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k20イエローゴールドの響き、屋久島からロサンゼルスにお届けする結婚指輪の物語 #屋久島でつくる結婚指輪

ビーチで眺めたシルエット。

素敵な夕暮れ時でした。

お二人の結婚指輪がオレンジ色の光に、打ち寄せる波の音に溶けていきそうでした。

 

 

ロサンゼルスに住んでいるお二人が屋久島のアトリエまで来てくれました。

初夏の雨に包まれていた相談会の思い出。

アメリカから屋久島に新婚旅行で訪れたお二人と、雨の日の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

指輪が出来上がるまで、お二人とご一緒できた日々も今となっては大切な宝物です。

素敵な出会いに、いつも豊かな色彩で包んでいてくれた屋久島にありがとう!

屋久島-ロサンゼルス、温もり感じる結婚指輪作りの日々 #屋久島でつくる結婚指輪 #k20イエローゴールド

 

お二人の結婚指輪はk20イエローゴールドでお作りしたのですが、

素材選びを大切に、相談に相談を重ねて出来上がりました。

 

屋久島からロサンゼルスにお届けした結婚指輪。

 

どこか古の雅やかさを感じる、k20イエローゴールドの色彩が私もお気に入りなのです。

 

 

リング幅は2.5mmです。

一つの素材をお二人で分かち合うように、ぴたりとお揃いのデザインでお作りしました。

 

k20イエローゴールドというのは?

k24の純金に近しくなるようにゴールド多く配合したものであります。

 

k20イエローゴールドはその趣深い黄金色がオリジナルで、

ビーチでは太陽の光を受けてエレガントな輝きを放っていたのがとても印象的でした。

 

どうしても柔らかくなりがちなk20ゴールドであるけれど、

ずっと長くお使いいただけるように、

丈夫に仕上げる工夫を重ねてきたので喜びもひとしおです。

 

表面に施した流線形のラインが柔らかな陰影を作り出していて、

二つのリングを重ね合わせてみると、寄り添う波のリズムのようにも見えました。

 

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

一つ一つ手作りでお届けをしているため、どうしても詳細を掲載できておりませんが、

価格についての詳しい説明やご予算に合わせたデザインづくりなどもご提案させていただいております。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

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海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

オーダーメイドで生まれる新しいデザイン、イエローゴールド×プラチナ コンビネーションの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

雨の日が続いている屋久島だけど、足元には草花の緑色を目にするようになってきています。

作業が始まる前に庭先に出てみると、ついつい夢中になって雨上がりの雫を眺め続けてしまいました。

春は土からやってくるのではないか、と思ってしまうくらいに植物たちはいつも敏感に季節を現してくれています。

 

一歩ずつ。一歩ずつ。

今日も小さきものたちに励まされながら、作業机に向かっています。

 

お二人のリングはぴたりと同じアウトラインに造形をしてきたのですが、

彼女のリングにはここからさらに新たなタッチを加えていくことに。

 

細部にお互いの好きな雰囲気を施すことができるのはオーダーメイドの素敵なところでもありますね。

実際に手を動かしているのは今この瞬間かもしれないけれど、このリングを形作っているのはお二人とご一緒してきた数ヶ月の時間だったりもするのです。

 

表面を綺麗に磨きあげるとゴールドとプラチナの境界線がくっきりと浮かび上がりました。

そのラインはリングの側面からもう片側に向かって伸びています。

 

ゴールドとプラチナが二つの場所で出会う斜めのラインも。

彼女のリングに施す緩やかなカーブも。

 

今回の結婚指輪作りで生まれた新しいデザインです。

お二人とわたし、屋久島の季節と。奇跡のような出会いに感謝の気持ちでいぱいです。

 

 

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制作編

島のリズムから生まれるデザイン。プラチナ×イエローゴールド、コンビネーションの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

島のリズムから生まれるデザイン。プラチナ×イエローゴールド、コンビネーションの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

夜が明けるのもずいぶんと早くなってきた。

一日の始まりを海で過ごすことができるのは島の暮らしで一番気に入っていることかもしれない。

 

 

朝一番の海は冷たっかったけれど癒された!

