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50年愛おしいもの。お二人にお届けするイエローゴールドの結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

朝早くからアトリエでジュエリーを作る日。

窓から入り込む陽光が心地よくて、その光をデスクライトがわりにして、コンコン。

いつもの何気ない時間が愛おしい。

 

毎日つけていただく結婚指輪だから、じわじわと込み上げてくる幸せを感じることができれば素敵だなと思う。

きっとそれは朝食にトーストとコーヒーを作って一緒に食べている時のような小さな幸せで、

お二人とは日々の暮らしを大切に思う気持ちで繋がっているのかもしれないな、とも思う。

 

今この多様性の中だからこそ、信じられることがある。

お二人との素敵な巡り合いにありがとう!

屋久島サウスにミカンの花が咲き始めました。お二人の結婚指輪を作り始める日 #屋久島でつくる結婚指輪

 

さて、イエローゴールドのリングを金槌でコンコンと叩いて生まれる質感とはいかに。

実のところ、これは表面には出てこない作業なのだけど、側面もしっかりと叩いておく。

このようにして圧力を与えておくと金属はその素性をキュッと固く引き締めてくれるからだ。

 

お二人の結婚指輪はk18イエローゴールドとダイヤモンドで、とてもシンプルに作るのだけど、

普遍的なスタイルだけらこそ、しっかりと手をかけておきたいことがある。

 

10年、そして30年、50年。愛おしいもの。

いつもよりも長い時間の中で作業机に向かっている。

 

夕暮れ時は春の空がふわりと綺麗だったので、車を少し走らせてサウスの海を眺めた。

 

今日にありがとう。

島の緑の中にイエローゴールドの輝きを眺めている。

永遠にあり続けるこの色彩や輝きが金属のすごいところだと思う。

 

ふとした瞬間に、手の中に春の陽光のように朗らかな光を感じると癒される。

新しく始まるお二人の暮らしを思いながら。

 

まだまだ先は長いけれど、うん、なかなか素敵なフォルムかもしれない。

今日はここまでといったところだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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