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屋久島の夏を暮らしながら、ピンクゴールドのリングを作っている #屋久島でつくる結婚指輪

庭先のバナナが実を大きくしている。ふわふわと風に揺られるハイビスカスの勢いもすごい。

そしてわたしはピンクゴールドのリングを作っている。

安定の夏の1日である。

 

 

季節の花や果実を眺めながら作業机に向かう日々は楽しい。

紫陽花をモチーフにしたリングも、そのような何気ない時間から生まれたジュエリーなのだと思う。

屋久島に咲く花を纏うように。ピンクゴールドとダイヤモンドでオーダーメイドする結婚指輪!#屋久島でつくる結婚指輪

 

ちょうど先日、彼が作ったバナナケーキをいただいたのだけど、旬の素材を扱う料理人にはいつも憧れがあって、ジュエリー作りにもインスパイアされているような気がする。

 

花が咲けば花のジュエリーを、雨が降れば雫のジュエリーを。

そのような、ある種プリミティブな(あるいは、一周巡ってアバンギャルドな?)暮らしができるのが屋久島の大好きなところなのかもしれない。

 

そのようにして生まれる感動や喜びを分かち合うために必要なのは、やはり確かな技術なのだと思う。

 

さて、今日も作っている。

ピンクゴールドで作ったリングに花を一つずつ繋ぎ合わせていく。

今回の指輪作りの中で一番華やかな工程かもしれない。

 

リングから出る突起部分に花の中央に差し込んで、その部分をタガネで打ち付ける。

とてもシンプルなタッチではあるけれど、花の形や、それを設置する際の角度によって大きく印象が変わるので、慎重にならなくてはならない。

 

イメージしているのは、いつもの暮らしの中に眺める花々のリズムだ。

 

花飾りのような、祝福に溢れるリングになればいいと思う。

 

夕暮れ時には、13個全ての花をつなぎ合わせることができて、そのリングを庭先で眺めた。

ハイビスカスの木陰を抜けて届くオレンジ色の西陽が眩しかった!

 

ピンクゴールドの光沢仕上げにダイヤモンドを組み合わせると、今までにはなかった美しいジュエリーが生まれるに違いない。

深い緑の中に、ピンクゴールドの静かな佇まいを眺めながら、ワクワクと胸の高鳴りを感じていた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島に咲く花を纏うように。ピンクゴールドとダイヤモンドでオーダーメイドする結婚指輪!#屋久島でつくる結婚指輪

昼過ぎに久しぶりの雨が降った。

ザーッと足速に通り過ぎていくような、明るい雨だった。

 

 

南側と北側では微妙に雲行きが違っているのは屋久島ならではの気候で、

お二人の暮らすノースでは雨が降っただろうか、などと考えながら作業机に向かうのは面白い。

 

ピンクゴールドの花に続いて、リングを作ったところまでを書いています。

屋久島のノースとサウス、同じ夏を分かち合いながら、お二人の結婚指輪を作っている #屋久島でつくる結婚指輪

 

さて、ここまで小さなパーツをたくさん作ってきたけれど、ようやく役者が出揃った感がある。

料理でいうところの下拵えが完了したところである。

 

ある意味、一番大切なところにしっかりと時間をかけることができて、一安心。

予備を含めると40個ほどになる小さきものたちを、感慨深く眺めている。

 

雨の中、嬉しくなって歩いた散歩道では夏の紫陽花に出会った。

不思議な季節感というか、想像の枠を簡単に超えてくる、屋久島の生命力が好きだ。

 

下準備までは実に端正な作業ではあったけれど、ここからは感覚に任せて造形を重ねていく。

手の中で育むように、じっくりと時間をかけていく。

島に咲く花を纏うようなリングだ。

雨の中に出会う紫陽花のブルーや紫、ピンク色を思い描きながら、ワクワクした気持ちに包まれている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島のノースとサウス、同じ夏を分かち合いながら、お二人の結婚指輪を作っている #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

ピンクゴールドでつくる花とリング。

手の中で、本当に花が咲きつつあるような感覚に包まれながら。

 

