屋久島サウスのアトリエです。2月は春の始まりを感じながら、イエローゴールドとイエローダイヤを使って婚約指輪を作り進めているこの頃。モチーフになる花も、そろそろこちらで咲き始めるようなのだけど、黄色い花をイメージするだけで気持ちが晴れやかになる。
婚約指輪には彼女が好きなミモザの花をモチーフにして欲しいのです!と彼が伝えてくれた。とっても素敵なジュエリー作りだと思う。お二人のイメージと屋久島の季節が出会って、どんな指輪が生まれるのだろう。ドキドキ。
大きな変化の中にあるこの頃で、変わったことといえば婚約指輪の制作が多くなってきたこと。なぜかはわからない。でも、今だからこそ、ジュエリーで生まれる繋がりを大切にしたい。ありがとうの気持ちいっぱいで今日も作業机に向かっている。
イエローダイヤモンドは大小大きさを変えて5個ほどセットする。その土台となる石枠を、ここはひたすら精度を高めて造形していきたい。
夕暮れ時の散歩道。冬の名残。オレンジ色の光。
小さな森を抜けて、なんとかこの時間に間に合った。
1.8mmのダイヤを囲む石枠を作っていると、むっちゃ小さいはずなのに、なぜかしっかりと大きく感じてくる。指輪になってつけた時にキラリと印象的な存在を感じさせてくれるのは、金属と天然石ならではのオーラのように感じている。
植物モチーフだし、ダイヤモンドを使うし、結婚指輪との組みわせをもあるし、そう考えると、エンゲージリングの姿は繊細に洗練されていくのだと思う。
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新しい一週間が始まりました。季節の変わり目で心もとない日もあるかもですが、時には風に任せて、ふわりと過ごしていきましょう。
今日もありがとうございました。