海の上から眺めた屋久島は、大きな雲の帽子をすっぽりと被っているように見えました。
制作がひと段落をして、このタイミングで少し早めの夏休みをとって、一日だけ島を離れてひと休みを。
日中は海に入っていないと暑すぎる隣の島で、本当にずっと海に入って過ごしていました。久しぶりのかき氷も食べれたし!
帰りの船では、湿度に覆われた屋久島を眺めて、なぜか初めて島を訪れた時の懐かしい気持ちを思い出しました。
海の上から眺めた屋久島は、大きな雲の帽子をすっぽりと被っているように見えました。
制作がひと段落をして、このタイミングで少し早めの夏休みをとって、一日だけ島を離れてひと休みを。
日中は海に入っていないと暑すぎる隣の島で、本当にずっと海に入って過ごしていました。久しぶりのかき氷も食べれたし!
帰りの船では、湿度に覆われた屋久島を眺めて、なぜか初めて島を訪れた時の懐かしい気持ちを思い出しました。
結婚指輪の造形作業がひと段落したのは、夕暮れ時の、ようやく涼しくなる頃でした。
集中でキューッとなっていたので、散歩に出掛けてふわりとする。
赤く染まる雲の合間に月が姿を現したり、また消えたり。
気がつけば虫の合唱に包まれていました。
お二人の結婚指輪作りと屋久島の夏!
島を包む熱帯の中で、シャンパンゴールドのリングを眺めて。
2.0mm round-square in 18k champagne gold
シャンパンゴールドには、自然の中に出会う穏やかで優しい色合いを感じます。
太陽の光が柔らかになる黄昏時のように、落ち着いた輝きを持っています。
k18ゴールドの優雅さやエレガンスはそのままに、ナチュラルで親しみやすい印象を感じることができる。
シャンパンゴールドがわたしも大好きです。
シンプルを特別に。
思い描いたのは、日々を喜びに包んでくれるようなリングです。
お二人の大切な想いと、ご一緒することができたオーダーメイドの日々が、デザインを育んでくれたように思います。
島の色彩と調和するこのリングが、これからはご家族の時間に優しく寄り添ってくれるに違いない。
近い未来を思い描きながら、あたたかな気持ちに包まれています。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
制作編
大好きなジュエリー作りとパッションフルーツな日々。
子供の頃に過ごした夏休みのような気持ちかもしれない。
庭先ではハイビスカスがとても綺麗。
シャンパンゴールドのリングが、手の中で少しずつ形になっていくのに夢中になっている。
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制作編
夜の間に強くスコールが降り続いた。
朝の庭先はモワッとした、南国独特の湿度にお覆われていて、ところどころにツユクサが花を咲かせている。
久しぶりのブルーに嬉しくなって、これから削り出し作業を始めるリングを手に、しばらくの間その小さな花々を眺めていた。
ハイビスカスでできた生垣の合間を抜けて届き始めた陽光を受けて、シャンパンゴールドが小さくて強い煌めきを放っていた。
屋久島の夏とシャンパンゴールドの色彩に癒されながら、お二人の結婚指輪を作っています。
お二人から最初のお便りをいただいてから、ちょうど3ヶ月ほどになるだろうか。
デザインの相談を重ねたり、お二人と一緒に育んできたイメージが少しずつ形になっていく。
指輪が出来ていくまでの時間も楽しいオーダーメイドである。
考えてみると、作業時間が占める割合はとても小さい。
マラソンで例えると、競技場に入ったラストスパートのようなものであるのかもしれない。
そう思うと、今こうして作業机に向かい、施している一つ一つのタッチがいっそう大切に思えてくる。
作業の前には、花を眺めて心を静かにしておく。
夏の雫をひとつ。
こうやって時々雨も降っていただきたい。
さて、アトリエでは彼のリングの表面を鉄鋼ヤスリを使って丸く削り落とした。
指あたり柔らかな丸いラインだ。
側面には大きく平面を残し、ボリュームを保ちながら仕上げていく。
リング幅は2.0mmと細身のスタイルなので、できる限り強度を上げていかなくてはならない。
お二人のリングはサイズ違いでぴたりと同じデザインなので、
彼のリングの造形作業がある程度ひと段落したところで、次は彼女のリングに同じタッチを重ねていく。
そのバトンタッチのタイミングに、時々こうしてリングを重ね合わせて、造形の変遷を眺めるのが好きだ。
ここまでは思い切りよく削り出すことができたように思う。
手の中に、印象が鮮明なうちに彼女のリングづくりを進めていこう。
まるで幼馴染みみたいな親密さを感じる2本のリングだなと、微笑ましく思いながら、次のタッチの数々を、頭の中に思い描いていた。
紫陽花の季節の始まり。光沢仕上げのピンクゴールドとプラチナ。
屋久島からお届けする結婚指輪、お二人の素敵な物語と。
屋久島のアトリエから皆さまへ。
オーダーメイドの結婚指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、
ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、
お二人だけの指輪を大切にお作りさせていただいております。
海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、
もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。
彼女のお名前にちなんで、菜の花のネックレスをオーダーメイドした、クリスマスの思い出。
そして、「彼女と結婚をすることになりました。一緒にアトリエに伺いたいです」と心温まるメッセージを頂いたのは、まだまだ寒い真冬のことでした。
ご一緒したオーダーメイドの日々は、まるでお二人の物語からデザインが生まれ、その印象を大切に育んでいるようで、幸せでいっぱいだったように思います。
内側には菜の花の模様を、お揃いで彫刻いたしました。
お二人の素敵な物語は永遠に受け継がれてゆくのですね。
日々のお仕事もあって、いつも一緒にはいないけれど、確かに強く繋がっている、
そういうことを心で、体で感じることができる。
結婚指輪というのは、そのような存在なのかもしれません。
お二人と一緒に思い描いたのは、軽やかなリズム感でした。
彼のリングは1.8mm-2.5mm幅、彼女のリングは1.5mm-2.3mm幅
つるりと丸いラウンドシェイプのデザインです。
リング幅に太い部分と細い部分を与えて、
全体を柔らかにカーブさせるように仕上げました。
光沢仕上げの質感も相まって、眺めているだけでも気持ち良くなりますが、
本当に優しい手触りなのです。
これからずっと永く、お二人の暮らしにこのリングが寄り添ってくれますように。
そう想うと、また幸せな気持ちに包まれます。
結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、
お二人をサポートさせていただいております。
屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、
ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。
サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、
こちらよりご連絡を頂けますと
細やかな対応をさせていただけるかと思います。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、
そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。
長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。
実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。
ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
Kei Nakamura Jewelleryでは、お二人の暮らしに寄り添う結婚指輪をお届けするため、ご予算に合わせた制作も承っております。
お気に入りのデザインの価格や、素材と価格の関係について、詳しくご説明させていただきますので、メールにてお問い合わせいただけますと幸いです。
新しい暮らしを始めるお二人のお手伝いができることは、私にとっても喜びです。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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tel: 0997-47-3547
お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格
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