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イエローゴールド、桜とメジロ、山々に雪。屋久島に癒される、エタニティーリング作りの日々。

イエローゴールドに桜とメジロ、そして山々には雪。

まるで平安時代のような

なんとも雅やかな指輪作りの日々である。

 

関西で育ったからなのか、京都っぽいアイデンティティには馴染み深い。

森羅万象に神が宿る感覚は素直にジュエリー作りに反映されているような気がする。

 

あるいは指輪にだって息吹は芽生えるのかもしれない。

 

 

エタニティーリング作りではルーペとピンセットを手放せない。

宝飾ならではの細かいタッチの繰り返しがとても長く続くので、

作業の状況はその時折をピックアップしています。

緋寒桜が咲きました。屋久島の冬とお花のエタニティーリング作り。#屋久島で作る結婚指輪

 

それにしても、

島でジュエリーを作っていて一番助かるのは目に優しいところだなと思う。

アトリエから窓の向こうに、散歩道に、何気なく出会う情景にいつも癒されている。

 

ときおり空を見上げたり。

 

ずっと遠くを眺めると、キューッとなっていた心もふわりと解けて広がってゆく。

 

気がつけばもう週末がやってきていました!

休日には休日ならではの様々なタスクもあるかとは思いますが、

時には遠くを眺めたりして。

まあ、ゆっくりとマイペースで参りましょう。

 

いつもここにお越しいただきましてありがとうございます!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

緋寒桜が咲きました。屋久島の冬とお花のエタニティーリング作り。#屋久島で作る結婚指輪

毎年お決まりの場所に咲き始めた冬の桜を愉しむ。

雨の雫と相まって、ピンク色のドットのような世界にうっとりでした。

 

ここにきてようやく島にも冬がやってきたような。

しんと張り詰める空気の中でお花をモチーフにしたエタニティーリングを作っている。

 

元気になる!紫陽花をかたどるエタニティーリング作り。#屋久島でつくる結婚指輪

 

プラチナとゴールドを手に作業机に向かったり、冬の花々を眺めて冬の海に波を求めたり。

あと、ポンカンにサツマイモを朝の市場に買いに出かけたりして。そして家族の食卓を囲んで。

ささやかではあるけれど、温かで満ち足りた時間は本当にすぐ近くにあるのだなと。

いつも思うけれど、もうこれ以上はイメージできなかったりするものです。

 

花々にはなぜ癒されるのかなと考えるのだけれど、それは今を感じられるからではないかと思うのです。

今、ここに幸せがあるのだなと思えると、なんでもないはずだった一日が素敵に彩られる。

道端で出会う小さな躍動にインスパイアされる。そうだ、今日も精一杯やっていこう、と。

 

ジュエリー作りはそんなささやかな日常の延長にあって欲しいもので、

特別であったり外に向かうような煌びやかさももちろん素敵ではあるけれど、

自分自身をあたたかくしてくれるようなフィーリングもおすすめしたい。

 

咲き始めた紫陽花に出会って、なんだか嬉しくなってしまうような。スマホで写真を撮って大切な人に伝えたくてワクワクするような。ほっこりとした幸せを感じていただける指輪が出来上がるといいなと思います。

 

さてさて、今日のアトリエです。

かたどったプラチナの花は、ほんの5ミリほどだろうか。ピンセットとルーペを片時も離さずに、精密な宝飾の作業は続いている。

小さな花が集まって、一つになって、それがまた集まって大きな一つになってゆく感覚が好き。

 

むっちゃ寒いけれど、細やかな作業の前には窓を開け放っておく。

 

丸い線に圧をかけたり、伸ばしたりして厚みが1.1mm、幅が1.7mmほどの角ばったリングを作った。とても繊細なのだけれど、ゴールドなのでかなりしっかりとしている。プラチナの花を散りばめる土台となるリングだ。

サイズを合わせるために何本かのサンプルをお送りして微妙な調整をしてきたので安心感もある。

なかなかなれない作業にお付き合いいただきましてありがとうございました!