生まれたての波に乗ると体も心も新しくなる。

 

 

島の暮らしに癒されながらお二人の結婚指輪を作っています。

好きなデザイン、島暮らし、大切な繋がりの中で結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

何もないようでここには全てがある。

沖縄に暮らすお二人とは島のリズムを大切に思う気持ちで繋がっているのかもしれない。

毎日何気なく眺めている情景から生まれた結婚指輪のデザインだと思う。

ありがとう、喜びを分かち合いましょう。

 

さて、アトリエです。

今日も作っている。

リングのアウトラインを造形するために鉄鋼ヤスリを2本と精密ヤスリを1本を用意した。

ヤスリはヘアーカットをするためのハサミのようにジュエリー作りには欠かすことができない道具である。

 

まずは荒い目のヤスリを使って角を落とすように大きく削り出していく。

ぐるりと一周片側を削って、同じタッチを逆サイドで一周。角度を変えながら何度もぐるぐると繰り返す。

 

イエローゴールドはサラサラと刻むような印象で、プラチナはじんわりと粘り強い。

それぞれヤスリから伝わる感触や加えるべき力加減が全く違っているので、リング全体に均一な作用が成されるように最大の注意を払わないといけない。

 

ようやくほっと一息をついたのは数時間をかけて表面をざっと丸く削り落としたところだった。

ずっと手を止めずに最後までやりきったのも良かったのだろう。

作業台の上にリングを置いて眺めると、アウトラインにはつるりと滑らかな繋がりを見てとることができた。

 

それにしても、プラチナもイエローゴールドもわたしたちが暮らす大地から生まれたものだと思うと希望が湧いてくる。

散りばめられた金属片が混じり合い、キラキラと輝いていてとても綺麗だった。

 

数ヶ月ぶりにこんにちは。

 

夕暮れ時には庭先でリングを眺めることができた。

自然の中で静かに輝く佇まいも気持ちよかった。

 

目の荒い紙やすりでざっと磨き上げたリングを手にしながら喜びが込み上げてくる。

いよいよ形が見えてきた。

 

屋久島サウスにも、少しずつはあるけれど春の気配が確かに漂い始めている。

 

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好きなデザイン、島暮らし、大切な繋がりの中で結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

指輪作りの工程が難易度の佳境を迎えたのは、早くも作業が序盤に差し掛かったところだった。

 

ガスバーナーの炎で包んだ高温の中で、断面を斜めにカットしたゴールドとプラチナを繋ぎ合わせていく。

それぞれ熱の伝わり方が全く違っているので、火の巡りを調整してうまく温度を均一にしなくてはならない。

 

プラチナとイエローゴールドが徐々に赤みを帯びてくる。

集中が高まる。

 

あらかじめ計算しておいた寸法にぴたりと合わせたところで、プラチナとゴールドの隙間に流し入れる金属を小さくカットしてピンセットを使って丁寧に添えておいた。

 

そして最後にバーナーの炎を思い切り大きくして温度を上昇させた。

 

 

冬から春へ。沖縄から屋久島へ。

季節の巡りを感じながらお二人の結婚指輪を作っている。

沖縄-屋久島 島の暮らしで繋がる結婚指輪作りが始まりました! #屋久島でつくる結婚指輪

 

2月ってこんなにも暖かだったかな?と出会う友人と話をするのも毎年のことなのかもしれない。

冬が短い島暮らしである。

屋久島では風の強い日が続いていて、窓の向こうに、散歩道に、気がつけば春の兆しを探している。

 

二つ金属がぴたりと合わさったのを確かめるように、その表面と側面、内側を全て薄く削り落として綺麗に整えていった。

手の中で少しずつ変化する様子を眺めることができるのは、作り手ならではの喜びだと思う。

まだまだ荒削りではあるけれど、ゴールドとプラチナの生っぽい質感と輝きが胸に響いてきた。

 

角度を変えて。

 

ゴールドとプラチナが斜めに重なり合うデザインを気に入ってくれて、お二人からメッセージをいただいたのはまだ暑さも残る秋の始まりのことだった。

最初は小さな雫のようなきっかけだったけれど、あれから3ヶ月ほどが経って、今ここにお二人と一緒にイメージたリングが実際の形になりつつある。

そう考えると、一つ一つのささやかな時間がとても貴重なものに思えてきた。

 

素敵な出会いにありがとう。

 

好きなデザインも、お互いに島で暮らしていることも、遠く離れているけれど繋がっている。今だからこそ大切にしたいことがあるように思う。

 

作業がひと段落して庭先に出てみると、片隅に水仙が花を咲かせているのを見つけました。

これからはどんどん春の花々が庭先に咲き始めてくると思います。

小さな躍動を、息吹を感じながら作りたい!

