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受け継いだダイヤモンドを使ってしずくのネックレスをつくるお話 #屋久島でつくる結婚指輪

目を覚ました時、屋久島はまだ暗闇に包まれていました。

窓の向こうには新しい一日の柔らかな光を受けて青の中に黒い影が浮かび上がってくる。

静かな秋の朝でした。

新しいジュエリー作り始めるのにとても良い日のように思えました。

 

 

彼女がアトリエに来てくれたのは先月のこと。夏の余韻を感じさせる、とても暑い日だったのを覚えています。

ワシントンから来てくれて本当にありがとう!

Story of custom-made pendant  Yakushima, Washington, the diamond she inherits from her family

 

彼女はワシントンから一粒のダイヤモンドを持ってきてくれました。

そのダイヤモンドは彼女が生まれた時に彼女のお父様がお母様にプレゼントしたリングにセットしてあったものなのです。

アトリエではそのダイヤモンドを使って小さなしずくのネックレスをオーダーメイドする相談を。

 

 

彼女が受け継いだダイヤモンドを使ってしずくのネックレス作るお話の始まりです。

一滴の雨粒がやがて波紋を広げるような、何かが始まる予感に包まれながら。

 

作業台の上には彼女から受け取った一粒のダイヤモンドとk18イエローゴールドの小さな塊を用意しました。

わたしたちが一緒にイメージしたデザインがあって、あとは少しばかりの工具と彼女の大切な想いと。

それだけあれば美しいジュエリーを形作るのに十分のように思えるのです。

 

いよいよ最初の第一歩です。

喜びを分かち合いましょう!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

in English

The beginning of the story making “Shizuku” pendant in Yakushima Island, Japan

 

The beginning of the story making “Shizuku” pendant in Yakushima Island, Japan

When I woke up. It was still dark in Yakushima.

With the soft light of the new day, the black shadows were standing out in the blue.

It was a quiet Autumn morning.

I felt it was a nice day to give the first touch to new work.

 

 

She came to my studio last month. It was a hot day that felt like the afterglow of the summer.

Thank you so much for coming from Washington!!

Story of custom-made pendant  Yakushima, Washington, the diamond she inherits from her family

 

She brings one piece of diamond from Washington. 

The diamond was set in the ring that her father gave her mother when she was born.

And we talked about custom-made pendants making with this diamond.

 

 

It is the beginning of the story making “Shizuku” pendant.

“Shizuku” means a drop in Japanese. 

With feeling something will begin like a drop of rain makes a ripple. 

 

I prepared the diamond that I received from her and a small piece of k18 yellow gold. 

There is a design we made together. And some tools and her precious feeling for the necklace.

I think they were enough to make a small beauty.

 

Finally, I took a first step.

Would be happy if we could share the happiness.

 

 

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in Japanese

受け継いだダイヤモンドを使ってしずくのネックレスをつくるお話 #屋久島でつくる結婚指輪

ツワブキ、オウレン、リンゴ椿 屋久島の冬を眺めながら小さなネックレスを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

 

出会う花々に癒される冬の訪れを

森に里に、花に出会える冬の訪れを、実は密かに待ち侘びていました。

 

驚くほどに寒い朝、シャキッとした空気、雪景色

そのような時間の中で花を眺めると、

その躍動感に、元気な姿に癒される方も多いのではないでしょうか。

 

 

ツワブキ、オウレン、リンゴ椿

季節の花をかたどる小さなネックレス。

屋久島の冬を眺めながら作ったジュエリーたちです。

 

ツワブキのネックレス platinum, yellow sapphire

 

小さなネックレスにすると、

まるでヒカリのかけらを手にしたみたい。

 

屋久島の暖かな12月を想いながら、

プラチナとイエローサファイア で作りました。

 

ツワブキの指輪 18k yellow gold, diamond

 

そしてそして、

ツワブキの花は指輪にもなっているのです。

 

ポコポコと黄色い光を眺めているようで希望に満たされます。

屋久島で出会う感動が小さなジュエリーになって皆さまに届きますように。

 

1月。

屋久島に寒い冬がやってきます。

 

椿のネックレス platinum, 18k yellow gold, ruby

 

どこか和の趣を感じる椿の花が大好きです。

 

画像のネックレスはシルバーですが、

プラチナであるいはピンクゴールドでお作りするのも素敵なのです。

 

素材選びから始めるオーダーメイドのジュエリー作りはいつも楽しい!