 

宮之浦ではお祭りもあったし、暑さも今がちょうどピークなのかも。

屋久島のノースとサウス、同じ夏を分かち合いながら結婚指輪を作っている。

屋久島ノースにお住まいのお二人と、結婚指輪の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

ピンクゴールドの花は全部で13個作りました。

ピンクゴールドの花と海に癒される、大好きな夏の結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

 

紫陽花をモチーフにしたリングは、これまでゴールドのリングとプラチナの花のコンビネーションで作ってきたけれど、「リングと花を共にピンクゴールドでお願いします」と彼女がリクエストしてくれた。

初めてのアプローチである。

光沢仕上げのピンクゴールドにダイヤモンドを散りばめたリングをイメージして、心が躍った!

 

たしかに、一人でゼロから何かを生み出すクリエーションは力強く素晴らしいけれど、どこで何と出会えるのかが予想できないオーダーメイドの作業は宝探しのようで、本当に楽しい。

 

そういう意味では、ケミストリーというか、出会いが作り出してくれているジュエリーなのかもしれない。

そして、ここで生まれたデザインは、未来のジュエリー作りのインスピレーションへと繋がっていく。

 

そう思うと、今お二人とご一緒している夏の日々が、とても大切で愛おしいものに思えてきた。

 

今日も屋久島にありがとう!

 

花のある暮らしに癒されながら。

 

そういえば、彼女とはお花好き繋がりで、

彼とは職人繋がりの指輪作りかもしれない。

 

さて、ピンクゴールドの花に続き、リングの造形へと作業が進んでいる。

ピンクゴールドで作るリングは細くて繊細だけど、とても硬い。

その表面に、均一な間隔を設けながら、同じ形状のくぼみを作っていく。

丸い形、楕円形の大きなもの、小さなもの、と鉄鋼やすりを使い分け、何度も同じリズムを繰り返した。

 

花モチーフが持つ感覚性と、エタニティーリングの均一性。

 

リングの半周くらいのところまで、なんとか作業を進めることができた。

あまりにもタッチが多岐に渡りすぎていて、もう同じことはできない 笑

この夏に生まれる、一つだけの造形なのだと思う。

 

ときおり作業の手を休めてはリングに花を乗せ、少しずつ表情を持ち始めた佇まいを、嬉しく眺めていた。

 

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ピンクゴールドの花と海に癒される、大好きな夏の結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

ピンクゴールドの花は、そのフォルムを立体的に形成し、表面を段階的に磨き上げていった。

光沢仕上げを施すリングなので、しっかりと丁寧に研磨しておかないといけない。

まだまだ下準備の段階ではあるけれど、ここにしっかりと時間をかける。

物作りとは、そのようなシックな作業がほとんどを占めるものである。

 

夕暮れ時には海に出かけ、軽くひと泳ぎをしてから家に戻る。

夕ご飯には、とうもろこしご飯を炊いて、その間に、オクラと黄瓜、豚肉を、豆板醤を効かせた醤油ベースのタレで和えたサラダを作り、ナスと小松菜をさっくり切って味噌汁にした、味噌汁には最後に溶き卵を加えた。

 

1日コツコツと同じ作業を繰り返しながら暮らす。

そのようなシンプルなリズムが、案外と好きかもしれない。

 

今日も少しずつ。

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制作編

夏の色彩。ピンクゴールドで作る、小さな花のエタニティーリング #屋久島でつくる結婚指輪

夏の色彩。ピンクゴールドで作る、小さな花のエタニティーリング #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスでは、ほとんど雲さえも見えない晴天の日が続いている。

雨の少ない日々は、日中外に出ることができないくらいに暑い。

 

今年は過去最高に暑いのかも、というフレーズは、もしかすると毎年繰り返されているのかもしれないけれど。

それでも、夏には夏にしか見ることのできない色があるので、興味は尽きない。

 

