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屋久島の祝福に包まれる、小さな花のダイヤモンドリング作りのお話 #屋久島でつくる結婚指輪

海がキラキラだったり、鳥たちが帰ってきたり、祝福みたい。

 

一年ぶりに眺める情景が冬の訪れを教えてくれている。

気がつくと今年もあと1ヶ月と少しだ。

 

 

観光的にはオフシーズンということにはなるのだけれど、島はぐっと静かになり、リアル屋久島といった感じだろうか。

鹿や猿は道路で日向ぼっこをしているし、山茶花も美しい。

自然の生命力がより圧倒的に感じられる冬を、実はひそやかに待ち侘びていた。

 

そうそう、アトリエの周りでは大好きなツワブキの花も咲き始めた。

散歩道で、庭先に、小さくて黄色い花のポコポコに出会うといつも元気になる。

 

ツワブキの花をモチーフにしてこれまでも何度もジュエリーを作ってきたのだけれど、そこから繋がるように生まれたデザインもいくつかある。

小さな花のダイヤモンドリング作りにわたしもずっと夢中になっている。

 

さてさて、

アトリエではゴールドで小さな花をかたどり始めている。

糸鋸とヤスリを使って、まずは二つの花を。

8mm前後の小さな花である。

 

可愛くて、元気で。

ぱっと開くイメージの花のジュリーは祝福のイメージにぴったりだな、と思う。

 

大切な婚約指輪作りをお任せいただきましてありがとう!

お二人と喜びを分かち合うことができるのが何よりも嬉しい。

キラキラと輝く島の祝福とともに、お二人の婚約指輪を作りたいと思っている。

 

黄色いお尻の君。名前はなんだろう。

 

作業の前にツワブキの花を眺めておく。

 

まずは最初の第一歩を。オーダーメイドの、ハンドメイドの一期一会感が好きだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

光のコントラストで眺めるプラチナリングのフォルム #屋久島でつくる結婚指輪

海で出会う多様さに今もずっと夢中になっている。

 

光と水とが織りなす表情が好きだ。

 

 

穏やかな海や凪のときのツルツルとした水面

陽に照らされて水面のキラキラとした感じ

水中に差し込む光のカーテンのような

 

指輪作りの始まりにお二人からいただいた言葉を読み返しながら。

光のコントラストでプラチナリングのフォルムを眺めている。

 

大切なことを分かち合える。

今日も表現できることにありがとう!

 

プラチナリングを包む大きな波のリズム、大切な想いから始まる結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

とはいうものの、作業の間には本当にいろいろなことが起こるのもジュエリー作りである。

イメージ通りにぴたりと着地できずになんとか頑張って挑戦を始めることが、実は最初の第一歩なのかもしれないな、とも思う。

 

いくつかのハードルをうまく飛び越えることができた。

抱いていたイメージよりもずっと美しい場所へ辿り着くことができたのではないだろうか、今はそう強く感じている。

 

さて、

お二人の結婚指輪作りは内側の装飾作業へと進むのだけれど、

この続きはもう少し先のお楽しみに。

 

心地よいリズムを纏うようなプラチナリングが出来上がると思います。

完成編はまた別のお話で。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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木漏れ日の指輪 屋久島で感じた、ひかりのイメージ #屋久島でつくる結婚指輪

木漏れ日の指輪3 18k yellow gold, diamond

 

ひかりの粒のような

水玉模様のような

 

イエローゴールドとダイヤモンドを連ねて作ったエタニティーリングには

木漏れ日の指輪という名前をつけました。

 

透明感がとっても素敵なのです。

 

 

屋久島の暮らしで癒されるのは、

森だったり、海だったり、季節の花々も。

そこいつもある、ひかりなのかもしれません。

 

想っていたのは、

輝きそのものを纏うようなフィーリング。

 

屋久島のひかりに憧れて作ってきました。

朝の木漏れ日のようなジュエリーたちです。

 

 

屋久島で感じた、ひかりのイメージ。

 

 木漏れ日の指輪 platinum, diamond

 

朝の木漏れ日、雨のしずく、そしてプラチナとダイヤモンドの眩いひかり。

 

リングの中央にセットしたダイヤモンドが、一滴のしずくのようにも見えました。

ダイヤモンドは3.0mmほどと、とても印象的にお使いいただけるサイズです。

 

自然の中にある情景を纏うようで、なんだか子供の頃を思い出しそうで、わくわく。

 

木漏れ日の指輪2 18k yellow gold, diamond

 

イエローゴールドとダイヤモンドの組み合わせで、

このようなリズムはいかがでしょう。

 

わたくしごとになりますが、

屋久島のアトリエで作業机に向かっていると、

自然そのものの一部としてクリエイトしているような不思議な気持ちになることがあります。

 

あるいは、こうして生まれる小さなリングたちもまた、

屋久島のひとかけらのようなものなのかもしれません。

 

木漏れ日に包まれるような、

心に響くひとときを愛するみなさまに。

 

カジュアルにも、フォーマルにもたくさんお使いいただけるように、

じっくりと昔ながらの手作業で仕上げました。

遊ぶように装いいただけると幸いです。

 

 

木漏れ日の指輪は

お好きな素材をお選びいただいて、

ダイヤモンドの個数をサイズに合わせて、

オーダーメイドでお届けしています。

 

金属はプラチナか、k18ゴールドはイエロー、シャンパン、ピンクの3種類。

ダイヤモンドの個数やカラーをご自由にアレンジしてみるのも幸せかもしれません。

 

自分だけのジュエリーが出来上がるのって、嬉しい!