海と花とジュエリーと、楽しい時間はまだまだ続きます。

 

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沖縄-屋久島 島の暮らしで繋がる結婚指輪作りが始まりました! #屋久島でつくる結婚指輪

立春を過ぎると島は湿度でいっぱいになった。

いつもどこかで雨が降っていて風が強い。

まるで水に包まれているような心地なのは、なんとも屋久島ならではの気候である。

 

この日は海の上に浮かぶ虹も見ることができた。

 

お二人もきっと海を眺めながら暮らしているのかな。

屋久島から南方へ、ずっと海の向こうを思いながら。

 

アトリエでは沖縄に暮らすお二人の結婚指輪作りを進めている。

ゴールド、プラチナ、ゴールド、プラチナ、と造形した四つのパーツを並べてみると、なんだか月のような形にも見えた。

 

山々と空も、海と空も、昼と夜の間だったり、

自然の織りなす境界線に何故だかとても魅せられている。

そこに果てしない力強さのようなものを感じるのはなぜだろう。

 

ゴールドとプラチナが織りなす境界線。

島の暮らしで眺める情景に憧れながら。

お二人の結婚指輪作りが始まりました。

 

喜びを分かち合いましょう。

 

屋久島と沖縄を繋ぐ結婚指輪作りです。

お二人と歩み始めた道のりをみなさまどうぞあたたかく見守っていてください。

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プラチナと菜の花と。立春の日、屋久島からお二人にお届けする結婚指輪のお話 #屋久島でつくる結婚指輪

春の予感に包まれて。

お二人にお届けする結婚指輪を眺めていました。

新しい一年が始まる幸せな日。

 

 

インスタグラムでずっとジュエリーを見ていてくれていたお二人が屋久島のアトリエまで来てくれました。

結婚指輪の相談会はほんのりと秋の香り漂う幸せなひとときでした。

遠くから会いにきてくれてありがとう!

屋久島の秋から冬へ、お二人との結婚指輪作りが始まります #屋久島でつくる結婚指輪

 

結婚指輪が生まれる過程は一輪の花が咲くような美しい瞬間のようにも思えるのです。

季節は冬になり、アトリエの庭先ではシロツメクサも花を咲かせました。

お二人とご一緒できてよかった。

お二人だけのプラチナリング, 美しい花のような結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

そして屋久島では菜の花が咲き始め、いよいよ出来上がりました。

ああ、なんて愛おしいのでしょう。

数ヶ月を経て指輪が出来上がるオーダーメイドなので、その想いは格別かもしれません。

 

つるりと丸いラウンドシェイプのリングです。

素材もお揃いのプラチナでお作りしました。

 

ほんの少しずつではあるけれど、

そのフォルムが微妙に違っているのがわかるでしょうか?

 

彼女のリングは全体が丸い形です。

リング幅には抑揚をつけてリズムカルに仕上げました。

 

彼のリングは側面がフラットにして、すっきりとシャープな印象に。

均一幅でお作りしたので、しっかりと丈夫にお使いいただけると思います。

 

まるで一つから二つのリングが生まれてきたような繋がりを感じることができる、

お二人のリングがわたしも大好きなのです。

 

彼のすっきりと爽やかな感じ。彼女の優しく包み込むような感じ。

アトリエでお会いしたお二人にそっくりかもしれない。

 

そういえばお二人は幼馴染だと話してくれたっけ、

不意にあの日を懐かしく思い出しました。

 

海から吹く強い風は暖かく、春がすぐ近くまで来ていることを告げています。

ご結婚おめでとう、屋久島で咲き始めた菜の花をお二人に。

 