 

オオゴカヨウオウレンのネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

2月。

森に積もった雪が溶け始め、オウレンの花が咲いたら春が近くまでやってきた合図です。

 

可憐で、気品があって、

オウレンのイメージはやっぱりダイヤモンドなのですよね。

 

 

ずいぶん前のこと、

森で出会ったオウレンの花に感動をして、

実物大でネックレスを作り始めたのがこのお花シリーズの始まりだったのはここだけの話。

 

小さな花にそっと近づけて眺めると、まるで森の一部のようにも見えました。

 

 

さりげなくて、でも特別で。

屋久島のかけらのようなネックレスは、

金属や天然石の種類をお好みにアレンジして、

お作りしています。

 

チェーンの長さもご自由にお選びいただけますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

ここで出会った感動を、皆様と分かち合うことだできれば幸せです。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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tel: 0997-47-3547

 

 

プルメリア、サキシマフヨウ、コスモス

コスモス、芙蓉、プルメリア、秋の屋久島に咲く花に憧れて小さなネックレスを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

紫陽花、梅雨くさ、ひまわり

紫陽花、ツユクサ、ひまわり、屋久島に咲く季節の花かたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

紫陽花、梅雨くさ、ひまわり

紫陽花、ツユクサ、ひまわり、屋久島に咲く季節の花かたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

プルメリア、サキシマフヨウ、コスモス

コスモス、芙蓉、プルメリア、秋の屋久島に咲く花に憧れて小さなネックレスを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドでお二人だけの結婚指輪をお届けしています。

 

海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

 

k20イエローゴールドの響き、屋久島からロサンゼルスにお届けする結婚指輪の物語 #屋久島でつくる結婚指輪

ビーチで眺めたシルエット。

素敵な夕暮れ時でした。

お二人の結婚指輪がオレンジ色の光に、打ち寄せる波の音に溶けていきそうでした。

 

その佇まいはとても優しくて、穏やかで。

お二人の印象と重なって見えました。

 

 

お二人は今ロサンゼルスに住んでいます。

初夏の雨に包まれていた相談会の思い出。

遠くからアトリエまで会いきにてくれてありがとう!

アメリカから屋久島に新婚旅行で訪れたお二人と、雨の日の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

花を眺めたり、月も、夜明けも、りんごのケーキも。

豊かな秋の色彩に包まれた制作の日々だったなあ。

屋久島-ロサンゼルス、温もり感じる結婚指輪作りの日々 #屋久島でつくる結婚指輪 #k20イエローゴールド

 

ここで生まれたアイデアやデザインは未来の指輪作りへと繋がってゆく。

長い時間の中でデザインが育まれゆくところがオーダーメイドの素敵なところだなと思います。

 

お二人との指輪作りで生まれたエッセンスのようなものも、きっといつかの誰かに受け継がれてゆくのだろう。

そう思うと胸の高まりを抑えることができません。

 

お二人と相談を重ねた素材選びでは大切にしたことがありました。

どこか古の雅やかさを感じる、k20イエローゴールドの色彩が私もお気に入りなのです。

 

リング幅は2.5mmです。

一つの素材をお二人で分かち合うように、お揃いデザインでお作りしました。

 

k20イエローゴールドというのは?

k24の純金に近しくなるようにゴールド多く配合したもの。

趣深い黄金色がオリジナルで、

太陽の光を受けてエレガントな輝きを放っていました。

 

どうしても柔らかくなりがちなk20ゴールドであるけれど、

ずっと長くお使いいただけるように、

丈夫に仕上げる工夫を重ねてきたので喜びもひとしおです。

 

表面に施した流線形のラインが柔らかな陰影を作り出していて、

二つのリングを重ね合わせてみると、寄り添う波のリズムのようにも見えました。

 

島で暮らしていると、

ここには全てがあって、ここに近づくために何かを表現し続けているのかもしれないな、

と思うことがあります。

絶え間なく移ろう色彩に、自然の美しさにいつも鼓舞されています。

 

あるいはイエローゴールドもまた、この大地のかけらなのかもしれませんね。

同じ創作活動をするお二人にお声がけをいただいて、大切な気持ちを分かち合うことができたような気がして嬉しかった。

 

屋久島から海のずっと向こうに暮らすお二人に。

ご結婚おめでとうございます、静かな輝きに包まれた日々を。

 

世界は繋がっていて、わたしたちはいつも一つなのですね。

愛に溢れた指輪作りをありがとうございました!

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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潮風、イエローゴールド、ダイヤモンド、小さな花をかたどる婚約指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

花を支える茎のように細く作ったリングと花とが一つになる日。

驚くほどにあたたかな冬でした。

作業の合間にはいつものビーチまで出かけて浜辺を歩いたりもしました。

体いっぱいでキャッチした潮風と、大好きなイエローゴールドの手触りと。

小さくて繊細な花をかたどるリングを形作るものはイエローゴールドでなくてはならなったと思うのです。

大地の響きが確かにここにある。

手の中にイエローゴールドの柔らかな質量を感じながら。

お花のリングにはダイヤモンドをセットして完成となりますが、

その輝きが纏う“時間”のようなものを感じていただけると思います。

そこに生まれるのはやはり、永遠なのかもしれません。

 

あと少しだけ先のお話になりますが、出来上がりを楽しみにしていてください!

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

ゴールドとダイヤモンドに永遠を感じながら、小さな花の婚約指輪をつくています #屋久島でつくる結婚指輪