夕暮れ時には作業の手を止めて、海を望む坂道まで車を走らせた。

車のドアを開けると虫たちの合掌に包まれる。

視界には水色のグラデーションが広がっていた。

一年ぶりに出会う、夏特有の少しメランコリックで、夢のような情景だった。

 

金属なら、ピンクゴールドの色彩も艶やかで美しい。

アトリエではピンクゴールドの薄い板を切り抜いて、小さな花のパーツを作っている。

大きさ5mmほどの小さな花を、たくさん、形に変化を持たせながら、ただ黙々と。

 

机に向かい、小さなものと向き合うのは、まるで写経のような静かな作業で、時間の流れがとてもゆっくりに感じられるけれど、案外と好き。心が静かになっていく。

 

料理人である彼もきっとこのフィーリングを知っているに違いない、

ふと島の北部に暮らすお二人のことを思ったり。

 

「結婚指輪を作って欲しいのです」と同じ島に暮らすお二人にお電話をいただいたのは、島がそろそろ観光シーズン入りをする、冬の終わりの頃だった。

「そろそろ忙しくなりますか?」と交わす言葉も屋久島ならではかもしれない。

 

同じ島のリズムの中で暮らすお二人と、同じ季節を分かち合いながら、これから数ヶ月一緒に指輪作りができるのが嬉しかった。

 

あれから季節は巡り、今、夏の真っ只中にある。

お二人と蒔いた種が発芽して、花が開き始めたように、ピンクゴールドの小さは花が少しずつ出来上がってきている。

 

イメージを育み、形を生み出しているようで、作ることは楽しい。

 

一度だけの夏を、喜びを分かち合いましょう。

 

もう空が暗くなり始めた頃、一つの花をようやくきれいに整えることができた。それを一つピンセットで挟み、緑の中で愛おしく眺めていた。

プラチナとダイヤモンドの輝きを纏うように。お二人の想いから生まれた結婚指輪のお話 #屋久島でつくる結婚指輪

小さな森の中に佇むプラチナリング。

屋久島の緑を映して、まるで鏡のようでした。

 

 

スコールが降って、虹も出た。ハイビスカスもヒマワリも。

お二人の結婚指輪作りは、屋久島に訪れた熱帯の日々とともに。

屋久島サウスに訪れた熱帯の日々。お二人の始まりを祝福する小さなプラチナリング。#屋久島でつくる結婚指輪

 

小さな島でのジュエリー作りではありますが、ここに暮らすようになってから、思いがけずたくさんの人たちに出会えるようになった気がします。

 

屋久島からさらに南へ300キロほど。徳之島にお届けした結婚指輪です。

 

同じ鹿児島といえど、徳之島までは飛行機を乗り継いで行かなくてはならないので、なかなかに遠い場所なのです。

もしかすると、結婚指輪を作っていなかったら、繋がることがなかったのかもしれません。

そう思うと、お二人との素敵なご縁に、感謝の気持ちが溢れてきました。

 

アトリエの近くにある小さな森には沢水が勢いよく流れ、爽やかな夏の香りが漂っていました。

 

緑の隙間を抜けて夏の光が優しく降り注いでいます。

それを受けて小さな煌めきを放つプラチナリングは、まるで森の祝福に包まれているように見えました。

 

表面の光沢仕上げと、一粒ずつお揃いでセットしたダイヤモンドは、光そのものを纏うフィーリングなのかもしれません。

 

リング幅は1.8mmと、すっきり細みのスタイルで仕上げました。

 

表面は丸くて柔らかく。

そして、側面にしっかりと平面を残して仕上げてありますので、シャープでスタイリッシュな印象も感じていただけるかと思います。

 

リングの内側には記念日を。そしてお二人がそれぞれに贈る大切な言葉を彫刻いたしました。

心に響くメッセージでした。

 

思えば、お二人の想いの強さのようなものに突き動かされ、作業机に向かう日々だったように思います。

おめでとうございます。

これから紡がれてゆくお二人の時間に、この小さなリングが寄り添ってくれますように。

 

いつの日か、屋久島にもいらしてくださいね!

