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屋久島の12月の花とジュエリーと #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。庭先ではマゼンタから黄色へと衣替えをして。流石にこちらも寒く感じる日が多くなってきました。お餅や小豆も少しフライングして楽しみながら。今年をラストスパートしていきたいと思っています。今月はクリスマスもあって、結婚指輪、婚約指輪のハッピージュエリー多めに。皆さま、12月もよろしくお願いします♪

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島時間に包まれて。自然のかけらのよう、シャンパンゴールド×プラチナ結婚指輪作り

屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドとプラチナを組み合わせて、2本のリングを紡いでいる。

11月の終わりは、爽やかな海の情景を眺めながら結婚指輪を作っている。その海を越えてお二人とは秋からデザイン作りを続けてきた。新しい発想が生まれると、そこに新しいチャレンジが生まれるので、オーダーメイドの指輪作りではお二人の“好き”だったり大切な想いがデザインに広がりを与えてくれるのだろう。

海の中で目にする、いつもとはまた違った景色が好きだ。波が作るラインはいつも美しいし、夜明けだったり、サンセットタイムだったり、体ごと色彩に包まれる感覚はもう!自然の織りなすリズムはいつも優しく心に響いてくる。

そんな島時間に包まれながらの制作日。波のリズムをテーマとした指輪作りのお話を。

 

プラチナとシャンパンゴールドをバーナーの火にかけて接続したところまで書きました。工程の一番最初にクリマックスがあるパターンで、なかなか緊張する場面!

シャンパンゴールドとプラチナと。屋久島の海を感じながらお二人の結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪 

綺麗にスクエアに整えられた彼のリングは、ここから丸く柔らかに造形することに。鉄鋼ヤスリの削り出しは一度進むと戻ることはできない作業なので、ここからは一気に、休みなく進めたいところ。

組み合わさる素材の見え方にこだわって。指元すっきりとなるように、シンプルに形を整える。彼が書いてくれた手紙を思い出しながら。

プラチナとシャンパンゴールド。重なり合うラインがすっと浮き上がるデザインに出会えた。お二人との指輪作りにありがとう。きっとこれは偶然のような必然なのだと感激。

お二人がいて、屋久島があって、わたしがいて、この巡り会いもまた自然の一部だとすれば、手の中にある小さなリングが自然のかけらのように思えてくる。

ゆっくりといこう。波のリズムに合わせて作っていこう。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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シャンパンゴールドとプラチナと。屋久島の海を感じながらお二人の結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪 

プラチナとシャンパンゴールド、お二人が選んでくれた素材を組み合わせて、新しいデザインの指輪を作り始めている。海まで続く小さな森を歩いてからの、今日の結婚指輪作り。

波打際だったり、水平線だったり、海のイメージ。色の違う二つの金属が組み合わせると、波のように緩やかなガーブを描く境界線を見ることができる。

これから火を使う前に、小さな森を歩く。

アトリエから海まではこの小さな森をくぐり抜けて3分ほど。

今年はいつもよりもずっと暖かいような気がしているのは毎年のことかも。

屋久島の暮らしで素敵なのはジュエリーのモチーフやテーマを身近に感じながら制作できることだと思う。

海からのアトリエに。

いよいよ二つの金属をピタリと組み合わせる。前半のクライマックスだ。

シャンパンゴールドとプラチナが混ざり散らばって、波のラインを抱いたリングの周りにきらめきを放っている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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3.0mm square and 1.6mm-2.6mm round in platinum with “Getto” pattern #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum, blue topaz
size:top 1.6mm-2.6mm, bottom 3.0mm

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

お問い合わせ
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屋久島の友人にお届けする、月桃模様の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の友人にお届けする、月桃模様の結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

秋の屋久島より。これから海の向こうに届ける、お二人の結婚指輪。とても小さなリングではあるけれど、お二人の大切な思いだったり忘れない場面が、確かにここに詰まっている。

そういえば、ある船がきっかけになって、お二人は出会ったのだと言ってくれたよな、と目の前を通る船とお二人の新しい始まりを重ね合わせたり。リングにセットしたブルートパーズも海と響き合っていた。きらきら。

まだまだ暑い秋の屋久島。お二人とは夏からたくさんの時間を共有してきた気がしている。最後のしずくギャラリーだったり、彼女が長く暮らした島からの旅立ちだったり、ご入籍の時も、指輪作りの話をしながら繋がっていてくれてありがとう。

 

ハイビスカスも、プルメリアもサキシマフヨウも咲いた、屋久島時間の指輪作りだったなあ。

サキシマフヨウ 、ハイビスカス、プルメリア、屋久島の季節とともに結婚指輪を作っています #オーダーメイド

 

島での結婚指輪作りは巡る季節とともに、ヤスリや金槌片手に作業机に向かう日々なので、いつもそこからフワリとした屋久島の空気感をインプットしながら作業は進む。目に見える造形のずっと向こう側にある、響くものについて考えている。お二人と一緒に作ったデザインに加えて、そんな島の情景もエッセンスになっていて、そこから生まれる指輪はやっぱり一つだけのものだろうと思う。

 

海のイメージも植物のイメージも。屋久島のかけらのようだった結婚指輪作りを思い出しながら、海からの帰り道を、屋久島サウスの情景とともに指輪を眺めながら過ごすことにした。

海を望む教会の近くに広がったコスモスをお二人に。おめでとうの気持ちでいっぱいに。

月桃の葉がしげる森のなかで。

お互いが違っているけれど、重なり合って、繋がって、一つの何かが生まれるような、お二人が伝えてくれたのはそんなイメージ。

島の暮らしで馴染み深い月桃の彫刻模様は、リングを重ね合わせるとピタリと一つになるようにデザインしました。

指輪の素敵なところは自分の目で楽しむことができることだろうと思う。ふとした瞬間に、島の風を感じていただけると嬉しい。

 

シンプルなラウンドシェイプ とスクエアシェイプ のフォルム。木々の間から差し込む光に照らされて、プラチナ特有のコントラストが浮き上がっている。

模様のないつるりとした面にはこれから小さな傷かついたりして、それもまた素敵な装飾になっていくなだろう。真っ白なキャンバスに色を塗り始めるようなワクワク感に包まれながら。いよいよお二人にバトンタッチすることにしよう。楽しい指輪作りをありがとう。

 

そしてまた、またここでお会いしましょう。

ご結婚おめでとうございます!

 

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