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シャンパンゴールドとピンクゴールドの癒し、屋久島の冬の中にお二人の結婚指輪を眺めて #屋久島っでつくる結婚指輪 #制作編

ゴールドの輝きには自然と響き合う癒しがある。

 

黄昏時の光、赤く染まる雲、12月のハイビスカスも。

暮らしの中にシャンパンゴールドとピンクゴールドとどこか近しい響きのようなものを見つけることができる。

 

お二人の結婚指輪は造形作業がいよいよひと段落となり、ほっと一息。

 

深まりつつある島の冬の中でお二人のリングを眺めて。

 

 

秋に初めてお便りをいただいて始まったお二人の結婚指輪作りであるけれど、気がつけばあと少しでその作業も一区切りとなるのか。

晴々しいような気持ちもあり、なんだか少しだけ名残惜しいような気もするし 笑。

空を漂う雲が刻一刻とその色彩を変えてゆくように、出会いや繋がりもまた新しくなり続けてゆくのかな。

そう考えると今この瞬間がいっそう大切なものに思えてきた。

 

仕上げの作業をあといくつか施して、きっと今年最後にお届けするジュエリーになると思う。

これからあと少し、お二人のリングを手にする時間を大切にしたいと思う。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

制作編

25周年の結婚指輪作り、変わらないものと新しいもの #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島でつくる結婚指輪。お二人にオーダーメイドでお届けする、杉の葉模様のプラチナリング

杉の葉模様を彫刻したプラチナリング。

 

屋久島からお二人にお届けする結婚指輪が

木漏れ日の中で輝いていました。

 

まるで森林浴をしているみたいで、

眺めているだけで爽やかな気持ちに包まれました。

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

オーダーメイドの指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

お二人だけの指輪を大切にお作りさせていただいております。

 

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、

もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。

 

 

デザイン作りが始まってお届けまでは約3ヶ月ほどでしょうか。

短い間ではありますが、お二人とご一緒できる日々もまた宝物のように思えます。

 

指輪作りに寄り添っていてくれた屋久島の季節もお二人を祝福しているようで。

ありがとう、おめでとうの気持が溢れていて。

わたしも幸せな気持ちに包まれました。

 

表面にお揃いで彫刻した杉の葉模様。

お二人のリクエストで光沢仕上げにしたのもよかった!

リングは鏡のように屋久島の緑を映していて、うっとり。

 

細やかなリングの表情をお二人のお好みにアレンジしてお作りできるのも、

オーダーメイドの素敵なところだと思います。

 

リング表面を丸く柔らかにしたラウンドシェイプのリングです。

 

表面の半分は模様にして、あと半分を無地も楽しめるようにして。

使ううちに小さな傷も味わいとなるように、シンプルに手作業で仕上げました。

 

くるくると回るリングには場所によって見え方が変わる表情があると新鮮に感じられて嬉しいですよね。

お二人の暮らしとともに、ずっと長くお使いいただけるリングだと思います。

 

きっとお二人も自然が大好きなのだろうなあ、と遠くを思うひと時。

いつか屋久島でお会いできると嬉しい。

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

わたくしごとになりますが、

屋久島に暮らすようになって、

何気なく出会う植物たちや海や山々、雨の情景に

ずっと癒されているように思います。

 

そんな日々の喜びや感動をジュエリーにして

皆さまと分かち合うことができれば最高だな、

と思ったのが夢の始まりだったように思います。

 

自然が大好きな皆さまに、

屋久島繋がりの皆さまに、

パートナーを愛する方に、

もちろんご自身のためにも!

 

昔ながらの手作業で、ゆっくりペースのオーダーメイドとなりますが、

皆さまに手に取っていただけることは何よりも幸せなことです。

 

この広い世界で、こうして指輪作りを介してお二人と出会えたことに感謝します。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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tel: 0997-47-3547

 

 

屋久島のひとひらを纏うように、

お二人の想いを彫刻模様に施して。

これまでにたくさんの結婚指輪が生まれてきました。

 

大好きなシダ模様

 

リングの内側には彼女のお名前にちなんで菜の花模様を彫刻しました

 

りんご模様はいかがでしょうか?

