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雨の屋久島より, 心に響くプラチナリング作り #屋久島でつくる結婚指輪

雨の日が続いている。

窓の向こうでは山々がマフラーを巻くみたいに白くて分厚い雲を抱いている。

新緑の鮮やかさがむっちゃ力強い。

雨は一日をかけてしとしと長く降り続き、時折ふと気がついたように激しく地面を打ち付ける。

 

雨音は分厚い膜のようになってアトリエの中にいるわたしはいつも心安らかなになる。

穏やかで、どこかワクワクで、

子供の頃に一人で部屋にこもって工作をしていた気持ちが蘇ってくる。

雨の日のジュエリー作りがとても好きだな、と思う。

 

お二人の結婚指輪を作り始めたのは、夜のうちから雨が激しく降り始めた日の翌朝のことだった。

ちょうどその前日に彼女にお会いしてサイズをチェックしていたところだったのだけど、

その打ち合わせの印象がまだ鮮明なうちに作業机に向かうことができたと言ったところだ。

島に長く暮らす彼女もまた、きっとこの雨のフィーリングを知っているに違いない。

 

お二人が選んでくれた素材はプラチナで、まずは酸素トーチの炎でそれらを包み込むところから作業を始めた。

作業温度は約1100度ほど。プラチナを真っ赤になるまで熱すると、その組成がふわりと緩んで作業がやりやすくなる。

この柔らかさと硬さ、そして融点の高さが、何千年もの時を在り続けるプラチナの強さなのだと思う。

 

プラチナは冷たいはずの金属なのに、ポツリと灯る明かりのような温度を感じられるのも好きだ。

金属たちが生まれた大地の響きみたいなものに包まれると安らかな心地に包まれる。

 

その守られている感じは私にとっての雨みたいな場所に似ているようにも思う。

別の人にとってはキャンバスの中かもしれないし、あるいは海を漂う船のようなものかもしれない。

 

出来上がるリングが、それぞれにとってどこか戻る場所のようなものであれば素敵だな、と思う。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

海、月、星。 屋久島の大好きを集めてジュエリーを作りました。#屋久島でつくる結婚指輪

月と星の指輪 18k yellow gold, diamond, 夜光貝

 

海、月、星。

屋久島の大好きを集めて小さな指輪を作りました。

 

月と星の指輪。

 

屋久島の海からいただいた夜光貝の色彩にうっとり。

 

突然大きく見えたり白っぽかったり、黄色が濃くなったりする月。

いつも新しい表情を見せてくれる月。

ふと何気なく空を見上げて探してみたり。

一人で眺めたい月。

誰かと分かち合いたい月。

 

月のモチーフが大好きで、

形を変えて、お気に入りのものは何度も、

月モチーフのジュエリーを作り続けてきました。

 

なかでも、屋久島の海でとれる夜光貝を使ったジュエリーはとっておき。

いつも新しくて、世界に一つだけの輝きだと思うのです。

 

わたし自身もそうなのですが、

月を感じている時はとても穏やかな心地に包まれて。

 

月をいつも身近に感じていられたらどんなに素敵だろうな、

そう感じたのがジュエリー作りのきっかけでした。

 

雨の日だって、いつもここにある。

屋久島で生まれた小さな輝きを、

皆さまと分かち合うことができれば幸せです。

 

月と星の指輪 18k yellow gold, diamond, 夜光貝

 

月の大きさは約7mmほど。

日々の暮らしでたくさんお使いいただけるように、

細いリングと合わせてすっきりと仕上げました。

 

夜光貝は真珠と同じデリケートな存在なので、

メンテナンスのしやすいゴールドやプラチナの相性がよくてオススメです。

 

それにしても夜光貝の色彩が月によく似ていること!

重なり合うリズムというのか、

海と月とのつながりを感じずにはいられません。

 

 

そして、そして。

夜光貝の月は、ネックレスもお気に入りなのです。

 

海の月ネックレス 18k yellow gold, 夜光貝

 

三日月をかたどった小さなネックレス。

 

夜光貝の生まれ故郷と言いますか、

いつものビーチに出かけて、眩しい光を浴びて、

なんて心に響くのだろうと、ネックレスの輝きに癒されていました。

 

つけた時の大きさ感はこちらからよくわかると思います

屋久島の貝殻×イエローゴールドで作りました。海の月ネックレス ocean moon necklace 

 

さて、

素材を変えてプラチナはいかがでしょうか。

 

オーダーメイドでジュエリーをお届けするようになって、

デザインの幅がかなり自由に広がるようになってきています。

 

