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二人で一つ、オーダーメイドでお届けするシダ模様のプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

 

朝露の中で眺めたお二人の結婚指輪。

プラチナが屋久島の緑を映して、ぴたりと寄り添っています。

アトリエでお会いしたお二人のことを思い出して、嬉しさが込み上げてきました。

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

オーダーメイドの結婚指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

お二人だけの指輪を大切にお作りさせていただいております。

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、

もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。

 

 

 

 

オーダーメイドの結婚指輪作りでは、

オンラインでもデザイン作りをご一緒させていただいておりますし、

屋久島のアトリエでお会いして始まることもしばしば。

 

1月1日。

屋久島でプローポーズをした次の日に、お二人はアトリエに来てくれました。

なんとも幸せな一年の始まりだったのをよく覚えています。

 

屋久島を旅する空気感に包まれて、

幸せいっぱいの中でデザイン作りをして、

出来上がったお二人の結婚指輪です。

 

 

プラチナリングの内側に彫刻したシダ模様。

「二つのリングを重ね合わせると一つになるように彫刻したいです!」

というお二人のアイデアから始まりました。

 

「周りには見えないところなのが、

なんだかお二人の約束のようでもありますね。」とわたし。

島の緑も感じていただけるし、最高だなと思いました。

 

外側も内側も同じように大切にしたいという想いが、

お二人の結婚指輪の特別なところだと思うのです。

 

 

彼のリングは2.3mm幅でしっかりと、

彼女のリングには1.4mmから2.0mmと抑揚をつけて繊細に仕上げました。

 

リングの表面は丸くて優しい。

つけ心地柔らかなリングです。

 

プラチナはその柔らかさが魅力的なのですよね。

冷たい金属なのに、温かな手触り感に心惹かれます。

マット仕上げのせいもあるのでしょう、島の自然に溶け込んでいるようにも見えました。

 

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

 

Kei Nakamura Jewelleryでは、お二人の暮らしに寄り添う結婚指輪をお届けするため、ご予算に合わせた制作も承っております。

お気に入りのデザインの価格や、素材と価格の関係について、詳しくご説明させていただきますので、メールにてお問い合わせいただけますと幸いです。

新しい暮らしを始めるお二人のお手伝いができることは、私にとっても喜びです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

 

シダの模様はリングの表面に彫刻すると、うっとり眺めることができて嬉しいです。

シダ模様のプラチナリング|屋久島でつくる結婚指輪 、お二人の想いをかたどるオーダーメイド

 

 

屋久島でつくる結婚指輪。オーダーメイドで出会った“金色の葉を持つシダの指輪”

シダの指輪 18k yellow gold, platinum

 

大好きなシダの指輪。初めて出会った表情でした。

リクエストをいただいて、葉っぱをイエローゴールドで、リングはプラチナでお作りました。

屋久島サウスに降り注いだ雨のしずくと。

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

オーダーメイドの結婚指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

お二人だけの特別な指輪を大切にお作りしています。

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、

もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。

 

 

お二人の想いから始まるジュエリーづくりはいつも楽しい。

想像以上に素晴らしい未来が待っているような気がして胸が高鳴ります。

 

「イエローゴールドの葉っぱとプラチナのリングで」

と彼女がリクエストしてくれたから。

今までにはなかった新しいデザインと巡り合う事ができました。

 

それは艶やかな金色の葉をもつシダの指輪なのでした。

 

深い緑の中に浮き上がるゴールド。

思わずうっとりでした。

 

金色といえば、どこかキラキラすぎる印象があるかもしれませんが、

こうして植物を形取ると、自然の中にとても良く馴染みます。

 

ゴールドもプラチナも大地から生まれたものですから、

この柔らかな響きをお楽しみいただきたかった。

 

葉っぱの大きさや幅の広いところで約7mmほど。

その中心を支えるプラチナのリングは1.2mmと繊細な作りになっていますので、

印象的な造形ながらも手のなかでとても軽やかに感じられました。

 

こんなにも繊細なのに丈夫にお作りできるのが、

硬く耐久性の高いプラチナもイエローゴールドの素晴らしいところ。

 

ふわりと軽やかに、そして力強く、

憧れはいつも庭先の植物にあるように思います。

 

何気ないいつもの日に。

嬉しいお出かけの日にも。

お二人の暮らしに長く寄り添ってくれますように。

 

 

シダの葉っぱをくるりと指に巻くように。

オーダーメイドでお届けするシダの指輪は

金属素材や天然石をお好みにアレンジしてお作りしています。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

もちろん、ご予算についてのご相談も承っておりますので、

リクエストやご質問などありましたらお気軽にお声がけください。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

こころみたされる。屋久島からオーダーメイドでお届けする “シダの指輪” 

こころみたされる。屋久島からオーダーメイドでお届けする “シダの指輪” #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

夜明けの海に入ってから今日のジュエリー作りを始めた #シダの指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

アトリエから出たときは、外はまだ真っ暗だった。

見上げると満天の星が空を尽くし、今日が晴天であることを告げていた。

雨や曇天の多い屋久島でもときおり見ることができる美しいシーンだ。

 

アトリエのある屋久島サウスから車を1時間ほど走らせてノースの海までやってきた。

この日はここで朝一番の波に乗りたかったからだ。

 

腕時計を見ると時刻は午前5:00を少し過ぎたところだったけれど、もう十分に明るくなっている。

普段は誰もいない場所に、仲間が少しずつ集まってきた。

 

