森の情景とともにお二人の結婚指輪を眺める時間。お二人のこれまでとこれから、屋久島での時間がキュッと詰まっている。杉の葉模様のプラチナリング。
お二人には屋久島の森でプロポーズがあったその次の日にお会いした。プロポーズにはその日に合わせて彼と一緒に婚約指輪を作ったのだけど、もうあれから半年以上も経ったのか。指輪をお届けする住所が変わったり、ご両人への挨拶があったり、お二人の大切な瞬間にご一緒できるオーダーメイドの時間はいつも幸せに満ちている。ここまでずっとずっとありがとう。
去年の秋から始まった指輪作りの物語を懐かしく振り返りながら、いよいよ完成した結婚指輪を眺めていこうと思う。
ちょうど晴れ間が広がったのも素敵なタイミングだった。光溢れる6月の森で。
そっと手に取ってみる。森の緑が共鳴していたプラチナリング。柔らかな質感、でもキュッと冷たくて確かな重みがある。杉の葉をかたどった模様はとても細やかで、キラキラと輝く光のかけらのようでもある。お二人も森でこの緑のキラキラの中を歩いたのかなと思いを巡らせながら。
杉の葉模様、波のリズム、お揃いのアウトライン。お二人と一緒に作ってきた印象の数々を手のひらに眺めている。
泉の近くで咲いていた小さな花をお二人に。
そういえば彼女には菜の花をモチーフに婚約指輪をお作りした。彼女のお名前から始まった新しいデザイン作りだったなあ。
そうしたら、結婚指輪は彼のお名前にちなんで波のフォルムを作りましょう。
そんなやりとりで始まった結婚指輪作りだったから、最後は屋久島の海から送り出そうと決めていた。
六月の波打ち際。
もうすぐ夏なのか。季節を半周、お二人とご一緒したのも感慨深い。
一つの波が岸に打ち寄せて、また新しい波がやってくる、ですね。
お二人のこれからが素敵な時間に包まれますように。
ご結婚おめでとうございます!
屋久島より、ありがとう!
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