作家の個性をキュッと詰め込むことはもちろん大切なのだけど、

そこに誰かの物語が加わるとジュエリーは世界に一つだけのものになるのですね。

屋久島の夜光貝とプラチナ。オーダーメイドでお届けする“月のかたちのネックレス”

 

月をかたどるジュエリーは

サイズを合わせて、

お好きな素材にアレンジして、

ご予算に合わせて、

オーダーメイドでお届けしています。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

月星といえば、

プラチナとダイヤモンドを組み合わせて婚約指輪をお作りいたしました。

プロポーズのタイミングに合わせてお作りしました、“月と星の指輪”

 

夜光貝はどうしても水や高温に対する耐性が気になってくるのですが、

プラチナとダイヤモンドなら100年でも大丈夫。

エンゲージリングにはぴったりの素材感でした。

 

小さいけれど、しっかりと月の隣で輝いている星が二つ。

大切な想いから生まれたデザインがここにあります。

 

オーダーメイドでお作りしました。

月のかたちの小さなピアス。

 

ゴールドの月と

インペリアルトパーズの組み合わせ。

月とそのヒカリを一つとしたジュエリーに

“月のあかりピアス”という名前をつけました。

 

 

ご家族のジュエリーを受け継いだリメイクの物語

ルビーを抱く月のネックレス #受け継ぐジュエリー #リメイク

 

結婚指輪、婚約指輪の制作や、リメイクのお仕事など、

オーダーメイドのご相談も承っております。

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

屋久島に咲く季節の花をかたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

爽やかな季節。

装いも軽やかになって、ジュエリーを纏って出かけたくなるこの頃です。

 

色とりどりの花は眺めるだけでも幸せになりますが、

屋久島に咲く季節の花を纏うように、小さなネックレスを作っています。

 

 

今回は、

春の花をモチーフにしたジュエリーを三つ集めてみました。

 

三月の花、ルリハコベ。

四月の花、タンカン。

五月の花、百合。

 

庭先に、散歩道に出会う花をモチーフにネックレスを作ろうと思ったのは

屋久島に暮らしてすぐのことでした。

 

つけぱなしでも大丈夫なサイズ感で、

お花の個性が表現できると嬉しいなと、

長い時間作業机に向かい、

 

1cm弱の小さなペンダントが出来上がりました。

 

 

3月の花、ルリハコベ。

いつもの散歩道に咲く小さな小花です。

 

このブルーはやっぱり

 

ルリハコベのネックレス platinum, 18k yellow gold, sapphire

 

サファイアがピッタリだったのです。

 

素材は花びらのプラチナとの組み合わせですが、

ルリハコベらしい額の部分をゴールドで細工してアクセントを加えました。

 

シルバーでもお作りできるのですが、

つけっぱなしすることを考えると、

やっぱりプラチナ、ゴールドが変色なくて安心なのですよね。

 

お守りのように、ずっと長くお使いいただけるジュエリーを作りたかった!

 

植物の繊細で精巧なフォルムは肌触り柔らかでした。

 

ミカンのネックレス 18k yellow gold, diamond

 

ミカンのネックレス。

屋久島の名産タンカンの花であります。

 

 

清楚で甘い香り。

ゴールドでもプラチナでお作りしても美しい。

 

ミカンのネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

さりげなくて、でも特別で。

屋久島のかけらのようなネックレスは、

金属や天然石の種類をお好みにアレンジして、

お作りしています。

 

チェーンの長さもご自由にお選びいただけますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

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百合のネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

五月になると屋久島の里を華やかに飾る

白百合をかたどったネックレス。

 

毎朝庭先に開花を眺めながら、

じっくりと手作業で仕上げました。

 

もちろん自然の中でも、

とても上品なのでフォーマルなシーンでも、

たくさん活躍してくれそう。

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

6月 紫陽花、7月 梅雨くさ、8月 ひまわり

紫陽花、ツユクサ、ひまわり、屋久島に咲く季節の花かたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

9月 プルメリア、10月 サキシマフヨウ、11月コスモス

コスモス、芙蓉、プルメリア、秋の屋久島に咲く花に憧れて小さなネックレスを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

 

12月 ツワブキ、1月 リンゴ椿、2月 オウレン

ツワブキ、オウレン、リンゴ椿 屋久島の冬を眺めながら小さなネックレスを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

 

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

ルビーを抱く月のネックレス #受け継ぐジュエリー #リメイク

ルビーを抱く月のネックレス。

長くお使いだった2本のリングをお預かりしてリメイクいたしました。

 

もとのリングにセットしてあったのはお母様が選んでくれた石ということでしたので、母なるイメージで。

月がルビーを包み込むようなイメージで作りました。

 

ペンダントトップの造形に使ったゴールドも全てリングからリサイクルできました。

 

