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ひかりの指輪。屋久島からお二人にお届けするオーダーメイドの結婚指輪 #動画編

出来上がったばかりのプラチナリングは朝の木漏れ日の中で眺めた。まるでそれはひかりのかけらのように。シンプルなプラチナリングではあるけれど、お二人の“好き”を集めて造形すると、大切な思いがが多彩な表情を創る。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

オーダーメイドで大切にしたい、シルバーとプラチナの比較編 #屋久島でつくる結婚指輪

太陽の光で眺めるシルバーとプラチナ。

上がシルバーで下がプラチナです。

ほんのりとした色感の違い、わかりますでしょうか?

 

結婚指輪作り、ジェリーのオーダーメイドで

とても大切になってくる

白色系金属それぞれの特徴。

プラチナは耐久性が高いと聞いたことがあるけれど、、、

色は同じなのかな?変色したりもしますか?磨き仕上げは?お値段の違いもあるの?

たしかに、未知なところが多いのも実際のところかと思います。

 

つい最近もこのようなメッセージをいただきました。

「シルバー、プラチナ、ゴールド色々ありますが、

錆びにくい、色合い

それぞれの良いところや苦手なところなど教えて頂けるとこちらも有難いです。」

 

はい。お任せください。

皆さまの暮らしに長く寄り添ってくれるジュエリーをお選びいただけるよう、

今日はシルバーとプラチナの比較編をお届けしたいと思います。

 

 

 

ジュエリーの素材として使うシルバーとは、純銀に微量の銅を混ぜて強度を高く配合したもの。

一方、プラチナは同じく微量のパラジウムやルテニウムを配合して出来上がる、シルバーとは全く別の素性を持った金属。

 

奥がシルバーで、手前がプラチナ。

 

まず目に入ってくるものに

色感の違いがありますが、

 

シルバーが軽やかなライトトーンで、

プラチナが明暗のコントラストの高い重厚感のある印象です。

輝きもプラチナのシャープで力強いように感じます。

 

 

 

2本とも、プラチナをマットに仕上げたリング。

 

 

 

同じプラチナでも表面を幾重にも磨き上げて

光沢仕上げにすると、

 

こんなにも表情が変わって

まるで別の金属のようにも見えてきます。

 

柔らかに体の一部になるようなマット仕上げと

鏡のように世界を写す光沢仕上げ、といったところでしょうか。

 

プラチナマット仕上げののダークトーンが重く感じる場合は、

光沢仕上げにするとまた別の印象になりますので、

こちらもぜひご検討ください。

 

作業中に金属を手にすると、

それぞれの質感の違いもかなりあって、

まるで呼吸をしているように感じられることもしばしばなのです。

 

 

 

そして、シルバーのリングをマット仕上げに。

 

シルバーはプラチナの半分ほどの重さで、

どちらかといえば柔らかな質感なので、

シルバーでお作りする際は気持ちボリュームをアップさせて

強度を高めてデザインするのをおすすめしています。

 

逆にプラチナは硬く耐久性に優れているので、

結婚指輪のどの

細く繊細なデザインにも親和性も高くて嬉しい。

 

同じデザインを彼女はプラチナで。

彼はシルバーで。

 

ペアでお作りする結婚指輪では

素材を一緒に表面違いを変えて、

素材を違えて表面仕上げを同じに、

もちろん、ピッタリお揃いも、

 

2種類の金属のはずなのに、

チョイスがまた幾つにも増えて嬉しい悩み。

 

 

少し長くなりましたね、いかがでしょうか?

ここで少し一呼吸をおいて。

もちろんお電話いただいても大丈夫です。

 

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さて。

そしてもう一つ、一番大きな違いが変色の有無です。

 

シルバーは経年による変色がありますので、

定期的にメンテナンスを行いながらお使いいただくイメージです。

温泉はNG。涙涙。

 

プラチナは変色ない素材ですので、

ずっとつけっぱなしOK。

メンテナンスフリーなのが最高に嬉しい。

温泉が大好きなわたしも安心の素材なのでした。

 

 

プラチナの煌びやかでシャープな輝きが素敵。

 

 

シルバーの柔らかさにも癒されます。

 

ほんと

どちらも素敵な素材なので迷ってしまいそうです。

 

 

最後に、価格の違い大切になってくるところなので、

ここは慎重に検討してゆきたいところ。

 

もちろん、ご予算に合わせた制作もさせていただきますので、

ふわりとした素材やデザインのイメージなどありましたら

お声がけよろしくお願いいたします。

わたしの方からもデザインのご提案をさせていただきますね!

