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雨の屋久島に癒されながら、お二人の結婚指輪を作り始めています #屋久島でつくる結婚指輪

久しぶりの雨が心地よかったので、アトリエから近くの森まで歩いた。

雨のような、ひかりのような。

たくさんの粒が木々の隙間を抜けて降り注ぎ、体をすっぽりと覆い尽くしてしまった。

 

 

そういえば、お二人がアトリエに来てくれた日も雨でした。

遠くからから会いに来てくれてありがとう!

アメリカから屋久島に新婚旅行で訪れたお二人と、雨の日の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

まるで水とひかりの中を泳いでいるような浮遊感。

島を訪れた日のことを、きっと今も覚えているに違いない。

お二人とは美しさに癒されるところで繋がっているような気がする。

 

初夏のアトリエでお会いして、島では白百合が満開で、お二人の思いが溢れていたあの日。

形を持たない時間のようなものを形にすることができればいいと思っている。

 

お二人が選んでくれたk20イエローゴールドを杉の木の下で手に取ってみる。

二つのリングを作るのだけれど、同じ一つの素材から生まれてくるようなイメージかもしれない。

k20ゴールドの色濃い黄金色は島の緑と重なり合い、そこに織り成される小さな響きのようなものを感じ取ることができた。

 

美しき余韻の中で、まずは最初の第一歩を。

 

それにしても、島に暮らすようになって本当にたくさんの方との繋がりを持てるようになったと思うのです。

屋久島が紡いでくれたお二人との結婚指輪作りです。

 

お二人は今ロサンゼルスに住んでいます。

海の向こうに長い手紙を書いて大切な思いを届けるように、作業机に向かい手を動かす日々になりそうです。

 

短い時間ではあったけれど、島でお二人と一緒に過ごした時間が紡がれて一つのイメージが生まれました。

そしてそのイメージが結婚指輪という一つの形になろうとしています。

 

ゆっくり島リズムの歩みになるかとは思いますが、

どうぞあたたかく見守っていてください。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

Osaka→Yakushima

何もないけど全てがある。

屋久島が近くになるにつれてそのような心持ちが強くなることに気がつきました。

 

空港に着いてアトリエに向かう道のりは空に浮かぶ三日月だけが見えていて、

それでも十分すぎるほどにドキドキしている自分がいて、

ああ、このフィーリングだと。普段は慣れてしまっていた島ならではの強い癒しのようなものを感じることができました。

 

短い旅ではあったけれど、リセットができた。

今は屋久島をよりクリアに感じることができているような気がしています。

 

そしてここで出会った感動をジュエリーに変えてお届けしたい。

アトリエでは早速、旅の中で思いついたデザインをいくつか描きました。

 

皆さまと繋がることができる!感謝の気持ちでいっぱいです!

 

 

Osaka→Kobe

そういえば昔から神戸では夜を過ごすことが多かったような。

大阪から19分の旅を経て三宮へ。

メリケンパークで秋の花火を眺めながら。

 

歌おう、打ち上がろう。

祝祭は私たちの深いところまで届く響きなのだと思う。

Kyoto→Fukui

訪れる度に感じることが新しい。

京都は奥深いところだと思う。

島を離れてまずは夜のタワーへ。

 

今回は移動の多い旅になるので、考える時間が多くできて嬉しい。

 

混沌の中にこそ癒しが必要で、そこから新しい何かが生まれるのでは無いだろうか。

デザインによる癒し。自然の癒し。そしてアートの癒しについて考えている。

 

屋久島に咲いた花のように。お二人が巡り合うシャンパンゴールドの結婚指輪。 #屋久島でつくる結婚指輪

お二人にお届けするシャンパンゴールドの結婚指輪を雨上がりの庭先で眺めました。

木肌のような温もりにほっこり。

屋久島の緑に、漂う空気にとても馴染んでいました。

 

 

優しくて温かなお二人は初夏のアトリエに来てくれました。

選んでくれたシャンパンゴールドは彼と彼女の印象に、ほんとぴったりだなと思います。

遠くから会いに来てくれてありがとう。

海まで一緒に散歩をしたりできたのも、今となっては素敵な思い出です。

結婚指輪の相談会が終わってお二人と海までの道を一緒に散歩しました #屋久島でつくる結婚指輪

 

夏の続き、秋の予感に梅雨まれて。

シャンパンゴールドの輝きを島時間の中で眺めるのが楽しみだった制作の日々。

素敵な贈り物、屋久島に咲いたシャンパンゴールドの花 #屋久島でつくる結婚指輪

 

たしかにこれまでシャンパンゴールドでたくさん作ってきたけれど、

その全ては今までにはなかった新しいジュエリーだったし、これまでで一番と思えるほど美しいものでした。

 

お二人と屋久島とそしてわたしが巡り合うこと。

そうして生まれた結婚指輪もまた、野に咲く一輪の花のようだなと思うのです。

 

2.0mm幅と1.8mm幅

すっきりと細身のスタイルです。

 

梢の上に重ね合わせてみると、シャンパンゴールドに緑が映り込んでいて!

屋久島と響き合っているように見えました。

 

それにしてもシャンパンゴールドは有機的な雰囲気が心地良い。

 

マット仕上げにしたのもよかったなあ

お二人にお似合いだろうなあ、と

思わず海の向こうを想うひとときでした。

 

リングの内側には一緒に訪れた屋久島をいつでも感じるようにとシダ模様を、そしてお二人の記念日を。

白いキャンバスに大切な想いを描くように彫刻しました。

 

さあ、いよいよ始まりの時ですね!

 

丸く柔らかではあるけれど、側面を平にしてすっきりと。

軽やかさの中にシャンパンゴールドの確かな重みを感じられる。

自然の中でもフォーマールなシーンでもお使いいただけるように。

昔ながらの手作業でじっくりと仕上げました。

 

これから長い時をかけてリングがどのように育っていくのだろう。

わたしもとても楽しみです。

 

小さな傷がついたり、お直しをしたり、

そのようにしてお二人の暮らしに寄り添いながら、

開いたばかりの花のような美しさを纏い続けるのかもしれません。

 

そして、お二人といえばやっぱりここでした。

一緒に眺めた屋久島の海から結婚指輪を送り出したかった!

 

ご結婚おめでとうございます。

楽しい指輪作りをありがとう!

屋久島でつくる結婚指輪

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