ペンダントトップの大きさは12mmほど。

大ぶりの石に合わせて作ったのですが、すっきりコンパクトに収まりました。

 

とはいえ、k18イエローゴールドをたっぷりと使ってありますので、

手の中に伝わる重みに確かさを感じることができます。

しっかりと丈夫で、お守りのようで、とても安心するのです。

 

細やかなことになりますが、

裏側につけた小さなマルカンだったり、チェーンを通すスタイルだったり、

あと、月もモチーフも。

つけていただく方の暮らしや想いに寄り添ううちに自然と出来上がったデザインなのだな、としみじみ思います。

 

ずっと長くお使いいただけますように。

 

「新しい命を吹き込む」という言葉がありますが、

金属や石を長い時間のような器であると考えると、確かにそうなのかもしれません。

 

そう考えると、わたしたちもまた、果てしない時間の中で、何か大きなものを代わる代わる受け継いでいる“小さな命”なのかもしれませんね。

受け継いだバトンをリレーするように、一生懸命今を走り抜けているのかもしれません。

 

ジュエリーも家族も、少しずつ形を変えながら、受け継がれていく。

やがて最初の形とは全然違ったものになっていくのかもしれないけれど、

きっとその中には変わらない何かがあるのかも、と思うと希望が湧いてきます。

 

海を渡る前のネックレスはケースに入れて、アトリエの庭先で眺めていました。

島ではこれから雨の日が続くそうで、緑は深くなってきています。

それでも月はいつもどこかで輝いているのですね!

 

ご家族の大切なジュエリー作りをお任せいただきましてありがとうございました!

とても素敵な時間でした。

 

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制作編

お母様からのプレゼント、大切な時間。2本の指輪をお預かりしてリメイクの作業を始めています #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスに咲いた桜, ルビーを抱くゴールドの月 #受け継ぐジュエリー #リメイク

月の満ち欠けのように、ルビーとゴールドを受け継ぐリメイクジュエリー制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

祝福にも似た二つの小さな結婚指輪。イエローゴールドの輝きが神秘的。#屋久島でつくる結婚指輪

シンプルなラウンドシェイプのリングには光そのものを纏うような、どこか神秘的な趣があるように思う。

 

リング本体の造形作業はひと段落をした。

昨年の秋から始まった婚約指輪作りのことを思うと、いよいよここまでやってきたのか!という感慨深さもある。

 

今までずっとありがとう。

なんだか少し名残惜しいような気もするけれど、先へ進んでいこう。

 

 

お二人とデザイン作りを始めた時、いくつかのアイデアがあって、

「一番シンプルなものに決めました!シンプルがとても素敵だと思います。」

とお二人がリクエストしてくれたのだけど、

それは無いことが良いのではなくて、イエローゴールドとダイヤモンドを組み合わせてつくるピュアなリングにはきっと全てが含まれていて、お二人にとって無限の可能性が広がっているのだろうな、と今となっては本当によくわかる。

 

祝福にも似た小さな二つの指輪が今ここにある。

k18イエローゴールドの静かで、そして力強い輝きを手の中に眺めている。

 

明日からはまた雨が続きそうな雰囲気だったので、リングの内側に施す刻印のデザインを作った後に海に出かけました。

ただなんとなく浜辺を歩いていると、波の音に体がすっぽりと包まれて気持ちよかった!

 

刻印の作業が終わって、その後にダイヤモンドをセットして、磨き仕上げをしていよいよお二人の結婚指輪は完成となる予定だけど、きっとその頃島はむっちゃ暑くなっているだろうなあ。

出来上がったリングはどこか綺麗な水辺で眺めてみるのも気持ちがよさそうだ。

 

色々とワクワクがつきなけれど、この続きはまた別のお話で。

完成編はもう少し先のお楽しみに!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

今日も屋久島にインスパイアされてお二人の結婚指輪を作っています! #屋久島でつくる結婚指輪

 

プロポーズの日に合わせて、彼と一緒に婚約指輪をオーダーメイドいたしました!

想いを届ける大切な日。屋久島に咲く花をかたどって婚約指輪をお作りしました #屋久島でつくる結婚指輪

今日も屋久島にインスパイアされてお二人の結婚指輪を作っています! #屋久島でつくる結婚指輪

雨上がりの朝、小さくて青い花が庭の片隅に佇んでいた。

ツユクサが咲いたのはもしかすると今年最初だったかもしれない。

 

嬉しくなってしゃがみ込む、夢中になってファインダー覗くのはいつものことである。

 

小さき世界と徐々に波長が合い始める。

こんなにも小さいのに、ハッとするくらい精巧で、オリジナルな存在感がすごい!