菜の花の傍で2本のリングをそっと手に取ってみる。

マット仕上げの表面が柔らかく輝いています。

手の中でとても柔らかい。

繊細なデザインではあるけれど、その中に確かな重みが伝わってくるのがプラチナの素敵なところだと思います。

 

大地から生まれたプラチナの風合いというのでしょうか。

屋久島の情景にとても馴染んでいて心地よさげに見えました。

 

さあ、いよいよお二人にリングをお届けする時がやってきました。

 

今までずっとありがとう、お二人とご一緒できた指輪作りの時間は私にとっても大切な宝物です。

そしてこれからがいよいよ新しいスタートですね。

たくさんの人を支えるお二人の暮らしに、この指輪が優しく寄り添ってくれると嬉しく思います。

 

屋久島から海の向こうにエールを送りつつ。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

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動画で眺める春の兆し、お二人にお届けするプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

海から吹く強い風は暖かく、春がすぐ近くまで来ていることを告げている。

ご結婚おめでとう、屋久島で咲き始めた菜の花をお二人に。

 

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屋久島でつくる結婚指輪。オーダーメイドで出会った“金色の葉を持つシダの指輪”

シダの指輪 18k yellow gold, platinum

 

大好きなシダの指輪。初めて出会った表情でした。

リクエストをいただいて、葉っぱをイエローゴールドで、リングはプラチナでお作りました。

屋久島サウスに降り注いだ雨のしずくと。

 

 

4年近く前に結婚指輪をお作りしたお二人が屋久島のアトリエに来てくれました。

こうして長いお付き合いができるのも、オーダーメイドの大好きなところです。

初めてお会いできてむっちゃ嬉しかった!

会いにきてくれてありがとう! #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人の想いから始まるジュエリーづくりはいつも楽しい。

想像以上に素晴らしい未来が待っているような気がして胸が高鳴ります。

 

「イエローゴールドの葉っぱとプラチナのリングで」

と彼女がリクエストしてくれたから。

今までにはなかった新しいデザインと巡り合う事ができました。

 

それは艶やかな金色の葉をもつシダの指輪なのでした。

 

深い緑の中に浮き上がるゴールド。

思わずうっとりでした。

 

金色といえばどこかキラキラすぎる印象があるかもしれませんが、

こうして植物を形取ると、自然の中にとても良く馴染みます。

 

ゴールドもプラチナも大地から生まれたものですから、

この柔らかな響きをお楽しみいただきたかった。

 

屋久島の暮らしの中で馴染み深いシダの葉にいつも癒されています。

そういえば、シダの葉はお正月のお飾りにもなっていておめでたい。

 

葉っぱの大きさや幅の広いところで約7mmほど。

その中心を支えるプラチナのリングは1.2mmと繊細な作りになっていますので、

印象的な造形ながらも手のなかでとても軽やかに感じられました。

 

こんなにも繊細なのに丈夫にお作りできるのが、

硬く耐久性の高いプラチナもイエローゴールドの素晴らしいところ。

 

ふわりと軽やかに、そして力強く、

憧れはいつも庭先の植物にあるように思います。

 

何気ないいつもの日に。

嬉しいお出かけの日にも。

お二人の暮らしに長く寄り添ってくれますように。

 

シダの葉っぱをくるりと指に巻くように。

オーダーメイドでお届けするシダの指輪は

金属素材や天然石をお好みにアレンジしてお作りしています。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

もちろん、ご予算についてのご相談も承っておりますので、

リクエストやご質問などありましたらお気軽にお声がけください。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

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こころみたされる。屋久島からオーダーメイドでお届けする “シダの指輪” 

こころみたされる。屋久島からオーダーメイドでお届けする “シダの指輪” #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

想いを届ける大切な日。屋久島に咲く花をかたどって婚約指輪をお作りしました #屋久島でつくる結婚指輪

想いを届ける大切な日を

応援できるのが嬉しい。

 

屋久島に咲く花をかたどって婚約指輪をお作りしました。

タンカンの花の指輪

 

 

プロポーズに合わせて彼と一緒にここまで歩んできたので、指輪が出来上がって喜びもひとしおです。

愛情あふれる日々にありがとうございました!