 

オーダーメイドのジュエリー作りは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

ひとつだけのジュエリーを一緒に作ってまいりましょう。

 

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屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

いつもありがとう。結婚指輪、10年目のリメイク作業。”屋久島でつくる結婚指輪

雲の合間を通り抜けた太陽はいつもよりも少し遅い時間に姿を表した。休むことなく繰り返す日々ではあるけれど、想像する未来が新しい一日をつくる。

島での暮らしももう10年を超えたのだけど、不思議に感じているのは繰り返す自然のリズムと、営まれる暮らしにある新鮮さである。同じサキシマフヨウも違った角度からフレームを切り取ることができる。朝の光の中に新しい調和をみつけることができる。きっと世界は同時にいくつもの今を宿しているのだろう。リズムを合わせるだけでよいのかもしれない。

これまでの時間と、そしてこれからの時間を想像して紡いでゆくリメイクの作業はいつもワクワクする。ときどき未来のイメージを変えてみたりもできる。

心躍る日々、リメイクジュエリーのススメ。#屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

お二人とはもう10年ほど同じ島の仲間でご一緒しているのだけれど、たまにお会いすると、いつも変わらないよなー、と思ってしまう。ほんと、島の季節のように。

いや、そんなことはないよ!と言われそうなのも、たしかに。もしかすると、お互いがお互いにとって季節のような存在なのかもしれない。

いつもここにあるもの全てにありがとう。

そして今日も作業机に向かっている。

結婚指輪ともう一つ、彼が彼女へのプレゼントに選んでくれたリングがあって、今回はそれも一緒にリフレッシュすることに。

セットしていた天然石は一旦外してシンプルなリングを作った。できるだけ原型を残しつつのリメイク作業だ。お使いいただいていた時の印象もまだたくさん残っている。彼にもきっと喜んでいただけるだろう。

結婚指輪は新しいデザインに生まれ変わって、もう1本のリングがこれまでの結婚指輪のデザインを受け継ぐというループ感。細いリングの表面は金槌でコンコンと叩いて仕上げてゆく。

おお、シンプルだけど今までには新鮮さがあって!これは嬉しい発見かもしれない。とっても印象的なスタイルだ。

2本のリングの造形作業がひと段落して庭先に出てみると空に秋色のグラデーションがとても綺麗だった。空気はひんやりして冷たく感じられたけれど、それが心地よくて思い切り背伸びをする。

今日にありがとう。

こう思えることもまたいつものあるあるなのだとすると、日々の繰り返しがとても素敵なものに感じられた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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2.0mm and 2.3mm round in 18k yellow gold with blue diamond #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k yellow goldsize:2.0mm and 2.3mm wide

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島の祝福と癒し。オーダーメイドでお届けする、ご結婚25周年の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島で出会った小さな幸せ、ツユクサをかたどった小さなネックレスが出来上がりました

日々の暮らしの中にささやかな喜びがたくさんある。ツユクサをかたどった小さなネックレスが出来上がった、雨上がりの朝に。

美しい花々はたくさんあるけれど、野に咲くツユクサに出会ってしみじみと喜びを感じる瞬間が好き。ふと何気なく、あたたかな気持ちに包まれる。世界はいつも輝いている。

 

きっと彼女とは大切にしているフィーリングが似ているに違いない。海を越えて遠く離れてはいるけれど、仲間ができたような気がして嬉しい。

「そうそう、この素朴だけど魅力的な感じですよね!」なんてメールで盛り上がったりもしたのも楽しかったなあ。素敵な出会いにありがとう。

 

今日はワクワクする気持ちを分かち合いながらオーダーメイドしたネックレスのお話を。

庭先で小さな感動に出会えることがある。

ツユクサのネックレス silver, 18k yellow gold, aquamarine

ツユクサのジュエリーにはやっぱりアクアマリンがよく似合う。チェーンの両端を持って掲げてみると、透明なブルーが雨上がりの情景にすっと溶け込んで見えた。

ときおり風が吹いてゆらゆら、そんな風情もまた楽しい。

木々に囲まれた薄暗さの中でも明るい白さはシルバー特有の輝きだろう。花弁を模して小さなゴールドの粒を三つ添えてみた。お花の大きさが約7mmほどととても小さくて、それがかえって印象を際立たせている。

花飾りのような、お守りのような、胸元にスッと落ちる繊細なペンダントだ。

まさかの!季節外れにツユクサが咲いていたのも素敵なタイミングだった。

なんだかとても幸せな気持ちに包まれていた一日の始まり。

そうそう、ツユクサって小さなチョウチョにも似ていませんか?

雨がまた降り始めてきたのでネックレスをケースに入れてバナナの木の下で眺めた。雨と花、南国の風情と。屋久島で生まれたジュエリーだなと思う。この空気感も一緒になって海の向こうに届くと嬉しい。

今日にありがとう。

 

日々いろんなことが起こるけれど、小さな幸せを選びながら歩んでゆけると素敵ですね。

楽しいジュエリー作りをありがとうござました。

 

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