楽しいジュエリー作りをありがとうございました!

 

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ツワブキのネックレス #プラチナ #アクアマリン #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum, aquamarine
size: 8.0mm flower, 2.0mm diamond

Delivery time is within 1 month.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約1ヶ月。

 

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大好きなアクアマリン 屋久島からオーダーメイドでお届けする、小さなお花のネックレス #屋久島でつくる結婚指輪

大好きなアクアマリン 屋久島からオーダーメイドでお届けする、小さなお花のネックレス #屋久島でつくる結婚指輪

夏のしずくと小さなお花のネックレス。

彼女が大好きなアクアマリンをリクエストいただいて、オーダーメイドをいたしました。

 

朝の光の中で眺めると、

透明感のあるプラチナとアクアマリンのブルーに、静かな涼を感じました。

 

クリアカラーのダイヤモンドや黄色いサファイアをセットすることが多いこのネックレスですが、

いつもはイメージしていなかったジュエリーに出会うことができるのが、オーダーメイドの素敵なところだと思います。

 

じっくりと相談を重ね、お時間をいただいた制作ではありましたが、

オリジナルのジュエリーが出来上がるまでの道のりも、宝探しのようで楽しかった!

 

「お守りのようにして、ずっとつけていたいのです」と彼女からお電話をいただいたのは、島が重たい湿度に包まれる梅雨時のことでした。

 

「プラチナだと、変色など気にせずつけっぱなしできますよ」とわたしが天然石もアレンジできることを一緒にお伝えいすると、「ブルーの天然石を身につけたいのです。」と彼女がリクエストをしてくれました。

 

こうしてシンプルな会話から新しいイメージが生まれてくる、

大切な想いから始まるジュエリー作りが大好きです。

 

アクアマリンは約2.5mm。

今朝の雫と同じくらいの大きさでした。

 

それを囲むプラチナの花びらは8mmほどなので、

ほんとうに野に咲く小花みたいな繊細さを感じます。

 

それでも、安心感といいますか、

確かな重みと強さを持っているのがプラチナの魅力なのだと思います。

 

今回のオーダーメイドでは、“お守りのようにお使いいただく”というテーマがありましたので、

耐久性は大切にしたかったところです。

 

庭先に届き始めた夏の光を受け、強く輝いていたネックレス。

 

繊細で、そして力強い輝きに、

なんだか元気をもらえたような気がしました。

 

わたくしごととなりますが、屋久島の暮らしの中でとても馴染み深い、水のイメージにいつも癒されています。

 

雨や海、朝露や虹も、その神秘的にも思える自然のモチーフに、アクアマリンはピッタリだな、と思うのです。

 

 

緑の中での佇まい。

 

お花モチーフなので、身につけていてとてもナチュラルです。

日々の暮らしに優しく寄り添ってくれるジュエリーだと思います。

 

プラチナは基本メンテナンスフリーではありますが、お磨き直しもお任せください。

数年に一度、屋久島までお送りいただくと、リフレッシュができて楽しいかもしれません。

 

ジュエリー作りはこれでひと段落となりましたが、

素敵な一年が始まることを心から願っています。

 

楽しいオーダーメイドをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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2.3mm and 1.5mm-2.3mm wave ring in platinum #屋久島でつくる結婚指輪

 material: platinum

size: 2.3mm and 1.5mm-2.3mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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お二人との素敵な出会いにありがとう!屋久島の海で眺めた、オーダーメイドのプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

2.0mm round-square in 18k champagne gold #屋久島でつくる結婚指輪

 

material: 18k champagne gold
size:2.0mm 

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

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真夏の煌めき 屋久島からお二人にお届けする、シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

動画で眺めるシャンパンゴールドの煌めき #屋久島でつくる結婚指輪

真夏の光のような。木肌の柔らかさを感じるような。

シャンパンゴールドの色彩は、動画で眺めると心に響くと思います。

いわゆるアースカラーと言いますか、植物や自然の色にとても馴染良い、

シャンパンゴールドがわたしも大好きです。