 

自然を愛するお二人もきっとこの美しさを知っているのだろうな。

不意に海の向こうを想う。

 

きっと、ここにあるものは生きること、それ自体の美しさであるのかもしれない。

 

同じような美しさを感じるシーンがいくつかあって、それは一流のアスリートが見せる動きやシルエットだったり、職人の手先や後ろ姿だったりする。

無の境地というのだろうか、演じるのではなくて精一杯やりきっている姿を前にすると、花や海に似たような美しさを覚えずにはいられない。

 

 見上げると太陽の光がハイビスカスの生垣を通り抜けて力強く降り注いでいる。

久しぶりの眩しさに思わず目を細める。

暑い一日になりそうな予感がした。

 

考えてみると、造形の手本となるものはいつも足元や頭上にたくさん生きているわけであるのだけど w

今日も島にインスパイアされてジュエリーを作っている。

 

アトリエでは造形がひと段落をした彼のリングに続いて、彼女のリング作りに着手をした。

ぴたりとお揃いのフォルムに仕上がるように、彼のリングを作ったのと同様のタッチを、同様の流れで施していく。

 

鉄鋼ヤスリで大まかなフォルムを削り出したその後は荒い目のサンドペーパーを使って面と面を繋げるようにざっと磨き上げていく。

そうするうちに不均一な箇所がいくつか出てくるので、そこを鉄鋼ヤスリで整える。

次はもう少しだけ目の細かい紙やすりに変えて全体をやすりがけをする。

 

同じようなタッチを何度も、数時間ほど繰り返しただろうか。

やがてリングの表面には滞りのないカーブがいくつも集まってつるりとした曲面が生まれた。

 

2.3mmのリング幅。

表面は大きく伸びやかに、張りのあるカーブを描いている。

側面にはほんの少し平面を残してあって、この部分が適度なボリュームと安定感を、快適な着け心地を約束してくれている。

 

そしてこれからタッチを施していくリングの内側だ。

指と直に触れることになるリングの内側には極緩いカーブをつけて優しく仕上げたい。

 

朝の庭先で出会った情景のように、日常を生きる美しさを、このリングにも表現できると嬉しい。

 

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制作編

美しいラウンドシェイプ、お二人の暮らしに寄り添うかたちを作ること #屋久島でつくる結婚指輪

美しいラウンドシェイプ、お二人の暮らしに寄り添うかたちを作ること #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

新しい年度の始まりは柔らかな春に包まれて、大阪に暮らすお二人の結婚指輪を作っています。

一年ぶりに出会う小花たちにも癒されています。

 

少し体調を崩して期間が空いてしまいましたが、今日から万全の状態で作業スタートです!

50年愛おしいもの。お二人にお届けするイエローゴールドの結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

 

三月から四月にかけて、島では“木の芽流し”と呼ばれる湿った南風が強く吹き付けて、一週間に一度ほどでしょうか、まるで一年をリセットするように、これまでの雰囲気をガラリと変えてしまいます。

冬の合間、地表に蓄えたれた落ち葉はどこか遠くへと消えてしまい、激しく降った雨が去るとポコポコと新しい緑が現れ始めます。

冬から春へ、静から動へとなかなかにワイルドな変化なのであります。

それゆえに、木の芽流しを超えた後にはスッキリ感が半端ない。

さあ、今年も一年やりますか!と島全体に一種の結びつきのようなものも生まれるような気がします。

 

その切り替わりのタイミングに私はいつも決まって体調を崩してしまうのだけど、

おかげさまで無事に復調でき、まるで新しくなった季節みたいにリセットされた真っ白な気持ちで作業机に向かっています。

 

お二人がお揃いで選んでくれたイエローゴールド。

もちろん、サイズは異なっているのですが、今回は同じリング幅で、同じラウンドシェイプのデザインでお作りしていきます。

 

ぴたりとお揃いのデザインをお二人それぞれにフィットするように、目には見えないくらいの細やかな変化を与えながら作り進めていく。

そういったところもオーダーメイドの面白いところだなと思います。

まずは彼のリングから。

鉄鋼ヤスリ1本を手にして、ここまで一気に切削作業を進めました。

 

リングの表面をぐるりと滑らかな曲線が囲むような、スムーズな流れのようなものも感じることができました。

 

それにしても、シンプルな造形というものは実に奥が深くて面白い。

はるか昔から愛されてきたラウンドシェイプのデザインだからこそ、作り手の考えやタッチがとても分かりやすく表現されてしまうような気がします。

 

最高に美しいラウンドシェイプとは。

それはお二人の暮らしに寄り添う形であるのだと、とても自然に思えるのがオーダーメイドの作業が与えてくれる恩恵なのだと思うのです。

 

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