郵便局の帰り道に見上げた山々。屋久島サウスの情景にしばらく包まれて、お二人の結婚指輪を作る。冬に咲いたひまわりの余韻に包まれながら。
ほんの数ミリの角度がわずかな誤差を生み出すかもしれない、手作業から生まれる微細な揺らぎが印象深い味わいになるのだと思う。ひまわりの情景を演出していた、ふわりとした風のように。
一つだけの小さな命を生み出すような感覚で。今日は流れるようなラインを造形する。
リングを真っ赤に熱すると柔らかくなり
叩くと硬くなるのを繰り返しながら。最後は固くして終わることを忘れない。
有機的なフォルムが美しい。自然界の流れや息吹をインスピレーションにした造形は日本独特のスタイルだと思う。
そして、こちらも和風で。
皆様もどうぞ、あたたかな日々を。
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