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大好きなミモザをモチーフに!屋久島でオーダーメイドする、お二人だけの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

 

大切な日に花束を贈るように。

 

ミモザをモチーフにしてお作りしたエンゲージリング。

 

イエローゴールドとイエローダイヤモンドを組み合わせて、

屋久島からオーダーメイドでお届けいたしました。

 

 

出来上がったばかりのリングを庭先のミモザの下で眺めていると、

木漏れ日の中で祝福の光に包まれます。

 

光のしずくのような、

風にそよぐ羽のような、

ミモザは花も葉っぱも大好きです。

 

 

ミモザ仲間、といいましょうか。

植物が大好きなみなさまにお声がけをいただいて、

これまでもたくさんジュエリーをオーダーメイドしてまいりました。

 

植物モチーフのジュエリーは

草花を摘んで見に纏うようなフィーリングが素敵なのですよね。

 

ふわりと優しい気持ちに包まれるような。

懐かしい感覚を思い出します。

 

そんな大好きなジュエリーの中から

今日はわたしのお気に入りをご紹介させてください。

 

みなさまと屋久島と、

素敵な出会で生まれたオーダーメイドのリングたちです。

屋久島からお届けしたエンゲージリングを、

いよいよ彼が彼女に手渡す日になって気が付きました。

 

3/8日はミモザの日。

 

ほんと、花束をプレゼントするようで素敵だなと、

幸せいっぱいのジュエリー作りだったのをよく覚えています。

 

大小並んだイエローゴールドのドット。

ゴールドの間に散りばめた5粒のイエローダイヤモンド。

ミモザの花をイメージしてイエロー単色にまとめたのがよかった!

 

 

そして、お二人から最高に嬉しいお便りが届きました。

 

おめでとうございます!

 

小さなリングではありますが、

そこにはお二人の大切な想いが詰まっていて、

作った自分ながらに胸が熱くなりました。

 

 

 

実は、ミモザのジュエリーを作りたくて数年前に庭に植えたミモザの木。

台風の季節も無事に通り抜け、

すくすくと育っています。

 

 

たとえば、

葉っぱモチーフの彫刻模様はいかがでしょうか?

 

婚約指輪はお花をかたどったので、

結婚指輪には葉っぱ模様を刻み込みましょう!

そんな素敵なアイデアが生まれるオーダーメイドの時間はいつも楽しい。

 

リングの内側に施す装飾は、

つけている時には見えないのだけど、

内側に施す装飾はにはどこか約束のような、

心に響く感覚があります。

 

 

葉っぱの彫刻模様のリングと、

葉っぱをかたどったリングのお揃い感。

 

ああ、春が待ち遠しい 笑

 

 

いつも感心してしまうのですが、

同じミモザのモチーフでも、

こんなにも違ったデザインに出会うことができる喜びがあります。

 

もちろん、ぴたりと同じデザインも

今までに生まれたデザインをバトンタッチするように、

素材を変えて、好きなスタイルのアレンジしてみるのも楽しい。

 

 

 

植物大好きな皆さまへ、

大切な記念のプレゼンントに、

結婚指輪をお探しの皆さま、

もしピンとこられたら、是非お声がけください。

 

サイズを合わせて、

お好きな素材にアレンジして、

ご予算に合わせて、

オーダーメイドでお届けしています。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

降り注ぐ島の光。

 

屋久島サウスのアトリエから。

みなさまに幸せなジュエリーをお届けできますように。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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tel: 0997-47-3547

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

大好きなシャンパンゴールド、細くて肌馴染み良い結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

庭先では山茶花の蕾がずいぶん大きくなっている。明日にはもう開花するのかもしれない。

シャンパンゴールドのリング越しに一年ぶりの紅色を眺めて。

 

結婚指輪の相談会でお二人に会った夏の終わり頃

屋久島の友人にお作りする結婚指輪相談会の日。幸せいっぱいだった日。

 

大きな台風が過ぎ去って、島にはハイビスカスがまた咲き始めて、そしてサキシマフヨウ、コスモスも咲いた。

ワクワクする!

南国の色とりどりに包まれる制作の日々にありがとう。

お二人と屋久島の季節を分かち合いながら結婚指輪をオーダーメイドすること。 #屋久島でつくる結婚指輪

 

花々は美しくていつも癒されるけれど、ゴールドの色彩や輝きもまた特別なものだと思う。

金属には朝も夜も、何百年も先までその色彩を失わない永遠性がある。

それもまた、結婚指輪の素材にと愛されてきた理由なのだろう。

 

意外と知られていないのだが、純金は指先で変形できるくらいのとても柔らかな素材なので、

装飾品として使うことができるように、別の金属を数種類配合して硬く仕上げてある。

その数種類の金属を何を混ぜるかによって、出来上がるゴールドの色彩が決定されるのだ。

金は純度100%を24と数えるので、75%で18金。残りの25%が別の金属というわけだ。

 

ゴールドの中でもシャンパンゴールドの色彩はとても穏やかに。

夕暮れ時の眩い、そして柔らかな黄昏色のように感じられる。

あるいは植物にも近しいフィーリングなのかもしれない。

体にもスッと溶け込んでくるような肌馴染みの良さが大好きだ。

 

お二人もアトリエで手に取って気に入ってくれたシャンパンゴールドだ。

その優しい手触り感に今日も癒されながら。

彼女のリングはとっても細い、でもゴールドの重みや存在感が確かに伝わってくる。

鉄鋼やスリ一本で角ばった表面を削り落としていって

リングの表面に丸くて柔らかなラインが現れた。

少しずつ少しずつ、お二人のイメージが形になりつつある。

 

ヤスリをペーパーに持ち替えて、庭先で少しほっこりと。

そしてまた作業は続いていく。

 

それにしても、ほんと金属は生きているようにも感じられて!

