。森の緑や川のせせらぎも、ふとした瞬間に屋久島の時間を感じられる指輪になると素敵だと思います。
屋久島の癒しとイエローゴールドの煌めきと。
お二人と一緒に季節を通り抜けている、オーダーメイドの作業はとても楽しい。夏の終わり、そして秋の気配、制作の日々もぜひご覧ください。
イエローゴールドに透き通るブルーのダイヤモンドをセットすると、どんな表情を見せてくれるのだろうか。
楽しみはもう少し先のお話で。
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ジュエリーを作って、コーヒとサンドウィッチも作って、夕暮れ時には海まで出掛ける、何気ないいつものひと時が好き。今日はそんな1日。
工程はもう折り返し地点を過ぎたと思う。お二人の結婚指輪の完成が待ち遠しいような、ほんの少し名残惜しいような。島リズムの制作にお付き合いをいただきましてありがとうございます!!
たしかに、結婚指輪は何気ない日々の暮らしに寄り添うもので、装い豊かなジュエリーとしては少し特殊なものになるのかもしれない。実のところ、付け心地に影響するリングの内側がとても大切な造形だったりもする。
お二人は体の一部になるような、優しいフォルムのリングを選んでくれた。日々、たくさんの方々に接するお仕事をされている彼と彼女なのだ。軽やかさと柔らかさと、わたし自身も暮らしの中で大切にしている心地を共感できてとても嬉しい。仲間ができたようで心強くなる。
海を越えて遠く離れてはいるけれど、“好きなこと”“大切なこと”でゆるやかに紡がれてゆく小さな繋がりが、素敵な世界がここにある。
さて、アトリエでは彼女のリングの造形作業を。彼のリングを傍に置いて、お揃いになるようにタッチを重ねていった。イエローゴールドの温度感と心に響く輝きと。
散歩では一年ぶりの花にも出会えたし。気がつけばサンセットもずいぶん早い時間になったものだ。
島の秋は近い。季節の移ろいが新しい日々を与えてくれている。
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