鳥がやってこないので木苺もたくさん採れるのか。久しぶりの雨。庭先でゆっくりと過ごした昼下がり。藤の花も咲き始めています!春のフラワーライフも幸せ。恵の雨もたくさん降ってほしい。
鳥がやってこないので木苺もたくさん採れるのか。久しぶりの雨。庭先でゆっくりと過ごした昼下がり。藤の花も咲き始めています!春のフラワーライフも幸せ。恵の雨もたくさん降ってほしい。
屋久島サウスのアトリエです。一週間続いたノースへの旅がひと段落した。お二人の結婚指輪作りは折り返し地点を過ぎてゴールへと向かっている。
お二人がノースに暮らしていることも素敵なタイミングだった。漂う水と空気の透明感や、緑の色鮮やかさにきっとお二人も魅せられているのかなと思いを巡らせながら、作業机に向かう日々だ。数ヶ月の間だけれど、島の季節を共に歩んでいただいてありがとうございます!
ほんのささやかであるかもしれないけれど、今ここにある全ての繋がりに確かな温もりを感じながら。
突然目の前に広がる鮮やかな色彩。
世界もまた私たちと同じように鼓動を宿しているように感じられて、近しくあるようだし、遠く畏敬の念も抱いてしまう。
気がつけば、屋久島でのジュエリー作りもこのフィーリングの中にある。自然と私たち、ジュエリーの繋がりについて日々考えている。もしかすると小さな指輪もその一部なのだろうか、と
シャンパンゴールドとプラチナのリズム。緩やかなカーブ。二つが一つになる瞬間。
お二人がアトリエで少しだけ話してくれたことを思い出す。出会うことって素敵だなと思う。
さあ、いよいよ造形もひと段落に。お二人のリングは鏡のように光沢を帯びた表面に仕上がることになっているので、ここからさらに新しい印象を纏うことになる。透明でつるりとした質感に仕上げたい。この数日眺めていた春のひかりみたいな指輪になればいいと思っている。
プラチナとゴールドが見せてくれる新しフィーリングをお楽しみに。
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hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
朝の光が澄み切っていて、海も透き通っていて、一週間ノースに通ってしまった。今日も爽やかに始めよう。
海の中から新緑を眺めて。
快晴の屋久島ノース。これからジュエリー作りを始める前に、遠くを眺める時間は癒しです。
アトリエで眺める彼のリング。柔らかに、そして明瞭に。
お二人がアトリエに来てくれた日のことはまで記憶に新しい。
窓の向こうにふわりと柔らかな空を眺めながら、北と南でこんなにもバイブレーションが違っていたのかと、今更ながら驚いている。想像を簡単に超えてくれる自然の強さみたいなものが屋久島の魅力だと思う。
この流れを大切にして彼女のリングに。さあ、集中していこう。
彼のリングの造形とは違っているけれど、でもどことなく似ているような。似ているのに、実は違っているような。
シャンパンゴールドとプラチナ。彼のリングと彼女のリング。素敵な出会いはきっと新しいリズムを作り出してくれるに違いない。小さなリングをお二人の姿に重ね合わせている。そのリズムが響きあいどこまでも広がってゆく世界をイメージしながら。
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屋久島サウスのアトリエです。これからリングの造形を始めてゆく仕度。リングを手の上に眺めて、心穏やかにして。
たぶん毎朝のように海に出かけていたような気がする、ここ最近の制作days. 朝の星を眺めたり、満開の黄色い花を見上げたり、冷たい海で泳いだり、クリアで色鮮やかな屋久島の印象に包まれて、お二人の結婚指輪を作っている。
車を走らせているときに出会う何気ない風景は、すぐに消えてしまいそうな気配があって、いっそう大切に思えてくる。屋久島の春。同じ島に暮らすお二人とは同じ季節を分かち合っている。
まだ太陽が出るか出ないかのうちに空を眺める。程よい暗さは鮮やかさを際立たせてくれるからだ。
柔らかに。そして明瞭に。彼の指輪らしく思えたのは、重ねるタッチにより少しずつリングに個性が宿りつつあるからかと。
これから彼女のリングづくりにバトンをタッチするけれど、二つ並んだリングの姿も楽しみにしていてください。
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屋久島サウスのアトリエです。プラチナとシャンパンゴールドそしてプラチナがくるりとリングになった1日の終わりに。
お二人の今日はどうだっただろうか。連日の澄み切った空。新緑のモコモコ。同じ島に暮らすお二人と季節を分かち合いながら結婚指輪を作るのはいつも楽しい。
朝はまだ暗いうちに車を北に走らせて、夜明けと共に海に入ってからアトリエに戻ると10:00のチャイムが、そしてジュエリーづくりを始めるのが最近のリズムだ。何気ない余白の時間がインスピレーションに満ちている、屋久島の暮らしにありがとう。
なかなか長い日だったなと、今日は時間を遡りつつ。
日暮れどき。プラチナとシャンパンゴールドがうまく接続。ほっと一安心して、ぐつぐつと湧き立つ薬液の中にリングを眺めている。
ほんの少し前。素性の異なる二つの金属を繋ぎ止めるもう一つの金属は表面には見えてこない。融点が低いため、バーナーの炎の中が一定の温度になると、するりと液体に変化して境界面を流れてゆく。そのタイミングを見計らって火をリングから外した。その瞬間、液体が固体に変化して、ゴールドとプラチナをぴたりと繋ぎ合わせる。リングはまだ真っ赤に熱を帯びている。やがて徐々に温度を失ってゆくリングを眺めていると、それが大地の呼吸のようにも感じられた。電子的な情報などよりもはるかに長い時間を佇んでゆく、たしかに、この小さなリングもまた地球のひとかけらなのだ。
夜明け。ノースの河口で朝日を眺める。穏やかな1日になりますように。
まだ暗いうちに。光の強いやつが一つあった。サウスの空に浮かんだ一粒の星がこれから始まる1日を導き迎え入れるように煌めいている。
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