毎回が同じじゃなくて、全て試行錯誤を重ねるようなタッチになるのだけれど、こうしてトライできる日々は素晴らしい。

一人ではなくて世界と一緒に歩んでいるような気がする。

今をキャッチしながら作り進めていこう。

 

みなさま素敵な週末を。屋久島からひかりいっぱいを。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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お二人と屋久島の季節を分かち合いながら結婚指輪をオーダーメイドすること。 #屋久島でつくる結婚指輪

秋の屋久島サウス、アトリエで迎える朝、オレンジ色からブルーへ、エネルギッシュな鳥や虫たちの声、少し冷たくなってきた潮風。

 

お二人と島の季節を分かち合いながら結婚指輪をつくる。この時間にオーダーメイドの愛おしさがある。

爽やかな11月の始まりは、海の向こうに暮らす屋久島の友人にお届けする結婚指輪を作っている #屋久島でつくる結婚指輪

 

一人で作業机に向かってリングの造形作業を進めていると、ふとお二人を近くに感じることがある。ついさっきまでここにいたみたいに。

アトリエで夢中になってデザインの話をしていたり。

パーティーでグッときた感じだったり。

 

もしもお二人と出会っていなかったら、なかったこの瞬間だ。

今は遠く離れてはいるけれど、繋がることができてよかった。

 

そして朝のしずく。

 

朝の光が差し込んできたので庭先にしゃがみ込んでいつものように小さな世界を眺めていた。

細い草の先に小さな滴がポツリポツリとたくさん宿っていて!

こんなにも繊細で、力強くて、本当に良くできた造形だなと胸いっぱいになった。

 

ジュエリーのインスピレーションは屋久島の暮らしの中にあるのだけれど、やっぱり好きだなと思うのは植物や水が織りなすリズムだったり、バランス感。

 

このフィーリングに近づきたくて日々作業机に向かっているのだけれど、きっとジュエリーづくりだけじゃなくて、昔からずっと、みんなが暮らしの中で同じような気持ちを抱いているのではないかと思う。大きなものとつながっていたいのだ、と。

 

 

大きなもの、小さなもの。

島のかけらのようなお二人の結婚指輪をイメージしつつ。

火を当ててて柔らかにしたシャンパンゴールドは鉄の芯金に添えてコンコンコンと木槌で叩いていった。

丸くリング状になってくるのを目の前にすると、いつものことのはずなのに、いよいよ形になり始めたのだ!と胸が高鳴る。

 

左側が彼女のリングで、右側が彼のリング。

彼女のリングには細いところと太いところがあるの、わかりますか?

こうすると小さなリングにリズムが生まれて繊細な表情が現れる。

 

彼はしっかりと真っ直ぐに、均一幅のスタイルを選んでくれた。

アトリエでお会いした時、サンプルリングを手に取って即決だったのが印象的だったなあ。

 

少しずつ違っているかもしれない、だけれど2本のリングが並ぶとなんだかとても仲良し感が漂っていて!

眺めていてほっこりとした気持ちに包まれた。

 

寄り添い、一つになるようなお二人の結婚指輪だな。

素敵なイメージを見つけることができた。

まるで宝探しみたいな制作だ。

新しい発見にインスパイアされながら、今日もタッチを積み重ねている。

 

 

おまけ

大好きなハマユさんで過ごした誕生日の思い出。

裕子さんがオーダーした大きくて丸いプリンは皆既月食をイメージしていたとか、していなかったとか。

夕暮れ時になって、ハマユさんから宮之浦へ。欠けてゆく月を眺めながらのドライブが思いがけずすごかったーー。

 

そして宮之浦はパノラマさん!

何年か前にパノラマさんのカウンター越しに彼女と話した日のことを懐かしく想いながら。

 

コーヒーを淹れてくれたシーンとかも、あの日のことはとても鮮明に記憶の中に残っていて。

 

さらに、パノラマ店主とは19歳の頃にオーストラリアのビーチで過ごしていたりもして、

実は今この指輪作りもそこから始まっていたの?!と思うとやばい。胸のずっと奥の方がグッと響きました。

 

今を信じていこう。

全ての出会いに感謝します。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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爽やかな11月の始まりは、海の向こうに暮らす屋久島の友人にお届けする結婚指輪を作っている #屋久島でつくる結婚指輪