夜明け前のブルーから太陽が登り始めてオレンジへと、移ろいゆくのは15分くらいのことだろうか。

1日の始まりを告げるグラデーションを眺めるのが好きだ。

 

堤防の向こうからは波の音が聞こえてくる。

海鳥たちも飛び交い始めている。

この海に入ってから今日のジュエリー作りを始めることにしよう。

今、ここにあることに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになる。

シンプルな日々ではあるけれど、ずっと思いこがれてきた暮らしなのかもしれない。

 

 

海や森、植物に憧れる気持ちはずっと変わらない。

コスモスとシダの葉をモチーフにしてお二人の結婚指輪を作っている。

懐かしい気持ち, プラチナとイエローゴールドでシダの葉の指輪をつくる #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人がアトリエに来てくれてから、もうすぐで1か月になるはずだから、

リズムの良いオーダーメイドだと思う。

アトリエで一緒に過ごした時間の、鮮明な印象を残したままで作業机に向かうことができる。

 

お二人のリングには、まるでこれからずっと一緒であることを約束した小さな印のように、同じ石をセットすることにした。

大きさを違えて一つずつ。

イエローサファイアをセットする前に、その台座を彼のリングに施す作業が、造形作業のラストタッチとなる。

 

シダの葉に宿るしずくをイメージしたプラチナの丸い粒は、シンプルに一つだけを組み合わせることにした。

いつも庭先で眺めているリズムやリズムに習って、その小さな粒を配置する。

 

作業も終盤に差し掛かり、接続部分が多くなっているので、炎の温度で他の部分に影響が出ないように、ピンポイントで接続部分に火を入れなければならない

いつまで経ってもドキドキする作業である。

 

まずはリング全体を均一を程よく熱して置いたところで、炎の大きさを絞って温度を上昇させる、そして思い切りよくプラチナの粒の根本の温度を約850度まで上昇させた。

 

作業はうまく完了した。良いバランスに仕上げることができたように思う。

ほっと一息をついてから、全体を磨き上げて、嬉しくなって庭にリングを持ち出して眺めていたワンシーン。

 

降り注ぐ夕暮れ時の光をリングが受けて、むっちゃ綺麗だった。

緑の中で優しい輝きを放ち、まるで屋久島の一部であるように見えた。

 

思えば、島に暮らして、お二人と出会って、こうして結婚指輪を作っているのは奇跡のようで、

今までの全てが関わり合い、繋がって今があるのだなあ、としみじみ。

そう考えると、この瞬間もまたとても大切なものに感じられる。

 

いよいよ作業の工程もイエローサファイアのセッティングを残すのみとなった。

これから少しだけ時間を置いて、客観的な視点を持って最後のタッチを施したいと思う。

 

このリングが出来上がって、そしてお二人の暮らしは新しい時間を刻み続けていくだろう。

お二人と、このオーダーメイドにまつわる近い未来を思い描いてあたたかな気持ちに包まれている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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懐かしい気持ち, プラチナとイエローゴールドでシダの葉の指輪をつくる #屋久島でつくる結婚指輪

プラチナとイエローゴールドで作ったシダの葉をリング状に造形していく作業は、

子供の頃、葉っぱを積んで指に巻いて遊んでいた時みたいな気持ちかもしれない。

 

実際は鉄の台に当てながら、木槌で叩いて造形していくのだけど、

硬かった葉っぱがくるりとカーブを描くと、胸が高鳴ってくる。

少しずつ、少しずつ、

手の中で、冷たい金属に柔らかな温もりを与えてゆく。

 

小さなリングに自然なカーブを与えるために、実にさまざまな道具の凹凸を使った。

 

葉っぱは外に外らせるようにしながら、内側に向けて巻いていくようなイメージだ。

いつも庭先で眺めているシダの葉の記憶がここにある。

 

そういえば、ずっと昔から、外で遊ぶのと工作が大好きで、それは今でも全く変わっていないような気がする。

自然の中にいると癒されるし、手を動かしていると楽しい。

それは、あるいはお二人とも共感できる気持ちなのかもしれないな、とも思う。

ふわりとした雰囲気が、なんとなくわたし自身と近しくて、親しみ深く感じられるお二人なのである。

 

今この多様性に満ちた世界だからこそ、信じることができるつながりがあると思う。

お二人との出会いに、屋久島にありがとう。

 

指輪作りの始まりに満開だった百合の花はその華やぎを落ち着かせつつある。

夕暮れ時の海へ行くと、夏色に染まった空に出会った。

夏がやってくるその前に、忘れてはならないと言わんばかりに、

重たい雨の気配がすぐそこで待っている気配を感じることができる。

なんとも美しい屋久島の時間だ。

 

シダの指輪作りはいよいよこれから酸素トーチの炎を扱うデリケートな作業が続くので、

一つ一つのタッチを慎重に、確実に施していかなくてはならない。

つけ心地や耐久性を左右する工程は、心の内側に響く大切なところだからだ。

 

金属が溶けてしまわないように、炎の温度を適正に保ちながら、集中していきたい。

 

一度進むともう戻ることもできない。

そんな緊張感を抱くのも深い森を歩く冒険のようでワクワクする。

 

このなんとなく懐かしような気持ちを、お二人とも分かち合うことができると素敵だな、と思う。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

コスモス→シダの葉 今日も屋久島リズムでお二人の結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