 

デザイン作りでは海を越えてサイズゲージをお送りしたり、何度もメールを交換したり。

島の南部にはサキシマフヨウの花が咲き、空に広がる鱗雲が秋の訪れを告げました。

そのようなオーダーメイドの日々もまた、今となっては素敵な思い出です。

ミカンの花の婚約指輪 ありがとう、ここまでご一緒してきたオーダーメイドのいろいろを思いしながら #屋久島でつくる結婚指輪

 

婚約指輪は出来上がったのだけど、

お二人にとっては実はこれからが始まりなのですね。

 

このリングがお二人の暮らしに寄り添ってくれますように。

屋久島から想いを込めてお届けしました。

 

イエローゴールドと、プラチナ、ダイヤモンド。

普遍的な素材の組み合わせを選んだのは、

これから先ずっと長くお使いいただけるように、という願いがあったから。

エンゲージリングに抱くイメージはやっぱり永遠なのですね。

 

プラチナでかたどった5枚の花びらは約8mmほど。

リングも細身に仕上げてあるので、結婚指輪とのマッチングもお楽しみいただけると思います。

 

「大切な記念のジュエリーなので!」と、

彼と相談を重ねていつもよりも大きめのダイヤモンドをセットしたのもよかった!

 

ミカンの花、細身のリング、大きなダイヤ、光沢仕上げ。

実は初めて挑戦したデザインだったけど、眺めていると本当に素敵で!

 

大切な想いから生まれたジュエリーはいつも新しいのだなあ、と

胸の奥にグッと響くものがありました。

 

大切なひとに花を届けるように。

オーダーメイドでお届けする婚約指輪は

天然石やや金属素材をお好みにアレンジして、

お作りしています。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

もちろん、ご予算についてのご相談も承っておりますので、

リクエストやご質問などありましたらお気軽にお声がけください。

 

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サキシマフヨウの花いっぱいに囲まれたアトリエより。

楽しいジュエリー作りをありがとうございました!

またいつの日かお二人で屋久島にいらしてくださいね。

 

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屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

 

プラチナとシャンパンゴールドと。屋久島の雨上がりに眺める結婚指輪のシルエット #屋久島でつくる結婚指輪

しとしと雨降りの日が続いている。

春を思わせる暖かな雨だ。

海の前にあるアトリエでは湿度を帯びた潮風が強く吹き付けていて、窓越しにゴロゴロと波の音が聞こえてきた。

 

 

もう少しすればお二人が日本に帰ってきて新しい暮らしを始めることになっている。

春にお届けをできるように結婚指輪を作り進めている。

手仕事ならではの温度感、屋久島で結婚指輪をつくること #屋久島でつくる結婚指輪

 

さて、二月の始まり。

島に暮らしていると、ところどころに季節が移りゆく兆しのようなものに出会えることがある。

アトリエの庭先では百合の株がポコポコと姿を現し始めていてむっちゃ驚いた。

百合の株は腰くらいまで丈を伸ばし、ゴールデンウィークごろには優雅な花を咲かせることになる。

どこかのお城に飾っていそうなくらいに完璧で美しい白百合だ。

 

少しずつではあるけれど、休むことのなく進み続けている。

そのような植物たちの姿を見るといつも励まされる。

今日も作っていこう、と。

 

いよいよこれがお二人の結婚指輪作りのラストタッチである、

そう自分に言い聞かせるように作業机に向かった。

 

表面を丸く削り出したリングには緩やかなカーブを仕上げて仕上げるので、酸素トーチの炎に包んでプラチナを柔らかくしておく。

プラチナの作業温度は高い。リングが真っ赤に熱を帯びる。

 

同じ金属で同じデザインの指輪なのにこんなにも手触りや扱いが違っているものだなと、いつもながらに面白く思う。

 

今頃ボストンには雪が積もっているだろうか。

なぜだか不意にお二人のことを思い出した。

 

リングの造形がひと段落した頃、山のずっと上の方に虹を置いて雨雲は遠ざかっていった。

 

そのタイミングに庭先で出来上がったシルエットを眺めておく。

柔らかさと。力強い輝きと。

2.0mm幅のラウンドシェイプ、緩やかなカーブを纏ったデザインである。

 

ぴたりお揃いのデザインで作った彼女のシャンパンゴールドと。

ありがとう!