朝のコスモス畑で夢中になって眺めたしずくの世界。植物だけではなくて、わたしたちも同じように光や潤いを浴びて癒やされるのである。

爽やかな11月の始まりは、海の向こうに暮らす屋久島の友人にお届けする結婚指輪を作っている。

コスモスに澄み切った空、りんごのケーキも安納芋とアイスクリームも。秋の豊かさをいただきながら作業机に向かう日々だ。

屋久島の季節と幸せなお二人にありがとう。

屋久島の秋とシャンパンゴールド。お二人の結婚指輪を作り始める日の朝に。#屋久島でつくる結婚指輪

ファインダーを除いたり、海で泳いだり、花を眺めたり、おやつを食べたりして。

わたしにとっての日々の色々は、自身を癒して助けるためにあるのかもしれない。

そんな小さな喜びの数々を集めて集めて、気がつくと両手から溢れるようになっていた。

もしこれらのパッションに共感して必要としてくれる誰かがいるのならば、と信じることから始まったジュエリー作りだ。

島で出会った感動を分かち合うことができると何よりも嬉しい。

 

実は皆既月食だった昨日に誕生日を迎えて、新しい一年を始めるということで、ステートメント的な言葉をここに置いておきつつ。

 

さて、今日も作っている。

気持ち良い秋の日!

まずは最初の第一歩を。

火を入れて柔らかにする。そして、曲げたり叩いたりすると硬くなるシャンパンゴールド。

金属を手に作業をしていると、まるで生き物と対峙しているような感覚になる。

呼吸、みたいなフィーリングだろうか。

このシャンパンゴールドもかつて属していた地球の大地を想像することができて果てしない気持ちに包まれた。

作業の合間にずっと遠くを眺めたくなって、海を望む丘まで車を走らせた。

海面には岸から水平線までキラキラの絨毯が敷き詰められていた。

日差しは強くて眩しいくらいなのだけど、空気はひんやりとしていてそのバランスが絶妙で心地よい。

島にもいよいよ冬が近づきつつある。

 

とはいえ、昼間はショートパンツにTシャツ姿の人も歩いていたりして!

オレは長袖シャツにロンTを重ねていたりしたから

この色々感が南の島っぽくて楽しいのだけどー、となんだか面白く思った。

 

 

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ご結婚10周年のリメイクリング。屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

長くお使いいただいている結婚指輪を気分新たにリメイクいたしました。

もうすぐご結婚10年目。

イエローゴールドで作った2本のリング。

 

ジュエリーをオーダーメイドして10年が経ちました!と声をかけていただくことが最近は多くなってきたように思います。

なんとも幸せな瞬間です。

 

ひさしびりに島に帰ってきた機会に、新しいご家族と一緒に、

お修理のご相談で何年かぶりにお会いできたりするのも嬉しい。

 

同じ屋久島に暮らすお二人とは時々カフェでお会いしたりする仲なのだけど、

リメイクのひらめきは買い物中に出会ったのがきっかけだったのも屋久島っぽくてすごい。

 

あのとき、あの瞬間、

別のお店に行っていたならまた別の人生になっていたのだと思うと、

一つ人つの出来事がとても大切に思えてきて、

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

ありがとう!

お二人とは、屋久島の秋を分かち合いながらリメイクの作業を進めてきました。

いつもありがとう。結婚指輪、10年目のリメイク作業。”屋久島でつくる結婚指輪

 

たしかに、わたしたちの暮らしでは10年はなかなかに長いもので。

いろいろなことがあって、リングにも傷がついたり変形したり、

少し輝きが少なくなってきたなあと感じることもあるかもしれません。

 

心持ちも今にアップデートされているし。

新しくしたい、けれども全く別のものにするのは気が引けてしまう。

 

お二人からもいただいた、そんなご相談にお応えできるのが

金属の素晴らしいところだと思います。

 

 

10年前の素材はそのままに、

お二人の大切な記憶もそのままに、

形だけを変えて新しいリングを造形いたしました。

 

1本はシンプルに、つるりとした普遍的なスタイルに。

もう1本はキラキラと凹凸のある表面に仕上た細いリングです。

 

今のフィーリングに合わせてサイズもほんの少し微調整。

 

10年前にお作りしたリングの印象を残しつつ、

次の未来へとバトンタッチできるように、新しい風を吹き込んだデザインなのです。

 

 

さあ、いよいよリングをお届けする日。

僕たちが大好きなカフェで待ち合わせをすることに。

サキシマフヨウも満開でした。

 

 

これから先の10年にバトンをタッチする瞬間です。

いつもありがとう。

お二人の暮らしがたくさんの喜びに包まれますように。

 

 

カフェでは一緒にりんごのケーキをいただいて、

お持ち帰りもお願いして、

気がつくと閉店時間になるまで話し込んでいてびっくりでした。

 

よく考えてみると、

お互いもう10年以上前から知っているけれど、

こんなにも話したのは初めてだったのかも。

 

知っているようで知らないことは本当にたくさんありますよね。

 

いつもと同じ時間がキラキラと輝いて感じられることがある。

 

出来上がったリングにも新しい発見がたくさんあればいいなと思います。

この先もずっとお二人の暮らしに寄り添っていられたら、それはとっても幸せなジュエリーだと思います。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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