 

夕暮れ時には霰が降って窓の向こうに虹が出た。こんな風にふわりとした雰囲気も良いなと思った。

虹が出てもラッキーだし、出なくてもラッキーだ。明日もまたいつもの屋久島でありますように。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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元気になる!紫陽花をかたどるエタニティーリング作り。#屋久島でつくる結婚指輪

とても寒い冬の日なのに、作業机に向かっていると温かな気持ちに包まれました。

プラチナでかたどる小さな花。

新しい指輪作りが始まっています。

 

屋久島に暮らし始めて花が大好きになって、ジュエリー作りや海と同じくらいに夢中になっている。

庭先や散歩道で出会う感動を分かち合いたくなって、季節の花をかたどってジュエリーにすることにした。どうしても女性的に出来上がるので自分ではつけることができなかったのに。

初めて島で過ごした雨の季節、深い霧の中で色鮮やかに佇む紫陽花は紫陽花がとても印象的だったのをよく覚えている。背丈よりも大きくて、ポコポコと道沿いを飾る色彩を、あの日からずっと変わらず眺めている。

 

小さなプラチナの花はかたちと大きさを変えてたくさん作った。紫陽花は小さきものが集まる佇まいが好き。リングをくるりと囲むスタイルなので、額紫陽花っぽくなるのかな。まだ始まったばかりなのに、なんだか元気になってきた!

 

そういえば、スミレの花は紫陽花と似た色合いでもあるなあ。こちら屋久島は春に向けて新しい開花に出会える頃だ。カメラ片手にとても忙しい季節なのである 笑

 

いよいよ冬本番がやってくる。そして宝飾色の高いジュエリーづくりが続くことになるので、その細やかなタッチを時折ここでピックアップしていこうと思っています。

澄み渡る冬の空気と春の予感。そしてルーペ越しの世界には、何かしらの新しい発見があるかと思います。

大きな世界、小さな世界を一緒に旅しましょう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島ー埼玉、お二人にお届けする結婚指輪のサンプルリング #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエから埼玉へ。

お二人にお届けする結婚指輪のサンプルリング。

 

上段左から右へ。

k18シャンパンゴールドの素材サンプル
k18イエローゴールドの素材サンプル
k18ピンクゴールドの素材サンプル

下段左から右へ。

ラウンドシェイプ 2.3mm幅
ラウンドシェイプ 2.6mm幅
ラウンドシェイプ 3.0mm幅
ラウンドシェイプ 3.5mm幅

 

意外かもしれないけれど、結婚指輪のオーダーメイドでは海を越えてデザイン作りをご一緒させていただくことの方が多い。

数週間前にメッセージをいただいたお二人とは、メールで気になる素材を伺ったり、お気に入りのリングの画像を送ってもらったりした。

はるか遠くの屋久島まで、大切な指輪作りのお声がけをいただいてありがとうございます!

 

そっと足並みを揃えるように、まずは最初の第一歩だ。

少しずつではあるけれど、たしかにお二人だけのデザインが生まれ始めている。

サンプルリングの他にはサイズゲージ、そしてダイヤモンドのカラーサンプルも同封した。

何はともあれ、質量だったり手触りから伝わることがたくさんある。

 

手に取っていただけると自然とイメージが広がるだろう。

そして、その広がりに心を委ねつつデザイン作りを進めていこう。

イマジネーションに任せてお二人と歩むオーダーメイドの時間はいつも楽しい。

 

ふと足元に目をやると、小さなタンポポがたくさん咲いていることに気がついた。

指輪をお届けする頃にはぽかぽか春の陽気に包まれているのかなと思うとなんだかほっこりとした。

 

お二人と私と、そして屋久島の季節と。

とても細い糸だけれど、あるいはずっと前から強くつながっていたのかもしれない。

 

今、ここにある結婚指輪作りを、共に歩んでいきましょう!

屋久島でつくる結婚指輪

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