 

皆さまと幸せなジュエリー作りのひと時を分かち合うことができれば幸いです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
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結婚指輪のオーダーメイドにつきまして #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

25周年の結婚指輪作り、変わらないものと新しいもの #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

彼のリングは表面を緩やかにラウンドさせて造形をした。

彼女のリングはフラットなスクエアシェイプのデザインなのだけれど、表面にわかるかわからないかくらいの極々なだらかなカーブを施してある。

形状の異なる二つのリングに繋がりを持たせたかったからだ。

重ね合わさて眺めるリングの佇まいが趣深い。

ピンクゴールドとシャンパンゴールドがリズム良く呼応しているようにも見える。

まだまだ途中ではあるけれど、奥ゆかしい気品のようなものが漂い始めているのを感じることができた。

 

 

シダをモチーフにした指輪はこれまでにも作ってきたけれど、

どれもが新しくて、どれよりも素敵なのが面白い。

オーダーメイドで生まれるリングは、お二人が過ごしてきた時間のかけらのようなものなのかもしれない。

ピンクゴールド、シャンパンゴールド、ブーゲンビリア、屋久島サウスに冬の虹 #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人にはご25年周年の結婚指輪をお作りしているのだけれど、作業机に向かっていると25年前のあれこれに思いを巡らせてしまう。

 

全然変わらないよなオレ、と思えることもあるし。とはいえ、仕事だったり幸せだったり食や環境のこともジェンダーのこととか、モノの捉え方はあの頃が大きな変化の始まりだったような気がする。

 

変わらずに変わり続けよう、というのもおかしいものだけれど 笑。

今の気持ちに合わせてジュエリーもアップデートできると響きあえる。

 

いつものビーチには冬の波が届き始めている。

 

いつも変わらないリズムに心癒されながら、新しい時間を刻み続けている。

 

精密ヤスリを使って表面を端正に整えた2本のリングは大小異なる曲線を持った鉄の台と木槌を使って、コンコンと変化を与えていった。

リングのアウトラインに“流れ”を与える大切なタッチだ。

シャンパンゴールドとピンクゴールド、2本のリングに同じ流れを与えることでまた近くなれる。

 

この工程を終えたら隣り合わせにしたり重ね合わせたりして眺めてみたいと思う。

きっと良くなるだろう。

ほんの少し先の未来を思い描きながら、子供の頃と同じように心を躍らせている。

 

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ピンクゴールド、シャンパンゴールド、ブーゲンビリア、屋久島サウスに冬の虹 #屋久島でつくる結婚指輪

窓の向こうに大きな虹がかかったのは、ちょうど朝の作業を始めるために2本のリングを手に取った時だった。

目の前にある山の裾野からスッと生え出てきたようなアーチ。爽やかな空のブルー。

実は虹にも季節があって、この季節、この場所で、という具合にほぼ定期的な周期を持って巡り、現れる。

この虹はまさに冬の虹で、いつも年の瀬になると目の前に広がるその情景を前にして、「ああ、もう少しで新しい一年が始まるのだな」としみじみ思った。

 

 

25回目の季節。

感動を大切な人と分かち合うことができれば日々は喜びに包まれる。

大切な記念のジュエリーはシダの葉をモチーフに、ご結婚25周年の結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

ご結婚25周年を迎えたお二人からは、その記念にと新しく結婚指輪を作るご相談をいただいたのだけれど、

ゴールドのリングにお揃いのモチーフを彫刻するデザインをリクエストしてくれた。

 

お二人それぞれの好きなところをピックアップするように進めたデザイン作りでは、同じゴールドの中でもシャンパンゴールドとピンクゴールドに、リングのフォルム、表面仕上げや彫刻のレイアウトも少しずつ違っていて、

それでも、二つで一つになるような雰囲気がとても自然で、お二人の息が合っていて素敵だなと思った。

 

夏の終わりから一緒に育んできたイメージを形づくるのがとても楽しみだった。

 

さて、

指輪作りはシャンパンゴールドとピンクゴールドを炎に包んでくるりとリングに造形するところまでを終えている。

今日はいよいよ鉄鋼ヤスリを片手に本格的な造形作業の始まりだ。

彼女のリングには横と表とに平面を与えながら、すっきりとしたスクエアシェイプに削り出していく。

タッチを繰り返すたびに細やかな金属片がキラキラと散りばめられて、思わずうっとり。

 

こちらは彼のシャンパンゴールド。

シックで落ち着きのある輝きである。

側面は彼女のリングと同じくフラットなのだけれど、表面を緩やかにラウンドさせて造形した。

サイズの大きな彼のリングには、このソフトさがちょうどマッチしてくれるように思う。

 

作業がひと段落したところで海に出かけることに。

その途中、県道沿いのブーゲンビリアが綺麗で思わず車をUターンしてしまった。

低く始まって横に大きく丸く広がるタイプの木の下に佇んで花を見上げて、降り注ぐ太陽の光が眩しかったワンシーン。

 

みなさま素敵な週末を!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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