 

最後にリングの内側に刻印を施して、お二人のリングは出来上がりとなりますが、

この続きはまた別のお話で。

シンプルで特別で、お二人だけの結婚指輪をご覧いただけると思います。

完成編はもう少し先のお楽しみに!

 

 

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手仕事ならではの温度感、屋久島で結婚指輪をつくること #屋久島でつくる結婚指輪

彼のリングを作り始めるその前に海まで出かけました。

いつものビーチで眺めた雲も、打ち寄せる波もが春めいてます。

浜辺を裸足で歩いて仲間と一緒に何本かの波に乗ったら気持ちが新しくなりました。

 

 

彼女のシャンパンゴールドから彼のプラチナへ。お二人の指輪作りはバトンをリレーしたところです。

屋久島の季節とともに愉しむシャンパンゴールドの風合い #屋久島でつくる結婚指輪

 

ジュエリー作りの細やかな作業の周辺に、ふわりと和らぐことのできる自然があるのは島暮らしで助かるところだなと思います。

今日も屋久島に癒されながら。

 

指輪作りでは案外数字もたくさん出てきます。

リングを鉄鋼ヤスリで削り出す前にはその表面に細いガイドラインを描いておいきました。

0.5mmのところ、0.9mmのところ、といった具合にポイントを定めてぐるりとラインを囲む。そしてそのラインを超えないように、角度を変えながら手を動かしてゆくのです。

シンプルでアナログな手法ですね。

機械みたいに精巧ではないのですが、そこには心地の良い歪みというのでしょうか。手仕事ならではの温度感が生まれるように思います。

やっぱりこれが好きだなと思います。

 

お二人は相談会の時にアトリエに来てくれたのですが、その2階が作業場になっていて、ほぼ一日をここで過ごしています。

リングにガイドラインを描いたら、あとはタッチを積み重ねてゆく。ただただ心を真っ白にして。

そんな時間が何よりも心安らぐのは屋久島の空気感のおかげだろうと思うのです。

 

まだ二月が始まったばかりなのに、屋久島サウスにはふわふわと暖かな空気が漂っています。

 

リングの表面は滑らかにカーブするように造形しました。側面には若干の平面を残しています。

こうすると柔らかさの中にシャープな印象も感じていただける。わたしのお気に入りのフォルムなのです。

 

この次は内側を丸くする作業であります。

ルーペ越しのその細部を眺めながら、屋久島の春に包まれるような安らかなつけ心地を思い描いています。

 

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Happy Day! 屋久島のアトリエで結婚指輪をお渡しした日 #屋久島でつくる結婚指輪

出来上がった結婚指輪をお二人が受け取りに来てくれました。久しぶりの雨が降って春みたいに暖かだったアトリエにて。

ケースを開いた時の喜びやリングを交換するときのドキドキ感を、一緒に受け取ることができてとても幸せでした。

オーダーメイドでご一緒した数ヶ月を経て一輪の花が開いた瞬間のようにも感じられました。

 

おめでとうございます!屋久島サウスに咲き始めた菜の花をお二人に。

ここから始まった素敵なジュエリー作りにありがとう!

 

彼女のピンクゴールドと彼のプラチナ。

ぴたりとお揃いのデザインでお作りいたしました。

 

シンプルで、特別で、お二人のリングが私もお気に入りなのです。

使ううちに味わい深く、体の一部のように感じていただけると思います。

 

そしていよいよ指輪作りはひと段落となりました。

けれども、お二人にとっては新しい始まりでもあるのですね。

 

これから育まれてゆくお二人の時間に、この指輪が優しく寄り添っていてくれますように。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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完成編

屋久島の友人にお届けする、ピンクゴールドとプラチナの結婚指輪。すっきり細身、スクエアシェイプでお揃いに #屋久島でつくる結婚指輪

始まり編

屋久島の友人に届ける結婚指輪作り、お二人と小さな一歩を踏み出しました #屋久島でつくる結婚指輪