 

もちろん、

ご予算に合わせたオーダーメイドのご提案もお任せください。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

海の向こうの皆さまに、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がるまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

想いを届ける大切な日。屋久島に咲く花をかたどって婚約指輪をお作りしました #屋久島でつくる結婚指輪

想いを届ける大切な日を

応援できるのが嬉しい。

 

屋久島に咲く花をかたどって婚約指輪をお作りしました。

タンカンの花の指輪

 

 

プロポーズに合わせて彼と一緒にここまで歩んできたので、指輪が出来上がって喜びもひとしおです。

愛情あふれる日々にありがとうございました!

 

デザイン作りでは海を越えてサイズゲージをお送りしたり、何度もメールを交換したり。

島の南部にはサキシマフヨウの花が咲き、空に広がる鱗雲が秋の訪れを告げました。

そのようなオーダーメイドの日々もまた、今となっては素敵な思い出です。

ミカンの花の婚約指輪 ありがとう、ここまでご一緒してきたオーダーメイドのいろいろを思いしながら #屋久島でつくる結婚指輪

 

婚約指輪は出来上がったのだけど、

お二人にとっては実はこれからが始まりなのですね。

 

このリングがお二人の暮らしに寄り添ってくれますように。

屋久島から想いを込めてお届けしました。

 

イエローゴールドと、プラチナ、ダイヤモンド。

普遍的な素材の組み合わせを選んだのは、

これから先ずっと長くお使いいただけるように、という願いがあったから。

エンゲージリングに抱くイメージはやっぱり永遠なのですね。

 

プラチナでかたどった5枚の花びらは約8mmほど。

リングも細身に仕上げてあるので、結婚指輪とのマッチングもお楽しみいただけると思います。

 

「大切な記念のジュエリーなので!」と、

彼と相談を重ねていつもよりも大きめのダイヤモンドをセットしたのもよかった!

 

ミカンの花、細身のリング、大きなダイヤ、光沢仕上げ。

実は初めて挑戦したデザインだったけど、眺めていると本当に素敵で!

 

大切な想いから生まれたジュエリーはいつも新しいのだなあ、と

胸の奥にグッと響くものがありました。

 

出会いも、ジュエリーも、

一つ一つが奇跡のように輝いていて

野に咲いた美しい花のようだなと思うのです。

 

サキシマフヨウの花いっぱいに囲まれたアトリエより。

楽しいジュエリー作りをありがとうございました!

またいつの日かお二人で屋久島にいらしてくださいね。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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プラチナリングを包む大きな波のリズム、大切な想いから始まる結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

彼女のリングは造形作業がひと段落した。その流れに乗って彼のリング作りへ。

今日が明日へと繋がるような、なめらかな結びつきを目指して。

 

 

彼女のリングには12個のピークを持つ波の模様を施したのだけれど。

happy jewelry! #屋久島でつくる結婚指輪

「もう少し緩やかなカーブが好みです」とデザイン作りの際に彼が言ってくれたから、

これから作る彼のリングには8個のピークで波模様を施していくことになる。

 

直感に従うように少しずつ道順を変えながら進んでゆくことができるのは、オーダーメイドならではの楽しさだと思う。

時には想像もしなかった場所にたどり着くことができるのだから凄い。

 

そう考えると、今手の中にあるプラチナリングが小さな奇跡のようにも感じられる。

お二人と、屋久島の季節と、私との出会いに感謝しながら。

 

作業机に用意したのはヤスリ大を2本とヤスリ小を1本、そしてルーペを2つ。

ヤスリはそれぞれ目の荒さが違っていて、ルーペは同じものだけれど、すぐどこにあるか分からなくなるのでいつも多めに用意しておくスタイルである。

 

カメラだったりレンズもそうなのだけれど、個人的には手と作品の間にある距離のようなものをできるだけ短くしていたいので、道具も自然とシンプルなものになってきたように感じている。

 

えいっ、と引き出しを開くとそこにヤスリが5本ほど並んでいるだけなら、あとは想像力を駆使するしかないのである。

あるいはそれは、イマジネーションのトレーニングのようなものなのかもしれない。

 

ジュエリーを形作るものはたしかに“道具”ではあるのだけれど、その向こう側に広がるカタチのない何かを大切にすることができたならば、作り手としてより長く走り続けることができるのではないかと思う。

 

ここ最近はアトリエから海まで続く小さな森を歩くのがお気に入り。

作業の合間にこうして太陽の温もりを求め歩くようになると、ああ冬が近づいてきたのだな、と思う。

木々の合間から降り注ぐ光がとても眩しかった!

 

彼のプラチナリングを包む大きな波のリズム。

まだ荒い仕上がりの表面に映る屋久島の緑。

指先に感じられた質量。

お二人の大切な想いが一つのリングになって、今確かにここにある。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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