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永観堂へ、圓光寺へ。紅葉の京都で夢の中にいる。

河原町から永観堂へ、圓光寺へ。

秋の紅葉を眺めてきました。

細やかな葉が織りなすグラデーションに世界が彩られていていました。

こんなにも美しい季節に訪ねることができるなんて!

京都は夢の中のようでした。

全てが意識された構図の素晴らしさも。

建築物や庭を含めたデザインもとても深く響いてきました。

 

お二人と一緒に歩む、 オーダーメイドのジュエリーづくり。屋久島からお送りするサンプルリング。



屋久島サウスのアトリエです。

 

屋久島から岐阜のお二人に

出来上がったサンプルリングをお送りする朝。

 

彼と彼女、わたしが一緒に作り上げたイメージが

初めてカタチになった瞬間に

喜びで胸がいっぱいになりながら。

 

 

オーダーメイドの結婚指輪作りでは

スケジュールだったり、お会いできるかどうかも、

その時々に合わせて、といった感じなのですが。

 

お二人のデザインが出来上がって、

本番の制作を迎える前に。

 

できればそのタイミングで、

一度サンプルリングをお作りすることにしています。

 

出来上がったデザインをシルバーでカタチにして

サイズやつけ心地をお試しいただいて

最後のデザインにOKを頂いてから

いよいよ本番の制作が始まることに!

 

といった流れだと出来上がりがイメージできて嬉しい。

 

お二人は気に入っていただけるだろうか。

いつもながらにワクワクする作業もあります。

 

さて、

お二人との指輪作りで生まれたリングのデザインは。

2.2mm幅のお揃いデザイン。

リングのアウトライン全体が柔らかにカーブした、

つけ心地優しいリングです。

 

流線形のデザインは

これまで作ってきたスタイルのものを気に入ってくれていたのだけれど、

 

今回はお二人だけの特別が作りたくて!

表面にお二人のオリジナルの模様を施して仕上げました。

 

このデザインが生まれたのがあまりにも自然だったので、

まるでお二人のために予定されていたようにも思えた不思議。

 

お二人と一緒に歩む、

オーダーメイドのジュエリーづくりはいつも新しい発見に満ちています。

 

 

さあ、海の向こうにお届けしよう。

一日つけていただいたご感想が今からとても楽しみ。

 

一歩ずつ、そして確実に、

お二人の結婚指輪がカタチになりつつあります。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

3年ぶりの大阪へ! 

 

3年ぶりの大阪へ!

 

 

色々と相談したいことがあって、羽田さんと緊急ミーティング。

ほんと久しぶりだったけど、昨日まで屋久島で一緒にいたような感覚でした。

いつものように未来のことを語り合ったり、食事もいつものようにサーブしてもらって!楽しい夜をありがとうございました!

 

 

京都編に続きます!

 

お二人と分かち合う結婚指輪づくり。オーダーメイドの愛おしい日々。#屋久島でつくる結婚指輪

朝の気持ちよさに、素敵な一日が始まる予感がした。

潮風も鳥の鳴き声も今日を祝福しているようだった。

 

今日はいい夫婦の日。

これから新しい時間を迎えるお二人とご一緒できて、結婚指輪をお作りすることができて幸せです。

お二人の物語と屋久島と。 宝探しのような結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

 

たしかに、結婚指輪づくりはシンプルな造形作業ではあるけれど、

それにまつわる色々がとても愛おしかったりもする。

お二人と分かち合うオーダーメイドの日々はいつも有機的な喜びに彩られている。

 

海を越えてなかなかなれない作業にお付き合いをいただいてありがとう。

 

今この瞬間から生まれるジュエリーがあると思う。

 

ご入籍おめでとうございます。

朝に花を開いたばかりのハイビスカスをお二人に。

 

 

そして

少しずつ、少しずつ、

今日も島リズムで。

プラチナとシルバーを組み合わせてかたどったシダの葉を

作業が始まる前に空にかざして眺めておく。

 

さあ、くるりくるりとしていくよ。

 

植物と遊ぶ記憶。大地のリズム。儚さと永遠と。

 

シダの葉は2本が対になるように、同じタッチを順番交代で繰り返していった。

同じアクションを、同じ力を加えて、ぴたりと同じになるように。

それでも少しずつ揺らぎが生まれて、微妙に違って仕上がるところが手作業ならではの味わい深さだと思う。

案外、その凸凹がお互いを引き寄せてくれるのが面白い。

 

違っているからこそひとつになれるのかもしれないなあと、

しみじみ思うのも今日がいい夫婦の日だからかも。

 

お揃いって深い!とっても素敵じゃないか。

わたしも思い切り進めていこう。

 

しなやかで繊細だけれど、とても力強い。

植物たちに近づくことができるように。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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屋久島でつくる結婚指輪

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お二人の物語と屋久島と。 宝探しのような結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

葉っぱをシルバーで、リングをプラチナで、

よく考えてみると、これは初めての組み合わせだ。

 

ぴたり。

なんだかとても素敵な雰囲気に今からもうドキドキしている。

 

 

オーダーメイドのジュエリー作りでは、当たり前のことなのだけれど、つけていただく方のリクエストやイメージが始まりになっていて、そこから生まれるアイデアやデザインはいつも個人的な想像を簡単に超えてゆくから面白い。思考に自由な広がりがあるのだ。

風に任せて船を進めるうちに気がつくと辿り着いた港は理想の場所だったりもする、ような感覚に似ているのかもしれない。

今ここにあることをキャッチすることなのだと思う。

 

アトリエの近くにツワブキの花が咲いて、お二人の結婚指輪作りを始めました。

シダの葉をジュエリーに。お二人の結婚指輪作りに夢中になっている。#屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人の物語と、そしてわたしと屋久島と。

それぞれが出会う場所を求め進める、宝探しのような結婚指輪作りなのかもしれない。

今日も屋久島にありがとう

 

窓の向こうに雨の気配を感じながら。

 

さて、

そして工程は序盤にしていきなりのクライマックスを迎えている。

葉っぱをかたどったシルバーと、茎のリングになるプラチナはバーナーの火を当てながら接続してゆくのだけれど、お互い全く組成の異なる金属なので、熱に対する収縮や反応も大きく違ってくるのだ。

お互いが許しあい近づく瞬間を見極めることが大切になってくる。

金属の呼吸にリズムを合わせながら。

 

platinum×silver

 

無事に溶接の作業を終えて、ほっと一息。シルバーの葉っぱとプラチナのリングは一つになった。同じ白色系の金属ではあるけれど、その色調のコントラストは大きい。白とグレーを組み合わせたモノトーンのようにも見える。造形を印象的にしてくれる素材の組み合わせなのだろうか。シックでそして特別な雰囲気がとても新鮮に感じられた。

 

それにしても、初めてのアプローチだと子供の頃のような気持になる。わくわく。一度だけのオーダーメイド感を味わいながらタッチを重ねてゆこうと思う。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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