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お二人だけの結婚指輪作り、夏の中にふた粒のひかりを眺めた。#屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人のプラチナリングの造形がひと段落した時、

夏の日差しがアトリエの庭いっぱいに降り注いでいた。

光と影のコントラストが強い光。

その中でリングのシルエットを眺めてみたいと思った。

 

 

数ヶ月の間ではあるけれど、同じ季節を分かち合いながら歩む結婚指輪作りは喜びに満ちている。

お二人と春のアトリエでお会いしてから新緑の季節が過ぎ、激しく降り続く雨が長い期間島に滞在して、やがてそれが去ると屋久島サウスには色とりどりのハイビスカスが咲き始めた。

2023屋久島、夏の始まりとお二人の結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

 

実のところ、ここからさらに二つ三つの工程を経てお二人の結婚指輪は出来上がりとなるのだけれど、

もうこの時にお二人の結婚指輪だけが持つ響きのようなものを感じ取ることができたと思う。

確かにここ生まれつつあるオリジナルの兆しを幸せいっぱいで眺めながら。

 

 

まるで森林浴をしているみたいで気持ちよさそうに見えたプラチナリング。

島の緑の中で2本のリングが響き合っている。

 

 

 

ガラストレーの中でリングをそっと揺らしてみる。

プラチナリングはコロリとポジションを変えて昼間の光を反射する。

夏の強い光がリングの表面に造形した流線の輪郭を明瞭にする。

 

この後に行う仕上げ作業によって、全ての細部は手を繋いで一つの光の粒のようになるだろう。

いや、お二人のリングなので、ふた粒の光に違いない。

 

繊細で軽やかな雰囲気に仕上げたお二人のプラチナリングだ。

けれどもそこには確か質量があって確かな強度が備わっている。

 

小さなリングの中には実にさまざまな造形を施したように思う。

それらは一つになり、きっとそこに有機的な広がりを生み出してくれるだろう。

小さくて精巧な苔の世界に宇宙の広がりを感じるように。

 

 

突然雨が激しく降り始めたので慌てて部屋に戻る。

そんなリズムも一年ぶりのことだ。

やっぱりここは南国なのだなあと、なぜだか嬉しく思う。

 

 

雨は10分かそこらで上がった。

ハーフタイムは終わってまた1日が再開する。

今日も屋久島は美しい。

 

 

ここから少しの間インターバルを置くことになりますが、今までには無かったお二人だけのリングが生まれつつありますので、出来上がりをぜひお楽しみに。

またここでお会いしましょう。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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